こんにちは、まるなか(@marunakafish)です。
さてさて、今回はメガバスから発売されているブレード付きのメタル系ルアー、ソコッパの特徴や使い方を詳しくインプレしていこうと思います。
ソコッパという名の通り、海底・ボトムに絡めた使い方が得意なルアーになるんですが、結構使い勝手が良くて自由にカスタムして使うこともできたり、非常に楽しいルアーですね！
魚種問わずに何でも狙うことができるルアーですので、ロックフィッシュやフラットフィッシュ狙いなど、ターゲットを絞った釣りにも使えますし、五目釣りにもばっちり対応できますよ！
忖度なしにインプレしていくので、ルアー選びの参考にしてもらえたら嬉しく思います。
管理人の経験・実績
私の経験・実績としては
- 釣りのために仕事を辞めて移住、現在は魚釣りで生計を立てています
- 年間釣行数300以上(現在はほぼ365日釣行)
- 渓流釣りやタナゴ釣り～ヒラマサ釣りまで、ジャンル問わず様々な釣りができます
- メーカーからプロスタッフとしての勧誘あり
- メーカーの商品開発時に私のタックルインプレッションを活用
こんな感じでほぼ毎日釣行を重ねて釣りを中心に生活していて、実釣実績も残しています。
※現在の主な活動はYoutubeになっているので、普段の釣行や道具の紹介・釣り方の解説などはYoutubeチャンネルをご覧ください。
実釣動画
ソコッパを使い、真冬の堤防で底物五目釣りを堪能！
レアな高級魚も飛び出しました。
ソコッパのスペック
ソコッパは一見変わった形をしているブレード付きメタルジグのようなルアーで、ラインナップは10g～40gと、少し強めのライトゲームからライトショアジギングに対応しています。
奇抜な形状に思えますが、実際に使ってみるとこれがなかなか使いやすく、実釣能力もしっかりと備わったルアーですね！
ソコッパを「サクッと」インプレ！
ソコッパの使用感を詳しく解説する前に、私なりのインプレッションを簡単にまとめておきます。
- 飛距離：やや抵抗感が大きく、飛距離はあまり出ない
- フォール：滞空時間が長く、しっかり坂に見せることが可能
- アクション：ややボディが縦向きになり、ブレードによる波動・フラッシングでアピール
- 使い方：基本はただ巻き。軽く巻き速度に変化を出すのもおすすめ
- ターゲット：ロックフィッシュ・ヒラメなどをメインに、マダイや青物にも対応できる
- 適したシチュエーションなど：一般的なブレード付きメタルジグだと根掛かる場面に強い！また、自由にカスタムして使える
ざっくりまとめるとこんな感じですね。
引き抵抗は平均～やや大きめくらいで、初心者の方にもルアーの存在感が把握しやすいと思います。
簡単な操作で色んな魚が釣れるので、使っていて面白いルアーですよ！
飛距離
ソコッパの飛距離ですが、各社のブレード付きメタルジグと比較するとよく飛ぶという印象はありません。
ボディは左右に偏平した形になっていて、ブレードのサイズ・ボリューム感もそこそこあるので、キャスト時の抵抗感は少し大きめです。
また、風が吹くと少し回転しやすい印象があるので、リア寄りの重心バランスのブレード付きジグと比べると、飛距離・飛行姿勢の安定性は少し劣りますね。
爆風の時は少し使いにくいと感じますが、普段の釣行ではそれほど気にせず使えているので、大きなデメリットとまではいかない感じ。
飛距離をかなり重視する方にはメタルマジックやジャックアイマキマキをおすすめしますが、普通に使う分には全く問題なく使えますね。
フォール
ソコッパはボディ底面が潮を受ける形をしていて、ブレードもそこそこボリュームがあるコロラド型を採用しています。
これにより、フォールスピードは比較的スローになっていて、魚に対してジグの存在をしっかりと見せながら沈めていくことが可能になっています。
流れが強い場所だと少し使いにくくなりますが、一般的な漁港やサーフなど、穏やかなフィールドであれば、じっくりと・丁寧に探ることができます。
スローに探ることができるので、漁港内などを狙ったり、活性が低い状況でも使いやすいタイプのブレード付きメタルルアーになっていますよ！
ソコッパの使い方・アクション
ソコッパのアクションですが、海中ではボディが少し縦向きになり、ボディがフックをガードするように・スピナーベイトみたいな感じでスイミングします。
コロラド型のブレードは立ち上がりが早くて浮力が出るので、底離れは結構早いです。
基本的にはシンプルなただ巻きで使うのがおすすめで、狙う魚種によって巻き上げ回数を調整して使えばOK。
ボトムギリギリを狙ってカサゴやマゴチを狙うなら、ハンドルは3回転～5回転くらいまで。
ヒラメやオオモンハタなどを狙うなら、ハンドルは5回転～7回転くらい。
マダイなどを狙うなら、ハンドル7回転～12回転くらいが私の目安ですね。
また、少し動きに変化を出したい時は、リールの巻きに緩急をつけるのもおすすめ。
そうすることで、縦方向に微妙にルアーが動いてバイトチャンスを作ることも可能です。
特に難しいロッド操作は不要なので、ルアー釣り初心者の方にも簡単に使えますね！
ソコッパのカスタム・改造
ソコッパは標準でブレードがついていますが、セットするパーツを変えることで自由に改造することができます。
私の場合は自作のネクタイをセットしてタイラバのような感じで使ってみましたが、マダイなどを含めていい感じで魚が釣れています。
それ以外にもタコベイトをつけたり、ワームをセットするのもおすすめで、抵抗を減らしたい方はブレードのサイズを小さくするのもいいと思います。
オープンエリアを狙ったり、フッキングが悪いときはボディ下側にダブルフックを取り付けたりすることもできるので、自由にカスタムできるのもソコッパの面白いところです！
根掛かりについて
ソコッパはリールを巻いている限りはフックが海底から少し上に位置することになるので、根掛かりは非常に少なくなります。
根周りを丁寧に探っても根掛かるリスクはかなり低く、障害物周りをじっくり探ることが可能。
しかし注意点があって、着底した時にフックが倒れることによる根掛かりは防ぐことができません。
ですので、着底して少し間が空いてしまったり、風でルアーが流されると案外普通に根掛かりするので、常に引っ掛からないルアーではありません。
あくまでもルアーを引いている時の根掛かりに対しては非常に強いっていうわけですね。
狙える魚・ターゲット
ソコッパは簡単操作で使えるブレード付きメタルルアーなので、基本的には魚種問わずに使うことができます。
サーフでヒラメやマゴチを狙ったり、ハタやカサゴなど、根魚全般にもばっちり対応。
基本的には障害物周りを狙う底物五目釣りにおすすめで、かけあがりの斜面や沈み根に絡めた使い方で効果を発揮します。
マダイの反応も結構いい感じに出ていますし、状況次第では青物も普通に釣れると思います。
まとめ！
今回はメガバスから発売されているソコッパのインプレをしました。
飛距離の点ではそこまで優秀な印象はありませんが、リトリーブ中の根掛かりにくさはブレード付きメタルルアーの中ではトップクラスに優秀です。
特性を活かすことで、これまでブレードベイトでは狙いにくかったポイントをしっかり攻めることができるようになるので、使い方次第で強い武器になる、使っていて非常に楽しいルアーですね！
色んな魚が釣れる可能性を秘めていて自在に改造もできるので、興味がある方はぜひお試しあれ。
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