こんにちは、まるなか(@marunakafish)です。
さてさて、今回は内湾の遠浅なポイントへトップチヌ調査へ。
本当はショゴやハガツオなどの様子を見に行きたかったんですが、結構風が強く吹く予報だったので、お手軽な釣りをやることにしました。
予報では日中の気温が35度を超えてくる感じで、まさに灼熱。
風が吹いているのがまだ救いですが、果たしてどんな釣行に?
目次 非表示
やや水深が深く掘れたスポット狙い
潮周り的には、干潮からの上げ潮のタイミングでの釣行ですね。
チヌ自体は水温が高い方がトッププラグへの反応は良くなりやすい傾向がありますが、近年の猛烈な暑さになってしまうと、水温上昇が行き過ぎてしまって逆に釣れなくなる傾向を感じますね。
チヌが居てもボケーっと浮いているだけで全く食い気が無かったり、お湯のように水温が高くなってしまうと、そもそも魚がシャローから消えていたり・・・。
ですので、かなり水温が高くなることが予想できる状況での釣行なので、シャローエリアの中でも周囲より少し水深が深く掘れているエリアに絞り込み、重点的に狙っていきます。
先発はチヌにも良さそうなので購入してみた、OSPのラウダー60で。
このポッパーはバス用ですが、安定した飛距離とアピール力により、チヌゲームにも非常に良い感じなんですよね!
少し横風が気になりますが、ラウダーは水掴みが比較的しっかりしているので、アクションエラーも起こりにくいです。
基本はワンテンポのポッピングでサーチしつつ、チヌのチェイスがあって食わないようであれば、ドッグウォークを混ぜてみたり。
このエリアの地形はだいたい把握済みなので、深く掘れている斜面付近に狙いを定め、遠投して探っていきます。
沖のボトムは砂泥底の場所が多いんですが、所々に丸っこい石が点在していて、手前は石が多く入っています。
かなり暑くて「これは長時間の釣りは絶対に無理だな~」などと考えつつ探っていると、かなり沖目でいきなりチヌのチェイス!
1投目での反応だったので幸先が非常に良いですが、チヌはポッパーの周りをウロウロ・・・。
距離がつまらないタイプのチェイスは食わない事の方が多いんですが、時々ポッパーの目の前まで詰めてくるので、うまく誘えば食いそうな気もする。
ポーズのタイミングを少しズラしたり、ドッグウォークを混ぜたりして変化を出して丁寧に誘います。
すると、あと10mくらいまでのところまでポッパーが近づいてきてしまった時「ボシュッ!」と目の前で勢いよくバイト。
巻き合わせを入れると重さが乗りましたが、2秒くらいのやり取りの後フックアウト・・・。
1投目でのチヌヒットまでは良かったんですが、残念。
とりあえず狙い通りのスポットで幸先良すぎるヒットもあったし、これは入れ食いかな?
なんて思ったんですが、その後30分くらいは完全ノーチェイス。
時々フグの反応はあるのでシャローに魚が全く居ないわけではないですが、見えているチヌは非常に少なく、涼しい沖に落ちてしまったのかな?
遠浅なエリアは狙わずにスルーし、深くなっているところだけを狙います。
中々アタリが無くて我慢の時間が続きましたが、浅くなっているところと深くなっているところの境目付近を探っていると、今度は前触れなく沖で静かに波紋が・・・。
そのままラインが引き込まれていったので合わせを入れると、本命のチヌっぽい引き。
バイトの出方的にフグかと思いましたが、ガンガン突っ込むので本命ですね。
今度はバラさないように、少しビビりながらやり取りをして無事キャッチです。
無事真っ黒なチヌが釣れました。
やはり、ここまで水温が高くなってしまうと、あまりにも浅い場所では釣れなくなりますね。
水深がヒザ下くらいの場所は水温が30℃後半くらいある感じですから・・・。
すぐにリリースして次を狙います。
遠投パターンで反応出るも
その後しばらくまた釣れない時間が続いたんですが、どんどん歩いてかけあがりの斜面が明確に形成されているスポットへ。
ここは秋になるとメッキの実績も結構あるポイントで、魚が回遊してきてコンタクトする場所。
徐々に潮位が高くなってきていて、何となく魚が差してきそうな気配もある。
ルアーはそのままラウダーを使い、出来るだけ沖のかけあがりの向こう側にキャストし、沖目を回遊する魚を狙います。
10投くらいして「これはダメかな?」と思ったんですが、1キャストずつコースを少しずつズラしていると、かなり沖の方でチヌっぽいチェイス。
風が強くて良く見えませんが、黒っぽい影が見えたような気がします。
少しスローダウンして移動距離を落とした誘いで丁寧に誘うと、やはりチヌが居ますね★
今度はチヌが3匹ほどポッパーに反応しています。
しかし、活性は上がりきらないらしく、中々食わない・・・。
水深が少し深いことも影響しているんでしょうが、この駆け引きがチヌトップの面白さでもあります。
チェイスを確認してから20秒くらいは経ったと思いますが、チヌの反応に合わせてフグも集まってきました。
「フグが掛かってしまうと終わりだな・・・」と嫌な予感がしましたが、フグの反応でチヌの捕食スイッチが少し入ったのか、1匹の動きが激しくなり、「シュボッ」という音とともにバイト!
しっかりラインにテンションが掛かるのを確認してから巻き合わせを入れ、無事ヒットです。
灼熱の中、何とか釣れた2枚目のチヌは嬉しいですね★
まだほかにも群れが居るので、すぐにリリースして釣りを再開します。
釣りを再開して数投目、さっきチェイスしてきたチヌかは分かりませんが、かなり沖の方でまたバイトがあったんですが、一瞬だけフッキングして外れてしまいました。
そして同じようなフックアウトがもう1回続き、2連続でチャンスを逃してしまいましたね。
このスポットで少し粘っていれば、潮位の上昇とともに沖からチヌがコンタクトしてきそうですが、もう汗はダラダラですし、暑すぎるのでこれにて撤収することに。
最終的には反応自体はそれなりに合ったものの、ルアーへの追いも悪いし、バイトも浅くて難しかったです。
それでも何とか釣果は出せたので、まぁ良しということで。
ラウダー60は程よい集魚力がありつつ、細かいスプラッシュを混ぜて誘えるので、チヌゲームにもちょうど使いやすいですね!
チヌの活性はあまり高くない状況でしたが反応はそれなりに出せましたし、ソルト用のポッパーにも負けない使用感の良さがあります。
使用タックル
- ロッド:ジャクソン オーシャンゲートLGMIX 74L-K ST
- リール:シマノ 22ステラC3000XG
- ライン:シマノ ピットブル4 0.6号、サンライン ブラックストリームプラズマ3号
- ルアー:OSP ラウダー60
おすすめ関連記事
▼チヌのトップウォーターゲームの基礎知識・おすすめルアー紹介