こんにちは、まるなか(@marunakafish)です。
さてさて、今回は恒例のショアジギング講座をやっていきましょう。
今日のテーマは「サーフのショアジギングに必要な基礎知識」を解説。
私の出身地である静岡では、ショアジギングといえばサーフがその中心になる。
地域によっては沖堤防だったり、磯がメインフィールドになることもあるだろう。
しかし私の地元の場合は有望な堤防が釣り禁止になってしまったり、そもそも磯場が少なかったりして必然的にサーフ・サーフに隣接したテトラ帯が主戦場になっている。
筆者である私の主な経験や実績としては
- 年間釣行回数300前後
- ショゴ(カンパチの幼魚)をメインターゲットにしたショアジギングで2か月弱の間ボウズ無し
こんな感じで、地元静岡ではそれなりの実績を残している。
ここでは私の実釣経験に基づいた基礎知識の解説をしていくので、今後のタックル選びや実釣時の参考になるものがあったらうれしく思う。
それじゃあ早速、サーフのショアジギング講座を始めていこう!
サーフのショアジギングで釣れる魚
まずは、サーフからのショアジギングではどんな魚が狙えるのか?
簡単に解説してみよう。
青物系
最も人気があってポピュラーなのが、サバやブリ・カンパチなどの青物・回遊魚系のターゲットになる。
サーフの場合は堤防や磯よりも水深が浅いことが多く、魚が餌を食うために一時的に訪れる場所になりやすい。
なのでどちらかといえば、安定して魚釣れるというよりも好不調の波が大きくなりやすい傾向がある。
基本的にはオールシーズンサーフのショアジギングは楽しめるが、
- 夏:数釣りメイン
- 秋:数・型のバランスが良い
- 冬~春:良型狙い向き
こんな感じで、サーフのショアジギングに入門するなら夏~秋に挑戦するのがおすすめかな。
冬場~春の低水温期はブリやサワラなどの大型回遊魚が狙えるチャンスはあるが、釣れる可能性としては低くなりやすい。
ヒラメ・マゴチ(フラットフィッシュ)
サーフはヒラメやマゴチの好ポイントであることも多く、メタルジグを使って狙うことも当然できる。
主に30g~40g前後までのジグを使ったライトショアジギングで狙いやすいターゲットで、青物の回遊が少ない冬~春先でも釣果がある程度期待できる。
基本的にはヒラメは夏以外・マゴチは夏場の高水温期を中心に狙いやすい。
状況によっては、まずは青物狙いのショアジギングをやってみて、釣れない時はフラットフィッシュ狙いや次に紹介する根魚狙いにシフトするのも私のおすすめだ。
ハタ・カサゴ・ソイなどのロックフィッシュ
サーフといっても釣り場の地形は様々。
サーフからのショアジギングでは、意外に思うかもしれないがロックフィッシュが狙える釣り場も意外と多い。
その中でも最も狙いやすいと感じるのはハタ系になり、ハタはキツイ根が無くてもちょっとした駆け上がりや石の周りに着きやすい習性がある。
釣れやすいのは主に急深なサーフになり、遠浅のポイントでは実績は少なめだ。
サーフから釣れるのは主に20cm~30cm前後の個体になるが、サイズの割に引きが強いので狙ってみると非常に面白い。
私が住む静岡の場合はオオモンハタが中心だが、地域によって釣れるハタの種類には差がある。
ハタは主に20g~40g程度までのメタルジグを使ったスーパーライト~ライトショアジギングで楽しめるターゲットになる。
青物のように釣果ムラが少なく、ポイントさえ見つけることができれば比較的安定して釣れやすい癒しの魚でもある。
ハタは主に夏場に接岸してくる習性があり、冬~春はほとんど釣れなくなることが多い。
サーフのショアジギングに適した時期・時間帯
次はサーフのショアジギング挑戦に適した時期や時間帯についてだ。
初心者の方は夏~秋がおすすめ
サーフのショアジギングは魚の回遊の有無が特に大きなポイントになり、釣況によって釣果ムラが大きく出やすい。
地域によって多少の違いはあるが、初心者の方でも比較的釣果を出しやすいのは小型~中型がお手軽に狙いやすい夏場~秋のシーズンだろう。
もう少し具体的に言うと、だいたい梅雨の後期~梅雨明け前後の7月~9月、10月位までがサーフのショアジギング入門にはベストかな。
魚は魚種や大きさによって「適水温」というものが決まっている。
基本的にはサイズが小さめな個体の方が高水温期に浅い場所によって来る可能性が高い傾向があり、夏場~秋にかけては数釣りが楽しみやすい。
ショアジギング初心者の方は、まずは一発大物狙いよりも魚を釣る経験を多く積むことを優先した方が良いだろう。
その方が魚とのやり取りや道具の扱いを覚えやすいし、飽きずにショアジギングにチャレンジしやすいはず。
マズメの時間帯が絶対的に有利
特にサーフのショアジギングは時合い・短時間勝負の釣りになることも多い。
サーフのような水深が浅い場所に魚が回遊してくるのは、「魚が餌を効率よく食うために浅場に差してくる」可能性が高い。
この接岸の可能性が高いのは明らかに朝マズメと夕マズメである。
地域差もあると思うが、私の経験ではどちらかといえば朝マズメが実績としては一番高いかな。
特に日が昇ってきて徐々に明るくなってきた頃の時間帯は、青物狙いのショアジギングにおいてはベストタイム。
個人的な感覚としては、朝・夕マズメはデイゲームと比較すればチャンスは数倍以上あり、効率よく釣りたいだけならマズメの時間帯だけ釣行すればOKなくらいだ。
また、ヒラメやマゴチといったフラットフィッシュ狙いにおいても、青物ほど極端ではないもののマズメの時間帯がやっぱり釣れやすい。
一方でハタなどのロックフィッシュは日が昇っていからの時間の方が良く釣れる事もあり、マズメの優位性はあまり感じないかな。
▼【関連記事】ショアジギングの時間帯選びと攻略に役立つ基礎を解説!
ショアジギングの時間帯選びを解説。ベストタイムや魚の行動パターンの基本とは
サーフのショアジギングに適したタックル選び
次はサーフのショアジギングに適したタックル選びについて、順に紹介していこう。
ショアジギングは大きく分けて3種類ある
ショアジギングは狙う魚の大きさだったり、使用するメタルジグの重さにかなりの幅がある。
現在は主に3種類に分類することができ、軽くて繊細なタックルから順に
- スーパーライトショアジギング
- ライトショアジギング
- ショアジギング
この3つに分類されることが多い。
サーフのショアジギングにこれから挑戦したい方におすすめなのは、2番目の「ライトショアジギング」かな。
ライトショアジギングならタックルがゴツくなりすぎないので疲れにくい。
また、多くの釣り場でのアベレージとなる40cm~50cm前後の中くらいの青物を狙うなら、パワー的にもちょうど良い。
そして、お手軽に30cm~40cm程度までの小型魚と遊びたいならスーパーライトショアジギングを。
サーフから60cm、70cmやそれ以上の良型の青物を狙いたいならショアジギングをチョイスする。
サーフのショアジギングでのおすすめ順としては、
- ライトショアジギング
- スーパーライトショアジギング
- ショアジギング
こんな感じかな!
サーフのライトショアジギングタックルの例
まずはサーフのショアジギング入門としてもおすすめで、汎用性も高いライトショアジギングから。
ライトショアジギングに使用するタックルバランスの例としては、
- ロッド:10フィート前後のシーバスロッドM~MHパワー。またはライトショアジギングロッド
- リール:4000番~シマノC5000番、ダイワLT4000C
- ライン:PEライン1号~1.5号200m+リーダー20LB~30LB1ヒロ前後
- メタルジグ:30g~40g前後(最大で50g程度まで)
こんな感じのタックルを組めば問題ない。
ロッドに関してはシーバスロッドとライトショアジギング専用ロッドが候補になる。
だいたい50cm台そこそこ位までのブリの幼魚やサバなどがメインならば、軽量で操作性の良いシーバスロッドで十分だろう。
シーバスロッドなら10フィート中盤~後半ほどを目安に、10フィートから11フィートほどまでのものがおすすめだ。
一方でショアジギング専用ロッドの場合は重量が若干重たくなるので、10フィート程度を基準にする。
具体的には、9フィート後半から10フィート中盤くらいまでを選ぶのが無難なチョイスになる。
私の場合、サーフのライトショアジギングはだいたい10フィート6インチ前後のシーバスロッドを使用することが多い。
サーフのスーパーライトショアジギングタックルの例
次は最近人気が出てきているサーフのスーパーライトショアジギングタックルを紹介。
スーパーライトショアジギングは今まではタックルが強すぎて楽しめなかった小型のターゲットでも引きを堪能でき、やってみると非常に面白い。
また、シラスやコマセ餌についてしまった魚に対してもヒット率に優れており、大きいシルエットのジグに反応しない魚を食わせることができる。
サーフのスーパーライトショアジギングタックルの例としては、
- ロッド:9フィート~9フィート後半くらいまでのシーバスロッド。または専用ロッド
- リール:シマノC3000、ダイワLT3000Cがメイン(2500番でも可)
- ライン:PEライン0.6号~0.8号200m+リーダー12LB前後を1ヒロ
- メタルジグ:20g程度をメインに15g~25g
こんな感じかな。
サーフのスーパーライトショアジギングは私の地元静岡では最近人気が急上昇しており、楽しむ方は一気に増えてきている。
注意点としては、サーフの場合は巻きあがる砂や石、海底の駆け上がりによるラインブレイク対策になる。
ラインは細い方が風や潮の影響を受けにくくなるが、ラインが切れてしまっては意味がない。
細糸を使うスーパーライトショアジギングでは、リーダーラインは細くしすぎないというのが私なりのアドバイスだ。
私の場合は現在若干太めの12LB~14LB号ほどのリーダーを使用しており、最低でも10LB以上はあった方が良いと考えている。
サーフのショアジギングタックルの例
ラストは良型青物を狙うショアジギングの場合だ。
主に3kg~5kg程度のブリやシイラ・サワラ・マダイなどがメインターゲットになり、低水温期は10kg級のブリなども狙えたりする。
タックルバランスの例を紹介すると、
- ロッド:10フィート前後のショアジギングロッド。適合最大ウェイトが80g~100g程度のもの
- リール:6000番程度が中心
- ライン:PEライン2号~3号を200m以上+リーダー40LB~70LB前後を1ヒロ~1ヒロ半
- メタルジグ:60g~80g前後
こんな感じのバランスが無難かな。
磯などと比較すると若干ライトなタックルを使用することが多く、サーフの場合は根ズレの可能性が軽減されるので太くても3号程度までのPEラインでだいたい何とかなる。
60cm~80cm程度までの3kg~5kg程度までのそこまで大きくないブリなどがメインなら、2号前後のPEラインでも十分キャッチできることが多い。
メタルジグの重さについて
サーフからのショアジギングに使用するメタルジグの重さについてだが、基本としては
- 必要な飛距離が確保できること
- 糸ふけが出すぎず、ジグの操作感がしっかりわかること
- 潮に流されすぎないこと
これらをクリアするウェイトのものを使用する。
特に外洋に面したサーフは港の中の堤防と比較すると、潮が速かったり風・波の影響を受けやすい。
なので穏やかな釣り場への釣行時と比較し、ジグの重さ選びは重要になりやすい。
これから挑戦する方の目安としては、
- スーパーライトショアジギング:20gを基準に25gも少し用意。浅場狙いなら15gもOK
- ライトショアジギング:30gと40gを揃える。50gは無くても何とかなることが多い
- ショアジギング:60gと80gを揃える。100g以上の出番は少なめ
私の場合はこんな感じかな。
とりあえずこれから挑戦したい方におすすめなのは、タックルバランスに合わせた2~3種類くらいの重さのジグをそれぞれ最低2個程度は揃えて実釣してみること。
サーフといっても根掛かりによるロストの可能性があるので、ある重さのジグが1個しかないのはちょっと心もとない。
実釣すれば、釣り場の水深や使用するタックルのバランス・自分の癖などによって使いやすいジグの重さが何となく見えてくる。
その後で自分の中心となる重さのジグのバリエーションを増やしていけば問題なく、他の重さのジグは最低限揃えておけば無駄が減らせる。
自分のホームグラウンドとなりそうな釣り場の特徴を把握してみるところから、まずは始めてみよう。
ここまでがサーフのショアジギングにおける基本的な知識の紹介になり、ここから先は実釣時における釣果につなげるコツを紹介していこう。
単にジグを投げ続けるのと、しっかりと考えて戦力を立てるのでは結果も大きく変わる。
実際に私はそれほど魚が多くない静岡中部という地域で実績を残してきたが、普段意識している基本的なコツをお伝えしておく。
急深サーフと遠浅サーフ
サーフのショアジギングといっても、釣り場によって急深な地形と遠浅な地形の場所に分けることができる。
分かりやすく言えば、
- 急深なサーフ:波が立ちにくくで粒が大きい石や岩の場所が多め
- 遠浅のサーフ:サーフィンのポイントであることも多く、細かな砂地が多め
こんな感じだ。
釣り場の水深と魚の行動パターン
急深なサーフの場合、釣り場によってはメタルジグを100mほどキャストすると水深が20mやそれ以上の深場に到達するような場所もある。
もちろん魚種やその時の状況によって差はあるが、私の考えとしては
- 水深が深い場所:爆発力は無いものの安定して魚が釣れやすい
- 水深が浅い場所:タイミングに当たると爆発しやすいが、釣れ方にムラが出やすい
このような印象を持っている。
なので安定して釣りたい方や、日中の時間帯に釣果を出したい時は水深が深めなポイントを優先的に選ぶようにするのも1つの有効手段。
一方でベイトフィッシュの接岸状態など、コンディションが揃うと爆発的に釣れやすいのが遠浅のサーフだったりする。
遠浅サーフはマズメの時間にだけ青物が浅場に回遊し、時間が過ぎると全く釣れなくなるような行動をすることが多いような気がする。
こんな感じで、釣り場の特性を知ったうえでポイントを選ぶことができるようになれば、効率のいいサーフショアジギングが可能になる。
釣り場の微妙な地形変化を見逃さない
これは急深なサーフと遠浅サーフといった差にもなるが、同じポイントの中でも駆け上がりが近くて水深が深い場所があったりするよね。
このような「同じ釣り場の中での微妙な地形の違い」というのは超重要なポイントになる。
なのでショアジギングで釣果を伸ばしたい・ステップアップしたい方は、釣り場で適当にジグを投げ続けてもダメってこと。
始めての釣り場だったり、荒れた後で地形が変わっていそうな時はジグを投げながら釣り場を歩いて
- 駆け上がりの有無
- 海底に根がある場所
- 周囲よりも深く掘れた場所
これらを探してみよう。
魚は魚種を問わずに「何かしらの変化」の周辺に潜む習性があり、これは回遊性が高い青物の場合であっても当てはまることが多い。
釣り場で様子を見ていると、流れ込みや岬の先端などの「見た目で分かりやすいポイント」に固執する方も多い。
確かにそれも間違いではないが、実は見落としているだけで近くにもっと魚が集まりやすいスポットが存在することもめっちゃ良くある。
見た目で分かりやすいポイントだけでなく、見えない海中の変化を探せるようになると周りの釣り人に差をつけやすくなる。
サーフのショアジギングの釣り方(狙うレンジ)の基本パターン
実際にフィールドに到着してからの探り方・レンジの探り分けの基本パターンを紹介しておこう。
1.水深を把握する
とりあえず釣り場に到着したら、まずは釣り場の水深を把握するのがサーフのショアジギングでは基本のパターンになる。
よほど水深が深い場所でなけれ、ばカウントダウンで着底の把握ができるはずだ。
この時にジグがどんどん流されてしまったり、釣りにくい時はジグの重さをすぐに変えてもOK。
2.潮の流れ方を把握する
次に見ておきたいのは、潮の動きになる。
サーフのショアジギングは朝・夕マズメのような「時間的な要素」がかなり大きく釣果に影響する。
しかし負けず劣らず釣果に影響するのが潮の効き具合で、潮が全く動いていない状態だと魚が釣れる可能性は極端に小さくなる。
潮が効いていると、
- ジグが左右に流される
- ジグを動かした時に重たさがある
- 左右にキャストすると、着底までの秒数が違う
このような現象が見えてくる。
基本としては、青物狙いのように中速~速めの誘いがメインになる時は潮が「当たってくる方向」にジグをキャストする。
例えば、潮が左から右に流れているような時は、左斜めに向かってジグをキャストして正面付近で回収するようなイメージかな。
一方でヒラメや根魚などをスローな誘いで狙う時は「払い出す潮にジグを乗せる」ことを意識すると、じっくり・最低限のアクションでアピールできて釣りやすい。
潮の状態が良くない時はポイントを大きく移動してみたり、見切りをつけることもサーフのショアジギングではかなり重要。
3.駆け上がり(変化)の位置を見つけよう
サーフは非常に狙う範囲が広く、どこを狙ったらいいのか分からない状態になりがちだ。
しかし、単に沖に遠投して探り続けても効率が悪いし、経験を積むと釣れるスポットや距離が決まっていることに気づくことも多い。
基本的にサーフのショアジギングで最も有望なのは「海底に形成された駆け上がり」になる。
駆け上がりとは、水深が大きく変化する段差・斜面のようなもの。
その斜面に沿って魚が回遊したり、活性が低い時は駆け上がりの周辺でジッとしていることもある。
なのでジグを沖にキャストしたら一旦ボトム(海底)まで沈め、「数回ジグをシャクったら再び海底まで落とす」動作を繰り返してみよう。
シャクる回数はできるだけ同じにするのがおすすめで、例えば
- 5回シャクってから着底させると、だいたい5秒くらい掛かる
- ある場所に入ったら着底までが2秒になったり、逆に10秒になる
こんな感じで、ジグが着底するまでのカウントに変化が出ることが良くある。
こういう場所があったら、その位置を覚えておくのが超重要になる。
サーフのような狙いの目安となる変化があまりない場所では、僅かな変化であっても魚が集まったり、そこが回遊ルートになる可能性が非常に高い。
こういう変化の地点が分かったのであれば、その周辺を通す時は一旦ジグを海底まで沈めてみたり、丁寧に誘いを掛けてみると良い。
また、駆け上がりに対してルアーをまっすぐキャストするだけでなく、横方向に入れてみたりするのも非常に有効なテクニック。
特にカンパチを狙う時は、青物でありながら駆け上がり周辺の海底ギリギリに潜んでいることが多い。
表層~中層をシャカシャカ探るだけでは取りこぼしも発生しやすいからね。
極端な深場は見切ってもOK
私が住む静岡の駿河湾は超急深な地形をしており、場所によってはジグを1分ほど沈めても着底しないような場所もある。
こういう場所の場合はボトムまできっちり誘うのが難しいこともある。
大型の青物を狙うならヘビーなメタルジグを使って超深場攻めをするのも有効だが、例えば30cmや40cm程度までの小型~中型の青物狙いにおいては、極端な深場攻めはやらなくても何とかなる場合が多い。
1つの目安としてはだいたいカウントダウンで40くらいまでで、それ以上の深場になってくるとジグの操作感もよくわからなくなりやすい。
超深場を攻める時は表層~中層をメインに探り、ボトム付近を攻めるのが大変な時は無理に探る必要はないと考えている。
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