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こんにちは、まるなか(@marunakafish)です。
さてさて、今回はナマズ釣り講座やっていきましょう。
今日のテーマは、春のナマズ釣り攻略に必要な基礎知識・狙い方のコツを解説します。
春はナマズ釣りのシーズン序盤になり、気難しくて釣果ムラが発生しやすい傾向がありますね。
良い時に当たれば沢山釣れることもあるし、逆にダメな日は反応すらなかったり・・・・。
今回は、釣果を安定させるために知っておくと役立つ基礎・基本を中心に紹介します。
全て実釣経験に基いた解説になっているので、参考にしてもらえたら嬉しく思います。
✔管理人の経験・実績
なお、私の経験・ナマズ釣りに関する実績としては
- 年間釣行数250~300以上
- ナマズゲーム歴は20年以上
- メーカーからプロスタッフとしての勧誘経験
- 釣具店にて私のタックルインプレや釣り方解説の掲載利用あり
こんな感じで普段から毎日釣りをして生活している釣り好きで、実績や信頼も得ています。
アイテム選びや釣り方などで困った時の参考にしてもらえたら嬉しいですね!
春シーズンのナマズ釣りと基本的な流れ
まずは春シーズンのナマズ釣りの基本の流れについて、順番に紹介していきましょう。
3月~4月:シーズン初期
ナマズの行動は、河川の水温や水量の影響を大きく受けるのは間違いありません。
経験的には、徐々にナマズの活性が上がってくるのは3月くらいからになることが多いですね。
この時期は、ハイシーズンと比較すると活性がすこし低めの状態が多いですが、主に「暖かい雨」が降った後にナマズの活性が高くなりやすいです。
3月~4月の初期シーズンのナマズの傾向としては、デイゲームよりもナイトゲームのほうが釣果を上げやすい印象があります。
基本的には、暗い時間に餌を捕食し、昼になると少し深い場所でじっとしていることが多いように感じています。
気温が上昇してそれに伴って水温が上昇してくると、ナマズの活性も安定するようになってきます。
そうなると、日中でも浅い場所に残る個体が多くなってきますね。
この3月・4月のシーズン序盤は、ナマズ釣り初心者の方には少し難易度が高めになります。
水温が低い時期に「ナマズが溜まりやすい場所を知っているかどうか」が、釣果を大きく分けますね。
まるなか
5月~:春の釣りハイシーズン突入
気温が高い状態で安定してくる4月下旬~5月くらいになると、ナマズの活性も比較的高い状態で安定してくる傾向があります。
私が住む静岡の場合は、だいたいゴールデンウィークの前後くらいになると、デイ・ナイトゲーム両方で安定したナマズの反応が得られるようになるパターンが多いですね。
ですので、これからナマズ釣りに挑戦したい方や、新しいポイント開拓をするなら4月下旬~5月位からがおすすめです。
その後も気温・水温の上昇とともにナマズの活性は安定しますが、初夏(だいたい梅雨時期前後)になるとナマズは産卵期に入ります。
産卵期に突入すると、ナマズが見えていてもルアーを無視したり、餌を捕食するタイミングが限られるので難易度は少し高くなる印象がありますね。
まるなか
春のナマズ攻略で意識したいポイント・ルアーセレクト
春のナマズの行動パターンの基本は、ここまで紹介した通りです。
次に、私が春ナマズ攻略の時に意識していること・知っておくと役立つ知識を紹介していきましょう。
本流・水量があるポイントをメインに探る
夏場を中心に、ナマズはかなり細い水路やドブなどにも姿を現します。
しかし春のナマズはまだ細い流れに入っていないことも多く、ポイント選びを失敗すると全く釣れないから気を付けたいですね。
基本的には、河川の本流をメインに、合わせて本流との落差がない支流を狙うようにするのがおすすめです。
本流と支流との間に落差があるような釣り場は要注意で、春以降に大雨が降っていないと、ナマズが遡上してきていない可能性があります。
基本的には、春以降の大雨によってナマズは細い流れにも入ってきます。
しかし、遡上するタイミングがなければ、ナマズ達は「水量・水深がある程度確保されている本流を中心に集まりやすい」というわけですね。
この判断を失敗すると、夏場にたくさんナマズが釣れた場所でも「春に狙うと全く釣れないパターン」になるので要注意ですね!
大雨が降るとナマズは大きく動く
これまでも紹介している通り、春になって活動が活発化してきたナマズは大雨が降ることで大きく移動することが多いですね。
基本的には、増水中に本流から支流・水路などに入り込む傾向がありますが、これは産卵を意識しているものと思われます。
大雨の後は、水草が生い茂った水路などに良型ナマズが集まるので、増水中は支流や水路などもしっかり狙うようにしましょう。
特に増水中は水量が多い河川は釣りにならないことも多く、こういう時は増水の影響が少ない小規模なポイント狙いが効果を発揮安いですからね!
春の時期のナマズを狙う時は、
- 増水があまり見られないときは本流をメインに狙う
- 釣行以前に大雨が降っていたり、増水中の釣りの場合は支流や水路も視野に入れる
こんな風に、釣行時の状況によってポイント選びを行うのは超重要ですよ!
ナマズ自体は、1~2m前後の段差は増水中に全く問題なく登ってしまいます。
ですので、本流との間に落差がある支流にも、案外普通に入り込んできますね。
大雨の後は、幅1m・2m程度の水路などの狭い場所にも、ナマズがたくさんやってくることが良くありますね!
ハイアピール系のルアーをメインに使用する
ナマズは冬場は深場でじっとしていることが多く、この時期にルアーに対する反応がフレッシュな状態に復活することが多いです。
逆に、シーズン終盤の晩夏~秋はナマズがルアーに対してスレていることが多く、魚がいても食わないパターンが増えやすい傾向を感じています。
つまり、春のナマズはまだフレッシュな個体が多く、魚さえいればルアーに対して好反応を示すことが非常に多いというわけですね。
ですので、使用するルアーは基本的にはハイアピール系をメインに使うのがおすすめで、まずはナマズに対してルアーを認知させることを重視したルアーを選ぶようにしましょう。
実際に私が梅雨入りくらいまでの時期に使用するルアーは「8割方アピール力を重視したチョイス」になりますが、釣行すればほぼ100%魚をキャッチできています。
まるなか
春のナマズにおすすめなルアー
最後に、実際に私が春シーズンのナマズ狙いでよく使っているおすすめアイテムを厳選して紹介しておきましょう。
各社のナマズルアーを使い比べた中で、最小限に絞り込みました。
キャタピークリッカー
ナマズゲームでは超定番のキャタピーですが、春シーズンにメインで使用するのは、ノーマルサイズのクリッカー(ラトル入り)。
価格も比較的お手頃で入手も容易、アピール力はそこそこといった感じで超ハイアピールというわけではありません。
本流~小場所狙いにも使いやすく、とりあえず1個目のアイテムとしても非常におすすめですね。
私の場合はリアにタコベイトを装着し、状況によってトリプルフックを使用しています(バーブレスにしてね)。
▼キャタピーのインプレッションはこちら
スミス キャタピーをインプレッション・改造のパターン!【ナマズ用ルアー】
ジャッカル ポンパドールJr 鯰カスタム
ポンパドールJr鯰カスタムはいわゆる羽根モノ系ルアーになり、大きな金属パーツが特徴になります。
水受けが良くてレスポンスは良好、改造しなくてもそのまま使えるのがありがたいです。
キャタピーよりも金属パーツが多く装着されているので、アクションさせると「カチャカチャ」というサウンドを発生し、アピール力は少し高めになります。
テールには回転式のプロップが装備されており、羽根+プロップの回転でナマズを誘います。
その他、筆者が実際に使用しているナマズ用おすすめルアーを知りたい方は、【ナマズ用おすすめルアー・選び方徹底解説】を参考にどうぞ。
全て実際に使い比べ、公平な視点・圧倒的なボリュームでアイテム紹介をしてあります。
まとめ!
今回は春のナマズゲームの解説をしてきました。
水温が不安定な春のナマズ釣りは意外と難しく、釣果ムラが出やすい傾向がありますね。
気温や雨の影響によってナマズの活性が非常に変化しやすく、場合によっては産卵を意識したポイント選びも重要になってきます。
基本的には、5月前後を目安に釣行すると、初心者の方でも釣果を上げやすいと思います。
ただし活性さえある程度あれば、スレていないのが春のナマズの特徴です。
夏~秋と比較すると、ルアーを目の前に通せば素直にバイトしてくる可能性は高いですね!
ナマズ釣りに必要な基礎知識や、タックル選びについて知りたい方は【ナマズ釣り初心者講座】を参考にどうぞ。
より詳しい解説や、実際に私が使っているおすすめアイテム解説記事の紹介などもあり、ナマズ釣り全般を深く知ることができます。
全て筆者の経験・実績に基づいており、釣果アップやアイテム選びの役に立ててもらえたら幸いです。