さてさて、今回は悪条件の中静岡のサーフへ。
梅雨入りしているので前線の影響もあり、サーフの釣りにはちょっと条件が悪い日が多いかな~?
川でナマズと遊んでも良いんですが、あまりやりすぎると飽きてしまうので今回はヒラメ釣りに決定!
今回は要望もあり、ひさ~しぶりにメタルジグで釣っていきます♪
果たして6月の静岡サーフのヒラメ釣りはどんな結果に??
強風+濁りが広がる6月の静岡サーフ
最近は雨が降ったり、波が高かったりしてサーフの釣りは少ししんどい。
釣れないわけではないんですが、雨が降ると楽しくなってくる釣りもあるわけで・・・。
とりあえず波もそれなりにありそうだし、風も吹いているので現地の状況をみてポイントを決めることに。
まずは第一候補の場所付近を見てみましたが、結構強めな横風・・・・。
ちょっと釣り難そうなので、大きくポイントを移動してみます。
そしてやってきたのは向かい風になるポイント。
追い風が一番ベストですが、今日の風向きだとそれは無理っぽいので(-_-;)
今回はヒラメを狙いつつ、濁りが強かったりしたら青物を狙うプランです。
久しぶりにメタルジグを使ってみることにしたんですが、新しいやつを買ってみました。
釣り具屋さんではどこでも売られている、メジャークラフトのジグパラ。
最近の人気ジグらしいですが、今まで使ったことが無かったので試しに使ってみることに。
しかし、重さを小型の青物メインで考えていたので30gしか買ってなかった・・・・。
静岡サーフのヒラメ釣りの場合、私は40gを使うのでちょっと軽いかなぁ。
それでも釣れないわけではないので、ジグパラの使用感をチェックしつつ様子を見ていきます。
風は強いが、底潮は通っている
まずは目で見える範囲にジグパラをキャストしつつ、アクションや使用感を見ていく事からスタートします。
メタルジグは今までさんざん使ってきたので、ちょっと使えば大体の特徴や適している使い方等は分かるもの。
評判通り、かなりコントロールがしやすくて良く飛んで使い易そう♪
しばらく近距離を探った後、沖の深い場所へジグを入れていきます。
時々ゴミが引っ掛かってくるのが厄介ですが、ボトム付近にベイトの回遊があるのか?
時々ジグやラインに何かが触れる感触があるので悪くはない。
底潮の通り方もちょうどいい感じで、風向きと反対側に流れているのでルアーが流されにくくて意外と釣りやすいね♪
思ったよりも濁って入るものの、最低限の透明感はあるのでヒラメやマゴチも狙えそうだ。
出来るだけスローに、無駄なアクションは与えないようにしてジグパラをチョンチョンと操作します。
ジャーク時の抵抗も少なく、潮抜けも結構良いので楽に使えるジグですな。
沖の駆け上がり付近は特に丁寧に、ピッチを落としてヒラヒラと探りを入れる・・・・。
すると、釣り開始30分後くらいにガツガツっとバイト!
バシッとアワセを入れると、ガツガツという首振りが。
あまり大きくはなさそうだが、ヒラメっぽいのでちょっと期待。
しかし、セットのウネリが来た時にテンションが抜けた・・・・。
悪条件の中での1バイトだったのでちょっと悔しいが、魚は居そうなのでやる気は出た。
濁りの海は中ニベが連発
その後もずっと底潮の通り方は良く、チャンスタイムは続いている。
結構風が強くてキャストできる角度が限られてくるので、ちょこまかとサーフを移動しつつ探りを入れていく。
すると、フォール中の着底寸前のジグにバイト有り!
すかさず合わせを入れると、グングンと結構引く。
時々細かく首を振るので、シーバスかと思ったが何か違う。
それなりに重量感があるが、バラさないように寄せてくると銀色の個体。
1キロ中盤くらいありそうなオオニベの幼魚か??
サイズ的には50cm位ありそうで結構良い引きを見せる。
見た感じ口の横にリアフックがちょこっと掛かっているだけ。
波のタイミングを見つつ、浜にズリ上げると大暴れしてフックが外れた。
ランディングには成功したが、ちょうどフックが外れてくれたのでそのままリリース。
とりあえずジグパラで魚は釣れたが、ファーストフィッシュはニベという展開である。
濁った時はニベの活性が高い
とりあえずボウズ逃れはできたので気分的には楽だが、釣りを再開するとまたすぐにヒット!
今度も結構元気に引くが、もう予想は付いている。
またしてもニベをキャッチ、サイズはちょっとダウンして40cmチョイってところか。
濁った時はニベが良く釣れるんだけど、運が悪いとウミヘビなんかも釣れやすいので要注意だ。
ラスト、夕マズメに良いアタリ!
もうニベは良いのですぐにリリースし、夕マズメの良い時間に入ってきたので丁寧に釣りをする。
段々日が落ちてきて、風も強くなってきている。
しかし底潮の通りは良いし、今までの経験上ヒラメが釣れる可能性はかなり高いはず。
沖にフルキャストしつつ、ジグをスライドさせつつ若干のテンションフォールをメインに釣っていく。
すると、結構暗くなってきたタイミングでフォール中にドスっとバイト!
合わせを入れると、良い感じの重量感でノタノタっとした引き。
これはヒラメっぽいので、2回ほど追いアワセを入れてから巻きに入る。
風が強くて釣り難いが、駆け上がりにラインが擦れないように注意しつつ寄せていく。
すると、ちょうど駆け上がりの上あたりでちょっと強く引き込み、ラインが軽く擦れている感触(-_-;)
無風だったら余裕でキャッチ出来るんだけど、向かい風が強くて波もあるので大変だな。
このまま時間を掛けると面倒なので、ちょっと強めにリールを巻いて浜にズリ上げ。
2キロ程ありそうなまずまずなヒラメだったが、ジグがすっぽり飲み込まれていた。
フックを外そうとしたが、すぐに血が出てきたのでリリースは無理っぽいな。
サイズは60位、結構肉厚な良いヒラメだった。
キープするつもりはなかったが、こうなってしまってはリリースできない。ごめんよ。
とりあえずこれにて釣りを終了し、料理屋さんへ持っていく事にした。
久しぶりにジグを解禁したけど、これはこれでワームと違った面白さがあるよね。
ヒラメ用のジグもあるけど、あれは初心者用のただ巻きメインのものになるから個人的には使い難いな。
ジグパラの使用感も分かったし、まずまずなヒラメも釣れたので良かった。
悪条件の中釣れたので、普段のヒラメよりも充実感があったね( ̄ー ̄)
使用タックル
ロッド:ダイコー アルテサーノエヴォルティア107/09TZ
リール:シマノ18ステラ4000XG+ゴメクサス パワーハンドル
ライン:サンライン シグロンPEX8 1.0号+シマノ オシアリーダーEXフロロ6号
ルアー:メジャークラフト ジグパラ30g
前回要望をさせていただいた者です。
メタルジグの記事を有り難うございました!
ジグパラでの釣果とても勉強になりました!
いつもながら凄まじい釣りテクですね
一点ご質問ですが、まるなかさんはメタルジグを操る上で、着低後のステイは入れますか?
僕は基本着低後すぐにアクションを入れますが、もしかしたら数秒置いといた方が良いパターンと言うのもあるのでしょうか?
こんにちは、まるなかです。
ヒラメ釣りはメディアが難しくしているだけで、かなりシンプルで腕の差が出ない釣りなので特に技術的に優れているということはないですね笑
ジグに限らず、ヒラメ狙いの場合は絶対にステイなどはしないです。
理由は簡単で、糸フケを出したくないからですね。水中の糸がまっすぐでなければ、人間が思っているアクションを引き出せないからです。
まずは基本をしっかり身につければ、ヒラメは誰にでもシンプルに釣れますよ!