こんにちは、まるなか(@marunakafish)です。
さてさて、今回も天気がやや荒れ気味ということで、ヒラスズキ調査をやってみることに。
先日行こうと思っていたものの、荒れ過ぎでは入れなかったエリアの様子見ですね。
予報ではそこまで波が立たないはずだったんですが、現地に行ってみると思ったよりも荒れていて、ヒラスズキも釣れそうです。
果たしてどんな釣行になったのか?
潮流れずベイトの気配も薄い展開
思ったよりもラフなコンディションで、そこそこサラシが出ていました。
しかし、波がまとまらずにかなりガチャガチャしているので、これは釣りにくそうですな・・・。
先発は困った時のサスケ剛力130ですね。
エントリーポイントから近い場所が結構高実績なので、いきなり本命エリアになります。
釣れる時は1投目から普通に大型が出るスポットですが、結構荒れているので立ち位置を確保しにくいですね。
安全の観点から探れるスポットは少し限定されそうですが、それでも何とかなるレベル。
サラシを見てサスケ剛力をドリフト気味に入れていきますが、完全ノーバイトです。
ミノーが潮を掴む感触が全くなく、これは中々ヤバそうですね・・・。
この予想は悪い方に的中し、どんどんランガンして実績のあるスポットを中心に打っていきますが、ヒラスズキの景気が良いガツンと言うアタリは全くありません・・・。
1度だけチヌのような「モゾッ」というついばむ系の弱いバイトが出ましたが、それ以外は完全撃沈をかましました・・・。
500m以上磯を釣り歩いたんですが、敗北です。
潮がきいていないというのもありますが、このエリアもヒラスズキ自体がほとんど居ないように思えましたね。
波を避けて青物プラッギング
1時間半ほどヒラスズキをまじめに狙ったんですが、これといった収穫は全くなくてヤバい状態です。
このまま帰ることも考えましたが、このポイントは荒れた時だけ青物が釣れるスポットでもあります。
普段は中~大型青物の釣果が出ることは少ないんですが、荒れると10kgオーバーのヒラマサが急に釣れたり、条件次第で覚醒するんですよね。
潮の流れは悪いものの、風波のパワーで青物が釣れる可能性はありそうな気がします。
そんなことも予想し、PE5号タックルも持ってきていたので青物狙いにシフトしましょう。
かなり荒れていてランディングが困難ですし、釣りができる場所は限られています。
おまけにこれから上げ潮の時間なので、時間が経てば潮位が上がって釣りが困難になるのが見えています。
残された時間は1時間もないくらいでしょう。
集中して釣っていきます。
荒れている時は20cm前後のプラグを使うことが多いですが、悪条件への対応力も見ておきたかったので、サーペンス160Fを使います。
重心移動で飛行姿勢も安定しているし、比較的深くダイブするダイペンなので、今回のような状況でも割と使いやすいはずです。
青物狙いを開始すると、案の定荒れていても十分使える安定性があり、問題ないですね。
サーペンスをリーリングメインの誘いで使います。
相変わらず潮は全然動いていませんが、波でバチャバチャしているので、魚さえ来てくれればワンチャンあるはず・・・。
時々来るセットの波が非常に厄介ですが、波を避けられる場所で釣りを続けます。
すると、10分くらい経過した時に沖の方で「モワン」とルアーの下に波紋が。
波でよくわかりませんが、あれは絶対に魚のはず。
食いきらなかったですが、青物は居るようです。
この反応から更に5分くらい経過した時、かけあがりの斜面の向こう側でバイト!
しかしフッキングせず、そのまま次の誘いにつなげると追い食い。
今度はしっかりとルアーが吸い込まれ、巻き合わせが決まりました。
大型ヒラマサの可能性もあるので、フルパワーでやり取り。
しかし、抵抗感はそれほどなく、スルスルーっと簡単に寄ってきました。
4kg・70cmチョイ位のワラサが釣れました。
このポイントはどちらかというとヒラマサの方が確率が高かったので、ちょっと意外でしたね。
今回はボウズも覚悟していたので、1匹釣れて良かったです。
その後も20分くらい釣りを続けたものの反応はこれ以降全くなく、潮位上昇で釣り座が無くなってしまったので、これにて撤収することにしました。
去年はそろそろ良型ヒラスズキが釣れてきたはずですが、今年は全然ダメですね。
まだカツオ類がガンガン釣れているくらいですし、海水温の影響かなぁ。
ヒラスズキは、条件さえ揃っていて間違ったことさえしなければバイトくらいは比較的イージーに出せる魚なので、魚影自体が薄いのが釣れない原因だと思いますが・・・。
もう少し寒くなってきたらヒラスズキはよくなってくるのか、先行きが不安ですね・・・