8月4日更新分 連日の地磯オオモンハタポイント開拓!

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こんにちは、まるなか(@marunakafish)です。

さてさて、今回もオオモンハタが釣れそうな予感がする地磯開拓へ行ってきました。

今回開拓するのは、以前開拓した際に50オーバーのランカーサイズが連発した禁断のポイントから続くエリア。

衛星画像を見ていると、かなり気合を入れれば更に奥の方に進めそうな気配がしてきたので、この機会に開拓することにしました。

果たしてどんなポイント開拓になったのか?

超急深な砂泥底絡みの地磯

50オーバーのオオモンハタが釣れた場所はスルーし、どんどん奥の方に進んでみることにしました。

結構時間が掛かりましたが、無事狙いのエリアにエントリーすることができましたね!

見た感じは手前が斜めに落ちこむ岩盤の斜面のかけあがりになっていて、オオモンハタが釣れそうな気配はかなりあります。

これまで全く釣りをやったことが無い場所なので、地形調査からスタート。

サーチ能力を重視してマッドワグロング11インチで入ろうか迷いましたが、遠投性能が少し劣るので、ここは無難にガブリカーリーの4.2インチで。
小さすぎず大きすぎず、オールラウンドに使えるワームですな。

フックはリューギのLTオフセットの#4/0、シンカーは34gの組み合わせ。

まずは正面に向かってキャストしてみますが、思った以上に深い感じ。

ややフリー気味に落とし込んで着底までカウント55くらいです。

沖の方の底質は砂泥底の場所がメインらしく、特に引っ掛かる様子は無し。
こういう場所だと、オオモンハタは手前の斜面付近に浮いている可能性が大です。

沖の方はハンドル7~10回転ほどの巻き上げ&フォールで誘いつつ、手前に入ったら少し巻き速度を上げ、斜面の上を斜めに巻きあげます。

かなり手前にワームが寄ってきて、「そろそろ回収しようかな?」と思った矢先、結構浮き気味だったガブリカーリーに「ゴツン」と良いバイト!

合わせを入れると無事ヒットし、これはオオモンハタの感触ですね。
そこまで大きくはなさそうですが、重量感はそれなりにあります。

斜面にリーダーが擦れないように強引に巻取り、無事キャッチ成功。

オオモンハタ ガブリカーリー

幸先良く1投目で本命のオオモンハタが釣れましたね★
サイズは30cm台中盤ほどでしたが、初場所なので嬉しい1本。

正面付近は砂泥底の場所だということが分かったので、次は広角に投げてみることにします。

次はやや水深が浅そうな右側にキャストしてみると、着底までのカウントが一気に短くなり、40ほどに。
どうやら海底に瀬が張り出しているようです。

リトリーブによる巻き上げ&フォールをメインに探っていくわけですが、右側は結構ゴツゴツしていてジグヘッドリグは通せそうにない感じ。

1投目は外道のアタリのみでしたが、数投目で「ガツン」という明確な反応が出ました!
軽快感はあまりなく、重たい感じの引きはオオモンハタではなさそうです。

アカハタ

30cm台前半ほどのアカハタでしたね。
岩がゴツゴツしていて高低差が複雑な場所を狙うと、やはりアカハタが釣れやすいです。

とりあえずレギュラーサイズのオオモンハタ・アカハタが釣れたので、魚自体はそれなりに居るっぽい。

少しランガン気味に広範囲を流したいので、ここでブレードチューンを施します。

デコイのスライドウェイト1.8gをフックにセットし、家にあった小さめのウィロー型のブレードをセットしてみました。
カーリーテールの程よいナチュラルなスイミングアクションにブレードの波動・フラッシングを加え、探りの効率を上げるのが狙いです。

次は左の方にキャストすると、右側よりもやや水深は深めですが、正面付近よりも少し浅いようですね。
底質は砂泥底で、所々に岩が点在してはいるものの、手前の斜面がやはり狙い目か。

そこで、かなり左の方へルアーをキャストし、斜面の上を重点的にスイミングさせてみます。
ベラっぽいアタリが何度かある中で、「ズドン」と景気の良いアタリが出ました★

オオモンハタ ガブリカーリー

悪くないサイズのオオモンハタを追加。
ブレードがあると釣りの効率が良くなるので、テンポよく魚を探す時はかなり役立ちますね。

ワンキャストずつどんどん釣り歩いていきます。

しばらくアタリが無い状態が続いたんですが、手前の斜面の上にかなりゴツゴツした岩が混じっているスポットを見つけました。

ここは絶対居そうな気がするので、少し丁寧に・角度をちょっとずつ変えながらアプローチ。

沈み岩の頂上付近にワームを軽くぶつけるような感じで巻きあげると、狙い通りに「ズドン!」と最高なバイト。

合わせを入れるとロッドがバットから曲がり込む重量感があり、これは2kg・50クラス確定です★

一気にリールを巻きますが、結構強い抵抗感。
15mくらい寄せることはできたんですが、運悪くリーダーが斜面付近の何かにスタック・・・。

かなりガッツリ掛かってしまって全く動かなくなってしまい、一旦ラインを緩めて魚に動いてもらいましょう。

30秒くらいは穂先に生命感を感じたんですが、身切れしたのか、途中で動きが無くなってしまい、痛恨過ぎるバラシ・・・。
ワームは回収できましたが、魚はついていませんでした。

やはりこのポイントにも大型のオオモンハタが居る様ですね~。
かなり良い引きだったので少し残念。

ダメージが入ったリーダーを結び替え、再び釣り再開。

ポイント移動で良型アカハタ・ランカーオオモンハタ再降臨!

リーダーを結び変えた後は再び先ほど大型がヒットしたピンスポット付近を狙ってみましたが、30cm位の小さめなオオモンハタが釣れただけ。

ここから先は少し水深が浅くて変化に乏しいスポットが続いたので、どんどん歩いて200mほど小移動。

再び少し深く掘れているポイントに到着し、しっかり開拓していきます。

手前にクロダイの群れやブダイが見えていて、何となく生命感があるスポットです。
ここも斜面が手前からずっと入っていくんですが、角度は結構急な感じ。

沖の方にも少し岩が沈んでいて、いかにもハタが釣れそう。

ガブリカーリーのブレードチューンを流していくと、数投目で早速バイト!

結構良い重量感ですが、これは赤っぽいやつかな?

アカハタ ブレード

1kgチョイ、41~42cm位の良型アカハタをキャッチしました。
その後、もう1匹30cm台後半ほどのアカハタを追加しましたが、後は続かず。

この深く掘れたスポットから50mくらい歩いていくと、馬の背状になっている場所を見つけましたね★

こういうところはデカいオオモンハタが差してくる可能性が超高く、個人的に大注目しています。

そこそこ数は釣れたので、一発狙い用にワームを変えます。

ここで投入するのはデプスのデスアダーリザード8インチ。
8インチの結構ボリューミーなワームなので、10インチ以上のロングカーリーテールよりも大きく見えますね~。

それでも、大型のハタの口の大きさと比べれば何ら問題なく釣れるはず。

フックはLTオフセットの#5/0を使い、穂先を20~30cmほど軽く揺らしながらのリトリーブ&フォールで探ります。

数投目、かなり手前のボトムでアタリがありましたが、30cmクラスのハタだったようでフッキングできず。
アタリの出方的にカサゴではなさそうでしたが、一発でワームを吸い込んでくる良型の食い方ではなかったですね。

どうやら小型のハタも問題なく食ってくることが分かったので、後は同じように探っていくだけ。

馬の背の斜面と深くなっている場所の境目を角度を変えながら探っていくと、今度は「ズン」というしっかりとワームを吸い込むバイト。

合わせを入れると無事フッキングし、そこそこな重量感。

馬の背にラインが擦れるとアウトなので、足場が少しでも高くなっている場所に移動し、一気にリールを巻いて無事キャッチ。

デスアダーりざーと8インチ アカハタ

やっぱり、かなり大きいデスアダーリザード8インチでも普通にハタは釣れましたね!
サイズは1.3~1.4kgくらい、長さは44~45cmほど。

特大とまでは言えませんが、かなり肥えていて良い魚でした★

その後、この馬の背の周りをスローダウンしてジックリ探っていると、大きめの岩が沈んでいる場所にワームを通すと「チュドン!」とめっちゃ良いバイト!

すかさず合わせを入れると、これまた良い重量感ですね。
先ほどバラしてしまったかなり大きそうな個体には少し及びませんが、良い突込みでロッドが満月になりました。

ポンピングすると根に入られるので、ロッドを固定したままひたすら力を込めてリールを巻き巻き・・・。
今度は根ズレも一切せず、無事魚を浮上させることに成功しました。

上がってきたのは、大きな茶色い魚体!!!

オオモンハタ

ふぅ、今回もやってしまいましたね、これは。

ランカーオオモンハタ

これは良いサイズ。
グリップの長さが55cmですから、50cmくらいありますね。

漢のデスアダーリザード8インチで釣れたので、嬉しさも倍増です★
おそらく、ロックフィッシュゲームでこういうワームを使っている人なんてほとんど居ないでしょうね(笑)

しかし、先入観を捨てて柔軟な考えて釣りができるようにならないと、釣りのレベルも一般的な所から上には行けないと思います。
ハタという魚の習性や体の構造などを考えてみれば、一般的な4インチや5インチのワームは、むしろ小さすぎて探る効率が悪いように思えてきます。

大きいルアーが持っている、特有の魚を引きつけるパワーもありますしね。

とりあえず今回の開拓でもランカーオオモンハタを釣ることに成功し、最近のポイント開拓では3連続で50オーバーのオオモンハタを釣り上げることができました。
ハタが釣れる地形など、細かい部分もかなり分かってきたので、去年と比較すると釣りの精度も上がりました。

その後は少し風が強くなってきたので、風の影響を受けやすいビッグワームはやめてガブリカーリーに戻して

オオモンハタ

1kgクラスのオオモンハタを追加することができました。
その他、珍しく25cm位のチビモンハタも釣れました。

結局今回の開拓はこんな感じで、50クラスのランカーサイズも釣り上げることができましたが、更に大きそうなのをキャッチできずに悔しい思いもしましたね。

一応これでこの付近の釣りができそうな地磯開拓はやり切った感があるので、今後はどうしようかな。
まだ今年になって様子を見ていない場所へ行ったり、去年見つけた真夏のランカーアカハタポイントに行くのが良いかな・・・。

毎回単純に大きい魚を釣ったり、ひたすら数を釣るなら、これまで開拓してきた中の一番良い場所に行けば良いだけなんですよね。
しかし、それでは釣れると分かっている魚を釣っているだけに過ぎないので、新しい発見もなくてただの単純作業になります。

そんな釣りを繰り返していても何も意味はないので、私の場合は大して釣れないと分かっている場所へあえて行ってみたり、色々やってるんですよね(笑)

そろそろ夏の青物もスタートしそうですし、マンネリ化しないように変化をつけて釣行していきたいですね!

使用タックル

  • ロッド:ジャンプライズ ツーリミット105モンスターバトル
  • リール:シマノ 22ステラ4000XG
  • ライン:シマノ グラップラー8 1.5号+サンライン ソルティメイト ツナギートFC8号
  • ルアー:ダイワ HRF ガブリカーリー4.2インチ、デプス デスアダーリザード8インチなど

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