こんにちは、まるなか(@marunakafish)です。
さてさて、今回はちょっと久しぶりにPE3号の若干ライト気味のタックルを持って地磯へ行ってみることにしました。
ようやく最近になって朝・晩を中心に涼しくなってきたので、少し険しめの青物・ヒラスズキポイントにも行きやすくなってきましたね!
今回の狙いとしては、だいたい1kg~3kgくらいまでのショゴ(カンパチの幼魚)です。
今年は季節の進行が若干遅めなので、まだシーズンには少し早い気もしますが、可能性はあるはず。
果たしてどんな釣行になったのか?
まずはジギングでスタート!
朝マズメが終わるくらいの時間にポイントへ到着しましたが、やや向かい風寄りの横風が吹いていて、ちょうどいい具合に海がバチャバチャしていますね。
ベイトの気配はありませんが、何となく釣れそうな気がします。
ボイルなどは見られないので、まずはジグを使って中層から下を探ります。
先発は最近発売されたらしい、ゼスタのランウェイブレイズの85gで。
多少風が強いものの、ジグなので問題ないレベルですね。
着底までのカウントは45ほど、潮は左から右に向かって少し流れています。
海面の荒れ具合と言い、魚が入ってくれば口を使う可能性は高そうです。
メインはロングジャークとワンピッチジャークでジグを操作し、そこに時々高速巻きを入れる感じで。
水圧を感じながらジグを操作していると、かなり手前で一瞬リールが巻けなくなる重さがありましたが、フッキングせず・・・。
正体は分かりませんが、何かしらの魚はいる様です。
釣り開始から30分くらいが経過すると、少し潮が緩くなってきてしまったので、ジグを85gから65gにウェイトを落としました。
ジグを変えてからしばらくすると、ロングジャークによる持ち上げからのレンジキープのワンピッチでじゃれつくようなバイトがありました。
イサキなどではなく青物のチェイスだと思いますが、フッキングせず。
いったんフォールさせてジグを深場に入れ込み、そこから一気に高速巻き。
このパターンで魚との距離を離してあげると、気持ちのいい「ガツン」というバイト!
今度はしっかりとフッキングしましたが、それほど重量感は無いですね。
それでも下に突っ込む程よい抵抗感を楽しみつつ、抜きあげてキャッチ。
それほど大きくはありませんが、狙い通りにショゴをキャッチしました★
チェイスがあってからのかけ引きが面白かったですね。
その後はもう1匹ショゴを追加したものの反応が続かず、忘れた頃にカタクチイワシっぽいベイトが回遊してきました!
ポッパーゲームでショゴ連発・想定外の良型カンパチが・・・
水面にカタクチイワシっぽいベイトがピョコピョコ跳ね始め、釣れそうな気配が一気に高まってきました。
しばらくジグで釣りを続けたもののバイトが無いので、プラッギングにシフトします。
選んだのはシマノのビームポッパー130F。
このポッパーはややスリムで操作感が超軽く、それでいて飛距離が結構出せて気に入っています。
ガチの青物狙いには少し小さいですが、3kgくらいまでの青物にちょうど良いです。
風向きを考慮してビームポッパーをなるべく遠投し、ダイビングと速いテンポのポッピングのコンビネーションをメインに探りを入れます。
ビームポッパーはダイブさせた時の軽快なウォブリングが中々魅力的で、パワーのあるフィードポッパーなどと使い分けができます。
ビームポッパーで探っていると、しばらくして「バシュッ!」と速いバイト。
合わせを入れるとヒットしましたが、ちょっと軽めです。
サイズダウンしたショゴが釣れました。
その後同じくらいの小さめなショゴがもう1匹釣れ、沈黙の時間に。
30分くらいビームポッパーを投げ続けたもののこれといった魚からの反応が無く、ジグに戻そうかと思い始める・・・。
そんな感じでキャストを続けていると、かなり沖合にキャストしたビームポッパーに何の前触れもなく「バコーン」とシャチのように全身をひるがえして大きな魚体が猛烈バイト!
明らかにデカい魚に「おいマジかよ」と思いましたが、ラインが引っ張られていったので、巻き合わせでフッキング。
これまでのショゴとは桁違いのパワーなので、「これはヒラマサが食っちゃったかな?」と思いました。
ドラグを6kgくらいまで締めこんで応戦し、何とか最初の突込みはクリア。
一瞬でも油断するとやられてしまうので、ひたすらショートポンピングでゴリ巻き。
何度かのされそうになりつつも寄せることに成功しましたが、見えてきたのはヒラマサではなく、良いサイズのカンパチ。
長さは75cm~80cmくらい、かなり肥えていて7kg前後はありそうです。
これは良く引くわけだ。
しかし、問題はここから。
想定外の魚を取り込める足場で釣りをやっていなかったので、岩をピョンピョン飛んでキャッチできそうな場所へ誘導するしかありません。
ラインが擦れないように注意しつつ足場移動を開始したんですが、一瞬の隙を突かれて魚が反転。
「あ、これはヤバい」と思ったんですが、こうなってしまうと制御不能になり、一気にドラグが出されました。
ロッドを立て込んで応戦したものの、そのままリーダーがズリズリと斜面の大岩に擦られ、ブレイク・・・・。
ヒラマサタックルだったらキャッチできた可能性も十分ありそうでしたが、ライトタックルを使っている時に限ってこういう想定外の魚がヒットするんですよね・・・。
しばらく気が抜けてしまいましたが、軽く休憩してからリーダーを結び直し、釣りを再開します。
休憩中、ロストしたビームポッパーを速攻で注文しましたね(笑)
さっきのような大きいカンパチはお呼びではないので、もう少し小さめのお手頃なやつのヒットに期待です。
次は何を使おうか迷いましたが、ポッパーが良さそうなので、シマノのロックポップ90Fを使います。
このポッパーは90mmサイズですがボディがファットでそこそこボリュームがあり、20g以上のウェイトがあります。
ですので、PE3号くらいまでのタックルならなんとか扱えるんですよね。
使い方は、小刻みな連続ポッピングをメインに、時々ジャークを入れてダイブさせるような感じで。
すると、すぐに魚の反応があり・・・
サイズは少しバラバラでしたが、ショゴを追加。
粘ればまだ釣れそうでしたが、結構暑くなってきたので今回はこれにて撤収することにしました。
今回の釣行では、少しサイズは小さめでしたが、狙いのショゴは釣ることができ、想定外の親玉カンパチのヒットもありました。
以前から何となく気付いてはいましたが、今のタックルだと中型のヒラマサやカンパチ狙いに対応できるものが無いんですよね。
- PE1.5号~2号のライト青物・五目タックル:ツーリミットモンスターバトル
- PE3号のややライトな青物タックル:クロスライド5G MH
- PE5号~6号の大型青物タックル:コルトスナイパーリミテッド XH
こんな感じなんですが、中間のクロスライド5Gは軽さを重視した高弾性よりのロッドなので、強い負荷には対応できません。
あまりハイテンションでやり取りをすると、グリップから曲がってミシミシ音がします。
このままのタックルだと今度も悔しい思いを何度もすることになると思うので、この機会にジャンプライズのツーリミットブルーバトルの102/4を追加することに。
ラインはPE2.5号~4号・ドラグは最大11kgまで対応できるロッドなので、今回のような場面ではまさにピッタリなはず。
かなり険しい磯を除けば、良型ヒラマサ狙いにも十分使えるスペックがあるので、これで対応できるシチュエーションに幅が出せます。
今まではクロスライド5Gとコルトスナイパーリミテッドのパワー感の差が大きすぎてしまい、釣りにくい場面がありましたからね。
使用タックル
- ロッド:メジャークラフト クロスライド5G 1002MH
- リール:シマノ 21ストラディックSW 6000HG
- ライン:メジャークラフト 弾丸ブレイドクロス X8 3号 + サンライン ブラックストリームプラズマ 18号
- ルアー:ゼスタ ランウェイブレイズ65g・85g、シマノ ビームポッパー130F、ロックポップ90Fなど