【PEライン最強ノットの一角!】SCノットの結び方とコツを解説!

さてさて、今回は私も今まで知らなかった摩擦系の強力なノットを紹介!

その名もSCノットと言い、FGノットの編み込みがうまくできないという方にもかなりおすすめできるものになるぞ。

良く行く釣具屋さんでこのSCノットの存在を知り、結束強度や締め込み方について調査してほしいという依頼があったのがきっかけだ。

FGノットが既にできるという方にも、現場でラインブレイクしてしまった時などにもSCノットは簡単でかなり役立つはず!

この機会に簡単で強い、SCノットの結び方とコツを紹介していこう。



結束強度90%以上を誇る強力なSCノット

SCノットは編み込みをせず、PEラインをリーダーに巻き付けていく事で強度を発揮するノットだ。

結束強度測定の結果としては

締め込み方さえ理解できれば90%~100%の結束強度が引き出せ、FGノットやPRノットと殆ど変わらない強さが引き出せた!

全くこのノットを知らない私だったけど、結び方だけ教わって家に帰って練習したところ

15分くらい練習したらスムーズに組めるようになった。

締め込み方にはちょっとコツがあるんだけど、色々実験してみて良い感じの手順も分かってきた。結びの方法と合わせて紹介していくので、興味がある方は練習してみてね。

SCノットの結び方の手順!

早速SCノットの組み方を紹介するぞ。

まずは簡単に流れをまとめておくが、非常に簡単なので結び方自体はすぐにマスターできるはずだ。

SCノットの結び方
  1. PEラインを2つ折りにする
  2. リーダーに折り曲げたPEラインを25~30回前後巻きつける
  3. PEラインの折り曲げて出来た輪をリーダーのヒゲ(端)に通し、リーダーをまっすぐにする
  4. PEラインを締め込む

手順としてはこれだけでSCノットは完成してしまう。

後は好みになるが、FGノットと同じようにハーフヒッチやリーダーの余分をカット、エンドノットといった作業になるぞ。

私の場合、使い慣れているFGノットを組む時の同じ手順で良いかなぁといった感じで、以下の通りの手順になる。

  1. ハーフヒッチ3回前後
  2. リーダーのヒゲをカット(炙ってコブにしても可)
  3. ハーフヒッチ3~6回(リーダーの炙りコブがPEライン本線に触れない程度でOK)
  4. エンドノット

ここからは各手順についてもう少し詳しく見ていくことにしよう。

PEラインを2つ折りにし、リーダーに巻き付けていく

まずはPEラインを15~20cm位(使用するラインの太さによる)の長さで折り曲げよう。

そして、リーダーのヒゲ側から本線側に向かって2つ折りにしたPEラインを巻きつけていく。

SCノット巻き付け

こんな風に、両手の指をうまく使ってラインを巻きつけていこう。この時ギチギチにテンションを掛ける必要はないが、ユルユルだと締め込んだ際にPEラインがほつれて絡んでしまう。

両手の指の使い方を自分なりに覚えるのがコツで、指の使い方さえ理解できればどんどん巻き付けが進んでいく。

巻きつけ回数としては、大体25~30回位を目安に巻きつけていこう。

巻き付けが終了した際、2つ折りになったPEラインの先端部分が1.5~2cm前後余っているのが望ましい。

2つ折りのPEラインの輪にリーダーのヒゲを通す

こんな風に、2つ折りにして巻きつけてきたPEラインの先端部分にショックリーダーのヒゲ(端を)通そう。

言葉で説明しにくいのでもう1枚。こんな感じにラインを通せばOK!

ここでPEラインが長すぎると、締め込みの時に丁寧にやらないとPEラインがグチャッと絡まりやすいので注意だ。

逆にPEラインのあまりが少なすぎると、輪の中にヒゲを通すのが難しくなる。この辺りは練習が必要で、コツを掴めるまで何度か繰り返してみよう!

そして、リーダーをまっすぐにすれば締め込み作業へ進める。ちょっと練習すると、こんな風に均一な巻き付けが出来るようになる。



締め込み

この締め込みもちょっとコツが必要で、初めのうちはPEラインがほつれたり少しイビツになりやすい。

ちょっと集中的に締め込みのスムーズな手順を研究してみた所、私なりに比較的綺麗に出来る方法を発見できたので紹介しておこう。

まず、リーダーのヒゲを口(歯)で咥え、

  • 片方の手にPEラインのヒゲと本線(リールに繋がっているやつ)
  • もう片方の手にショックリーダー本線(ルアーを結ぶ方向)を持つ

この状態からスタートし、まずはジワっとPEラインのヒゲと本線を引っ張りつつ

横方向→下向きに力を加える向きを徐々に変えていく。

SCノットの締め込み

イメージとしてはこんな感じで、程よく3方向ラインにテンションを掛けつつ(ギュッと締め込むのは強度低下の恐れがあるのでNG)、力を掛ける方向を変えていって巻きつけた部分を密にするのだ。

この画像では写真を撮影するためにテンションが抜け、ラインがほつれてしまっている。実際はそうならないように程よいテンションを掛けるのがポイント!

テンションが弱すぎると、巻きつけたラインがほつれたり変に重なり合ってしまうぞ。

巻き付け部分がほつれず、密な状態になったら締め込みの準備が完了だ。

そして、上手く巻き付け部分が密になったらPEライン本線とショックリーダー本線を持ってジワジワ~っと締め込んでいく。

締め込む時はPEラインのヒゲ側を強く引っ張る必要はなく、下手に引っ張ると力が集中してノットが切れやすくなることがあるので気を付けよう。

上手くいくと、こんな風にムラの無い締め込みが完了する。

巻きつけた部分の色があめ色のように少し透明感が出てツヤツヤしていたらOKだ。触ると硬くなっているぞ。

締め込みにくい時は巻き付け回数を少し減らしたり、先程紹介した巻き付け部を密にする方法をもう1度行うと効果的だ。

巻き付け部分が長く伸びていると、摩擦が大きくなるのでスムーズな締め込みが出来ない(FGノットも同じ)

締め込み後の処理

ここから先は個人個人の好みなどによるところになる。

SCノットの構造上、完璧な締め込みさえできていれば締め込み+エンドノットをするだけでも強度は発揮されるはず(実際に締め込み後エンドノットしただけでも90~100%の強度を測定済)。

あくまで私の場合はFGノットの同じく

  1. PEラインのヒゲでハーフヒッチを3回(PE本線とリーダーのヒゲに被せて)
  2. リーダーのヒゲをカット(人によっては炙る)
  3. ハーフヒッチ6回
  4. エンドノット(4回巻き付けるハーフヒッチ)

の手順がなんかしっくりくる。

完成するとこんな感じで、FGノットよりは若干ノットの全長が長くなる傾向はあるが殆ど気にならないレベル。

パッと見ではFGノットとほとんど変わることなく、編み込みを必要としないノットとしてはかなり使い勝手が良いと感じるね!!

強度の面は全く問題なく、締め込み時のハーフヒッチが無いのでFGノットと同等~+αの強度が出るくらいに強い!

SCノットの強度は?

非常に強いと噂のSCノット。

実際に0.6号のエギング用PEラインを使って強度を測定してみた。

すると、平均結束強度は約94%程という非常に高い水準だった。

SCノットの結束強度

最高値では、0.6号のPEで5kgクラスの強度を計測!

SCノットはかなり強い。

SCノットのすっぽ抜けを防ぐ巻き付け回数について

SCノットの巻き付け回数は基本的に30回ほどがバランスが良い感じ。

ラインが太く、摩擦が大きすぎて締め込みがやり難い場合は25回ほどに巻き付けを減らしてみると良い。

大体1.5号以上のPEラインになると、巻きつけ回数は減らした方がスムーズに締め込めると思う。

逆に、0.8号以下のような細いPEラインの場合は巻き付けを増やした方が安定して強度が出せる感じ。

ただし、巻きつけは多くても35回くらいまでにしておいた方が良いかな。

SCノットは細糸には不向きな場合がある

極細PEラインを使ったアジング・メバリング

0.2号や0.3号といった極細のPEライン+細いショックリーダーを使ってアジングやメバリング、トラウトなどを楽しむ場合。

こういう時にSCノットは不向きな場合があるので要注意!

8本撚りの極細PEラインを使ってSCノットを組んでみた所、巻き付け回数を40回程まで増やしてもすっぽ抜けてしまう結果になった。

もちろんPEラインの編み数やショックリーダーの号数にもよるが、細糸の場合はFGノットやPRノットの方が確実だ。

SCノットの結び方まとめ!

編み込み不要で強度的にも強いとされるSCノット。

FGノットが苦手という方は覚えておくと役立つと思うが、

私の場合は編み込みに慣れているので、風が強いなどの悪条件でなければFGノットの方が早いかな。

FGノットの編み込みはめんどくさいと言われるけど、慣れちゃえば15秒位で普通に出来るようになるし。

FGノット

なので、このあたりは使い易い方を選んでもらえればいいかなと思う。

細糸を使う時は滑りやすく、組み合わせによっては非常にすっぽ抜けやすいから気を付けてね!

それでは、今回はこの辺で。また明日会いましょう!

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