こんにちは、まるなか(@marunakafish)です。
さてさて、今回は青物用のトップウォータープラグ、DUELのSBポップの特徴や使用感・使い方を詳しくインプレしていきます。
食い渋りのヒラマサやブリ用に購入したポッパーなんですが、結構良い感じに使いやすくて実績も出せているのでお気に入りのポッパーになっています。
忖度なしにインプレしていくので、ルアー選びの参考にしてもらえたら嬉しく思います。
管理人の経験・実績
私の経験・実績としては
- 釣りのために仕事を辞めて移住、現在は魚釣りで生計を立てています
- 年間釣行数300以上(現在はほぼ365日釣行)
- 渓流釣りやタナゴ釣り~ヒラマサ釣りまで、ジャンル問わず様々な釣りができます
- メーカーからプロスタッフとしての勧誘あり
- メーカーの商品開発時に私のタックルインプレッションを活用
こんな感じでほぼ毎日釣行を重ねて釣りを中心に生活していて、実釣実績も残しています。
※現在の主な活動はYoutubeになっているので、普段の釣行や道具の紹介・釣り方の解説などはYoutubeチャンネルをご覧ください。
SBポップ実釣&インプレ動画
SBポップを使ってメーターオーバーのヒラマサをキャッチ!
実際のアクションや使い方などのイメージ作りに活用してください。
SBポップのラインナップ
2024年春に発売されたSBポップですが、同年11月の時点では2種類のサイズ展開になっています。
- SBポップ120:120mm/32g、フック#1
- SBポップ150:150mm/47g、フック#1/0
マイクロベイトパターンが目立っていたので、私が購入したのは120mmの小さいモデルですね。
しかし、しっかりとしたアピール力があって大型青物にもしっかり対応できるルアーになっています。
フックセッティング
SBポップのフックセッティングですが、私の場合は魚へのダメージ軽減やヒットしてからの安定したやり取りを重視するためにシングル・ダブルフックに交換して使っています。
私の場合はヒラマサを中心とした中・大型青物狙いになるので、フックは強度重視でシャウトのクダコを使用した自作のものになります。
クダコを使う際のフックサイズの目安ですが、
- SBポップ120:シングル→#2/0、ダブル→#1/0×2
- SBポップ150:シングル→#3/0または#4/0、ダブル→#2/0×2
フックサイズの目安はだいたいこれくらいになります。
トリプルフックだと、どうしても口切れによるバラシが目立ったりすることがあるので、シングル・ダブルフックチューニングもおすすめです。
SBポップを「サクッと」インプレ!
ここからはSBポップについて詳しく紹介していきますが、まずは私なりのインプレッションを簡単にまとめておきます。
- 飛距離:非常に良い感じ!
- 浮き姿勢:水平に近い浮き姿勢
- アクション:泡のトンネルが非常に綺麗に出せる。エラーが少なくて誰にでも使いやすい
- 使い方:ショート~ロングまで、汎用性が高い
- ターゲット:ブリ・ヒラマサなど青物全般
- 適したシチュエーション:状況問わずに使えるオールラウンダー。サイズの割によく飛ぶので、食い渋りにも結構使いやすい
ざっくりとまとめるとこんな感じ。
偏った癖が無くて投げやすいポッパーで、初心者の方にも十分使えるルアーになっています。
DUELのルアーは安定して供給されているものが多くて価格もそれほど高くないので、良い印象を持っていますよ!
スムーズな重心移動でかなり投げやすい!
まずは飛距離ですが、SBポップにはマグバレットトランスファーシステムという、独自のマグネット固定式の重心移動システムが採用されています。
中央付近に透けて見えている2つのボールがウェイトになるんですが、球状ウェイトを樹脂製の箱状のパーツが覆うような構造。
一般的な球状ウェイトの重心移動の場合、ボールが移動するスピードが少し遅くなったりするんですが、SBポップの場合は2つの球状ウェイトが常に同時に・1つのウェイトして動きます。
これにより、キャスト時にウェイト移動がかなりスムーズになっていて、重心が後方に移動する時の衝撃をより利用しやすくなっていて、飛距離アップに貢献している印象があります。
多少風が吹いていたり、ちょっとミスキャストしても激しく回転して失速しにくく、投げやすさは抜群。
実際に私がPE3号タックルでSBポップ120をキャストしてみると、特に力まずに投げても60m前後の飛距離が安定して出せています。
遠投性能はかなり優秀、投げ心地は文句なしって感じですね!
浮き姿勢
重心移動システムがアクション開始時にボディの前方側に移動して固定されるため、浮き姿勢は水平に近い形になります。
実際の浮き姿勢はこんな感じですね。
青物用のポッパーは後方寄りの重心バランスのものが多いので、SBポップはそれらとは少し違いがあります。
SBポップのアクション・使い方
安定感のあるアクションと操作性の良さ
SBポップを実際に使ってみて、アクションエラーが起こりにくく、少し足場が高い場所や荒れている時でもしっかりと操作しやすくなっているのが良さの1つですね。
また、操作感が軽すぎず重すぎず、ちょうど使いやすいバランスになっています。
アクション自体は、程よいパワーのあるスプラッシュ&水面直下へのダイビングで、泡のトンネルが非常に綺麗に出せます。
実際に動かしてみるとこんな感じで、ヘッドが泡を抱え込んで水面直下に入り、綺麗な軌跡が出ます。
ボディ自体はややスリムでアピール力が強くなりすぎることが無く、食い渋りでも比較的反応が安定していて汎用性に優れていますね!
ロッドを少し上に向けて操作すると、スプラッシュをしっかり飛ばすようになり、下向きに操作するとダイビングアクション重視になります。
ちなみに、ダイビング中は時々ボディを細かくローリングさせるような感じで、ボディをキラキラと明滅させながらスイミングします。
ボディがリアルレンズフィニッシュになっていて、内側のホロシートがキラキラ光ります。
ボディが傷になったとしても、フラッシング力が落ちにくいというのもこのルアーの良さですね。
しかし、ロールアクションの安定性はそれほど高くない感じで、ボディが動かずに「スーッ」と動いてしまうこともありますね。
動きの繊細さという点においてはそこまで優れているとは感じませんが、普通に魚は釣れるのでそこまで気になるというわけではないです。
ゆったりとしたミドル~ロングポッピング
SBポップの使い方ですが、1つめはロッドをゆったりとほうきを掃くように操作するミドル~ロングポッピングですね。
この場合はロッドはあまり上方向に向けず、足場の高さや波の立ち具合に応じて下~横方向に動かすのがおすすめ。
朝・夕マズメの高活性時や状況を判断したい時など、広範囲から魚を探してテンポよく探りたい時に特に出番が多い使い方ですね。
ショートポッピング
もう1つの使い方は、移動距離を抑えたショートピッチの細かいポッピングです。
SBポップはショート~ロングまで色んな誘い方に対応できるのも良いところで、汎用性に優れています。
足場が少し高い時は下方向にクイックなロッドアクションとリーリングで操作しますが、ダイブしすぎてしまう時は上方向にロッドを動かすこともあります。
どちらかというと、食い渋っていて魚の反応があるのに食いきらない時など、ミドル~ロングポッピングとのコンビネーションで使うことが多いです。
ゆったりめのポッピングでまずはサーチしてみて、チェイスがあって食いきらない時に細かい誘いにスイッチしたり、うまくコンビネーションさせるとバイトに持ち込めることがあります。
ポッパーによってはショートポッピング専用だったり、使い方が結構限定されているものも多いので、SBポップのようなオールラウンドに使えるポッパーは意外と貴重です。
ショート~ロングポッピングのコンビネーションでメーターオーバー、9.2kgのヒラマサをキャッチ。
SBポップ、よく釣れますね!
適したシチュエーション
SBポップは汎用性が高いポッパーなので、状況問わずに・オールラウンドに使える印象です。
あえて言うなら、アピール力はそこまで高くないので、「やや食わせ寄りで食い渋りでも使いやすいかな?」くらいに考えていますが。
ブリやヒラマサ・カンパチなど、青物系ターゲット全般を狙えるポッパーになっていますね!
まとめ!
今回はDUELのSBポップのインプレをしました。
ややスリムなボディながら必要なアピール力はしっかり確保されていて、楽に遠投できてアクションエラーが起こりにくく、プラッギング初心者の方にもしっかり使えるポッパーになっていると思います。
結構使いやすくて良い具合に魚もキャッチできているので、今後も一軍として活躍してもらおうと思います!
関連動画
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実際のアクションや使い方などのイメージ作りに活用してください。