ジャッカル ライザーベイト004を徹底インプレ!【メッキ・チヌ・小型回遊魚などに】

記事内に広告を含みます

ライザーベイト004 インプレ

こんにちは、まるなか(@marunakafish)です。

さてさて、今回はジャッカルから発売されているライトゲーム用プラグ、ライザーベイト004を詳しくインプレしていきます。

ライザーベイトシリーズは種類が沢山ある中で、004は一番小さなモデル。
主に小型回遊魚を中心としたライトゲーム五目釣りに活躍しますね!

サイズは小粒ながら、程よいアピール力があり、魚が水面を割るエキサイティングなゲームが誰にでも簡単に楽しめますよ!

忖度なしにインプレしていくので、ライトゲーム用プラグ選びの参考にしてもらえたら嬉しく思います。

✔管理人の経験・実績

私の経験・実績としては

  • 釣りのために仕事を辞めて移住、現在は魚釣りで生計を立てています
  • 年間釣行数300以上(現在はほぼ365日釣行)
  • 渓流釣りやタナゴ釣り~ヒラマサ釣りまで、ジャンル問わず様々な釣りができます
  • メーカーからプロスタッフとしての勧誘あり
  • メーカーの商品開発時に私のタックルインプレッションを活用

こんな感じでほぼ毎日釣行を重ねて釣りを中心に生活していて、実釣実績も残しています。

釣果実績については釣行記やTwitterを見てもらえれば、ほぼ毎日様々な魚を釣っていることが分かると思います(一番更新頻度が高いのはTwitter)。

ライザーベイト004のスペック

ライザーベイト004
  • 全長:40mm
  • 重量:5.6g
  • フック:#12

ライザーベイトの末っ子モデル、004は40mmボディに対して5.6gのウェイトを確保しています。
全長自体は小さいですが、かなり高比重な設計になっているので、沖目のポイントから魚を引っ張るような使い方も得意ですね!

漁港内や河川~小磯やビーチなど、色んな場所で活躍していますね!

ライザーベイト004のフック

ライザーベイト004ですが、標準装備では細軸の#12のフックが到着されています。
20cmそこそこ位までの魚を狙ったり、ドラグが出せる状況での使用なら問題なく使えます。

しかし、ちょっとした障害物周りを狙ったり、チヌや20cm台後半以上の良型メッキ・ブリやカンパチの幼魚などを狙うとなると、フックが少し弱くて伸ばされることがあります。
ですので、使い方によっては少しフックを強化して使うのもおすすめです。

ライザーベイト004 カンパチ 釣果

私が負荷を掛ける使い方をする時は、やや太軸のオーナーSTX-38ZNの#12に替えて使用していますね。

STX-38ZNは強度・粘り・バラシ難さ・錆びにくさなどのバランスが良く、少し強めに負荷を掛けるライトゲームでちょうど使いやすいフックですよ!

ライザーベイト004を「サクッと」インプレ!

ライザーベイト004 メッキ 釣果

ライザーベイト004の使用感や特徴について、簡単にまとめておきます。

  • 飛距離:高比重で姿勢が決まるとカッ飛び!
  • アクション:リップが水を受け、ワイドなスイング・引き波・音を発生させる
  • 使い方:ただ巻きをメインに、水面直下の巻きとのコンビネーションなど
  • 狙うターゲット:カマスやメッキ・小サバをはじめ、ブリやカンパチの幼魚・チヌ・シーバス・メバルなど
  • 適したシチュエーション:広大なシャローエリアのサーチベイトや、魚がライズしている時に特に強い!

ざっくりインプレするとこんな感じですね。

「簡単操作で効率よく」魚を水面まで引っ張り上げることができるのが大きな特徴。
かなりテンポよく魚を探すことができ、パターンにハマると、群れになってライザーベイトに襲い掛かってきますよ!

飛距離

コンパクトながら高比重設計

ライザーベイト004のボディは全長40mmですが、ややずんぐりしていて、容積はそれなりに確保されています。

ライザーベイト004 飛距離

フロントフックの前後にしっかりとウェイトが搭載されているのが分かりますね。

このウェイト量により、サイズ以上の遠投性能がありますね!

5.6gの重量があるので、一般的なプラグというより、投げた時の感触はヘビーシンキングペンシルに近く、かなりズッシリとした重さを感じます。

実際の飛距離

実際に私がライザーベイト004をPE0.5号+7フィート中盤のライトゲームロッドでキャストすると、無風時でだいたい40mほど。
遠投性能は非常に高く、キャストがしっかり決まると、リリース~着水まで一直線で飛んでいきます。
40mmクラスのプラグとしては、最高クラスの飛距離ですね。

しかし、ライザーベイトシリーズは大きなリップが装備されているので、ミスキャストをすると失速しやすいので要注意。

強風時や雑な手投げになったり、使用するロッドが柔らかいものになると、リリース時に姿勢が乱れて回転しやすくなります。
1度回転してしまうと空中で修正するのは非常に困難なので、急激に失速して飛びません。

ですので、安定した飛距離という点においては、空気抵抗が少ないメタルジグやヘビーシンキングペンシルには劣ります。

ライザーベイト004のアクション・使い方

ただ巻き

ライザーベイトの使い方ですが、基本はシンプルなただ巻きでOKです。

足場の高さや飛距離、リーリングスピードによってロッドの角度を調整しつつ、中速を基準にただ巻きで使えば魚は釣れます。

ライザーベイトは独特な上向きのリップが潮を受けることで、水面に向かって浮上する習性があり、水面をバジングさせて使います。
ただ巻くだけでボディが左右にスイングしつつ引き波を立ててスイミングするんですが、「パチャッ」「カポッ」というような音も連続的に発生。

この独特な動きにより、オートマチックに魚を引き寄せたり、興奮させることが可能です。

ライザーベイト004 カンパチ

トッププラグの操作が苦手な方や初心者の方でも簡単に扱うことができ、広範囲をテンポよく釣り歩きたい時に効果を発揮しますね!

水面直下のスイミングとのコンビネーション

ライザーベイト004の2つめの使い方は、シンプルなただ巻きだけだと魚が出ない時におすすめなものになります。
水面でひたすら引き波と音を出してスイミングさせるのではなく、巻き速度を少し落とすことで、水面直下ギリギリを引く誘いをコンビネーションさせるもの。
そうすることで、シンプルな等速のただ巻きよりも動きに変化が出せるようになります。

水面直下ギリギリで泳がせた後、水面にライザーベイトが出た瞬間にバイトしてくるようなこともあり、魚の捕食スイッチが入りきらない時に効果を発揮したりしますよ!

なお、水面直下を泳がせすぎると逆に見切られる原因にもなりうるので、私の場合はハンドル2~3回転ほどに留めることが多いです。

ライザーベイト004で釣れる魚・おすすめターゲット

ライザーベイト004ですが、主にカマス・メッキ・小サバなどの小型回遊魚をはじめ、夏場に良く釣れる30cmそこそこまでのブリやカンパチの幼魚にもかなり良く効きますね。

ライザーベイト004 チヌ

その他にもはチヌやセイゴ・メバルなども狙えますが、小型回遊魚と比較すると、効果的な状況はある程度絞られる印象です。

小型回遊魚を中心とした五目ゲームにおすすめな高比重トッププラグといった具合です。

なお、水深が浅い根周りを狙うと、運が良いとハタ等も釣れますね!

ライザーベイト004 スジアラ

急深な磯が隣接している堤防でライザーベイト004を使っていたら、強烈なバイトの後に超パワフルな突込み。
何とか根をかわして釣り上げたのはスジアラでした。

その他、オオモンハタなどの実績もあるプラグですね!

適したシチュエーションなど

ライザーベイト004は簡単操作で水面を効率よく・楽しく探れるプラグですが、状況に合っていないと効果を発揮しにくいことがあります。

私の場合は

  • 水深3m~4mくらいの広いシャローエリアをランガンする時
  • 水面に小魚系ベイトの気配が濃い時
  • 既に魚がライズ・ボイルしていて餌を追い掛け回している

このような状況で出番が多くなるプラグです。

一方、ポッパーやペンシルベイトほど動きに変化を出したり、ポーズを組み合わせて使うのはできないので、ライザーベイトだけだと食いきらないこともあります。
また、スレた居着きのセイゴやチヌ・メバルなどを狙う時も同様で、ジックリとルアーを見てくる魚には少し弱いです。

その他の私が好きな使い方としては、小型回遊魚を狙う際はライザーベイトをとにかく遠投し、チェイスさえあればOKな感じで、釣れなくても足元まで引く作業を何度か繰り返します。
すると、ライザーベイトの集魚力で遠くにいた回遊魚が足元付近まで集まってくることが結構あり、その後はフローティングのトッププラグやミノーなどにローテーションして釣果を伸ばすような使い方もおすすめです。

ライザーベイト 回遊魚 釣果

このショゴはまさにそのパターンで、ライザーベイトに反応するものの食わなかったので、そのまま何度か繰り返してキャストを行い、近距離に魚を集めました。
その後はヘビーシンキングミノーにローテーションし、集まった魚を拾うパターンで連続ヒットに持ち込めましたね。

なお、高比重で振り抜いた時の重量感が結構あるので、遠投したい時はMLクラスの少し硬めのライトゲームロッドなどがおすすめです。
ラインはPE0.4号~0.8号くらいでちょうど使いやすいですね。

まとめ!

ライザーベイト004 カンパチ

今回はジャッカルのライザーベイト004のインプレをしました。

  • 40mmながら5.6gの高比重設計
  • やや強めのロッドの方が姿勢が決まり、スムーズに遠投しやすい
  • 基本はただ巻きでOKだが、時々水面直下をスイミングさせてみたり、コンビネーションで変化を出すのもおすすめ
  • 小型回遊魚狙いをメインに、活性が上がっているセイゴやチヌ・メバルなどにも効果を発揮
  • 効率よく魚を探すのが得意だが、フローティングのルアーの方が食いが良いこともあり、ローテーションは必要

要点をまとめるとこんな感じです。

上手く使うことで、魚を広範囲から集めることができたり、かなり面白い釣りができるプラグ。
魚が水面を激しく割って出てくることも多いので、使っていて楽しいですね!

おすすめ関連記事

メッキ狙いにおすすめなトップウォータープラグ紹介

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です