7月5日更新分 地磯のハードロックフィッシュゲームでキジハタ・アカハタラッシュ!

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こんにちは、まるなか(@marunakafish)です。

さてさて、今回はハタゲームをやりに地磯へ行ってきました。

今回は、去年比較的安定して30cm後半ほどのレギュラーサイズが釣れた場所の様子を見てみることにしました。
ハタの最盛期はまだこれからということで、比較的沖からハタが差してきやすい地形の場所を選んでみたんですが、これが吉と出るか?

青物・回遊魚気配は無し

歩く距離はそこまで長くないんですが、道なき道を突き進んでポイントに到着。
夏場に行く地磯としては、安全面(健康面)を考慮すると、この場所くらいまでが限界です。

寒い時期に行く超険しいポイントへ行くと、脱水症状になって危ないので・・・。

久しぶりのポイントに無事到着し、まずは海の様子をチェック。

見た感じ潮はあまり動いていませんが、これから徐々に流れが出るはずです。

このポイントは良型のイサキや青物も釣れるので、まずはジグで様子見。

見た感じ魚の活性は高くなさそうなので、スロージャークで探れる撃投ジグレベルの40gをチョイス。

ボトムまでのカウントは30くらい。
浅くも無く深くも無く、ちょうど探りやすいですね。

予想通り潮はあまり動いては居ませんが、沖の方にカタクチイワシっぽいベイトフィッシュのザワザワを発見。
青物や回遊魚が居ればボイルが出てもおかしくないですが、平和な海ですね・・・。

ボトム周辺をメインに、スローなワンピッチジャークと高速巻きのコンビネーションで30分ほど探ったものの、完全ノーバイト。
やはり、今年は青物の入りが遅いですね~。

釣れないことは予想していたので想定内。
少し歩くと沈み根が沖に点在する場所があるので、移動してみます。

100mくらい歩いて釣り座を移動し、ルアーはそのまま撃投ジグレベルのまま、ボトム周辺を叩いてみる。

扇状にキャストしていくと、数投目のボトムからのスロージャークで「ゴン」という衝撃。

合わせを入れると重量感のある突込みで、これは底物の感触。
砂泥底に根が混じるような場所で、ここは40cm以上のオオモンハタも釣れるスポット。

引きの感触的にハタっぽいし、かなり沖で食ってきたのでオオモンハタかな?

時々そこそこ強い突込みを見せつつ上がってきたのは、40cmあるなしくらいのアカハタでした。
アカハタにしてはオープンエリアで釣れたので、少し予想外。

掛かり方が皮一枚ですが、よっこらしょと抜き上げを敢行すると、空中で口切れしてオートリリース。

ファーストヒットをバラしてしまいましたが、魚がいることは分かったので問題なし。
ここからはワームに変えてより丁寧にボトム付近を探りましょう。

スイミングでアカハタ・キジハタラッシュ!

沖の比較的オープンなエリアに魚が出ていたということは、ハタの活性は悪くなさそうです。

こういう時はジグヘッドリグで釣るのが手っ取り早いんですが、家に置いてきてしまった・・・。

まぁ、オフセットフックを使ったリグでも問題は無いので、ビフテキリグで探ります。

スイミングで食ってきそうな気配なので、ワームはスワールテールシャッドの4.8インチ。

フックはワームのズレ難さを重視してLTオフセットの#5/0。
シンカーはビフテキ系の安いシンカー23g。

沖にフルキャストし、ボトムまで沈めたらハンドル5~10回転ほどスローに巻きあげ&テンションフォールの繰り返しですね。
沈み根周りは少し小刻みにフォールを入れたり、スローダウンしてネチネチ探ってみたり。

そんな感じで広範囲を釣り歩いていくと、数投目で良いバイト。
しかし、サイズが小さいのかすっぽ抜けました。

ワームを見ると歯型がガッツリついていたし、アタリ自体は言い出方だったのでハタなのは確実ですね。

小型のハタは掛けられなくても問題ないので、ランガン気味に歩いて釣っていきます。

すると、すぐにまたアタリがあり、若干巻き合わせ気味にフッキングすると今度はしっかり乗りました。
大きくは無いですが、ハタ特有のあの突込みがたまりませんね!

アカハタ 釣果

アベレージサイズ、30そこそこのアカハタをキャッチしました。
やはりこのポイントは沖からハタが差してきやすく、比較的早い時期から良く釣れるのかな?

その後も飽きない程度にアタリはありますが、釣れてくるのは30中盤くらいまでと、サイズがちょっと微妙だな。
去年真夏に来たときは30後半~40前半くらいまでのがメインだったので、まだ最盛期ではないっぽい。

少し歩いていくと、岸際に良い感じの角度で岩盤が入っているスポットにつきました。
ここは去年、結構いい思い出がありますね。

少し丁寧に角度を決め、岩盤が終わるくらいの場所にワームを入れ、スローな巻き上げ・・・。
そしてフォールに入ると、「ドスッ」という重たい感じのアタリ。

フルパワーでフッキングを入れると、これまでとは少し違う重量感★

一気にリールをグリグリ巻きますが、若干リーダーが岩盤に擦れています。

ちょっと擦れ方が良くなかったのでここは作戦を変えて少しラインテンションを緩め、ハタが泳ぐのを待ちます。
しばらくするとハタが沖の方に動き出すのが分かったので、再びテンションを強く掛けると無事岩盤からリーダーが外れました。

後は強引に巻き取って寄せてくると、上がってきたのは良いサイズのオレンジ色。

キジハタ

40チョイ、1kgアップの良く肥えたキジハタをキャッチしました★
このサイズになると、パワー・重量感が変わってきますね~。

狙い通りのポイント・コースで食ってきたので、去年とパターンは変わっていないっぽいですね。

このスポットではこのキジハタがボスだったようで、そこから釣れ続いたのは30後半までのアカハタになりました。

なんだかんだでハタは10匹くらい釣れたし、ある程度の状況も分かったので帰っても良かったんですが、せっかくの調査なので少し奥の方の魚の着き方も見てみることに。

10分くらい磯の斜面を歩いて奥の方へ行くと、ここにも少し沖にベイトフィッシュの姿が見えます。

スワールテールシャッドがボロボロになって2本ほどダメになってしまったので、ここでワームをチェンジ。

選んだのはルーディーズのハタ喰い蟲2.8インチ。
このワームはブレードが付いていて、ベラなどの外道のアタリをブレードで弾いてくれるし、結構使いやすいんですよね。

サイズ表記こそ2.8インチですが、ボリューム感は4.5インチ~5インチクラスのワームと大差ありません。

フックはそのまま#5/0を使い、軽く穂先をチョンチョン動かしながらのリフトフォールをメインに探ります。

ブレードの効果なのかは不明ですが、1投目から速攻でヒット!

アカハタ ハタ喰い蟲

30チョイ、今日の定番のアベレージサイズ。

ある程度のサイズのハタ狙いとなると、小さいワームは基本的に不要になってきますね。
大きいワームの方がアクションが滑らかになりますし、シルエットによる存在感も強くなるので、アタリの数も増えると思います。

そんな感じでしばらくアカハタを釣っていくと、少し沖に大きめの沈み岩がある場所をスイミングさせると、「ドン!」と良いアタリ。
無事フッキングすると、これもそこそこ良い重量感で突込みも強いですね★

根に巻かれないようにゴリゴリリールを巻き、無事キャッチ。

ハタ喰い蟲 アカハタ

そこそこ肥えた1kgオーバー、40チョイのサイズアップしたアカハタでした。

アカハタ

ハタやクエは40cmを越えてくると、口もかなり大きくなってきます。
今年は8~9インチクラスのロングワームを使ってみようと思っていますが、この口の大きさなら全く問題ないでしょう。

ブラックバスをやっていた時は、10インチ~13インチくらいのワームもよく使っていましたが、普通に30cm台後半くらいの魚も食ってきましたしね。
磯のロックフィッシュゲームの場合、ワームがあまりにも長くなりすぎると、風や潮の影響を受けやすくなりそうなので、バランス的に9インチくらいまでが良さそうですが。

ロングワームのスイミングの破壊力がどんなもんか試すのが楽しみですね(大して釣れないかもしれないけど)。

その後もハタ喰い蟲とスワールテールシャッドを適当にローテーションしながら、どんどんハタを追加。

アカハタ

このアカハタも40オーバーでよく引きましたね!
ちょっとやせ型でしたが、元気いっぱいで楽しいファイトでした。

#5/0のフックも魚体・口に対して全く大きく見えませんし、ワームによっては#6/0や#7/0でも良さそうだな。

色合いが超綺麗な美人さんも釣れました★

アカハタ

普段はここまで釣り続けることは無いですが、今回はシーズン初の場所だったので、魚の接岸状況や着き方の傾向などを見るために割と釣り込みました。

結局3時間弱くらい頑張りましたが、数は30本弱くらいは釣れたでしょう。
サイズはあまり伸びず、40cm・1kg前後以上は4本ほどでしたが、これから水温が上がってくればもっと型も揃うと思います。
コンディションも抜群とは言えず、極太の個体がまだほとんど居ないですし。

このポイントはどうやら割と早い時期から魚影が濃いことも分かったし、また来年以降に活かせますね★

私の大好きなロックフィッシュシーズンがやってきたことを感じ取れる釣行になりましたね!
これから夏本番、去年のようにロックフィッシュをガンガン狙っていきますよ~。

スワールテールシャッドはパワーシャッドやバルトのような強波動系ではなく、ナチュラルにテールの付け根付近がウネウネとロールするような感じですね。
ナチュラルに魚を誘い出すことができ、中々面白いワームですな★

ハタ喰い蟲は丸っこいボディでワームの滞空時間が長く、ブレードによる波動・フラッシングで誘えるお気に入りのワーム。
今回は2.8インチを使いましたが、サイズ表記の割にワームがデカいです。
大きいワームを信じて使うのが苦手な方や、数釣りメインなら、まずは2インチから使うのがおすすめ。

使用タックル

  • ロッド:ジャンプライズオールウェイク109モンスターフィネスリミテッド
  • リール:シマノ 22ステラ4000XG
  • ライン:メジャークラフト 弾丸ブレイドクロスX8 1.5号+サンライン ソルティメイト ツナギートFC7号
  • ルアー:INXレーベル スワールテールシャッド4.8インチ、ルーディーズ ハタ喰い蟲2.8インチなど

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