こんにちは、まるなか(@marunakafish)です。
さてさて、今回は釣りの旅2日目の様子をお届け。
初日は軽くライトゲームで遊んで終了でしたが、今日は朝から釣りをしてみます。
朝マズメの時間帯を打つ必要性はあまり感じていないので、7時過ぎぐらいからゆっくり釣りを開始します。
とりあえずデイゲームのメインターゲットはアオリイカやチヌになりそうですが、アオリイカは釣れてもリリースするのが難しいので、チニングメインでやってみることに。
ポイントも全く分からないので、地図を見て現地に行き、地形を実際に見て釣れそうかどうかチェックするしかありません。
まさかこの後、とんでもない釣果が出るとは思ってもいなかった・・・。
超シャローエリアが多い
今回は高知・愛媛方面を探ってみますが、地図を見て場所を選んで現地へ行ってみると、どこも超水深が浅い・・・・。
夏場やナイトゲームなら十分チヌが釣れそうですが、この春の早い時期の場合は1段水深が落ちる場所が欲しい。
なのであちこち回っても釣りはせず、歩き回って地形を見て移動の繰り返しでスタートでした(-_-;)
そんなこんなでなかなか釣りができませんでしたね。
春のチヌが寄りやすいポイントを発見
何か所か釣りをせずに見て回ったところ、数か所目に気になるスポットを発見!
全体的には水深が浅い底が見えそうなシャローなんですが、一部だけお椀状に深く掘れている。
偏光サングラスを掛けて何とか発見できましたね★
とりあえず私の理想に近い場所を見つけたので、ここで準備をして釣りを開始してみます。
まさかの1投目に2kg後半の年無しチヌ
今回は21カルディアの初投入釣行でもあり、使用感のチェックも兼ねています。
本当はカマスやメッキなどを狙うライトゲーム用に購入したリールですが、強めに負荷を掛けてみたかったのでチニングで使います。
ルアーは定番のクレイジーフラッパー2.8インチにフリリグシンカー7g。
地形をしっかり目で見て判断し、チヌが寄りそうな場所を一番良い角度で入れられるように立ち位置・キャストコースもしっかり選びます。
潮が澄んでいるのでロングキャストで沖目に投げ、ステイを長めに丁寧に探ります。
見た感じはクロダイ・キビレ共に有望なポイントに思える。
ボトムは根掛かるギリギリくらいにカキガラが入っており、ちょっと注意しないとワームをロストしそうな感じ。
ボトムを鋭くトントン叩き、時々シェイクを入れながらズル引き・・・・。
良い感じに海底に変化があり、釣れそうな気配がしますね。
良い場所にワームが入ったので10カウントほどステイを入れてワームを留めていると、モゾッという違和感。
軽くラインを張ると穂先が「ツンッ」と入りましたが、持っていく気配はない。
そのまま何事もなかったかのように誘いを掛けてみると再びアタリがあり、ゆっくりと穂先が絞られました。
ここでバシッと合わせを入れるとかなりの重量感があり、ドラグが一気に数メートルほど出されました。
シーバスかハタか何かがヒットしたのかと思いましたが、若干ガツガツ感もあるような引きです。
沖の駆け上がりにラインが擦れないように注意しつつ、ゆっくり巻きあげてくると、良いサイズのクロダイ。
見た感じ50くらいありそうですが、足場が高いのでサイズ感が良くわかりません。
ちょうど普段シーバスやヒラメを狙う時に使っている6mの長さの大きいネットを持っていたので良かった。
タモを伸ばして魚を取り込むと、思ったよりも重たいし大きそうだ。
いきなりこんなの釣れました(笑)
間近で見るとかなり大きく、2kgは余裕であるはず。
デジタル秤を持っていたのを思い出し、計測してみる。
おいおい、マジですか(笑)
一投目で2.75kgの年無しクロダイをキャッチしました。
非常に綺麗で立派な魚体のチヌ。
大きさ(長さ)は56cm位ですね。文句なしの良型!
完全に狙い通りのコース・距離・タイミングで食ってきたので満足。
やはり、四国は静岡とはポテンシャルが全く違うのかな?
あまりにも幸先良すぎる出だしに若干戸惑う。
小移動でヤツが・・・・
とりあえず1投で満足できる釣果が出てしまいましたが、その後も周囲を打ってみました。
数分後にもう1度クロダイかキビレっぽいアタリがありましたが、食い込まずにすっぽ抜け。
あまり粘っても仕方がないので、付近を詳しく調査することに。
駆け上がりに絡めて小さなバイト
その後歩き回って地形チェックをしたところ、再びちょっと美味しそうな条件の場所を発見!
早速ワームを入れてみましたが、フグにワームをダメにされました(-_-;)
この場所はどうやらフグがかなり多いようで、その後もワームを何個も取られる。
しかし、この周辺のスポットは絶対にチヌが寄るはず。
少しずつ歩いてキャストコースをズラしつつ、チヌが来るのを待つ。
良さそうな地形の場所がある程度広範囲に渡っているので、ワンキャストずつ歩いて探っていきます。
しっかりボトムステイを入れて丁寧に海底の変化にワームを絡めます。
そしてステイ中に「ムニュッ」というような柔らかい感触。
チヌっぽいアタリではないですが、フグではなさそう。
そのまま軽くロッドをシェイクしながらズル引いてみると、ブラックバスがワームを食った時のようなグイーンというアタリに変わる。
ここで合わせを入れると無事ヒットしましたが、さっきと同じく再びドラグが一気に出される。
「まさか、またやらかしたか?」と思いつつ、ラインが根に擦れないようにロッドを高く上げてやり取り。
あまり走られると海中に沈んだロープがあるので、うまく魚をコントロールします。
さっきに負けないくらいの重さがありますが、ドラグさえちゃんと設定してあればラインが切れることはないので大丈夫。
そして丁寧に寄せてきましたが、これまたやらかし級のチヌです(笑)
少なくともさっきと同じくらいはありそうだなぁと思いつつ、スケールで重さを測ると・・・・。
余裕で3kgオーバー、3.4kgのクロダイ。
確かによく見てみると、さっき釣れたクロダイよりももう1周りデカい感じ。
大きさは62cmといった所でしょうか。いわゆるロクマルってやつです。
今まで釣ったチヌは一番大きいもので3kg弱だった記憶があります。
ここにきて自己記録を更新してしまいました。
完全初場所でこの釣果は奇跡レベルだと思いますが、どちらも完全に狙い通りのコースで食ってきてます。
最近になってボトム狙いのチニングをかなりやり込みましたが、慣れてくるとチヌが集まる条件の場所がかなり高確率で分かり、狙って釣れるようになります。
何事も小手先のテクニックではなく、基礎基本が大切です。
はるばる遠くまで遠征に来たものの、正直言ってこの2匹で満足したといっても過言ではない(笑)
キビレ連発で終了!
その後はかなり風が強くなってきたんですが、小移動をしてあちこち回ってみました。
チヌは居る場所にはしっかり魚影があり、クロダイだけでなくキビレもしっかりキャッチ。
場所を変えるとキビレが連発モードに入り、30cm後半~40cm前半くらいの個体がポンポン釣れます。
フグもかなり多かったですが、十分すぎる釣果が出たので早めに切り上げ。
その後夕暮れからはライトゲームでアジを狙ってみましたが、どういうわけか全く魚の気配が無くてダメ・・・・。
地元の方たちも全く釣れてないし、すぐに帰ってしまいました。
そんな感じで、遠征2日目は奇跡のロクマル・年無しチヌが連発&キビレもたくさん釣れました★
使用タックル
- ロッド:ダイワ 月下美人AIRAGSメバリングモデル 78ML-S
- リール:ダイワ 21カルディアFC LT2000S-H
- ライン:シマノ ピットブル8+ 0.5号、シーガー グランドマックスFX2.5号
- ルアー:ケイテック クレイジーフラッパー2.8インチ+フリリグシンカー7g