こんにちは、まるなかです。
さてさて、今回はジャッカルのアジング用ジグヘッド「アジマメマイクロジグヘッド」をインプレッション。
このジグヘッドは非常に小さなフックが特徴的で、豆アジ狙いや極小ベイトを偏食するパターン向けのアイテム。
実際にアジを釣って使用感をチェックしてきたが、小さいながらもジグヘッドの存在感が分かりやすく、軽量ジグヘッドを使うのが苦手な方にも使いやすく設計されている印象だ。
豆アジング対応の小さなヘッドを探している方の参考になったらうれしく思う。
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ジャッカル アジマメマイクロジグヘッドのラインナップ
まずはアジマメマイクロジグヘッドのラインナップについて、簡単に紹介しておこう。
- ウェイト:0.2g、0.4g、0.6g、0.8g、1g
- 入り数:5個入り、15個入りの2種類
ウェイトラインナップは1gまでの軽量アイテムに絞られており、5個入りのパックとお徳用の15個入りの2種類があるのがうれしいところ。
※詳しいスペックはジャッカル アジマメマイクロジグヘッド商品紹介ページへ
軽比重マテリアル使用
アジマメマイクロジグヘッドの最大の特徴だと感じているのが、「軽比重マテリアル」採用による特有な使用感。
これによって一般的なアジング用ジグヘッドと比較し、同じ重さの場合はヘッドサイズが大きくなる。
実際に同じ重さのジグヘッド(テトラワークス スナイプヘッド)と比較するとこんな具合で、アジマメマイクロジグヘッドの方が明らかにヘッドサイズが大きいのが分かる。
この違いにより、実釣時の操作感・引き抵抗に非常に大きな差が出てくるぞ。
アジマメマイクロジグヘッドを「サクッと」インプレ!
ジャッカルアジマメマイクロジグヘッドの私なりの使用感について、簡単にまとめてみよう。
- 飛距離:平均的だが、ラウンド系ジグヘッドよりも多少劣るか
- 引き抵抗・操作感:非常に分かりやすい
- ワームキープ力:ワームキーパー無しの割にはズレに強い
- フッキング:フォール・後方からのバイト両方に対応
- 使い方:リフトフォール・ただ巻き両方対応
- ワームのサイズ:だいたい1インチ前後が使いやすい
ざっくりとインプレッションするとこんな感じで、豆アジ対応のジグヘッドの中では経験が浅い方にも比較的使いやすい仕上がりになっている印象だ。
飛距離
アジマメマイクロジグヘッドは軽比重素材を採用しているが、飛距離についてはどんな感じか?
一般的な鉛素材よりも多少風の影響を受けやすい
実際にアジマメマイクロジグヘッドを使ってアジを釣ってみたが、ラウンド系のシンプルな形状のジグヘッドと比較すると、少し風の影響を受けやすい感じはある。
しかし、セットするワームが小型で空気抵抗も比較的小さくなるので、大きく飛びが劣るとまではいかないかな。
一般的な鉛素材のジグヘッドと比較すると、単純な飛びや沈下速度よりも「引き抵抗・操作感といった使いやすさ」に振ったジグヘッドという印象がある。
引き抵抗・操作感
アジマメマイクロジグヘッドの使い勝手の良さが、引き抵抗・操作感の分かりやすさになるね。
大型ヘッド+ヘッド形状で重さが穂先に乗りやすい
アジマメマイクロジグヘッドは軽比重マテリアルによる「大きめのヘッド+ヘッド上部の形状」により、引き抵抗が非常に分かりやすい。
ヘッド上部がフラットな形状をしており、ロッド操作やリーリングでアクションを与えたときにこの面が潮をしっかり受ける。
引き抵抗の大きさに関して言えば、今まで様々なアジング用ジグヘッドを使ってきた私の中でもトップクラスに操作感が分かりやすい。
これによって、軽量ジグヘッドを扱うのに慣れていないアジング初心者~中級者の方でも比較的扱いやすいアイテムなのは間違いない。
一方で潮受けが非常に良い為、潮の流れが速い時は抵抗感が大きくなりすぎる印象がある。
払いだす潮が強めに流れているときなど、引き抵抗が大きすぎる場合は「潮抜けがいいタイプのジグヘッド」と使い分けると、より効果的に使えるはずだ。
フック形状
アジマメマイクロジグヘッドのフック形状だが、最近のアジング用ジグヘッドの中では「比較的細長い系」の形をしている。
ワームがズレ難く、キープ力良好
アジマメマイクロジグヘッドのフック形状だが、急角度で「カクッ」と曲がる独特な形をしている。
これはジャッカルの他のアジング用ジグヘッドにも採用されている形状だが、実際に使ってみるとワームのズレが明らかに発生しにくい。
この角の部分でしっかりとワームを保持してくれるため、丸っこいフックを採用しているジグヘッドと比較するとその違いがハッキリ分かった。
ワームキーパー無しでも比較的ズレが発生しにくくて使いやすいね!
ナローゲイプフック
アジマメマイクロジグヘッドのフックは細長く、極端な外向きのフックではない。
これによって、縦方向のリフトフォールの釣り・一定層を巻くただ巻きの釣りの両方に対応できる設計になっている。
ヘッド形状も少し工夫がされており、沈下速度を遅くしすぎないためにヘッド下部が細く作られている。
フックの幅が狭いため、小アジが後方からバイトしてきても針先に口が触れにくく、吸い込みが良いのでフッキングの妨げになりにくい。
逆を言えば中途半端なフック形状ともいえるが、フックサイズがとにかく小さいのでフッキングに難がある印象は全くなし。
アジマメマイクロヘッドに合わせるワーム
アジマメマイクロヘッドは極小フック搭載なので、合わせるワームのボリュームが結構重要になる。
上が一般的なフックサイズのアジング用ジグヘッド(ジャッカル スイスイスイムジグヘッド)、下がアジマメマイクロヘッド。
比較するとフックサイズの違いは一目瞭然で、かなりの違いがある。
1インチ前後のマイクロワームにフィット
アジマメマイクロジグヘッドに合うワームだが、基本的には豆アジング用の超小型・スレンダーなワームが望ましい。
これはアミアミマイクロをセットしているが、サイズ的にちょうどマッチしていて使いやすい。
私が使用しているものをいくつか例を挙げると、ジャッカルのアミアミマイクロやテトラワークスのメガロパなど。
他にもレインズのチビキャロスワンプやテトラワークスのピピンなど、ピンテール系のワームの頭をカットして使うのも良いね。
ボリューミーで太さがあるワームを使用すると、針先がうまく出なくなる可能性があるので気を付けたい。
アジマメマイクロジグヘッドのインプレッションはこんな感じで、豆アジング・マイクロベイトパターン用で操作感が分かりやすいジグヘッドを探している方に特におすすめだ。
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