こんにちは、まるなかです。
さてさて、今回はアジング用ジグヘッドのインプレッションを。
ヤリエの「アジメバアーミー」という、豆アジング・マイクロベイトパターン対応の小型ジグヘッドの使用感を詳しく紹介。
アジメバアーミーは、フッキングが悪い時や小型のアジが目立つ場面で頼りになるアイテムだが、非常に刺さりが良くてバラしにくい。
アジのアタリがあるもののフッキングが悪い時、または掛かってもバラシが目立つ場面で役に立つと実感している。
タフコンのアジング攻略に役立つジグヘッドを探している方の参考になったらうれしく思う。
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ヤリエ アジメバアーミーのラインナップ
まずはアジメバアーミーのスペック・ラインナップについて紹介しておこう。
出典:ヤリエホームページ
アジメバアーミーは0.2g、0.4g、0.6gと軽量ウェイトに絞ったラインナップになっている。
フックサイズが#10と#14がある。1インチ前後のマイクロワームを使う場合は#14がおすすめで、一般的な1.5インチ~2インチクラスのワームを使うときは#10のほうがマッチする。
アジメバアーミーを「サクッと」インプレ!
ここからが本題で、アジメバアーミーの使用感を紹介していこう。
まずは私なりのインプレッションをざっくりとまとめておく。
- 飛距離:シンプルなラウンドヘッドで良好
- 引き抵抗:抵抗感を増したジグヘッドには少し劣る
- ワームキープ力:平均的
- フッキング:独特なフック形状でフッキング・キープ力ともに優れている
- 使い方・リフトフォール・ただ巻き両方に対応
- 気になる点:ヘッドが少し外れやすい
簡単に使用感を紹介するとこんな感じで、最大の特徴は豆アジ狙い・食い渋りの状況下でも抜群の刺さりを見せるフックかな!
飛距離・操作感
アジメバアーミーの飛距離について、インプレッションしていこう。
シンプルなラウンド形状で安定して飛ぶ
アジメバアーミーはオーソドックスなラウンドヘッドを採用している。
ラウンドヘッドのジグヘッドは、コンパクトで安定した飛距離が特徴的で、アジメバアーミーもこれに当てはまる。
多少風が吹いていたりしてもクルクル回りにくく、飛びに関しては特に不満を感じることはない。
ただし重量が軽いので、セットするワームはストレート系のワームや小型のものを選んだ方が使い勝手は良い。
程よい引き抵抗・操作感
アジメバアーミーの引き抵抗・操作感については「まずまず良好」というのが率直な印象。
砲弾型やアーキーヘッドと比較すると引き抵抗がしっかりしているものの、最近のアジング用ジグヘッドにみられるような「抵抗を増した形状」のものと比較すると、操作感は軽い。
豆アジ・マイクロベイトパターン用のジグヘッドで抵抗感を重視したいのであれば、「アジマメマイクロジグヘッド」の方が使いやすいかな。
このあたりの使いやすさは好みによるものも大きいが、ある程度繊細なアジングに慣れている方ならアジメバアーミーでも十分使いやすいだろう。
特徴的なフックを搭載!
アジメバアーミーの特徴ともいえる独特なフック形状。
これによって高いフッキング率とキープ力を誇り、低活性なアジでも安定したキャッチ率を誇っている。
ワームの保持力は平均的
アジメバアーミーは最近のアジング用ジグヘッドでよく見られる、ワームキーパーがついていないシンプルなタイプ。
ワームのズレ難さに関しては平均的といったところで、オイルがついているワームやちぎれやすいワームを使うと、ワームのズレはまぁまぁ起こる。
丸っこい形状のフックに比べたらある程度のズレ難さはあるが、気になる方は自分でワームキーパーを作った方がいいだろう。
針先だけが外を向いたウェーブポイント
アジメバアーミーのフックポイントだが、針先だけが外を向いた特徴的な形状をしている。
一般的な外向きのアジング用ジグヘッドと比較すると、フックのゲイプ(幅)が狭く、針先とワームの位置が離れにくい特性がある。
これによって口が小さい小型のアジを狙うときや、活性が低くて吸い込みが悪い状況下でも針先がアジの口の中に吸い込まれやすくなるメリットがある。
それでいて掛かりが速い外向きのフック形状をしているので、すっぽ抜けにくくて掛かりが速い。
また、針先の角度がウェーブしていることにより、掛けた後のバラシにくさも特徴的。
実際にアジメバアーミーでアジを釣ってみるとわかるが、フックを外すのが少し大変なくらいだ。
かなり口深くにフッキングすることも多く、非常にキープ力に優れているのが印象的なジグヘッドだね。
縦の釣り・横の釣り両方に対応
ゲイプが比較的狭い形状ながら、外向きフックのアジメバアーミー。
これによってアジングでは一般的なリフトフォールの釣りもできるし、メバリングのように一定層をキープするただ巻きの釣りにも全く問題なく使うことができる。
アジは縦方向の誘いに好反応を見せるといわれているが、状況によってはただ巻きの方に反応が集中する場面もある。
横方向の釣りの場合は針先が極端に開いていたり、フックのゲイプが広すぎるとフッキングが悪くなることがある。
ウェーブポイント採用のアジメバアーミーはどちらもイケる設定なので、幅広い誘い方に対応できるぞ。
アジメバアーミーの欠点
アジメバアーミーは高いフッキング性能を誇るジグヘッドだが、ヘッドとフックの固定がちょっと弱め。
ヘッドをつかんでフックを外さないこと
アジメバアーミーは低重心化を図るためか、ヘッドがフックに対して下の方についている。
フックを飲まれ気味になったときは特に注意が必要で、ヘッドを針外しなどでつかんで雑に外すとフックとヘッドが分離しやすい。
私の扱いが雑といえばそれまでだが、針を外すときはヘッドを持たないように気を付けた方がいいかな。
ヤリエ アジメバアーミーの使用感のインプレッションはこんな感じで、ほどほどの引き抵抗と刺さり抜群のフックが特徴的なジグヘッド。
豆アジングやマイクロベイトパターン、食い渋った低活性のアジング攻略に使うジグヘッドにおすすめだ。
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