こんにちは、まるなか(@marunakafish)です。
さてさて、今回はライトワインド・マイクロワインド用のおすすめワームを紹介していきましょう。
今日はドリームアップのダート8のアクション・使用感の特徴などを詳しくインプレします。
このワームはダートアクション用に設計されているアイテムなんですが、非常に使い勝手が良いですね。
ダートさせて使うのはもちろんのこと、ただ巻きでのアクションも秀逸なのが特徴的です。
なので連続的なロッドアクションで食わせるだけでなく、ただ巻きをコンビネーションさせたりするのも超有効。
少し魚の活性が低い状況下にも強さを発揮します。
ライトワインド用のワームとして、アピール力と食わせ能力をバランスよく備えたアイテムなので、1本でオールラウンドに対応できるものを探している方におすすめです。
✔管理人の経験・実績
なお、私の経験やライトゲームに関する実績としては
- 年間釣行数250~300以上
- 専用タックルが発売される前からアジングやメバリングなどのライトゲームの経験あり
- カマス狙いのライトゲームで5か月間ほど連続でボウズ無し
- メーカーからプロスタッフとしての勧誘経験あり
- 釣具店・メーカーにて私のタックルインプレや釣り方の活用あり
こんな感じで、基本的に毎日様々なジャンルの釣りをして生活していて、実績も残しています。
まるなか
ダート8(DD8)のスペック・ラインナップ
まずはダート8のスペック・ラインナップから簡単にまとめておきましょう。
- サイズ:1.5インチ・2インチ・2.5インチ
- 素材:程よく粘りのあるハンドポワード
ダート8はライトワインド用ワームとしては若干柔らかく、モチモチっとした粘っこさのあるマテリアルを採用しています。
これによって独特な柔らかさのあるアクションが発生しているようです。
カラーラインナップは以下の通りです。
カラーラインナップはこんな感じで、1.5インチと2インチ、2.5インチで微妙に異なっています。
その他問屋カラーなどもラインナップがあり、タイミング次第で入手できることがあります。
ダート8のサイズの使い分け
ダート8は3種類(1.5インチ・2インチ・2.5インチ)のサイズラインナップがあります。
私なりの選び方について、簡単に紹介していきましょう。
2インチ
ライトワインドゲームで最もベーシックに使えて汎用性が高いのが2インチ。
上がダート8の2インチ、下が1周り小さい1.5インチのモデルです。
ダート8の2インチは、だいたい20cm~30cm前後のターゲットを狙う時に大きすぎず・小さすぎずで使いやすい印象です。
ターゲットもアジやメバルをはじめ、カマス・メッキ・カサゴなどなんでも狙えます。
とりあえずどの大きさを選んだらいいのか分からないのであれば、ダート8の2インチが私のおすすめですね。
1.5インチ
ライトゲーム用としてはやや小ぶりな1.5インチのモデル。
使い方としては、10cm台~20cm程度までのアジやメバルを狙う時などにおすすめです。
また、2インチのモデルを使っていてアタリが出てもフッキングがイマイチ悪い時などにローテーションさせてもOK。
ただし2インチのモデルよりもワームが小さい為、動きの艶めかしさはやや劣る印象がありますね。
2.5インチ
2.5インチのモデルはライトワインド用としてはやや大きめの存在感があります。
ターゲットとしては、チヌや30cm以上の少し大きめのセイゴ・フッコをはじめ、30cm中盤以上のカマスや口が大きいハタ・カサゴなどの根魚狙いなどに使いやすいです。
ライトワインドとしては少し大きい魚を狙ったり、大場所をテンポよく探る使い方に向いています。
ダート8を「サクッと」インプレッション!
ここからはダート8の使用感について、少し詳しく紹介していきましょう。
- ターゲット・シチュエーション:オールラウンドに使える。様子見の第一投目におすすめ!
- 飛距離:平均クラス
- アクション:モチモチ感のあるマテリアルで、ダートの切れ味以外に独特な柔らかさ・艶めかしさがある
- 使い方:ダート・ただ巻きの両方に対応
- 耐久性:耐久力は平均~やや良好なレベル
私なりのインプレッションとしてはこんな感じですが、最大の特徴は「独特な柔らかさ」のあるアクションですね。
単純なダートの幅やキレの良さだけでなく、食わせ能力とのバランスが非常に良いです。
ダート8が適したシチュエーション
ダート8が得意なシチュエーションについて、少し掘り下げて解説していきましょう。
偏った癖が無く、オールラウンドに使える
ライトワインド用のワームは各社から発売されていますが、ダート8はその中でも偏りが無くてどんな状況にも使いやすいアイテムです。
ワームによってはアクションのキレを重視したものだったり、魚の吸い込みの良さに重点を置いたものなどもある。
ダート8はライトワインドに求められるワームの要素をバランスよく備えており、釣り場に着いての第一投目に使う機会も非常に多いです。
小刻みな操作や少し大き目の誘いで使っても良いし、ただ巻きを入れて動きに変化を出すのもおすすめです。
このワームは魚種問わず色んな使い方に対応しやすいので、あまり窮屈に考えて使う必要は全くないですね。
フグが多い場面・アタリが多い時のローテーション
ダート8でとりあえず様子を見てみて、フグが多い状況下やアタリがどんどん出るような時はワームをローテーションさせてみるのもおすすめです。
私の場合、フグ対策や手返しを重視する時はダイワの月下美人ダートビームに変えることが多いですね。
ダートビームの方がアクションの艶めかしさではやや劣りますが、耐久力に関しては圧倒的に高いのが特徴です。
なのでワームの特性をうまく利用して使い分けることで、無駄なタイムロスなどを無くして効率よく魚を釣ることが可能になります。
▼より詳しい使用感解説は【ダイワ 月下美人ダートビーム徹底インプレッション】を参考にどうぞ。
ダート8の使い方・アクション
ダート8の使い方・アクションの質について解説していきましょう。
特徴:ダートのキレの中に柔らかさがある
ダート8は、基本としてはダートアクションを与えて操作します。
この時のダート中~フォールに入る時のアクションが非常に良い感じで、私のお気に入りです。
ダートビームのような硬い素材のワームや、柔らかすぎる素材のワームでは出せない「水押し感・ワームのしなり」が発生します。
ボディ後方が絶妙に絞り込まれている形状の効果か、微妙にユラユラっと動いて自然に魚にアピールしてくれます。
このアクションが効くのかは不明ですが、魚が良く釣れるワームなのは間違いありません。
ダート8は単純なダートの幅やキレだけでなく、その中に「食わせ」要素がキッチリ入っていて使い勝手が良いですね!
ダート&フォール
最も基本となる使い方は数回のダート&フォールアクションになります。
狙う魚種にもよりますが、連続的にダートさせるよりも
- 連続的なダートでワームを持ち上げる(2回~6回位)
- ワームが浮上した分をフォールで落としなおす
このような繰り返しの方が食わせの間を与えやすく、アタリが安定して取りやすい印象です。
ただ巻き
ダート8の使い方は、ワインドアクションだけではありません。
ライトワインド用のジグヘッド(アイテムによる)を使用してただ巻きを行うと、リップレスミノーのようにテールを左右に振り・微妙に蛇行しながら泳いでくれます。
このアクションが状況によっては非常に強い効果を発揮し、私のお気に入りです。
私の場合はデコイのデルタマジック・デルタマジックヘビーをメインに使用していますが、ダートとただ巻きを混ぜたり、ただ巻きだけで使用することもあります。
普通のワームとは違ったアクションで勝手にアピールしてくれるため、型にハマると非常に強いですね!
ダートアクションで探ってみてアタリがあって掛からなかった時は、そのままただ巻きにシフトしてみたり・・・・・。
こういうパターンで今までかなり良い思いをしてますよ!
まるなか
おすすめジグヘッド
ダート8に合わせるおすすめなジグヘッドについて、簡単に紹介しておきましょう。
デコイ デルタマジック・デルタマジックヘビー
ダート8の1.5インチ、2インチを使う時に私が最も多用しているジグヘッドがデルタマジックです。
とりあえず困った時はこのジグヘッドが使いやすいですね。
各アイテムのラインナップは以下の通りです。
- デルタマジック:フックサイズ#8・#6・#4。重量0.6g~2.5g
- デルタマジックヘビー:フックサイズ#6・#4・#3。重量3.5g~7g
フックサイズ選びについては
- ダート8 1.5インチ:#6または#4
- ダート8 2インチ:#4または#3
私の場合は#6と#4をメインに、魚のサイズや活性によって微調整しています。
▼詳しい使用感解説は【デコイ デルタマジック徹底インプレッション】を参考にどうぞ。
ドリームアップ DDヘッド25
若干大きめでフィットするジグヘッドが意外と少ないダート8の2.5インチ。
この場合はジグヘッドは専用のものを使用するのがおすすめです。
※なお、ワームキーパーが無いジグヘッドにセットする時は、瞬間接着剤を使ってキッチリ固定した方が良いですね。
まとめ!
今回はドリームアップダート8のインプレッションをしました。
ダート8は小型の回遊魚や根魚など、ターゲットを問わずにオールランドに使えるライトワインド用ワームです。
ダートアクションだけでなく、巻きで使っても非常に滑らかでいい感じのアクションでスイミングするのがこのワームの強みです。
ロッド操作とただ巻きをコンビネーションするとこれまた強い効果を発揮するので、ぜひ試してみて下さいね!
▼ライトワインドに使うロッドやリール・ワームなどのタックル選びの基本や基礎知識を知りたい方は【ライトワインド初心者講座】を参考にしてみて下さい。
全て管理人の実釣経験をもとに、実釣から選んだおすすめアイテムや基礎基本を解説します。
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