バスデイ 紅ショウガを徹底インプレッション【チヌ用ラバージグ型ジグヘッド】

記事内に広告を含みます

紅ショウガ インプレ

こんにちは、まるなか(@marunakafish)です。

さてさて、今回はチニング用ラバージグタイプのジグヘッド、バスデイ紅ショウガをインプレッションしていきます。

紅ショウガはクロダイ・キビレ狙い用の専用設計のルアーで、メーカーのこだわりが感じられるアイテム。

ダイレクトな操作感が特徴的で、小刻みな誘いやステイなどを組み合わせた使い方におすすめです。

  • 使用感や特性
  • 使い方
  • 適したシチュエーション

これらについて詳しく解説していくので、ルアー選びの参考にしてもらえたら嬉しく思います。

当メディア内で紹介するアイテムについては

  • 実費を払って購入
  • 公平な視点で使用感チェック
  • 実際に魚を釣り上げる

全てこれらにこだわっています。

✔管理人の経験・実績

なお、私の経験・実績としては

  • 年間釣行数300以上
  • 渓流~船釣りまで、ルアー・フライ・餌と各種の釣りができます
  • メーカーからプロスタッフとしての勧誘あり
  • 釣具店、メーカーにて私のタックルインプレッションや釣り方の掲載・利用あり

こんな感じで、毎日のように釣行を重ねて生活している釣り好きです。

紅ショウガのラインナップ

  • 重量:10g
  • 素材:鉛

紅ショウガは2022年3月現在、10gのラインナップのみになっています。

紅ショウガ

出典:バスデイ 紅ショウガ商品紹介ページより作成

カラーラインナップは上記の通り。

紅ショウガを「サクッと」インプレ

紅ショウガ キビレ 釣果

紅ショウガの使用感を詳しく解説していく前に、簡単にインプレをまとめておきます。

  • メリット:ダイレクトな操作感・安定した姿勢・フッキング性能
  • 飛距離:平均よりやや劣る
  • アクション・動き:ラバーが生み出す微波動・スローフォールが印象的
  • 使い方:ズル引き・シェイク・ステイの組み合わせ。デッドスローな誘いやロングステイにも対応しやすい
  • 合わせるワーム:2~2.5インチ前後がおすすめ

ざっくりまとめるとこんな感じ。

まるなか

アクションがルアーまでダイレクトに伝わりやすく、自在にルアーを操作して釣りたい方におすすめ!

紅ショウガの特徴・メリット

ダイレクトな操作性

紅ショウガはラバージグタイプのジグヘッドですが、操作感が非常に分かりやすく、細かいアクションに対してもしっかり反応するのが特徴の1つ

紅ショウガ フック

チヌ用ジグヘッドはフックがスプリットリングを介して接続されているものも多いですが、紅ショウガはチューブを使用した半固定タイプ。

これによってワームの遊びが無く、ジグヘッドの一体感がUPしています。

細かくアクションを与えたり、ヘッドがボトムの起伏にヒットした時の衝撃がワームまでパワーロスなく伝達。

穂先の軽く揺するだけのシェイクでもしっかり動いてくれますよ!

ボトムでの安定した姿勢

紅ショウガはコブラ型のヘッド形状をしています。

紅ショウガ ヘッド

ボトムに触れるヘッド下部はフラットな形状。

これによって面でボトムに設置するため、ルアーが倒れにくく、ボトムにヒットした時の感度も優秀ですね。

ワームがボトムで斜めに浮き上がる姿勢をキープし、チヌに対して常にアピールする設計になっています。

紅ショウガはある程度の障害物回避能力はありますが、針先がむき出しなのでオープンエリア~多少の石周りを攻める時におすすめ。

険しい根回りやカキガラエリアを攻める時は、オフセットフックを使用したフリーリグの方が良いですね。

カンヌキをとらえやすい

紅ショウガはヒネリ有りのフックを採用。

紅ショウガ フック ヒネリ

針先が曲がっていることで、チヌがバイトした時にフックが回転し、口の横のカンヌキを捉えやすいように作られています。

フックが半固定式のこともあり、完全な固定式のジグヘッドと比較し、フックがチヌの口内でしっかり回転してフッキングに持ち込めます。

チヌはアゴが非常に硬く、口の上下にフッキングするとフックが貫通できなかったり、やり取りの最中にフックを潰されやすくなりますからね。

紅ショウガ クロダイ

この点においても紅ショウガはしっかり計算されて作られたルアーで、一度フッキングすればバラシ難くなってますな!

飛距離

紅ショウガの飛距離ですが、ほぼ無風時の使用でだいたい50m~50m台前半ほど(ラインのマーキングにて測定)。

10gの一般的なジグヘッドリグやフリーリグと比較すると、遠投性能としてはやや劣りますね。

ラバーの抵抗がどうしても影響しているようで、振り抜き感も少し重ため。
ルアーを放出するとややブレーキが掛かり、初速が遅いように感じます。

まるなか

近~中距離狙いでは気にならないけど、遠投重視の時は空気抵抗が少ないヘッド・シンカーに変えた方が使いやすいね

紅ショウガのアクション・動きの質

張りのあるショートカットラバーの波動

紅ショウガにセットされたラバーですが、やや太さがって張りが強め。

ラバーの全長も短めにカットされていて、しっかりとコシがあります。

紅ショウガ 特徴 ラバー

デッドスローのズル引きや細かいロッドアクションに対するレスポンスが非常に良く、ラバーが細かく震えて動きます。

スローに巻くだけでもピリピリとラバーが微波動を発生させ、一般的なジグヘッドに+αのアピール力を生み出しますよ!

フォールの滞空時間を確保!

フォール中はラバーが抵抗になるので、沈下速度が遅くなります。

私の感覚としては、10gの紅ショウガで7gクラスのシンカーを使用したジグヘッドやフリーリグとそこまで大きな差はない印象。

初心者の方でもルアーの操作感が分かりやすく、それでいて速く落ちすぎないのでフォール中のバイトも取りやすい。

状況次第では、チヌは縦方向の誘いに反応が良いこともありますからね!

紅ショウガの使い方

ズル引き

一番シンプルなのがズル引きですが、できるだけスローに誘うのが基本ですね。

紅ショウガはスローに誘った時のラバーの波動が特徴的なので、それを活かした方がこのルアーの良さを発揮しやすいかと。

ハンドル1回転を3~4秒くらい掛けるくらいを目安に、ステイを組み合わせて使うと良いですね。

ステイの間隔については、紅ショウガを使う場合はハンドル半回転~3回転くらいに1度程度。
2カウント~3カウントほどを基準に、ジックリ探る時は5カウント以上の長めのステイもおすすめ。

シェイク・ボトムバンプ・リフトフォール

紅ショウガ 使い方

次はロッドアクションを与える使い方ですが、小刻みに動かすシェイクが良い感じ。

ラバーが抵抗になるので、移動距離をおさえてピンスポットをネチネチ攻めやすくなっています。

ロッドアクションを与える場合も常に動かし続けるのではなく、ロッドアクション2回~3回程度につきステイを入れることが多いですね。

広範囲を探りたい時は

  1. まずはズル引きをメインに、ボトムバンプやリフトフォールも混ぜたりしながら探る
  2. 沈み根やかけあがりなど、気になるスポットを見つけたらシェイクにスイッチ

常にシェイクだけだと効率が悪くなるので、このようにある程度メリハリをつけて誘った方がチヌを素早く探せます。

紅ショウガに合わせるワーム

紅ショウガに合わせるワームですが、フックサイズ的に2インチ~2.5インチ程度がちょうどいい感じ。

紅ショウガ ワーム

私はテールをカットしたハリーシュリンプ3インチや、ハタ喰い蝦2.5インチを使用。

3インチクラスのワームを使用する時は、ワームのボディをカットしてショート化するのがおすすめ。

まるなか

ある程度ワームが大きくても、早合わせしなければ案外問題なくフッキングが決まるよ!

まとめ!

今回はバスデイ紅ショウガのインプレッションをしました。

  • オープン~それほど根掛からないちょっとした石周りを攻める時
  • ダイレクトな操作感で、スローな誘いやシェイクを組みわせて使い方におすすめ
  • 張りのあるラバーでアピール力を足したい

このような状況や使い方に適したジグヘッド(ラバージグ)。

チヌ狙い用に工夫して作られていて、ネチネチ誘えるラバー付きのヘッドを探している方におすすめですな。

チヌ用ルアー選びの参考にしてみて下さいね!

おすすめ関連記事

チニング用ワーム選び・おすすめを実釣比較で解説

チニング用ジグヘッド選び・おすすめを紹介

チニング初心者講座

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です