サージェンスノットの結び方・巻き付け回数による強度の違いを実測!

さてさて、今回紹介するのは

糸と糸を接続する際に覚えておくと非常に役立つサージェンスノットについて!

ナイロンやフロロカーボンラインを結ぶときも出番は多いし、エステルラインとリーダーを結ぶ時などにも使い勝手がよくて簡単に結べる結び方になる。

電車結びなどと並んで釣り糸同士を結ぶノットとしてその使用頻度は高めのノットだね。個人的には電車結びよりも早く結べるから、サージェンスノットの方が出番は多めかな!

前置きは程々に、早速本題へと話を進めていこう。



サージェンスノットの結び方

まずはサージェンスノットの結び方を紹介していこう。

このノットは非常に簡単かつ素早く結べる結び方の1つになるから、覚えておいて損はないはず。

私の場合もハゼ釣りやキス釣りなどのエサ釣りから、フライのリーダーとティペットを結ぶ時。カマス釣りなどでショックリーダーの先に歯ズレ対策の先糸を接続する時など、サージェンスノットをメインに使っているぞ。

まずは2本のラインをこのように重ね、輪を作ろう(ピンクが道糸やPEラインといったメインライン、黄色がハリス・ショックリーダーになる)

次に、ピンク色の糸の末端と黄色の糸の本線を輪の中通す。

こんな風にグルグルと複数回糸を巻き付けていくんだけど、3回巻き付けるものをトリプルサージェンスノットという。

大体2~4回ほどラインを巻きつけるのが良いとされているが、おすすめは4回輪の中に通すパターン。

あとはラインの両端を手で持ち、ジワジワと締め込んでいけばOK。

こんな感じで締め込みが完了すればサージェンスノットは出来上がり。

コツとしては、ピンク色・黄色のラインそれぞれの末端と本線をバランスよく締め込むこと!

ここで締め込みにムラが出来てしまうと、1か所に力が集中してしまって強度が低下するという結果になった(うまくノットが完成した時より10%以上強度が低下することも)

サージェンスノットの強度

サージェンスノットの強度

次に、実際の強度を測定してみた。今回はフロロカーボンライン2号同士を結束して3回強度を測定。

なお、結び目を作らない状態の強度(直線強度)は4kgの表示のラインだ。

輪の中に4回通すサージェンスノットの強度測定結果はこんな感じに。

  1. 3.3kg(直線強度比約83%)
  2. 3.2kg(直線強度比約80%)
  3. 3.05kg(直線強度比約76%)

3回の平均値をとると、サージェンスノットの結束強度は約80%という結果に。

簡単に釣り糸同士を結べるノットでありながら8割の強度が出せるサージェンスノットは非常に優秀と言えるんじゃないかな!!

サージェンスノットの巻き付け回数による結束強度の違い

輪の中に4回ラインを通すサージェンスノットの強度測定結果は約8割の強度になったのだが、

巻き付ける回数を変えるとけ結束強度はどのように変化するのか?

そこで、輪の中に2回・3回・5回通すパターンの強度も測定してみた。

巻き付け回数2回のサージェンスノット

まずは巻き付け回数を少なめの2回で結束強度を測定。すると・・・

  1. 約2.1kg(直線強度比約53%)
  2. 約2.6kg(直線強度比約65%)
  3. 約2.7kg(直線強度比約68%)

3回の測定結果はこのようになり、3回の平均値をとると約62%。4回輪の中に通すサージェンスノットと比較し、明らかな強度低下が見られた。

トリプルサージェンスノットの強度

次に、巻き付け回数を3回に増やして強度を測定してみた。いわゆるトリプルサージェンスノットと言われる結び方で、強度の高さには定評があるようだ。

しかし、結果は・・・

  1. 2.1kg(直線強度比約53%)
  2. 2.5kg(直線強度比約63%)
  3. 2.65kg(直線強度比約67%)

3回の平均値は約2.42kg。結束強度は約60%となり、

巻き付け回数2回のサージェンスノットと強度は大して変わらず、巻き付け回数4回のサージェンスノットよりも遥かに弱い結束強度の数値が出た。

強いと言われていたトリプルサージェンスノット、実は弱いんじゃないのか?



巻き付け回数5回のサージェンスノット

最後に、更に巻き付け回数を増やしてサージェンスノットを行ってみた。

流石に5回ラインを巻きつけるとなると、締め込みが少し硬くなって結びにくさが多少出てくるね(-_-;)

気になる結果はこんな感じに

  1. 約3.3kg(直線強度比約83%)
  2. 約3.2kg(直線強度比約80%)
  3. 約3.3kg(直線強度比約83%)

3回の平均値は約3.27kg、平均結束強度は約82%という結果に。

摩擦が強くて多少結びにくいものの、安定して強度が引き出せているという結果が出た。数値の誤差も考えると、巻き付け回数4回の時と殆ど変わらない結束強度を引き出しているのではないだろうか。

サージェンスノットの結び方と結束強度テスト結果まとめ!

今回はサージェンスノットの強度を巻き付け回数ごとに実際に測定してみた。

今回使用したフロロカーボンライン同士の結束の場合、巻き付け回数が4回以上になると80%程度の強度が引き出せる結果に。

強いと言われていたトリプルサージェンスノットが少し拍子抜けな感じがあり、強さをしっかり引き出すなら巻き付け回数はもう1度足して4回にした方がおすすめだ。

最後に、巻き付け回数ごとの平均結束強度をまとめておこう。

サージェンスノットの巻き付け回数による強度の違い
  • 巻き付け回数2回:平均結束強度62%
  • 巻き付け回数3回:平均結束強度60%
  • 巻き付け回数4回:平均結束強度80%
  • 巻き付け回数5回:平均結束強度82%

★おすすめは締め込みやすさと強度が両立している巻き付け回数4回!

それでは、今回はこの辺で。

また明日会いましょう!

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