|
|
こんにちは、まるなか(@marunakafish)です。
季節も進んで秋の気配が少しずつ濃くなってくる中、そろそろ中型青物の接岸が始まってもおかしくないだろうと、青物狙いの地磯ポイントへ。
夏場はアブが非常に多かったり、磯にたどり着くまでの道中で熱中症になりそうな場所なので行く気がしませんでしたが、少し涼しくなったので今回久々に調査へ。
果たしてどんな展開になったのか?
向かい風&底潮が差してくる展開
久しぶりにポイントに入りましたが、向かい風が吹いていて雰囲気はかなり良い感じです。
ザバザバと程よく波気立っていて、魚が岸に寄る可能性は高まりそう。
それほど深い場所ではないので、先発は撃投ジグレベルの40gで様子を見てみることに。
少し着底がぼやける感があり、底潮は手前に差してくる感じで通っていますね★
青物狙いには結構良い条件が揃っているので、条件さえ合えば釣れるはず!
表層付近にキビナゴっぽいベイトフィッシュもそれなりに居て、いつ釣れてもおかしくない状態。
ジグで中層をメインにスロージャーク&高速巻きのコンビネーションを主体に探ってみましたが、外道の小さなアタリが数回あっただけ・・・・。
気分転換もかねてトッププラグを投げたり、ヘビーシンキングペンシルを使ったりしましたが、全く反応が無いですね・・・。
魚が居ればアタリ位は出る状況だと思うので、これはダメな気配が濃厚に(^_^;)
バイブレーションでロックフィッシュ連発!
青物も当たらないし、イサキの気配も無くて釣れる気がしなくなってきました。
やはりまだ水温が高く、中型青物は周ってきてないのか?
諦めずにジグを投げていると足元付近でヒットしましたが、釣れたのはいつものショゴ。
そろそろもっと大きい青物が釣りたいので「大きくなってね」と、ノータッチでリリース。
その後は反応が無くなったので、ここでルアーチェンジ。
このポイントは沖合は砂泥底のオープンエリアが広がっているので、沖を攻める場合はジグヘッドリグやメタルジグなども使えます。
今回は潮が差してきていてルアーの操作感が分かりにくいので、バイブレーションを使います。
バイブレーションなら穂先に重さが乗りやすいですし、他のルアーより浮き上がりにくいので、速いテンポで誘いやすいんですよね。
ベイトの姿も見えるし、ハタが上を意識していれば絶対釣れるはず。
ビットブイは飛距離も優秀なので、沖のオープンエリアをランガン気味に、軽めのリフトフォールやストップアンドゴーで探っていきます。
すると、2投目のフォール中にさっそくアタリがあり、合わせを入れると重たい引き。
ゴリゴリ巻いて沖で魚を浮上させ、後はゆっくり寄せるだけ・・・。
釣れたのは1kg・40クラスのまずまずなサイズのアカハタ。
狙い通りのルアーセレクトで気持ちいいバイトが出たので最高ですね。
磯際まで寄せて抜きあげようとしたんですが、空中で口切れしてバラしてしまいました。
取り合えずこのバイブレーションパターンが通用しそうなことが分かったので、問題は無し。
すぐに投げ返して誘いを掛けると、今度は巻き上げ中に「ゴッ」とアタリ。
先ほどよりは少し軽い感じの引きですが、横に少し走りますね。
30そこそこのアベレージサイズのオオモンハタでした。
このポイントはオオモンハタに適した地形になってますが、これまでアカハタとキジハタしか釣ったことが無かったのでちょっと嬉しい。
とりあえずボウズも逃れたし、後はサイズアップしていくだけですね。
途中から風がかなり強くなってきて、更に波気立ってきました。
相変わらずベイトフィッシュの気配は水面にあるんですが、時々ジグやプラグを投げても「無」です・・・。
こうなったら青物狙いは完全に諦め、バイブレーションで中層から下を探ると
良い感じの肥えたアカハタを追加。
長さは30後半ほどですが、かなり肥えていて1キロ近くありそうですね。
やはり、ベイトを意識してオープンエリアで上を見ているハタは、釣れるとサイズが大きめな傾向があるように思えます。
小型のハタは障害物の周りだったり、ボトムギリギリで食ってくる率が高いと感じますね。
その後、バイブレーションで同じくらいのアカハタを追加したところで潮が止まってしまいました。
ワームにローテーションで対応!
さっきまでの良い感じの潮は止まってしまいましたが、風によってベタ凪ではないのでまだチャンスは残って良そうです。
ここでバイブレーションからワームにローテーションし、波動の種類を変えて様子を見ます。
少し浮遊感を出してスローに探りたかったので、カーリーテールを使います。
選んだのはケムリカーリー。
大きなテールによる浮力を活かし、デッドスローでボトムから少し上を流してみます。
すぐにフグに噛まれてワームが破壊されかけましたが、数投目でバイトあり★
30中盤くらいのアベレージサイズをキャッチ。
激流のポイントで大型のハタを釣り続けて訓練したので、このくらいのサイズはもはや瞬殺でキャッチできるようになりましたね!
その後も中型のハタを数匹追加したところで、沖に良い感じの沈み根を発見しました★
砂泥底の中に少し高めの根があり、どう考えても一級ポイント。
ワームがボロボロになっていたし、ジグヘッドでは根掛かりしそうなのでKJカーリー3.8インチのビフテキリグにチェンジ。
このワームも浮力が出るので、スローなただ巻きに最小限のロッドアクションを混ぜ、上下に軽く揺すりながらのリフトフォールで探ります。
根の向こう側にワームが入ったら一旦フォールさせ、丁寧にリフトしてまた着底・・・。
と思った矢先、根の隙間にワームが落ちていく最中に「ゴッ」と抑え込むバイト。
合わせを入れると結構良い重量感ですが、フルパワーでゴリ巻きして抜き上げ。
今日一番の良型でした。
1.2~1.3kgくらいかな。
長さは40チョイ程ですが、良く肥えてました。
その後、この根でもう1匹アカハタを釣りましたが、少しサイズダウン。
今回の調査では青物の気配は全くなくて完全撃沈でしたが、ハタは相変わらず裏切りませんね。
バイブレーションパターンが気持ちよく決まったのは良かったですな★
ロックフィッシュも良いけれど、早く秋の青物が始まってほしいなぁ~。
良い感じに荒れればヒラスズキもやりたいんですが、中々条件が合いません(-_-;)
使用タックル
- ロッド:シマノ コルトスナイパーSS LSJ S100ML
- リール:シマノ 22ステラ4000XG
- ライン:メジャークラフト 弾丸ブレイドX X8 1.5号+サンライン ツナギートFC 8号
- ルアー:オーナー 撃投ジグレベル40g、アピア ビットブイ26g、メガバス ケムリカーリー3.5、ダイワ HRFKJカーリー3.8など