強風を釣果の味方に! 清水港周辺ライトソルトゲーム五目!

記事内に広告を含みます

今日はそろそろ中層のチニングゲームが楽しめそうな潮周りが近づいてきたので、日が沈んでからは清水港周辺へチニングに出撃する予定でした。釣り場につくと、予想外の爆風が吹き荒れており、レンジのコントロールが重要となる中層チニングには厳しい展開・・・。

そこで、強風をうまく利用して釣果を伸ばすことのできるアジ、カマス、セイゴなどを狙うライトソルト五目ゲームに変更しました。風が強いとついつい釣りに行くのが嫌になってしまいますが、強風の日は実は大チャンスなんですよ!
釣り人からすれば厄介な風ですが、魚の活性を引き上げてくれるプラスの要素として働きますから、うまく利用して強風の中の釣りを楽しんでみましょう




強風を釣果に活かすためのポイントとは?

風が強いと、ついつい嫌な方向へ考えてしまいがちですが、強風を味方にする方法を解説していきますね。いままで釣れないと思っていたのが実は爆釣なんて言うことも・・・。

横風は避け、向かい風の当たる面で釣りをしよう!

強風が吹き荒れる日は、ついつい風裏へと逃げがちになりますが、釣りものによっては風の当たる面の方が圧倒的に釣れます。ライトソルトゲームはまさにその典型的な例ですね。

アジやカマス、セイゴ、メバルなどは強風の当たる場所の方が活性が高いことが多いです。メバルは凪を釣れと言われますが、実際は風が強くても釣れます。注意しなければならないのがレンジですね。メバルの場合は風が強くなったりするとレンジが一段下がります。また、岸壁沿いなどの障害物にタイトにつく傾向があるので、常夜灯の真下を狙っても少し厳しいかもしれません。岸壁沿いであったり、駆け上がりの際などを狙うと、強風が吹いている時でも良型を狙うことができますよ!

まず避けるべきは横風と追い風ですね。横風はラインのコントロールが不可能になるので釣りにならなくなってしまうからですね。軽量なリグを使用するライトソルトゲームの場合、横風は基本的にNGです。糸フケを利用するような釣り方であれば、まだ可能性はありますが・・・。

次に追い風の時も意外と釣れないことが多いです。一見すると飛距離が出て釣りやすい状況ですが、魚が散ってしまうことが多く、釣果の安定しないことが多いですね。横風よりはマシですが、狙ってみると釣れないのがこの追い風です。

そして、実は向かい風は爆釣の可能性を秘めた条件なんですね!

今日の海はこんな様子でした。真正面に投げるとルアーが帰ってきそうです(笑)

向かい風になると、プランクトンや小魚が強風によって岸際に集まってくるので、岸際が最大のポイントになります。そうなると遠投する必要もなく、風が強くても十分に釣果を得ることができます。また、風によって水面が波立つことによってラインの存在感を消すことができ、合わせて釣り人の影を隠すこともできます。そうなることによってプレッシャーが下がり、魚が回ってきていさえすれば比較的容易に口を使わせることができます。風によって海水が拡販され、水中の酸素濃度が上がるなどと言われることもありますね。

ルアーのコントロールを第一に考えたウエイトを選択!

最近は細いライン、軽いジグヘッドがどんどん使われるようになってきています。しかし、私の場合はジグヘッドの基本は2gをベースに考えています。無風時でも基本は2gですね!水深1m以内のシャローの中層チニングなどの時は0.9g等も使いますが、それより軽いジグヘッドは使いません。

実際の所、それでも十分に魚は釣れますし、ルアーが安定するので魚のバイトも逆に弾きにくい時も多いです。

今回は風速8m程の爆風の中で釣りをしましたが、まずは2gのジグヘッドから入り、風が予想以上に強いことと活性が高い様子だったので3gのジグヘッドを使用しました。

また、ウエイトを上げる以外にも使えるテクニックとして、ワームをほんの少しカットすることも非常に有効です!

ガルプベビーサーディンを例にすると、ほんの少し、頭をカットすることで風の抵抗を減らすとともにジグヘッドの重さをよりダイレクトに感じることができ、ルアーのコントロールを失いにくくなりますよ!

カットするのは少しで十分です。これだけでも効果はあります♪




いざ実釣!強風の中のライトソルトゲーム

向かい風の爆風の中、バイト多発!

釣り場に到着すると、ものすごい風でした。こういう時は向かい風の方が釣れますから、あえて強風で誰もいないポイントをテンポよく打っていきます。

基本的にこういった条件の場合は魚さえいればすぐに反応が返ってきますから、一か所で粘るようなことはしません。数投ほど投げてダメなら即移動します。

まずは岸壁沿いを丁寧にキャストし、フォールしようと思った矢先にバイト!まだ釣りを開始して数秒しかたっていません(笑)

荒れている時によく釣れるヒラセイゴですね。小さくてもヒラはヒラ。とてもよく引くので釣れると面白い魚ですね。

どうやら向かい風の岸壁沿いが好きなようで、投げるたびヒラセイゴが釣れ続く展開になりました。普段はマルの方が多いのですが、今日はヒラの方が若干多いくらいです。先日の台風で新しい魚が入ってきたのかもしれませんね。

このポイントで5匹程セイゴを釣り上げ、次に移動します。

移動した先も非常に風が強いですが、良い感じに波立っています。

写真だとわかりづらいですが、まっすぐ立っているのが少しつらくなるほどの風です。波立っているので泡が岸壁沿いに発生していますが、この泡の下がポイントになります!

早速岸壁沿い~岸壁から少し離れたところを探っていくと、投げるたびにバイトがある状態です。掛かりが悪いなぁと思ったのですが、ようやく掛けたら何か違う引き。

最近釣れ始めたとは聞いていましたが、少し小型のアジでした!

そろそろアジングも面白い季節になってきましたね♪

少しアジを狙って深い場所まで探ってみましたが、群れがまとまっていないようで反応はありませんでした。

このポイントでも、うまく投げる角度を変えながら探っていくと・・・

ヒラセイゴがラッシュです。ひたすら釣れてきます(笑)

サイズは大きくて30cm強といったところですが、ウルトラライトのメバリングロッドでは非常に引きが楽しめます。

反応が無くなったら通す角度、向きを変えて反応の変化を見よう!

どの釣りにも共通していえることなのですが、魚は個体個体によって興味を示す方向がある程度決まっています。

釣りをしていて魚が釣れない時、1方向から投げて釣れないからと言って場所を変えるのは実は非常にもったいないことなんですね。投げる方向を変えると突然魚が反応することは実は非常に多いんです。

今回は入れ食いに近い状態だったのですが、それでも釣り続けていると徐々に反応は鈍くなってきます。こういった状況では色々なことを試す良い機会なので、まずは1方向からひたすら魚を釣り続けて反応が無くなるまで魚を抜いていきます。

10匹程一か所で釣れたでしょうか?

その後、立ち位置を変えて先ほど通していた場所を反対方向から探ってみました。すると先程まで全く反応が無くなったポイントですが、また投げるたびにバイトがある状態に。今回はわかりやすい状況でしたが、このようなことは普段から起きていることが多いです。実は魚がいないと思っていたのに実は沢山魚がいるのに反応しないだけであったり。こういったことも多いですから、必ず投げる角度などに注意して1つのポイントを探ってみると釣果UPに繋がりますね!

その後、試しに追い風となっている波の静かなポイントへ行ってみました。

追い風の場所は魚の活性が低い

釣り場に到着すると、ちょうど追い風になっており釣りはしやすい状況でした。

多少のゴミは浮いていますが、気にならない程度なので早速釣りを開始します。

しかし、時々セイゴとカマスの反応がありますが、先ほどの向かい風のポイントとは違い、ガツガツと積極的にバイトしてくる状況ではありません。追い風になると餌のベイトフィッシュも広範囲に散りやすくなり、向かい風の場所と比べると魚の活性が下がりますね。

結局この場所では1匹のセイゴを釣り上げ、再び小移動しました。

今度はまた風の当たる場所へ入り、釣りを開始するとすぐにまたアタリが有ります。

少し小型ですが、カマスをゲットしました。これから10月に入って来ると、カマスのシーズンがやってきますね!今年はまだ多くは釣れていないようですが、秋のシーズンになると数釣りが楽しめることも多いです。

今回は非常に風が強く当初予定していたチニングはできませんでしたが、久しぶりにライトソルトゲームで緩く数釣りを楽しむことができたので良かったと思います。セイゴなどは比較的簡単に釣れる魚ですが、だからこそ色々な釣りのパターンや攻略法を知るための良いターゲットになります。たまにはこういったゆる~い釣りをしてみるのも良いかと思います。近日中にまた中層チニングで景気の良いガツンと来るアタリを楽しみたいですね!そしてサーフのヒラメやハゼ、カワハギなども気になっています♪

2 COMMENTS

まるなか大衆鮮魚

風が強い時の方が実は簡単に魚は釣れるんですよ!横風などは厄介ですが(-_-;)
是非試してみてください

返信する

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です