こんにちは、まるなか(@marunakafish)です。
さてさて、今回はアオリイカエギングへ行ってきました。
一時期海水温が0.5度前後下がってしまい、アオリイカがシャローから姿が消えていたんですが、ここにきて再び良い感じに!
連日ポツポツと釣果が出ているんですが、今回はベタ凪の予報が出たので期待を込めて行ってきました。
果たしてどんな展開になったのか?
深場とシャローの間を狙うと春イカの反応アリ!
ここ最近は再びゆっくりと海水温が上がってきている状況なので、アオリイカは深場からシャローに上がりたがっているはず。
ですので、水深10m~15mくらいの場所から緩い斜面のかけあがりがあり、手前がシャローフラットになっているような場所に狙いを定めました。
アオリイカが完全にシャローに差してきていれば、手前のフラットで乗ってくるはずですし、まだそこまで進んでいなければ斜面で反応が出るはず・・・。
先発は今シーズンメインで使っている、ヨーヅリのエビQで(インプレッションはこちら)。
しっかりボトムまで着底させ、スローなジャークを2~3回ほど与え、長めのボトムステイをメインにジックリ誘います。
変更グラスを掛けて地形変化の位置やかけあがりの角度などを見つつ、ピンスポットをテンポよく打つランガンスタイルで狙います。
かけあがりの角度が少し変わっていたり、海藻が生えているような場所を優先して打っていきます。
固定砲台で釣り続けると効率が悪いので、1キャストずつ移動しながら探りを入れ、10分くらい探ってダメなら移動します。
沖に海藻+大きめの沈み岩が絡むスポットを見つけたので、丁寧に探りを入れるとボトムステイ中に「ムニュッ」という感触★
すかさず合わせを入れると、一瞬生命感が伝わってきましたが、すぐに軽くなりました・・・。
残念ながら掛けられませんでしたが、まだ釣り開始数投目。
完全に狙い通りの場所にイカが入ってきているようですね。
すぐに反応があった場所にエギを入れなおすとまた似たような感じでアタリが出たんですが、イカの活性が上がりきらない為か、またフッキングできず。
その後は反応が無くなってしまったので、少しポイントを移動します。
この感じだと、まだシャローフラットにイカは上がってきていないようで、沖の斜面をウロウロしているっぽいです。
エギのローテーションで2kgオーバーのアオリ
次も似たような感じのポイントに目星をつけ、ピンスポットのランガンで探りを入れます。
ここは湾内のかなり奥まった場所にある斜面が絡むポイント。
沖合は水深12~13mくらいで、岸から10m付近の場所から斜面になっていて落ち込んでいます。
手前は水深3~4mくらいで海藻が生えていて、チヌが見えています。
チヌに浮気しそうになりますが、今回はエギングなので無視。
ここもしっかりとボトムまでエギを沈め、ボトムで20~30カウントほどエギを置いておくスタイルで丁寧に探りを入れてみます。
すると、幸先良く1投目のボトムステイ中に一瞬ラインが「ピン」と張ったんですが、すぐに離された・・・。
どうやらここにもイカはいるようですね。
その後3回ほどイカがエギに軽く触ってきたんですが、フッキングを入れられるような感じではありませんでした。
少しイカの目先を変える必要がありそうなので、エギの種類を大きく変えてみることに。
選んだのはエギ王Kの3.5号。
エビQはダート系のエギなので、まっすぐ跳ね上がるタイプのものに変えてみます。
また、あえてラバーパーツが付いていないシンプルなエギに変えます。
今度はややテンポを落とした2段シャクリをメインに、エギを高めに持ち上げてテンションフォールでフワフワ落とし、ボトムステイで食わせるパターンをメインにしました。
1投目は反応が無く、少し角度を変えて2投目。
ボトムステイ中、アタリを取るためにリールをちょこんと巻くと、穂先に「ズン」という重み。
穂先が微妙に入った状態になっているものの、引っ張られたりする感覚は無いので、最初は海藻と思いました。
そのまま軽くテンションを掛けて待っていると、しばらくしてラインが左に向かって動き出しました★
どうやらイカがエギを抱いたまま完全にステイしていたようで、ラインが走ったタイミングでバシッとフッキング。
すると、ドラグが一気に出される気持ちが良い引きで、これは完全に良型の感触。
ドラグがしばらく止まらないので、これは1kg後半以上は確定ですね。
特に危険な障害物があるポイントではないので、落ち着いてやり取りしながら寄せてくると、浮上してきたのは良いサイズのアオリイカ。
しかし、足の先端にカンナがちょこんと掛かっているだけで、無理をしたら身切れするやつ・・・。
少しドラグを緩め、イカを興奮させないように注意しつつ、しっかりタイミングをはかってネットイン。
やりました、これは良いサイズです!
これは完全に2kgオーバーですな。
計測してみると、袋の重さを含めて2.5kg。
正味2.4kg前後といったところか。
ここまでアタリがあっても中々掛けられないパターンだったので、この1杯で気が楽になりましたね。
その後、付近を探ってもう1回アタリがあったんですが、またしてもフッキングできないパターンで掛けられず。
少し大きくポイント移動してみることにしました。
地磯でアオリイカ連発!
次はお手軽にエントリーできる地磯に行ってみることにしました。
アオリイカの実績は無いものの、地形的に春の親イカが差してくる可能性は高いはず。
手前15m付近にかけあがりがあり、沖には短い海藻が生えているスポット。
ここにも手前にチヌが何匹か見えていて、海水温はそこそこ高そうな気がします。
かけあがりの斜面にエギが絡むよう、斜めにキャストして探りを入れていきます。
1投目はこれといったアタリが無く、手前に寄ってきたエギを回収し始めると、エギの後方に1kgくらいのアオリイカが猛チェイス!
どうやらかけあがりの斜面で様子をうかがっていたようですね。
すぐにキャストし直して探りを入れると、さっき見えたイカではない別の個体がヒット。
少しサイズダウンしましたが、食べごろのイカを追加。
予感は的中し、このポイントはイカの気配が濃厚です!
どんどんイカを追加したいところですが、横風が少し吹いてきてしまって釣りにくい状況になってきました。
すでに2kgオーバーもキャッチしたし、そろそろ帰ろうかと思いつつエギを遠投。
そして沖の少し水深が深いフラットエリアでステイさせていると、突然「ズーン」という重みが。
すかさずフッキングを入れるとこれもドラグが出る引きで、まずまずな重量感★
沖でイカを浮上させると、今度はガッチリ掛かっているので外れる心配はなさそうです。
何度か強いジェット噴射を堪能し、ハンドランディングでキャッチ成功。
2kgには少し足りませんが、これまた良いサイズのアオリイカが釣れました★
さすがにこれだけ釣れれば十分ですし、風が強くて釣りにくいのでこれにて撤収することにしました。
イカの活性は少し低く、アタリがあっても中々掛けられないパターンで少し嫌な感じでしたが、エギのローテーションと長めのボトムステイが良かったかな。
イカが差してくるスポットはだいたい狙い通りに読めていたので、海水温が安定してくれることに期待です。
今回はいつものエビQやパタパタではなく、シンプルなエギ王Kが良い仕事をしてくれました。
まだまだ春のアオリイカは釣れるので、今後もタイミングを見て狙っていきたいですね!
使用タックル
- ロッド:ダイワ エメラルダス ストイスト88LM-S
- リール:ダイワ 19セルテートLT3000-CXH
- ライン:メジャークラフト 弾丸ブレイドX X8 0.8号、よつあみ エックスブレイド アップジーリーダーV12 3号
- エギ:ヨーヅリ エビQ3.5号、ヤマシタ エギ王K 3.5号