さてさて、先日もサーフへヒラメ釣りに釣行。
天気が悪く、雨が降っていましたが風は弱い感じだったので出撃!
当然釣り場には誰もおらず、完全貸し切りの状態で釣りができました♪
風は弱いものの、若干低気圧のウネリが入っている状況でしたが程々の荒れは魚の活性が上がるパターンも多い。
果たして雨の静岡サーフの真冬のヒラメ釣りの結果やいかに・・・・。
雨の静岡サーフ 底潮の通りは良好!
風が弱く、まずまず釣りやすいコンディションなのでここの所結構魚の反応を拾ってくれているデスアダー6インチを先発で投入!
ジグヘッドはデスアダーと相性が良いファイアヘッドの20g。
こいつをボトムギリギリで殆ど動かさず、ひたすらスローに巻いてくるとヒラメの反応が結構出ています。
他のワームでもメタルジグでも釣れると思いますが、横方向の釣りをする時にデスアダーの浮力が結構役立つんですよね。
ワームが大きい方がスローに引いてもボトムをズリズリ擦り難く、低活性なヒラメの真上ギリギリのレンジを引きやすいかなと。
後は殆ど動かないボディと、テールの微波動を上手く使うだけ。
そうすれば無警戒でスローに泳ぐボリューム感のあるベイトを演出できるってわけだ。
シャッドテールなどの忙しく泳ぐタイプのルアーと違い、無警戒の餌を演出できるのはメリットじゃないかなと。
とりあえず、デスアダーを使う際はそんなところに注意して使うと信じて使い易いと思う。
まずは正面にルアーをキャストし、潮の通り方を見ていく・・・・。
底潮はいい具合に通っており、ワームに潮が当たってくる感触がある( ̄ー ̄)
これなら釣れそうだという事で、潮にルアーを引っ張らせつつひたすらゆっくりと巻きの釣りで。
すぐに当たるも痛恨のミス
何となく釣れそうな感じがあるので、集中してレンジを外さないように探っていく。
冬のヒラメは居ても食わせるのにちょっとコツがあり、目の前にルアーを入れないと食って来ないことがかなり多い。
なので大きくシャクったりする釣り方は相性が悪いかな。
私の場合、基本的にはボトム着底の時に食わせるか、それともボトムギリギリをまっすぐ引いて食わせるかの2択。
デスアダーの場合はボトムギリギリを横方向に引く釣り方に使い易いと感じているので、とにかくボトムに擦らないギリギリをまっすぐ引きます。
すると、すぐにゴツッというバイト!
バシッとアワセを入れましたが、一瞬重さが乗ってフックアウト・・・・。
デスアダーを見てみると、ボディーの後ろ側に歯型がついて半分切れかかっている(-_-;)
ちょうどスペアを持ってきていなかったので、どうしようかなぁ。
フラッグシャッドに変えてボトム叩きで!!
1本しか持ってきていなかったデスアダーが戦闘不能になり、どうしようかな・・・・。
とりあえず魚が居ることは分かったので、ちょっと狙い方を変えて45ヘッド21g+フラッグシャッド4インチにチェンジ。
この組み合わせの場合、縦方向に釣っていく事になるので誘い方が若干変わります。
低活性のヒラメをボトム叩きで釣る場合ですが、基本的にはハンドル2~3回転でボトムを取り直すショートピッチの誘いが良いかなと。
食ってくるのは大体ボトムにルアーが到達する寸前なので、集中してルアーをフォールさせるように。
ここでテンションを掛けてフォールスピードにブレーキを掛けたり、フリー気味でストンと落としてみたり・・・。
ちょっとした部分を調整すると、釣果にちょっとした差が出るかもね!
まぁこの辺はジグでもバイブレーションでも同じことなので、ワームだからと特別に考える必要はないです。
最初のワンチャンスを逃してしまい、そのまましばらくアタリが無くて夕暮れ間近に・・・・。
いつも釣れる時間が必ず1瞬やってくるので、諦めずに釣り続ける。
しかし、夕暮れとともに風が強くなってきてしまって釣り難い(-_-;)
冷たい真冬の雨も降っているし、帰ろうか・・・・。
体も冷えてきて、ちょっと心が折れかけてきましたがラスト1投。
沖にフラッグシャッドを遠投し、ボトムをとってからのリフト中に
ガツガツッとバイト!!
この時期のヒラメにしては上で食って来たなぁと思いつつ、バシッとアワセを入れる。
すると、ゴツンゴツンという首振りとちょっとした突っ込み。
ありゃ、これはヒラメじゃなくてアイツだな??
以前散々釣った思い出のある引き方なのですぐに犯人は予想がつく。
ちょっと前に8~9kg程のブリをヒットさせ、岸際まで寄せたもののテトラに擦れて高級なファイアヘッドをロストしてしまっている。
なので今回は絶対に切られたくないわけだ。
ドラグを締め込み、テンションを思いっきりかけてどんどん寄せてくるとさすがにブリよりは全然余裕♪
あっさりと寄ってきたので1安心しつつ、波をみてズリ上げてキャッチ成功。
サイズ的には65弱、多分63位か?
かなり丸々と肥えたマダイさんをキャッチ。
重さはサイズの割に結構あり、3kg中盤~後半位かと。
静岡のサーフでマダイは時期になると時々釣れるんですが、大体春と秋なんですよね。
この2月の真冬に釣ったのは初めてだったのでちょっと意外。
一応私がサーフへキャッチしているのは7.5kgが最大ですが、そのマダイをキャッチした次の日に10~11kgほどありそうなメータークラスのマダイも掛けてます(笑)
テトラの上で釣りをしていて岸際までは寄せて姿も確認したんですが、あまりに魚がデカすぎて絶対にタモに入らないサイズだったので諦めた思い出・・・・。
静岡サーフって意外とロマンがあるんですよ★
ちなみに私が確認したマダイのうち、静岡で釣れた一番大きいもの(船釣り含む)は重さでいうと12.5~13kg。
サイズ的には確か125cmだかその位だったんですが、あれは怪物級にデカかった(笑)
浅い水深で釣れたものだったので真っ黒で美味しそうではなかったけど。
話がそれましたが、結構美味しそうな個体だったので料理屋さんに電話。
基本的に大きいマダイって需要が無くて要らないと言われることが多く、電話したら案の定欲しそうもない返事。
私の目が正しければこのマダイは結構美味しいやつのはずなので、お店に直接持って行って強制的に引き取らせました。
次の日に話を聞くと、昨日とは反応が打って変わって肉厚でかなり良い個体だったとの事。
ほらね、やっぱり( ̄ー ̄)
そんな感じで、季節外れの外道は釣れましたがヒラメは逃すという展開でした・・・・。
早く春が来ないかなぁ。
使用タックル
ロッド:ダイコー アルテサーノエヴォルティア107/09TZ
リール:シマノ18ステラ4000XG+ゴメクサス パワーハンドル
ライン:デュエル スーパーエックスワイヤー8 1.0号+シーガー グランドマックスFX6号
ルアー:バディーワークス 45ヘッド21g+フラッグシャッド4インチ、カルティバ ファイアヘッド20g+デプス デスアダー6インチ