こんにちは、まるなか(@marunakafish)です。
さてさて、今回はメッキ釣り講座をやっていきましょう。
今日のテーマはメッキ釣りに使うルアーのカラー選びについて。
ここでは普段私がメッキを釣る時に考えているルアーカラーの選び方や、カラーセレクトのポイントの基本を紹介。
何度かこの手の質問を受ける機会が有ったので、ここで私なりの考え方を解説しておく。
難しく考えず、最低限の使い分けが出来ればメッキは十分釣れる魚。どんな色のルアーを買ったらいいのか悩んでいる時の参考に役立ててほしい。
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色で釣果は変わる?メッキ釣りにおけるカラーローテーションの必要性
「メッキ釣りをする際、ルアーカラーは重要なのか?」
これに疑問を持つ方が意外と多く、質問を受ける機会が何度かありました。
人により・釣り場の癖によって答えは変わってくると思うが、私なりの考えはこんな感じ。
低活性のメッキ狙いで差が出やすい
基本的に朝夕の高活性な状態のメッキなど、食いが立っている状況下での第一投目なら「ルアーの色・カラーは殆ど関係ない」と感じている。
しかしメッキって結構面白い魚で、釣り続けたり・活性が少し落ちると「ルアーに反応するけど食わない」という状態になりやすい。
ミノーをトゥイッチしたりすると、メッキが追尾してくるけど食わなかったり・ルアーが泳ぐレンジ(泳層)よりも深い所でギラギラッと反応するけど追ってまで来なかったり。
こういう時はルアーのアクションや、種類そのものを変えるのはもちろん有効だ。
しかし、ルアーのカラーを少し変えて見たりすると、食い切らなかったメッキが食ってくる場面も存在している。
だから最低限のルアーカラーバリーエーションは釣果につながり、私の場合は「大体3色~4色程度」をベースにカラーローテーションをする事が多い。
必要以上に5色も10色も揃える必要はないが、メッキの目先を変えられるくらいの色の使い分けは有効になる場面も多いね!
一方でメッキの活性が高い時は同じ色でもずっと釣れ続けるので、あくまで状況次第って感じ。
ただし初心者の方はいきなりルアーのカラーは沢山揃える必要はない。
まずは2色~3色程度からスタートするのがおすすめで、似たようなルアーのカラーをたくさん揃えるよりもルアーの種類をしっかり揃えたい。
優先すべきはメッキの活性に合わせて「魚の前に確実にルアーを通せる手持ち」を確保する事!
メッキ釣りに使うルアーカラー選びの基本
ここからが本題で、「どんな風にルアーカラーを選んで釣りをしているのか?」
私の考え方を順番に解説していこう。
ベースカラーを基準に考える
ルアーのカラーの組み合わせはかなり多く、釣具屋さんに行くとどれを買ったらいいのか分からなくなりやすい。
特に初心者の方は自分なりの考え方が出来ていないので、特に悩みがちだろう。
こういう時は細かい事は考えず、「ルアーのベースカラーを散らして揃える」というのがメッキゲームに限らずシンプルで分かりやすい。
たとえば、これらは私が実際にメッキ釣りでよく使うミノーなんだけど、上はヤマメ・下はイワシカラーだ。
しかし、ベースカラーとしては両方シルバー系になると考えてみる。
そうすると、初心者の方の場合はこういう似たカラーを揃える必要はなくて、優先順位としては違うベースカラーのルアーを揃えるのがおすすめってわけ。
そうしないと似たようなカラーばかり手持ちに揃えてしまう可能性があり、ルアーカラーローテーションの効果が小さくなる場合があるからね。
私自身新しいルアーを試してみる時はベースカラーを基準に考えることが多く、何色か揃える時は「ベースカラーが違うものを買い揃える」ようにしている。
その中で好きなカラーが出てきたら、それを手厚く揃えて見たりすれば良い。
背中のカラー選び
ベースカラーを散らして揃えるのが一番の基準になるが、次に重要なのが背中のカラーだ。
背中のカラーに関しては、私の場合は「視認性を重視したもの」を最優先して使うようにしている。
なぜかというと、メッキ釣りをやってみればわかると思うが
メッキはその場に居れば、「ルアーのレンジがそれなりに合えば何かしらの反応を見せることがほとんど」だから。
つまり、メッキの群れをまず見つけるのを最優先に考え、反応が出た場所やルアーのレンジを分かりやすくするために人間から見やすいカラーを使うってわけ。
また、初心者の方はミスキャストしたり、ルアーのアクションのイメージが分かりにくいだろう。絶対に視覚的にルアーを確認できた方が集中して釣りをしやすいはず。
メッキは障害物のそばについていることが非常に多いので、狙った場所をタイトに攻められるのは間違いなく大きなメリットになるはず。
具体的には、
- ピンク
- チャート
- ホワイト
- グロー
このような目立つ背中のカラーのルアーを使うのがおすすめ。
視認性をアップさせるチューニング
ルアーによっては目立つ背中のカラーがラインナップされていないものもある。
こういう時におすすめなのが、夜光シールをカットして背中に張り付ける簡易チューニングだ。
私も実際によく行っているもので、やってみると効果は非常に大きい。覚えておくと、メッキ釣行時の役に立つはず。
夜光シートを用意し、こんな感じで好みの形にカットしてルアーに背中に張り付けて使用する。
そうするとルアーの見やすさが大幅にアップするので、朝夕マズメの時間帯の釣行や障害物周り・海底ギリギリを攻めたりするのがかなり楽になる。
おすすめは超強力発光のゼスタのウルトラグローシール。
気になる方はぜひやってみてほしい。
メッキゲームにおすすめなカラー
選び方についてはこんな感じなんだけど、メッキ釣りに使うルアーのベースカラーの使い分けについてはまだ紹介していない。
ベースカラーの使い分けはメッキゲームでは最も基本になるので、しっかり差を出して揃えておこう。
私の考え方としては、
- シルバー系
- ゴールド系
- クリア系
- ホワイト系(使用頻度は低め)
- ピンクやチャート(使用頻度は低め)
この4種類をベースカラーとして考えている。ただし優先的に使うのは上の3つになり、「ホワイト系やピンク・チャートなどは無くても別に良いかな?」って感じ。
今までの経験では、大体上の3色の使い分けで大体何とかなってしまっている。
基本はフラッシング系を
メッキ釣りをやり続けると分かると思うが、メッキはメバルなどと比較すると「ルアーの明滅や・キレのある動きに捕食スイッチが入りやすい」傾向がある。
これをサポートするのが、シルバーやゴールドといったキラキラと光るフラッシング系のカラーだ。
だからメッキ釣りに使うルアーはシルバーやゴールドといった、フラッシング系のカラーは必ず用意しておくと良い。
釣り場に着いた時はまずこれらのカラーを中心にセレクトし、メッキの反応を探っていくのが私の基本パターンになる。
シルバー系
シルバー系のカラーはメッキ釣りの王道。
基本的にはオールラウンドに使えるが、どちらかというと澄潮時などのメッキの視界がある程度効く場面で出番が多いかな!
ゴールド系
シルバー系と比較すると、水が少し濁り気味の時や光量が少ない時に出番が多い傾向あり。
クリア系
フラッシング系のカラーに反応するものの食ってこないメッキ狙いや、人が多くてスレている場所で釣りをする時に使うと良い。
また、ベイトフィッシュがかなり小さいシラスの時なんかにもおすすめ!
ホワイト系
シルバーやゴールドなど、フラッシング系では食いが悪いけどクリアだと弱すぎる・・・・。
そういう時にホワイト系を使う場合があるが、なくても何とかなる場合が多いので優先順位は低め。
最低限カラーを揃えたいのであれば、後回しでもOK。
ピンクやチャートなど
水中でのアピール力が強く、はっきりと見えるピンクやチャートなどの強いカラー。
あまり使用頻度は高くないが、雨の後で濁りが入っていたり、朝夕の光量がかなり少ない時間帯で使用することがある。
優先順位としては高くないので、必要性を感じたら最低限揃えるだけでもOK。
私の場合、ベースカラーはこんな風に考えてメッキを狙っている。ルアー選びの際の参考にどうぞ。
ステップアップ編:アピール力の強弱を考える
初心者の方はまずベースカラーを散らしてルアーを揃えるようにする。
その後、手持ちを増やしていったり・細かくルアーローテーションをする時はベースカラーの微妙な強弱を気にしてみるのも面白い。
たとえば、同じシルバー系であってもホロやレーザーの入り方でアピール力は変わってくる。
上のミノーは両方シルバーベースになるけど、フラッシングの強さが違ってくる。
この差によって今まで5匹釣れたメッキが10匹釣れるようになるようなことは、まぁほとんどない。
しかし10匹釣れた魚を+αで11匹にしたり、微妙な差が生まれることはあるね。
アピール力とスレ難さ
これは一概に言えないんだけど、アピール力が強いカラーほど魚がスレるのも早い傾向がある。
だからギラギラ光るフラッシング系のカラーの方が、魚の「居る・居ない」を判断するには手っ取り早くて効率が良い。
しかし、フラッシングが弱いものの方がメッキに対して変に違和感を与え難く、スレにくい事もある。
だからより釣果をアップさせたい中級者以上の方は、こういう微妙なカラーの使い分けなんかも覚えていくと+αの釣果に繋がったり・・・・。
人によっては徹底的なランガンスタイルの方もいるので、こういう場合はアピール力が強いルアーをメインに使う。
そして強めのカラーに食ってこない、スレたメッキは深追いせず、切り捨てる場合もよくある。
最終的には個人の釣りスタイル次第って感じだね。
まるなか
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最後に、メッキ釣りに関する基礎知識やおすすめアイテム紹介のコンテンツを紹介。
全て徹底的な実釣経験に基づいているものなので、困った時や基礎を知りたい時の参考にしてもらえたら嬉しい。
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