2月6日更新分 ベタ凪の冬の地磯でヒラマサ・ブリ狙いのショアジギング

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こんにちは、まるなか(@marunakafish)です。

さてさて、今回はヒラマサをメインに狙って地磯へショアジギングへ行ってきました。

予報では行きたかったポイントに風速7~8mほどの良い感じの向かい寄りの風が吹くということで、ヒラマサの活性が上がりそうな予感・・・。
プラッギングでも良かったんですが、最近はジグの釣りが面白いので、プラグは持っていかずに封印し、ジグオンリーで行ってきました!

果たしてどんな展開になったのか?

予報は大外れ

行きたかったポイントに向かい風が吹くということで、テンションが高くなりますが、ワクワクを抑えてポイントへ入りました。

しかし、釣り場の様子を見てショック。

どう見ても風速は7m~8mなんてなく、2m前後のそよ風・・・。
ベタ凪でどんよりしている状況で、完全に天気予報には裏切られました。

この感じだとかなり苦戦しそうですが、せっかく来てしまったので準備をして釣りを開始。

先発はロングジグの定番、撃投ジグストライクの85gで入ります。

まずはストライクのワイドなスライドアクションで誘ってみて、ダメそうなら撃投ジグレベルに替えたり、ジガロスーパースライドにローテーションですね。

まずは潮の状況を見ていきますが、一見すると潮はあまり動いていない様子でしたが、中層~ボトム付近はやや払い出す方向に潮が利いていますね。
このポイントのベストな状況よりも流れは緩いですが、多少の可能性はありそうな感じ。

若干ジグが流されるので、沈下速度が程よく早い撃投ストライクでちょうど良さそうですね。

やや大きめのゆったりとしたワンピッチジャークを主体に、時々ロングジャークや高速巻きをコンビネーションさせて釣っていきますが、まぁ簡単には釣れませんよね。

しかし、しばらくするとベイトの気配が濃厚になり、手前でヒラマサかブリがボイル!
冬になってボイルを見ることはほとんど無かったので、久しぶりの光景でした。

ベイトは7cm前後のキビナゴかカタクチイワシのようで、サイズは小さめでした。

とりあえずボイルがあった付近にジグを投げ入れますが、釣れないのは想定内。
波気立っていれば食わせられそうですが、このベタ凪でベイトを強く意識している大型青物をバイトに持ち込むのは非常に難易度が高いでしょうね。

また、ボイルしている個体は単独だったので、魚影自体はそれほどないんでしょう。

ボイルは無視して釣りを続けると、時々ベイトが水面に上がってきて、ピョコピョコ跳ねている姿を確認。
海鳥も結構飛んでいて、生命感自体はあります。

この様子なら、天気予報が当たってくれていたら、青物が連発しても全くおかしくない状況だったのに・・・。

風が吹かないことを嘆きつつ、撃投ジグストライクをキャストし続けていると、ゆったりとしたワンピッチジャークの後のフォールで「ズン」とバイト!

合わせを入れると無事ヒットし、下に突っ込む鋭い引き。
重量感はありませんが、この感触は悪くないです。

かなり斜面が険しいポイントなので、ショートポンピングで一気に寄せてくると、釣れたのはヒラマサ!
サイズは小さいですが、この状況なら釣れれば何でも嬉しいです。

磯際まで寄せることはできたんですが、掛かり方を確認すると非常に嫌な感じが・・・。

口先に皮一枚でフッキングしていて、フックがぶらぶらしています。

これはタイミングをしっかり計らないと、抜き上げて失敗する予感。

何となく悪い予感を感じつつ、魚が大人しくなるのを待ち、一気に抜き上げようとしたんですが、その瞬間に「フッ・・・」とテンションが抜けてフックアウト。

痛恨のバラシですね・・・。

貴重なバイトだったのにミスしてしまい、結構落ち込みます。

忘れた頃に当たりが出るパターン

とりあえず魚の反応は出たし、ヒラマサは多少居るみたいです。

しかし、連続で当たらないのはここ最近の定番で、ハイシーズンのようには行きません。

その後はしばらく無の時間が続きますが、払い出す潮に撃投ジグストライクをうまく当てながら、スローテンポのジャークで深いレンジをジックリ探り続けます。

かなり根気のいる釣り方ですが、今日は動きの変化を与えても捕食スイッチが入る感じは無いので、スロージャークをメインに釣っていきます。

最初のバラシから1時間ほどが過ぎたでしょうか。

休憩なしでジグをしゃくり続けていると、再びフォール中にバイトが!

すかさずフッキングを入れると、今度もしっかりと乗りました。
それほど重量感はありませんが、引き自体はそれなりにあります。

バラさないか少し不安になりつつ、確実に寄せて掛かりを見ると、今度は大丈夫そう。

ヒョイっと抜き上げてキャッチです。

ヒラマサ

3kgあるなしの可愛いサイズですが、嬉しいヒラマサでしたね!
アタリ自体中々でない中、最初の1匹をばらしたのでこれで安心です。

すぐにリリースして釣りを再開します。

悪夢は連続する

このヒラマサを釣った後は、再び反応が無い時間が30分くらい続きました。
しかし、相変わらず潮は流れ続けているので、チャンスはまた来るはずです。

時々高速巻きなど、動きに変化を出して釣っていきますが、今日はまるっきりダメで、丁寧に探るのがパターンみたい。

ロッドを下に向けたややロングジャーク寄りのワイドなロッド操作でジグをしっかり滑走させ、水平姿勢を意識したフォールを確実に入れて釣りを続けます。

このパターンをひたすら続けていると、期待通りにしばらくしてバイト!

フォール中に何となく違和感を感じるような微妙な食い方でしたが、フッキングを入れると結構強い引き。
斜面でラインが擦れそうになるので、一気に寄せようと頑張りますが、水圧と流れで中々強い。

何とか根をかわして浮上させると、見えてきたのは6kgくらいのまずまずなサイズアップしたヒラマサです。

これは絶対にキャッチしたいなぁと思ったんですが、口元を見るとまた嫌な予感・・・。
口先にちょこんと針が掛かっているだけです。

勘弁してくれよと思いつつ、抜き上げるしかないので、タイミングを見てブチ抜き!

しかし、悪夢は再来し、痛恨過ぎる口切れによるバラシ。

やはり、魚の活性は低くてフックをしっかり吸い込まず、掛かりが浅くなっているんでしょうね。
真冬のベタ凪でヒラマサ2バラシは精神的に結構ダメージが来ます。

発狂寸前・・・

そこそこなヒラマサをバラしてしまって落ち込みますが、まだずっと潮は動いている・・・。

沖の方に鳥は相変わらずいて、まだワンチャンスくらいはあるか?

バラシから1時間ほどジグをノンストップで投げ続けていると、かなり沖合の方、スロージャークからのフォールで「モゾッ」という微妙な感触。

すかさずフッキングを入れるとズシッと重さが乗り、やはり魚!
あまり引きはありませんが、重量感自体はそこそこあります。

これはブリ系青物かな?
水圧と流れでよくわかりませんが、これは貴重な魚です。

しっかりテンションを掛けてリールをグリグリ巻いて寄せてくると、前触れもなく「フッ・・・」とテンションが抜けました。

まさかの本日3回目のフックアウト、さすがにショックがデカい。

誰もいない磯で発狂しそうになりましたが、何とか耐えました(笑)

何とか1本キャッチできたので良かったですが、あのヒラマサもバラしていたら、メンタル崩壊確実でしたね。

この感じだと、予報通りに向かい風が吹いてくれていたら、面白い釣りができていたでしょうね。

使用タックル

中・大型青物にはやはりロングジグは強いです。
撃投ジグストライクは、ロングジグの中でも使用頻度が最も高く、鋭いスライドとスピード感のある水平フォールで青物の捕食スイッチを入れてくれますね!

  • ロッド:ジャンプライズ ツーリミットブルーバトル 102/3
  • リール:シマノ 21ツインパワーSW 6000XG
  • ライン:シマノ オシア8 3号・よつあみ エックスブレイド オッズポート8号・よつあみ エックスブレイド D-SPECアブソーバー 80LB
  • ルアー:オーナー 撃投ジグストライク85g

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