さてさて、今回は夕暮れから港の中へライトゲーム釣行。
先日釣具屋さんに行った時、おすすめされたプラグが有ったので購入。
購入したのは往年の名作、シャローマジック。
私自身もシャローマジックにはかなりお世話になっており、かれこれ10年以上前から発売されていたような感じがしますね!
当時は今のように色んなプラグが出ていたわけでもなく、スミスのシラスミノーやダイワのレイジーなどを好んで使っていたような記憶がある。
その後どこかでロストしたのかわからないが、シャローマジックを使っていなかったこともあり、懐かしくなって買っちゃいましたね!
こいつは使い方を覚えると、ライズしているけど食ってこないメバルやセイゴ、カマスなどにかなり効くので♪
というわけで、今回はシャローマジックを中心にライトゲーム釣行です!
マイクロベイトにライズするセイゴをシャローマジックで攻略!
最近はライトゲームに興味がある方が多いのか、アジングやメバリング、セイゴなどを狙ったライトゲームに関する質問も多くいただきますね♪
お手軽で意外と奥が深く、安定して釣果を出そうと思ったら難易度が高い事もあるライトゲーム。
まずは夕暮れ、港の中を適当に散策しつつポイントを選ぶ。
先行者は運よくおらず、風も良い感じで向かい風である。
水面を見ると、予想通りマイクロベイトの姿がある。
見た目的にはボラッコっぽいが、これを食うセイゴやメバル、カマスなどはちょっと気難しい事が多いのよね。
状況的にサーフェイス系のプラグがハマりそうな感じもするので、今回はワームからではなくシャローマジック50から入りましょう。
魚のポジションを把握しつつ、水面直下をルアーが泳ぐかどうかの速度でテロテロと巻く・・・・。
すると、ブルルッという微妙な振動をキャッチ。
上がってきたのは・・・・
2cm無い位のボラッコ(ハク)っぽいですな。
かなりサイズは小さく、これを偏食しているとワームだけではゲームが組み立てにくい事が多いのさ。
展開的にはミノーやシンペンが効きやすいはずなので、風にドリフトさせつつ水面直下10cm位のレンジを探る。
すると、数投目にグニュっというバイトが有ってすぐにヒット。
元気にエラ洗いするので、小さくても楽しいね!
狙い通り、マイクロベイトに付くセイゴをシャローマジック50でキャッチです。
時代は変わっても、しっかりとポテンシャルのある使い易いルアーは釣れ続くもの。
久々にシャローマジックを使ったけど、表層攻略にはやはり効果的だね。
この感じだと、このルアーを上手く使えば連発できそうな気配がある。
表層を適当に探ったら、そこから少しフォールを交えた誘いでネチネチやる。
そうすると、飽きないペースでずっとセイゴが釣れ続ける。
基本はただ巻きのプラグなんだけど、縦の誘いやただ巻きの中のイレギュラーアクションも良く釣れるんだよね、これが。
結局シャローマジックで引っ張り続け、10本くらいのセイゴをテンポよくキャッチ。
久々に使った懐かしいルアーだけど、色あせることは無いね!
とりあえず狙い通りのゲームが出来たので満足はできた。
このまま帰っても良いんだけど、ロッドの調子を確認したかったのでそのまま少し移動してボトムスレスレの釣りをやることに。
春パターンのキビレゲーム
先日折れてしまい、修理をしてもらったメバリング用のボロンロッド。
修理から上がってきて、芦ノ湖のトラウトゲームなどで使用感のチェックは大体出来ていました。
しかし、ライトゲームでまだそこまで負荷を掛けていなかったので、今回ちょっと強めにロッドを曲げてもらえたらいいなと。
季節的に、まだキビレやクロダイが中層のチニングで十分狙えるはず。
ボトムに海藻が生えているポイントに移動し、2gのメバスタ!+ガルプベビーサーディンにチェンジ。
コイツをボトムギリギリ、海藻に引っ掛からないギリギリのレンジをデッドスローで巻くというマニアックすぎるゲーム。
これがバチやチアユ、ボラッコに付いた春のチヌ系に効果抜群で、慣れると狙って釣れるから楽しい。
早速ボトムギリギリまでワームを沈め、ひたすら丁寧にただ巻き・・・・。
沖にフルキャストすると、いい具合で海藻が生えている( ̄ー ̄)
これなら釣れそうかな~?
と思っていると、2投目でガツンという衝撃!!
バシッとアワセを入れると鋭い突っ込みでドラグが少し出る。
ラインはリアルデシテックスの0.4号を巻いてあるので、切れることはまずないだろう。
ちょっとドラグは締め気味にし、ロッドの曲がりなどを見つつやり取り。
折れた箇所の違和感などは全くなく、ボロン特有の反発力と金属感も損なわれてないね!
あとは確実に寄せ、無事キャッチ。
40cm位かな~。狙い通り、キビレをキャッチ!
流石に2投目で食ってくるとは思わなかったので、少々出来過ぎである(笑)
この釣りは最近真面目にやらなくなったけど、以前パターンを研究していた時は1カ月間1度もボウズ無し、良い時は2時間ほどで2桁程釣れたくらいの破壊力は有る。
サイズも春はアベレージで40cm前後、クロダイが釣れる時は50クラスの2kg前後も普通に釣れた。
最近は魚影が薄くなってきているのでそこまで釣るのはかなり厳しいと思うけど、メバリングロッドなどでお手軽に遊べるから、これはこれで面白い釣りなんだよね。
他の地域で通用するかはわからないが、気になる方は試してみてね。
慣れてくれば、チニング用のワームを使ってズリズリ底を引かなくてもチヌが普通に釣れるようになる。
時期的には2月~5月くらいまで、チヌがカニや貝などを主食にする前の時期が比較的釣りやすくて良いかなと。
この釣り方は一応清水と焼津では実績があるが、夏になるとアベレージが30cm台に落ちる傾向がある。
秋以降はどういうわけか釣り難く、狙って釣るのはかなり難しくなる感じだ。
そんな感じで、予想以上にうまく釣れてしまったので満足!
これにて撤収です。
使用タックル
ロッド:ティクト アイスキューブフルレングスボロンIC-610TFLB-ONE-T2改
リール:シマノ 19ヴァンキッシュC2000SHG
ライン:よつあみ ロンフォートリアルデシテックスWX8 0.4号,シーガーグランドマックスFX1.75号
ルアー:アクアウェーブ シャローマジック50、ティクト メバスタ2g(M) + ガルプ ベビーサーディン