こんにちは、まるなか(@marunakafish)です。
さてさて、今回はアイマから発売されているチヌ用ポッパー、エアラコブラ60の特徴や使い方のコツを詳しくインプレしていきます。
エアラコブラはヘッド形状がかなり特徴的で、ポッピングさせるのが苦手な方や、ルアーが滑ってしまってうまくアクションさせにくい状況にもおすすめなポッパー。
常に安定した操作がしやすく、中々使い勝手が良くて良い感じですよ！
忖度なしにインプレしていくので、チヌ用ポッパー選びの参考にしてもらえたら嬉しく思います。
✔管理人の経験・実績
私の経験・実績としては
- 釣りのために仕事を辞めて移住、現在は魚釣りで生計を立てています
- 渓流釣りやタナゴ釣り～ヒラマサ釣りまで、色んな釣りができます
- 年間釣行数300以上(現在はほぼ365日釣行)
- メーカーからプロスタッフとしての勧誘あり
- メーカーの商品開発時に私のタックルインプレッションを活用
こんな感じでほぼ毎日釣行を重ねて釣りを中心に生活していて、実釣実績も残しています。
釣果実績については釣行記やTwitterを見てもらえれば、ほぼ毎日様々な魚を釣っていることが分かると思います(一番更新頻度が高いのはTwitter)。
エアラコブラ60のスペック
- 全長：60mm
- 重量：7g
- フック：#10
エアラコブラ60は60mmボディで10gと、チヌ狙いやセイゴ～フッコ狙い等にちょうどピッタリなサイズ感ですね。
チヌのポッパーゲームにおいて、フィールド問わずに使い勝手は良いです。
エアラコブラ60を「サクッと」インプレ！
まずはエアラコブラ60の使用感や特徴を簡単にまとめておきます。
- 飛距離：やや優秀
- 浮き姿勢：斜め浮き
- アクション：滑りにくく、常に安定したポッピング性能。アピール力はやや強め
- 使い方：ワンテンポのポッピング・ドッグウォークがメイン。軽めのダイビングにも
- 適したシチュエーションなど：風が強い時や障害物周りをネチネチ狙いたい時など、特に使いやすいポッパー
ざっくりインプレするとこんな感じ。
チヌ用ポッパーとしては比較的アピール力が高く、水絡みの良さが目立ちますね！
飛距離
エアラコブラ60の飛距離ですが、チヌ用のポッパーとしては平均よりもやや優秀なくらいに感じます。
ウェイトはテール部に球状のものが2つ入っているので、後方寄りの重心設計になります。
実際に私がPEライン0.6号を巻いたチニングタックルでキャストすると、無風時でだいたい40m台前半ほどですね。
無風～追い風の時の飛行姿勢はそこそこ安定していて、失速は目立ちにくくなっています。
一方、横風や向かい風が吹き付ける状況になると、後方重心のポッパーとしてはややボディが回転しやすく、少し失速しやすい傾向を感じますね。
飛距離低下はそこまで気になるレベルではありませんが。
一般的な内湾や河口周りのトップチヌゲームに使用するのであれば、遠投性能で不満を感じることは無いです。
浮き姿勢
エアラコブラの浮き姿勢ですが、後方寄りの重心設計なので斜め浮きになります。
浮かばせてみるとこんな感じで、浮力は大きすぎず・小さすぎずでバランスは良好。
エアラコブラのアクション・使い方
ワンテンポのポッピング
エアラコブラのアクション・使い方ですが、1つめはシンプルな1アクション→ショートポーズの繰り返しによるワンテンポのポッピングですね。
エアラコブラは角ばった形のかなり大きなカップ(ヘッド)をしています。
アクションを与えた時のスプラッシュ・音によるアピールは、比較的強めですね。
細かい飛沫を「ピシャッ」と飛ばすのではなく、「ポコン」と大きめの波紋をしっかり残すタイプ。
ですので、チヌが少し深場に沈んでいる時や、捕食スイッチが入っていないような状況でも水面に引っ張り上げるパワーを持っていますね。
ヘッドが大きいことで水面を滑ってしまうアクションエラーがかなり少なく、横風が吹く状況や、トッププラグを使うのに慣れていない初心者の方にも使いやすくなっていますよ！
ドッグウォーク
エアラコブラの良さはドッグウォークアクションにあると感じていて、チヌが反応を見せてポッパーの周りをウロウロしだした時は、細かいドッグウォークがおすすめです。
軽めのロッドアクションで丁寧に誘いを掛けて使用すると、大きなヘッドがブレーキの役目を果たします。
一般的なポッパーよりも移動距離をかなり抑えた状態で、何度も誘いを掛けることが可能です。
この時、エアラコブラは左右に首振りを見せ、ラインスラッグの出し方やアクションの強さの調整により、超ネチネチ誘えますね！
この移動距離を抑えたドッグウォークは、チヌがすぐに食いきらない時や、沈み岩などの障害物周りを丁寧に探る時に非常に役に立ちますよ！
春の活性が上がりきらないチヌをエアラコブラの小刻みなドッグウォークで誘いだしました。
ルアーの後方に付いてから中々バイトしませんでしたが、エアラコブラの特徴を活かしてキャッチできた1枚でしたね！
まるなか
中々食わないチヌに対して非常に使い勝手が良いね！
ダイビング
基本はワンテンポのポッピングとドッグウォークのコンビネーションになりますが、ダイビングも可能になっています。
ただし、ダイビングさせる時のロッドアクションは、優しく・スローに操作するのがエアラコブラを使う時のコツになります。
少し強めにロッドをさびいてしまうと、大きなヘッドのパワーを制御できなくなり、ボディが傾きやすくなります。
適したシチュエーション
エアラコブラはそこそこ汎用性が高いチヌ用ポッパーですが、あえて言うなら
- 若干波気立っている時など、アピール力が欲しい時
- 少し水深が深いポイントを攻める
- 風が吹いていてポッピングさせにくい
- 障害物周りなど、ピンスポットで何度も誘いを掛けたい
このような条件・状況下で特に使いやすい印象ですね。
使い分け・ローテーション
エアラコブラと使い分けがしやすいポッパーの例を挙げると、
- RAポップ・ポッピングダックなど：首振りしないストレートタイプのベーシックなポッパー
- バックファイヤー：アピール力やや控えめ。ダイビングでも使いやすい
これらのポッパーもチヌ用として比較的汎用性が高く、特性が少しずつ違うのでローテーションしやすいですね。
ジャクソンのRAポップやメガバスのポッピングダックは、ワンテンポのポッピングを中心とした使い方におすすめなベーシックなポッパーですね。
ネチネチ細かく誘うというより、シャローフラットをテンポよく流すような時におすすめ！
バスデイのバックファイヤーは細身でよく飛び、ポッピング・ドッグウォーク・ダイビングと、様々な誘いに対応できる追従性の高さが良い感じです。
エアラコブラよりもアピール力はやや控えめで、少し食わせを意識したい時にも使いやすいです。
▼チヌ用のポッパーを探している方は【チヌ用ポッパーのおすすめ・選び方の基本徹底解説】を参考にどうぞ。
すべて実際に使い比べて魚を釣り、実際の使用感・特徴と合わせて使いやすいものを紹介していきます
まとめ！
今回はアイマのチヌ用ポッパー、エアラコブラ60のインプレをしました。
- 後方重心で飛距離はそこそこ優秀。風が吹くと少し姿勢が乱れやすいか
- ヘッドが大きく、簡単に安定したポッピングが出せる
- アピール力はやや強め
- 細かくドッグウォークさせると移動距離が非常に小さくなり、ピンスポットでネチネチ誘える！
要点をまとめるとこんな感じですね。
初心者の方でも簡単に音と飛沫を発生させることができ、チヌの反応が出た時や気になるスポットではひたすらネチネチ誘いを掛けたり・・・。
比較的特徴がハッキリしていて、使い勝手が良いポッパーですよ！
おすすめ関連記事
▼【実釣比較】チヌ用おすすめなポッパー・選び方の基本徹底解説
