さてさて、今回はメバリング・ライトゲーム五目釣りにおすすめなシンキングペンシルをインプレッション。
DUELハードコアLGシリーズのアイテム、LGシンキングペンシル(S)。
比較的お手頃価格で購入できるハードコアLGシリーズのルアーだが、基本性能がしっかり備わっていて非常に使い易い。
安くてしっかり魚が釣れるルアーなので、初心者の方にもおすすめだね!
今回はLGシンキングペンシルの使用感や特徴などを詳しくインプレしていくので、良かったら参考にどうぞ。
DUEL ハードコアLGシンキングペンシル(S)のスペック・カラーラインナップ
まずはLGシンキングペンシルのスペック・カラーについて簡単にまとめておこう。
- 全長:50mm
- 重量:4g
- フックサイズ:#12
ライトゲーム用のシンキングペンシルとしては、平均的~若干重ための重量といった所か。
カラーラインナップはこんな感じで、個人的にはクリア系のカラーを好んで使用しているぞ。
ハードコアLGシンキングペンシルを「サクッと」インプレッション!
ハードコアLGシンキングペンシルの使用感について、特徴を簡単に紹介。
- 飛距離:重心移動システムでカッ飛び!
- アクション:リトリーブ速度でロール系→蛇行系アクションへ変化
- レンジ:表層~40cm位までが使い易い
- 使い方:ただ巻き~ドリフトまでオールラウンドに対応!
- ターゲット:メバルやセイゴ(シーバス)を中心に、ナイトゲームのカマス狙いなどに最適
ハードコアLGシリーズの使用感を一言で言うと、「派手さ・奇抜さは無いものの、基本性能がしっかり備わっている」という印象が強い。
価格的にも大体700円~900円前後で購入できるので、メバリング・ライトゲーム初心者の方にもおすすめできる。
飛距離
DUELのルアーはアイテムによってマグネット式の重心移動システムが採用されている。
LGシンキングペンシルもこれに当てはまり、キャストが気持ちよく出来るぞ。
安定した飛行姿勢でよく飛ぶ!
ハードコアLGシンキングペンシルは50mmのボディに対して4gの重量がある。
おまけに重心移動システムが採用されているので、キャスタビリティはかなり良い。
ルアーをキャストする時は重心移動のウェイトがルアー後方に移動する仕組みだ。
なお、私が実際にキャストした結果では、7~8割程度の力のキャストで33~37m程の飛距離を計測。
ワームのジグヘッドリグやリップ付きのミノーよりも遥かに遠投が効き、沖でライズするメバルやセイゴ、カマス狙いなどでかなり役に立っているぞ。
アクション
LGシンキングペンシルのアクションの特徴について、インプレッションしていこう。
デッドスロー:ロール系アクション
LGシンキングペンシルをゆっくりと巻くと、頭を中心としたローリング系のアクションが出せる。
テールをフラフラと左右に振るが、低速でリールを巻いてもしっかりアクションが立ち上がってレスポンスは良い。
アクションのピッチは平均~若干早めという印象がある。
スロー~:蛇行系のスイミング
デッドスローではロール系のアクションをするLGシンキングペンシル。
リトリーブ速度を少し上げてみると、若干S字を描くように蛇行しつつのスイミングを見せる。
アクションのピッチは若干ゆったり目になり、状況によってリトリーブ速度を使い分けると魚の反応も変わる。
トゥイッチング
LGシンキングペンシルはただ巻きで使うことが多いが、トゥイッチングすると上下左右にイレギュラーに飛ぶアクションを見せる。
ダートする距離はそれほど長くはなく、ピタッと止まってフォールに入る。
主にカマスやメッキ狙いなど、少し早めのアクションに反応が良い魚を狙う時に使うと良い。
ロールを伴ったフォールアクション
LGシンキングペンシルは4gの重量があるが、ボディ下部が水を受けるようなフラットな形状をしている。
これによって重量の割には沈下が遅く、ナチュラルなロールを伴った水平姿勢でフォールしていく。
実際にこのフォールアクションでのバイトは非常に多く、特にドリフトで使う時はフォール中にバイトが集中している。
ロールの強さは平均的で、強すぎず弱すぎずで使い易いと感じる。
LGシンキングペンシルの使い方
LGシンキングペンシルの使い方について、おすすめなパターンをいくつか紹介しておこう。
ただ巻き
最も基本になるのはただ巻きで、一定層までカウントダウンしてルアーを沈めたらスローにただ巻きをする。
一定速度で巻き続けるのも良いが、時々リトリーブ速度を速くしたり・遅くして「食わせのきっかけ」を与えると良い。
リトリーブ速度の変化によってLGシンキングミノーはアクションを変える性質がある。これを利用することにより、一定速度の誘いで食ってこなかった魚をバイトさせることが出来るってわけ。
ドリフト
スレたメバルやシーバスなどに特に良く効き、私が多用しているのがドリフト。
やり方はさほど難しいことは無く、「誘い→ドリフト」の繰り返しをするだけ。
誘いの方法はその時によって変えて様子を見るが、基本的なパターンとしては
- ハンドル2回転~4回転くらいリールを巻き、スローにルアーを泳がす
- リーリングを止め、潮の流れや風にルアーを馴染ませて流す(カウント5~10程度が多い)
この繰り返しでバイトを狙うが、ドリフト中はラインが若干弛んだ状態を作るのが大事!
魚のバイトはドリフト中に出るのが殆どで、ラインが急にピンと張ったり・逆に緩んだりするので、すかさず合わせを入れる。
風や潮の流れが弱い場合でも、ナチュラルなフォールアクションで魚のバイトを拾える。
ドリフトは障害物の影や流れの変化など、定位置でライズするスレた魚を攻略する時によく使っている。
状況によっては、ただ巻きでの誘いをトゥイッチングに変えたりするのもアリだね!
LGシンキングペンシルが適したターゲット
LGシンキングペンシルが効果的なターゲットについて、いくつか紹介しておこう。
メバル・セイゴ狙いに最適!
LGシンキングペンシルが最も使い易く、実際の釣果も良く出ているのがメバルやセイゴ(シーバス)狙い。
ベーシックなシンキングペンシルでシャロー攻略が楽にでき、ネチネチと誘うドリフトなどで非常に使い易い。
ただ巻きとフォール(ドリフト)をうまく組み合わせることで、ワームで見切られる個体をキャッチすることが出来るぞ。
基本的にはナイトゲームで出番が多い。
スレたカマスをプラグで釣りたい時に
ハードコアLGシンキングペンシルを使ってみると、スレたカマスの反応も思いのほかよかった。
正直言ってワームの方が手っ取り早く・手返しも良いけれど、
- ジグヘッドリグでは届かない場所にいるカマス狙い
- 水面付近に浮く個体をスローな誘いで狙う
- プラグで釣りたい方
このような時に、LGシンキングペンシルはおすすめできる。
カマス狙いでは歯によるラインブレイクもあるので、比較的お手頃なLGシリーズのルアーは使い勝手が良い。
他のシンキングペンシルとの使い分け
LGシンキングペンシルは「THE ベーシック」という位置づけで、状況によっては他のシンペンと使い分けると効果的な場面もある。
もっとスローに誘いたい時:スネコン50S
LGシンキングペンシルを使ってみて、「もう少しピンスポットをスローに誘わないと食わない」と感じる時。
こういう時におすすめなのが、ブルーブルーのスネコン50S。
スネコン50SはLGシンキングペンシルよりも滞空時間が長く、ロールを伴わないナチュラルなフォールアクションをする。
蛇行幅が大きいS字アクションでアピールしつつ、フォール・ドリフトで食わせる能力は抜群だ。
他にもレイジーソリッドなどもデッドスローで誘えるルアーだが、扱いやすさではスネコンの方が個人的には上かな。
▼スネコン50Sのインプレッションはこちら
ブルーブルースネコン50Sをインプレ。メバルに破壊力抜群!ドリフト・食わせ対応のシンペン
LGシンキングペンシルのインプレッションはこんな感じで、基本性能がしっかり詰まった扱いやすいシンペン。
メバリング・ライトゲームにオールラウンドに使えるアイテムが欲しい方におすすめだ。
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