こんにちは、まるなか(@marunakafish)です。
まだまだ日中は暑い日が続いていますが、徐々に秋の気配も感じられるようになってきていて、最近は青物ゲームの頻度が高くなってきています。
今回は風が吹く予報が出ていたので、ヒラマサを狙って険しめの磯へ。
夏の間は、熱中症になるリスクが高すぎるので、険しい磯への釣行は封印していました。
しかし、ようやく気候的にも動きやすくなってきましたし、風が吹くと大型青物の活性が上がりますからね!
果たしてどんな釣行になったのか?
激流+強風のコンディション
結構な険しい山越えをして無事ポイントへ到着しました。
ここは潮が急に効きだすタイミングがあり、ヒラマサが釣れるのは基本その時だけ。
ポイントに到着して様子を見てみると、右から左に向かってかなりの激流が発生していますね。
風は向かい寄りの横風が7mくらい、コンディションとしては悪くありません。
このポイントは基本的にはそれほど遠投する必要が無く、手前の流れのヨレにベイトがたまり、そこに時々ヒラマサやブリ・カンパチなどがフラフラとやってくるパターンが多いです。
何を使おうか迷いましたが、遠投する必要が無いし、2~3kgくらいのショゴも可能性があるので、先発はフィードダイビングウォブラー135で。
横風が邪魔ですが、風にうまく乗せてキャスト。
PE5号のヒラマサタックルなので少し使いにくいですが、まぁ何とかなるでしょう。
沖の方は激流になっていて、手前は少し潮が緩んでいるので、ベイトが溜まるのはその境目付近。
スローテンポのダイビングアクションをメインに、時々リトリーブでミノーのようにスイミングさせたり、適当にコンビネーションさせて釣ってみます。
若干ベイトフィッシュの気配が薄くて「まだ時合いまで少し早いかな?」と思ったんですが、ポーズからのリトリーブで突然モワンという反応が。
しかし食いきらず、一旦浮上させてからダイブ・・・。
すると、捕食スイッチが入ったのかすぐに食い直してきて、「ボシュッ」という音とともにラインが引き込まれました。
巻き合わせを入れてからリールをゴリ巻きしてテンションを掛け、フックアップ成功ですね。
激流に乗られると厄介なので、ショートポンピングでゴリ巻き。
ブリ系青物ならこのまますんなり上がってくるんですが、7kgほどにセットしたドラグが若干滑るので、これはヒラマサでしょう。
途中、手前に向かって疾走してきて厄介でしたが、一気にハンドルを回して距離を詰めて対応し、無事に海底のかけあがり+根をクリア。
後はタイミングを見て、抜きあげてキャッチしました★
やはり、鋭い引きの正体はヒラマサでしたね。
そこそこ肥えていてナイスなコンディションでした。
思ったよりもすんなり釣れてしまい、これは連発か?
モンスターショットで表層~中層狙い
結構あっさりとヒラマサが釣れたので、期待を込めて釣りを再開します。
相変わらずいい感じの流れがあり、風も吹いていて釣れそうな気配はある。
しかし、魚は単独行動なのか、反応が続かず・・・・。
適当にダイペンなども使いながら1時間くらいキャストを続けましたが、完全ノーバイト。
それでも魚さえ入ってくれば釣れそうなコンディションなので、キャストを続けます。
すると、しばらくして沖の方でイワシっぽいベイトがピョンピョン跳ね始めました。
様子を見ていると、逃げたイワシの群れに対してボイルが発生!
見た感じショゴかカツオのようですが、これはチャンス!
少し沖目でボイルしたので、ルアーをバレットダイブ170に替えて遠投して探ります。
釣れるなら1撃で食いそうなものですが、数投してもスルー・・・。
ベイトが小さいので、これは見切られている可能性が高いですね。
ちょっとボックスを探り、良さそうなものを発見。
DUELのモンスターショット125なら、この状況に良さそうです。
すぐに結び変え、先ほどまでボイルが出ていた付近にロングキャスト。
モンスターショットの高比重なウェイトはかなり使い勝手が良く、125mmで60gの重さがあるので、ヒラマサやマグロタックルでも普通に扱えます。
まずは水面付近をスキッピングとトゥイッチ&フォールで探ってみますが、魚は去ってしまったのか無反応。
中々のチャンスタイムを逃してしまいましたが、条件は悪くないのでまだ魚が釣れる可能性は十分残っています。
その後はモンスターショットを使って表層~中層をメインに探りました。
モンスターショットに替えてから20分くらいが経過した時、流れに対してドリフト気味のトゥイッチ&フォールで探っていると、トゥイッチの最中にいきなり「ゴッ」というバイトが!
合わせを入れると中々の重量感で、いきなりのヒットです★
一気に浮上させないと手前の斜面でやられるので、ファイトポジションを取って強引に巻取り。
少し流れに乗られましたが、一気にリールを巻き込めたので素早くランディング体制に入ることができました。
後はタイミングを見て抜き上げてキャッチ。
よっしゃ、2本目のヒラマサをキャッチしました。
このヒラマサも中々体高があって強かったです。
5kgくらいですね。
ダイペンで水面爆発するも・・・
ボイルのチャンスは逃しましたが、なんだかんだでヒラマサを2本キャッチすることができ、かなり満足しましたね。
まだ帰るまでには少し時間があるので、もう少し釣りを続けます。
その後もしばらくモンスターショットを投げたものの、1度小さなショゴっぽい魚が足元でチェイスしてきただけで、これといった反応は無し。
トップで誘い出した方が良さそうなので、信頼と実績のバレットダイブ170にチェンジ。。
バレットダイブで30分くらいキャストを続けていると、更に流れが早くなってきて、沖の方で流れのヨレがかなり明確に見える状態に!
こうなると、このポイントはかなり高実績で過去にヒラマサが良く釣れています。
集中して丁寧にバレットダイブを操作していると、予想通り沖のヨレで青物が単発でボイル!
結構良いサイズだなぁと思いながらルアーを引いていると、ボイル発生から数秒後に「ボコン」という大きな吸い込み音!!
すかさず巻き合わせを入れてフックアップしましたが、これまでのヒラマサとは桁違いの重量感&パワー。
これは間違いなく10kgオーバーのヒラマサです。
7kgほどのそれほど締まない状態のドラグでは全く勝負にならない魚なのは間違いないので、足場をしっかり確認してからドラグを締めこみます。
だいたい11kg前後まで締め込み、ハイドラグで勝負!
しばらくショートポンピングで距離を詰めることに成功し、流れとは逆の方向に走ってくれたので、素早く寄せることができました。
しかし、突然手前に向かって猛スピードで走り出し、その後は沖に向かって再びダッシュ!
これは間違いなくデカいヒラマサだなぁと確信しつつやり取りしますが、11kg前後のドラグでも全く止まらない状態・・・。
ロッドを寝かせたらアウトなので、しっかり立て込んでリールを巻きますが、コルトスナイパーリミテッドのXHがブチ曲がったままラインが引きずり出される(メーカー的には一応ドラグMAX10kgです)。
ラインが出ても関係なしに、常にリールを巻き込んで対応。
何とか制御不能な状態までにはいかないところでやり取りできていたんですが、しばらくしてリーダーがズリズリと根に擦れる感触。
「あ、これはヤバい」と思った瞬間、プンッとテンションが抜けて痛恨過ぎるラインブレイク・・・。
大型ヒラマサにはまだ時期が早いと思っていましたが、想定外のヤツが来ちゃいましたね。
あの感じだと、15kg~20kgクラスあっても全くおかしくない重量感・パワーでした。
10kg以上のドラグを掛けてゴリ巻きしても勝負させてもらえませんでしたね。
去年も1度同じような経験をしていますが、あのサイズを足場が悪い地磯でキャッチするのは難しいだろうな。
ドラグを出せば斜面に擦れて切られますし、12kgや13kgのドラグを掛けてしまうと、足場が良くなければ普通に海に落ちますからね。
今回はこんな感じで、ヒラマサは2本キャッチできましたが、ラストの特大級は痛恨過ぎるラインブレイクで負けました。
悔いが残る釣行になりましたが、秋のヒラマサシーズンはスタートとみて良さそうです!
これからは青物狙いをメインに、磯へ通い込みます。
使用タックル
- ロッド:シマノ 22コルトスナイパーリミテッドS104XH/PS
- リール:ダイワ 22セルテートSW14000-XH
- ライン:シマノ オシア8 5号+サンヨーナイロン ソルトマックスショックリーダー タイプN 100LB
- ルアー:DUEL ハードコアバレットダイブ170、モンスターショット125、タックルハウス コンタクトフィードダイビングウォブラー135など
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