
こんにちは、まるなか(@marunakafish)です。
さてさて、今回はシーバス用ミノー、バスデイのハーデス127Fのインプレをしていきます。
先日はメガバスカゲロウ124Fを紹介しましたが、今回はバチバチのライバル、ハーデスになります(カゲロウのインプレはこちら)。
外観的にはかなり似ているシャローランナーですが、細かく見ていくとアクションや使用感には違いがあり、その辺りも交えながら忖度なしに徹底インプレしていきます。
私の場合は磯のヒラスズキ狙いで使っていますが、ハーデスでも5kg・80cmオーバーのランカーサイズまでしっかりキャッチ!
実績も十分出せています。
ルアー選びの参考に活用してもらえたら、嬉しく思います。
管理人の経験・実績
私の経験・実績としては
- 釣りのために仕事を辞めて移住、現在は魚釣りで生計を立てています
- 年間釣行数300以上(現在はほぼ365日釣行)
- 渓流釣りやタナゴ釣り~ヒラマサ釣りまで、ジャンル問わず様々な釣りができます
- メーカーからプロスタッフとしての勧誘あり
- メーカーの商品開発時に私のタックルインプレッションを活用
こんな感じでほぼ毎日釣行を重ねて釣りを中心に生活していて、実釣実績も残しています。
※現在の主な活動はYoutubeになっているので、普段の釣行や道具の紹介・釣り方の解説などはYoutubeチャンネルをご覧ください。
ハーデス127Fのスペック

全長:127mm
重量:25.3g
比重:フローティング
フック:#4×3
レンジ:MAX50cm
中型ミノーとしてど真ん中なボリューム感ですが、重量的には25.3gと、フローティングミノーとしては若干重ためくらいですね。
実際に使ってみると色んなことが見えてきますが、バスデイらしい基本性能・使いやすさにこだわって作られているミノーです。
ハーデス127Fを「サクッと」インプレ!

まずはハーデスの使用感について、簡単にまとめておきます。
- 飛距離:やや優秀
- レンジ:水面直下~40cm・50cm程度まで
- アクション:ナチュラルなロール+テールスイング
- 使い方:中速までのただ巻きやドリフトなど
- 適したシチュエーションなど:やや食い渋った状況でのシーバス・ヒラスズキ狙いなどに
簡単にまとめるとこんな感じですね。
アクション自体は非常にナチュラルで艶めかしさがあるんですが、微妙な潮の当て具合で動きに変化を出したり、小技を混ぜることでより効果を発揮する印象です。
飛距離
まずは飛距離ですが、ハーデス127Fは球状ウェイトを4つ搭載、バスデイオリジナルのTSLを採用しています。

使用感としては、球状ウェイトにありがちな重心移動の遅さ・もたつきはかなり目立ちにくく、キャスト・リーリング時にはスムーズに重心が動き、素早くアクションが立ち上がってくれます。
最近よく見られるようなバネ式の重心移動などと比較しても、大差ないフィーリングで使えますね!
私の場合はヒラスズキ狙いなので、向かい風が10m以上吹き付ける状況下での使用も多いですが、特に問題なく使用できています。
ちなみに、実際に私がPE1.5号+10フィート6インチMHクラスのシーバスロッドでキャストすると、向かい風2mほどの状況での飛距離はだいたい50m台前半~55mに少し届かないくらいですね。
メチャメチャよく飛ぶとまではいきませんが、この手のシャローランナー系としては考えれば、十分な投げやすさといった感じ。
遠投性能としては、競合するカゲロウよりも3~5mほど優れていて、この違いは悪条件下では思った以上の差になることがあります。
沖のサラシなど、ピンスポットにルアーを入れ込みたい時、カゲロウだと結構ギリギリな状況でも、ハーデスだとそれほど力ます・楽に届かせることができる場面もありますね。
遠投性能を重視するなら、ハーデスに軍配が上がります。
レンジ
ハーデス127Fのレンジですが、スペック的には50cmとなっています。
実際に使ってみると、デッドスローで探ったり、ロッドの角度を調整すれば水面ギリギリのところ軽く引き波を立てて誘うこともできるので、多少の幅を出すことができます。
重量の割には残存浮力がある程度しっかりあるので、シモリ周りを狙ったり、根掛かりしそうな時はリーリングをとめて水面に浮かし、かわしながら誘うのも得意。
ただし、あくまでもシャローランナーなので、サスケ裂波などと比べると、足場が高い場所や足元付近の近距離で水面下にルアーをとどめて探るのは苦手です。
アクション・動き
ハーデス127Fのアクションですが、デッドスローで誘うと、ボディをユラユラと・非常に柔らかくロールさせてスイミングします。
弱い水流でもしっかり反応して絶妙にアクションが立ち上がってくれるので、レスポンスは思った以上に良かったです。
そこから少し巻き速度を上げていくと、ロールに加えてテールスイングが入っていく感じ。
このテールスイングも動きに角が無く、非常に艶めかしくてかなり気に入っていますね!
そして、微妙に巻き速度に変化を出したり、波などを受けて水圧が変化すると、これまた絶妙に動きが乱れてくれます。
バランスを崩しすぎたり、強く潮を受けてもバタバタと激しく暴れることは無く、「チラッ」という一瞬の動きの変化なんですが、この変化による食わせ能力はかなり高いです。
なお、ハーデスは動き自体はナチュラルで手元に強い波動は伝わってくることはありませんが、ヘッド自体はそこそこボリュームがあり、悪条件下でも穂先にルアーの抵抗感を乗せやすく、リップレス系のプラグが苦手な方にも比較的なじみやすいと感じます。
ハーデスの使い方
ただ巻き

基本になるのはただ巻きですが、ギリギリのデッドスロー~中速までがメイン、私の場合はできるだけスローに・じっくり誘うことがほとんどです。
最小限の入力でもロールアクションが立ち上がってくれるので、難しいことはせずとも勝手にルアーが魚を誘ってくれます。
一定速度で巻くのも良いですが、時々一瞬巻き速度を遅くしたり・逆に早くしたり、最小限の変化を出すことで動きがわずかに乱れ、食わせの間を作ることも得意です。
特にベタ凪で流れに変化が無かったり、動きが単調になってしまう状況では、微妙にアクションを乱れさせることで魚の反応も変わります。
特に初心者の方は、まずは見える範囲内にキャストしてみて、「どのくらいのスピードでアクションが立ち上がるのか?」
ルアーの特徴をしっかり把握するところから始めてみるのがおすすめ。
ルアーが動くかどうかくらいのスローな誘いが一番効いたりするので、ハーデスはキビキビ泳がせずとも良く釣れるミノーです。
ドリフト
非常にハイレスポンスなシャローランナーなので、ドリフトとの相性も非常に良いですね。
特に払い出す流れが利いている場面では、リールはほとんど巻かなくても絶妙なロールアクションを発生、違和感を与えずに食わせることができます。
私の場合は水面~水面直下20cmくらいまでの所を流し込むイメージで、流れや風に対してダウンクロス気味にキャストすることが多いです。
時々リールを「ちょこん」と巻いてレンジを入れたり、逆にラインを送り込んで動きを抑え込んだり、動きに変化を出しながら流し込んでいくと、前触れもなくドカンと水面が爆発することも良くあります。

ハーデスをドリフト気味に流し込んで大型ヒラスズキをキャッチ。
食い渋りにも非常に強い、頼りになるミノーです。
引き波が強い状況など、潮を強く受けてもナチュラルな動きをしっかりキープでき、食わせ能力は抜群!
適したシチュエーションなど
ハーデスは12cm~13cmクラスのミノーということで、小場所狙いでは少し使いにくいかもしれまでんが、ある程度規模のある河川・河口周りや港湾・サーフ・磯など、基本的には釣り場を問わずに活躍してくれるシャローランナーです。
ただし結構浮力が高く、そこそこ荒れた状況や足場がかなり高いポイントの場合、手前に寄ってきてしまうと水面下にルアーをとどめておくのが意外と難しくなります。
どちらかというと足場が低いポイントや磯の場合はそこまで荒れていない・サラシが薄めの状況で使い勝手の良さを発揮します。

しっかりレンジを入れたい時・かなり荒れている状況ではサスケシリーズなど、もう少し浮力が控えめでレンジが入るミノーの方が使いやすいです。
なお、ターゲットとしてはシーバスやヒラスズキを中心に、かなり浅いポイントならヒラメ狙いなどにも流用できると思います。
カゲロウとハーデスの違い
先日インプレしたカゲロウですが、ハーデスと使い比べてみると特性には違いがありますね。
飛距離の面では間違いなくハーデスに軍配が上がりますが、それ以外のところも少し詳しく紹介していきます。

まずは上からの外観ですね。
上がカゲロウ124F、下がハーデス127F。
画像だと分かりにくいかもしれませんが、カゲロウの方がややフラットサイド気味でシュッとしたデザイン。
ハーデスの方が少しふっくらしていてボリュームがあり、これが浮力の差にも影響していると思います。
また、ヘッド形状を見てみると…

左のカゲロウの方が若干細長く、ハーデスの方が少し幅広でより潮を受けやすい形状。
これらの違いにより、簡単に言ってしまうと
- ハーデスの方が若干テールスイングが明確でキビキビ感あり。動きの変化が出しやすい
- ハーデスの方が水面下に素早く入れやすいが、ポーズした時の浮き上がりも少し早め
私が使い比べた印象としては、このような違いを感じます。
ハーデスの方が遠投性能が優れている以外にも、潮受けの良さでロールの明滅や動きの変化を作りやすく、カゲロウの方がより一定でヌルヌル感が強めな感じがしますね。
また、私の場合はドリフトをよく使いますが、レンジを入れた後の一定層にとどまろうとする粘り強さはカゲロウの方が強く、ハーデスは水圧が弱くなると少し浮き上がりが早いです。
これらの違いはどちらが良い・悪いではなく、その時の釣り場の状況や誘い方によって使いやすいものは変わってきます。
動きの変化を積極的に使ったり、シモリをかわしながら探りたい時はハーデスを選びますが、一方で水面直下でポーズ気味に・粘らせてとどめたい時はカゲロウの方が使いやすかったり…
どちらも良く釣れるルアーなのは間違いないですが、細かく見ていくと意外と差はありますね。
まとめ!

今回はバスデイのリップレスシャローランナー、ハーデス127Fのインプレをしました。
かなり食わせ能力が高く、魚に違和感を与えにくくて低活性な状況で強さを発揮する、かなり気に入ったミノーの1つですね!
人気のカゲロウとはまた違った特性があり、うまく使い分けることでより快適に・釣果が伸ばせるはず。
興味がある方はぜひお試しあれ。
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