PEライン 4本編みと8本編みの違いと特徴の基礎基本!

さてさて、今回はPEラインのお話。

ルアーフィッシングをはじめとして最近使われる機会がどんどん増えてきているPEライン。

最近はフカセ釣りやクロダイのダンゴ釣りなどにも活躍の場を広げてきていますよね。

釣りの基本はナイロン素材のラインですが、これからPEラインを使ってみようという方はお店でどれを選んだらいいのか迷うこともあると思います。

PEラインは、基本的には細い原糸を編み込むことで作られています。

その原糸が4本集まってできているものが4本撚り(4本編み)、より細い8本の原糸から出来ているものが8本撚り(8本編み)と言われる感じ。

最もメジャーなのが4本撚りと8本撚りの2種類で、お店に並んでいるPEラインの8割方はこの2種類でしょうかね。

他にも3本撚りのPEラインやちょっと特殊な編み込まれていないPEライン(デュエル アーマードシリーズ等)も存在しています。

今回はPEラインの編み込みの本数による特徴や使った際の感触の違いなどを少し詳しく見ていきたいと思います。

特徴をしっかり理解できれば、使う釣りの種類やその釣りにおいて重要視されるものから自分に一番適しているPEラインの種類を見つけ出すことができるはずです♪

前置きはこれくらいにして、早速PEラインの編み込みの本数による違いを見ていきましょう!



PEライン 4本編みと8本編みの特徴と違いを詳細解説!

まず、4本撚りのPEラインと8本撚りのPEラインの見た目や触った感じでの違いですが、

4本撚りのPEラインの方が表面がザラッとしているものが多いです。

これは4本撚りのPEラインを接写して撮影したもの。

すごくわかりにくくて申し訳ないんですが、良く見ると表面が波を打ったように見える。

実際に手で触ってみるとザラザラッとしているのが比較的容易にわかるレベル。

一方で8本撚りのPEラインはこんな感じ。

全体がツルッとしていて目立つ凸凹が4本撚りのPEラインよりも表面が滑らかでシルキーな感触です。

理由はシンプルで、同じ号数のPEラインを比較した場合

4本編みのPEラインよりも8本編みのPEラインの方が原糸1本あたりが細く、より密になって編み込まれているからですね。

これは見かけや触った時の感触にとどまらず、それぞれ少し違った特徴になっていきます。

①キャスト時の感触、飛距離の違い

おそらく、最も多くの方が気にするのがルアーや仕掛けをキャスト(投入)する時の違いではないでしょうか?

4本編みのPEラインと8本編みのPEラインではこの時の音やガイドに擦れる感触等が大きく変わってくるんですね。

具体的に言うと、まず4本編みのPEラインはキャスト時のガイドに接触する摩擦が8本編みのものに比べて大きい。

つまり4本編みのPEラインを使った場合、キャストして放出されるラインとガイドの擦れる音が比較的大きくなるものが多いですね。

4本編みの少し編み込みピッチの荒いラインを使う場合、キャストした際に独特な擦れるような音を出すものもあります。

8本撚りの表面の滑らかなPEラインの場合は音が小さいものが多く、気になることは少ないアイテムが多いです。

この音や摩擦の違いは結構大きくて、8本編みのPEラインを一度でも使ったことのある人は4本編みのPEラインを使った場合は非常に気になるレベルであることが多いですね。

そして仕掛けを投げてから巻き取る際にもこの音は発生しますから、音が気になるという方は8本撚りしか使わないという方は多いですね。

また、音が大きく発生するということはそれだけ摩擦が生じているということですから

4本撚りのPEラインは8本撚りのPEラインに比べると飛距離が若干低下する場合があります。

ある程度重さのある仕掛けを使って釣りをする場合は、4本編みのPEラインを使っているからと言ってキャスト時に多少の摩擦があってもそこまで飛距離に影響することはないように感じますが、

問題は軽い仕掛けやルアー等を使う時。

例えばメバルやアジ等を狙う際、重くても数グラム程度までのルアーを使って釣りをすることが多いです。

このような時は、摩擦の大きいラインを使って釣りをすると、飛距離が多少落ちているのがわかる時がありますね。

 

まとめてみると、4本撚りのPEラインの方がキャストの時の摩擦が大きい為

ガイドに擦れる音が大きく出やすくて、飛距離は若干落ちる傾向がある。

という感じかな。

もちろんお使いになるラインのメーカーやアイテムによってその違いは多少変わってきますが、大筋はこんな感じですね。

②価格の違い

これも4本撚りのPEラインを購入するのか、それとも8本撚りのPEラインを購入するのか検討する際に悩みがちなポイントですね。

基本的には原糸の太い4本撚りのPEラインの方が安価なアイテムが多く、より細い原糸を密に編み込んで作られる8本撚りのPEラインの方が少し高価なアイテムが多いですね。

また、同じ銘柄のラインであっても細い号数のものほど値段が高くなるのがPEラインの特徴ですね。

特に0.3号などの細い号数のPEラインの場合、8本撚りのPEラインともなると100mで1万円程もしてしまいますからね(-_-;)

このあたりは技術の進歩によって徐々にPEラインの価格自体は下がってきてはいますが、8本撚りの細いPEラインはかなりいいお値段になる。

③強度の違い

4本編みと8本編みのPEラインの強度に関してですが、これは使っているPE素材のグレードなどによっても違ってくるので一概に比較することは難しいです。

直線強度

まず、糸を単に引っ張った状態での強度の違いです。

これは非常に比較するのが難しい部分でもありますが、

どちらかというと8本編みのPEラインの方が直線強度に優れているものが多く、表示上の強度は強いものが多いかな。

しかし、これには注意が必要ですね。

PEラインの号数表示は結構あいまいなものが実際には多いんです・・・(-_-;)

例えば1号の表示で20ポンドの直線強度があるPEラインが100m1000円で売られていて、もう1つのPEラインは1号で15ポンドの直線強度のラインが1500円であった場合。

この時、一見すると1号20ポンドのアイテムをついつい選んでしまいがちですが、安価で強度のある表示のPEラインは実際にラインを巻いてみると

あれ、これ太くね?

というアイテムが結構多かったりします。

特に海外メーカーの輸入系のPEラインは表示の号数よりも太いものが多い感じがするので注意が必要です。

根ズレに対する強度

続いて、何か障害物にラインが擦れた際にどちらのPEラインが強いのかといった話。

良く言われる話では、

原糸1本あたりの太さが太くなる4本撚りのPEラインの方が、8本撚りのPEラインよりも根ズレに強くて耐久性がある!

なんてことを聞きます。

個人的にもそれは間違っていないように感じますが、私の場合はこれを考慮して4本撚りか8本撚りかを選ぶことは少ないですね。

そもそもPEラインって、ナイロンやフロロカーボン製のラインに比べると傷が入った時に強度低下が起こりやすく、傷が入った時点でアウトだと考えているからです。

また、PEラインは編み込みの本数だけではなくてコーティングの方法や厚み、編み込みの仕方によっても根ズレに対する強度って変わってくると思います。

ですので私がPEラインを4本編みか8本編みかを選ぶ際、根ズレに対する強度で選ぶものを変えるということは殆どないですね。

PEラインは4本編みの方が根ズレに強いとは言われていますが、基本的に何かにスレて傷になったら切れるもの!

こう考える方が自分の周りにも多いですし、弱さはショックリーダーの長さや素材などで補うように考えていますよ(*^^*)




③伸びやすさの違い

これも結構難しい問題でして、基本的には4本撚りのPEラインと8本撚りのものとで伸びやすさが違ってくるということはあまりないかなぁ。

重要なのは使っているPE素材自体の伸度と編み込みの製法などによる部分で、これがPEラインの伸びやすさの違いに大きく影響してきます。

しかし、特に低伸度をウリにしていないPEラインを比較した場合は

8本撚りのシルキーで柔らかいPEラインの方が、伸びやすいアイテムが多いかなぁと感じる傾向がありますね。

ちなみにこのPEラインの伸びですが、実際に伸びやすいPEラインと伸びにくい低伸度PEラインを使い比べてみると

結構なフィーリングの差が生まれるので購入時は少し気にしてみるといいかな!

例えば、普段自分がショアからのキャスティングゲームで使用することの多い、よつあみの8本編みのライン。

とてもシルキーで耐久性もあるPEラインなんですが、このPEラインは若干伸びがあるタイプなんですね。

このPEラインをメインに使いつつ、例えば伸びの少ないスーパーファイヤーラインなどにラインを変えて釣りをしてみた場合はどうなるのか?

ラインの伸びが少なくなるので、よりルアーや仕掛けを動かす感触がダイレクトに伝わるようになり、ロッドが硬くなったような感触になります。

フッキング時はパワーのロスがなくなるので魚の口にフックをしっかりと貫通させやすくもなりますね!

こう考えると、伸びが少ないPEラインの方が良い事尽くめ!

と考えがちですが、実際に伸びの少ないラインを使って魚をヒットさせてみるとどうなるか?

例えば至近距離で大きな魚がヒットした場合はラインの伸びが少なくなる分、

ラインブレイクの可能性が高まったり魚の口が切れたりしてバラシに繋がることがありますね。

ですのであくまでもラインは使い分けが重要で、どれが一番良いと決めつけるということはできないと思います。

人によってロッドの使い方やリールの巻き方、魚とのやり取りの方法や癖などは違ってきますからね!

 

参考までに、私の場合は岸からの釣りの場合は基本的に若干伸びのあるPEラインを使うことが多いですね。

ヒラメ釣りやエギング、ブラックバスや餌釣りなどをする場合も

岸からの場合はしなやかで若干伸びのあるよつあみ製の8本編みのPEラインを多用します。

一方で水深が150mを超えてくるような少し深い場所からのジギングや餌釣りなどの場合は、伸びの少ないPEラインを使用します。

深い場所で釣りをする場合、放出されるラインの量も増えるわけです。

そうなってくると、PEラインの伸びやすさの違いというものもルアーや仕掛けの操作感などに影響してきますからね!

番外編:3本編みのPEラインと編み込まないPEライン

ここまで4本編みのPEラインと8本編みのPEラインの基礎的な特徴の違いを解説させていただきました。

ここ最近ではライトソルトゲーム用のPEラインとして3本編みのアイテムが発売されていたり、編み込まれていないPEラインが開発されてきています。

せっかくの機会ですし、これらのアイテムの特徴なども見ていきましょう(*^^*)

3本編みのPEラインの特徴

3本編みのPEラインは若干マイナーではありますが、メバリングやアジング用のPEラインなどを中心としていくつか発売されています。

一番メジャーなのがこのあたりかな?それでは、特徴を少し解説していきます。

①価格が安い

3本編みのPEラインの特徴としては、何と言っても価格の安さでしょうね!

号数にもよりますが、150mで1000円台で購入できるものもあって比較的高価なラインが多いPEラインの中ではとてもリーズナブル。

②ピッチの荒さ・糸つぶれが発生しやすい

価格に関しては優れたメリットをもつ3本撚りのPEラインですが、デメリットは存在しています。

結局編み込みに使われている原糸の本数が3本になるわけですから、どうしても表面のザラツキは発生しますね。

ですのでそれに伴うキャスト時やリールを巻いた時の糸鳴りは発生しやすい。

また、4本撚りや8本撚りのPEラインと比較した場合にラインが偏平しやすく

簡単に言うと、きしめんのようなつぶれた形状のものが多いです。

つぶれた形状のPEラインを使った場合、糸ヨレが発生しやすくなりますし

その糸のヨレが糸のつぶれた形状と相まって非常に目立つんですね。

以前私もメバリングやアジング用のPEラインとして3本編みのアイテムを購入したことがあるんですが、この糸ヨレと糸つぶれが少し気になってしまったので1度購入してからは使用していませんね(-_-;)

編み込まれていない(デュエル アーマドFシリーズ)の特徴

続いて、最近私がメバリングやアジングなどのライトソルトゲームで愛用している

編み込まれていない新素材系PEラインを最後に紹介。

素材や製法によってグレードがいくつか存在しているんですが、個人的には強度もあって長持ちするプロシリーズがおすすめですね♪

編み込んで作られていない為、PE素材のラインでありながらナイロンやフロロカーボンのような単線の滑らかさを持ったこの特徴的なライン!

少し特徴を紹介していきますが、詳しくは別に記事がありますのでよろしければ参考にしてみてくださいね。

デュエル アーマードF+Pro を徹底インプレッション!

2017.09.04

①低伸度で伸びない、高感度

このアーマードFシリーズですが、

通常のPEラインと比較して伸びが非常に少ないですね。

魚のアタリもダイレクトに来ますし、ルアーや仕掛けを操作するのも非常に繊細にできます。

ただし伸びが少ないということは、ショックの吸収性が低くなるということ。

ショックリーダーに伸びやすい素材のものを使用したり、長めのリーダー使ってバランスを取ると快適に釣りができる。

②高比重で風などに流されにくい

アーマードFシリーズは通常のPEラインと比較して比重が高い特徴があります。

PEラインの種類によっては高比重なアイテムもラインナップされてはいますが、

通常のPEラインは比重が軽くて風が吹いたり潮の流れが早かったりするとその影響を受けてしまって釣りが難しくなります。

その点、高比重なPEラインを使用するとその影響を受けにくくなり、悪条件下でも釣りを快適に行いやすいです。

これは体感できるくらいの違いがあるので、私がこのラインを選ぶ際にも重視するポイントですね!

③ケバ立ちは発生しやすい

アーマードFシリーズは編み込んで作られていない為、表面を樹脂でコーティングしたPEラインになります。

ですのでそのコーティングが剥がれてきたりしたときに

細かなケバ立ちが通常のPEラインと比べると発生しやすい傾向があります。

ショックリーダーを組む際などにも少し注意が必要で、編み込みをして締め込む際などに注意しないとコーティングの剥がれが発生することがある。

実際にその状態で使ってみた所、表面の多少のケバ立ちでは目立った強度低下は起きずに問題なく使えはしましたが、精神的にはよくないかなぁと思いますね。

メーカーのHPによると、耐摩耗性は優れているということなのでケバが発生しても簡単に切れることはなく、むしろ普通の編み込まれて作られているPEラインよりも優れた根ズレに対する強さはあるらしいです。

このラインは実際に使ってみると結構強度があり、伸びの少なさからくるショック吸収性の低さをうまくカバーできればかなりの武器になるアイテムだと思います。

ライトソルトゲーム用の0.2号や0.3号といった細番手であっても80cm位のシーバスなどであれば十分キャッチ可能です。

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回は4本編みと8本編みのPEラインの特徴について、基礎的な部分を少し詳しく解説をさせていただきました。

4本編みと8本編みのPEラインは手で触った感触も大きく違いますし、価格などの面も変わってきます。

私個人としては8本編みのPEラインを使用するのが大半で、

水深の深い場所で釣りをする際には伸びの少ないスーパーファイヤーラインなどを使用してライトソルトゲームなどではデュエルのアーマードFシリーズを使うといった感じですね!

今回紹介した特徴などを参考にしながら、皆さんの求める性能を持ったPEラインを選んでいただければ幸いです。

それでは、良い釣りを!

 

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