こんにちは、まるなか(@marunakafish)です。
さてさて、今回も地磯へライトショアジギング釣行へ。
真冬は風が強くて中々自由に釣りができない状況の日が多いんですが、久しぶりの凪予報です。
程よく風が吹いてくれた方が風波で魚の活性は上がるんですが、今回は釣りはしやすいものの、穏やか過ぎて少し苦戦しそうな気配がしますね・・・。
果たしてどんな展開になったのか?
晴天・ベタ凪の穏やかな海に苦戦
久しぶりに晴天ベタ凪の陽気になり、防寒着を着ていると少し暑いくらいの模様ですね。
駐車スペースからポイントまで磯を歩くと、結構汗をかいてしまいました。
今回は凪ということで、出来るだけ向かい風が当るエリアを選んで釣行したんですが、風速は2m前後、波はほとんどありませんね・・・。
小型青物は凪でも関係なく釣れることが多いですが、大きくなるほど警戒心が高くなるので、平和な海だと見切られて食わなくなることが多くなります。
かなり苦戦しそうな気がしますが、久しぶりに来たポイントなので状況は全く分かりません。
撃投ジグレベルにしようか迷いましたが、先発はより潮受けが良いジグパラショートで入ります。
潮の状態から見ていきますが、着底まではカウント50前後、流れはほとんどありません・・・。
ベタ凪で潮も利かないとなると、これは高確率で高難易度の釣りになりますね。
しっかりと着底を取ってボトム周辺をスローなワンピッチジャークを主体に、ボトムギリギリに張り付いている低活性な青物に食わせることをイメージして釣っていきます。
良い時はカサゴなどの根魚も釣れるポイントなんですが、30分・45分・1時間と投げても何も起きません。
そもそも魚が居るのか分からないので何とも判断し難いですが、何となく粘っても良くなる気配がありませんね。
見切って次のポイントへ行くことにします。
ワンド状のポイントへ移動
さっきは岬状のポイントを狙ったんですが、ベイトフィッシュの気配も皆無でした。
そこで、今度は魚が溜まりやすい、少し水深が深く掘れているワンド状スポットを狙うことにしました。
ここも最近来ていなかったポイントですが、地形的には冬でも青物が釣れる可能性は高いはずです。
まずはジグパラショートで入りましたが、しばらくするとカタクチイワシっぽいベイトフィッシュの気配が少し出てきました。
サイズは6cm前後と大きくありませんが、さっきの場所よりも生命感を感じますね。
潮受けが良いジグパラショートだと波動が強すぎる気がするので、ここでローテーション。
ジャッカルのビッグバッカースライドスティック40gを使います。
このジグはフロントバランスのメタルジグで、ジャーク後に鋭く滑走しますが、波動やフォールはかなり大人しい特性を持っています。
ハマると強い効果を発揮する印象がありますね。
スライドスティックに替えて潮抜けを良くし、これで反応が変わるか・・・。
このポイントも潮は流れていませんが、普段からそれほど流れが発生する場所ではないので何とかなるかな。
広角にキャストしつつ、根掛かりしないように注意して釣っていきます。
特にこれといった反応もない中、ボトム着底からスローなワンピッチジャークでジグをしっかり滑走させつつ、時々高速巻きを混ぜて探ります。
すると、ワンピッチ後の誘い上げに入った瞬間、突然ひったくられるような強いバイト!
フッキングを入れると良い重量感で、これは青物確定ですね。
ここも結構きつい斜面があるので、ラインが擦れないように注意しながら寄せてきます。
締めこんだドラグが軽く滑り、そこそこ良さそうですね。
無事斜面を越え、見えてきたのは結構良い感じ魚体。
良く肥えたワラサでしたね!
70cm台後半、4kg後半ほどでしょう。
若干脂がありそうな気もしますが、やはり美味しいのは9kg・10kgクラスからのことがほとんどなのでリリース。
リリースして釣りを再開しますが、相変わらずベイトフィッシュは時々回遊してくるので、何となくまだ釣れそうな気もしました。
しかし、そう簡単にいかないのが真冬の青物、その後1時間ほど釣りを続けたものの全く釣れず、汗をかいていたので体が冷えてきてしまい、これにて撤収することにしました。
ベタ凪予報で釣りはしやすかったですが、やはり魚の活性は落ちますね。
程よい向かい風の中で釣りをするのが一番良いんですが、中々良い状況にはあたりません。
今後もしばらくはブリ系青物がメインになりますが、3月頃からは乗っ込みマダイが始まると思うので、それにも期待ですね。
その後は水温上昇とともにイサキが釣れだしたりするので、今年はライトショアジギングもこれまで以上にやっていきます。
使用タックル
ビッグバッカースライドスティックは、私がよく使う撃投ジグレベルと同じフロントバランスのジグですね。
しかし、撃投ジグレベルよりも滞空時間が短くてフォール中のアクションが大人しいので、必要なアピール力に合わせて使い分けができます。
パターンにハマるとかなり強いジグなので、興味がある方はお試しあれ。
- ロッド:ジャンプライズ オールウェイク106モンスターバトルリミテッド
- リール:ダイワ 23ソルティガ5000XH
- ライン:シマノ ピットブル8+2号+ シーガー グランドマックス 10号
- ルアー:メジャークラフト ジグパラショート40g、ジャッカルビックバッカースライドスティック40g