こんにちは、まるなか(@marunakafish)です。
さてさて、今回は夜のアジング釣行へ。
寒さが非常に厳しい真冬真っ盛りですが、アジのフライが食べたくなったので食材確保もかねて行ってきました。
天気はやや風が強く、雪が降るような予報・・・。
釣りをするには過酷なので、おそらくポイントはガラガラのはず。
果たしてどんな展開になったのか?
横風やや強めの渋い状況
最近はシラスや小型のキビナゴなど、ベイトフィッシュの姿がかなり減った状態が続いています・・・。
あまり期待しないでポイントに入りましたが、横風が6mくらいかな。
少し釣りにくい状況ですが、うまくドリフトを使えば何とかなるか。
良い時は盛んにライズが出る場所のはずですが、海面はシーンとしていて生命感も無い。
水質は超クリアで、これは厳しくなりそうな予感。
先発は月下美人ビビビーム極み+ライトジグヘッドSS極みの0.6gで。
最近はフロロカーボンラインをメインに使っているので、風が吹いても比較的釣りやすいです。
風下側にワームをキャストし、ラインを緩めないようにジックリ流しながらカウントダウン。
魚がそれなりに居ればフォールでアタリが出るんですが、やはり状況は良くないのか、反応なし。
だいたいカウント15~30くらいの所をデッドスローの巻きやリールをほとんど巻かないリフトフォールで探ります。
立ち位置を少し変えたり、風の影響が出過ぎない範囲で投げる角度を変えたりして反応を見ていくと、15分くらいしたところでバイト。
カウント30ほどからのドリフト気味のただ巻き中に「モゾ・・・」と軽く穂先が入るだけのアタリでしたね。
すかさずフッキングを入れると無事ヒットしました。
10cm台後半ですが、開きにしてフライにするにはちょうどいい大きさ。
もう少し小さいやつはみりん干し用ですね。
どうやら今回はこのドリフトパターンがハマっているらしく、ジックリ丁寧に誘わないと全くアタリが出ませんでした。
ロッドアクションを入れすぎるのもダメで、あくまでメインはデッドスローの巻き。
サイズは16~18cmくらいのやや小型がメインで、時々22~23cmほどの個体が混じってきました。
少し浅いレンジを引くとサイズが小さくなり、12~13cm位の小アジになりました。
ベイトフィッシュが少ない為か、アジの群れはかなり小さく、移動もそれなりに速いようで入れ食いにはなりません。
こういう時はシンプルなストレート系ワームより、ビビビームなどのような水押しが発生するパーツが付いているワームの方が反応が拾いやすいことが良くありますね!
そんな感じでビビビーム極みを使い、最初のポイントでは10匹ちょいくらいアジを確保。
メバル・アジが混ざるポイントも生命感薄め
次にやってきたのは、春にメバルがポツポツ釣れた場所。
メバルの時期としてはちょうど産卵期に当たるので渋いことが予想されますが、うまくいけば釣れる可能性もあります。
若干向かい風が気になったので、ワーム・ジグヘッドをローテーション。
ワームは折れ曲がりにくくて安定して飛び、波動もそこそこ出せるクロスビームFAT。
ジグヘッドは0.6g→0.8gに変えました。
常夜灯の明暗の暗い側にメバルが着くポイントなので、ピンポイントにキャストして巻き落としなどをメインに探ります。
メバルは結構スレた個体が多い場所なんですが、25cm前後以上の良型の割合が多いスポット。
状況が良ければここもライズが見られるはずなのに今回は完全に沈黙・・・。
メバルの姿も全く見えず、やはり時期がまだ早かったか?
明暗の薄暗い場所の方へ狙いをズラし、デッドスローの巻き落としで探るとバイトあり。
みりん干しサイズの可愛いアジでした。
アジは若干居るらしく、ここも入れ食いにはならないものの、ひたすら丁寧に探るとポツポツ反応が出ました。
10cm台の小型に混じり、時々良型が釣れるので楽しい。
釣りを続けているとアタリが遠くなってきたので、目先を変えるためにガルプを入れてみました。
すると、ローテーション直後は集魚効果の高さにより、フォールだけでアタリが出る状態に。
しかし、使い続けているとやはり魚はスレてしまい、マテリアルの硬さもあってミスバイトが増えましたね。
ガルプのような餌系のワームは確かに強い効果を発揮することもあるんですが、逆にスレを促進させることもあるので注意した方が良いです。
特に居着き系のセイゴやメバルはガルプのような味や匂いを警戒することがあり、そうなってしまうと一般的なワームやプラグの方が良く釣れたりしますね。
その後は少し雪が降ってくる中釣りを続け、持ち帰り分をキープできたところで釣り終了。
2時間+αほど釣行しましたが、フライ・みりん干し用の食材は十分確保できました★
キンキンに冷やした海水を抜く時、手が冷たすぎて辛かったですね。
釣行中も寒さでワームをセットしたり、ノットを組み直すのも困難な状況になってきました。
寒さは厳しいですが、真冬のライトゲームはテクニカルで楽しいですね!
ビビビーム極みは1.5インチのショートボディ+水押しが強いテールの組み合わせが結構いい仕事をしてくれますね!
最近よく使っていますが、魚の反応も良いです。
クロスビームFATは独特なボディ形状が潮を受けつつ、シンプルなワームなので飛距離を阻害しないのがメリット。
風が吹く状況下や、潮をしっかり掴むピンテールワームが使いたい時におすすめ。
使用タックル
- ロッド:ダイワ 月下美人AIR AGS 510-UL
- リール:シマノ 21ソアレXR C2000SSPG
- ライン:クレハ シーガーフロロリミテッド1.5LB
- ルアー:ダイワ 月下美人ビビビーム極み、クロスビームFAT