こんにちは、まるなか(@marunakafish)です。
さてさて、今回は夕マズメの短時間釣行でライトゲームですね。
ナイトゲームのアジングをやろうか迷ったんですが、家にアジのみりん干しのストックが結構沢山あったので今回はメッキ狙いに決定。
先日見つけたシンキングペンシルを使った遠投パターンを別のポイントで試すことにしました。
果たして今回はどんな釣行になったのか?
向かい風強風のシャローエリア狙い
今回はちょっとした小磯周りの堤防をランガンしてみることにしました。
元々海底が透けて見えるくらいの深さしかありませんが、干潮周りなのでかなり水深が浅く、沖合50mくらいまでがシャローフラット。
以前チヌを良く釣っていたポイントですが、季節が進めばメッキが釣れる可能性が高い地形なので、今回探ってみることに。
向かい風風速6~7mほどとやや強めですが、足場が低い場所なので何とかなるレベル。
海面は良い感じにザバザバしていますが、見た感じ浮いているベイトフィッシュは居ませんね。
先発は先日使ってみてかなりいい仕事をしてくれたソアレライズスティック60S。
海底は砂泥底の場所がほとんどですが、海藻のパッチが点在しているので根掛からない程度に沈めて釣っていきます。
着水後5~10ほどカウントダウンで沈めこみ、若干スロー気味のトゥイッチングでルアーを上げます。
ハンドル3~5回転ほど巻きあげたら再びフォールを入れ、食わせ・浮いた分を沈めます。
このパターンでワンキャストずつ小移動しながら探っていくと、10分くらいしたところでフォール中に「ゴッ」と鋭いバイト。
すかさず合わせを入れると良い突込み。
軽くドラグを出しつつ上がってきたのは尺クラスの良型メッキ。
幸先良く大型のメッキが釣れたので、このポイントもシンペンが効きそうです★
釣り上げて写真を撮ろうと思ったら、車の中にスマホを忘れてきてしまったのでノータッチでリリース。
駐車スペースからちょっと歩くポイントなので戻るのもめんどくさいので、とりあえずそのまま釣り歩くことにしました。
幸先良く尺クラスのメッキが釣れたまでは良かったんですが、単独行動の個体だったのか、プレッシャーが掛かってスレてしまったのか分かりませんが、反応が全く続きません・・・。
良型メッキは小型と比較すると、1匹釣った後の群れの移動速度やスレが早い印象がありますね。
釣れない時は同じ場所で粘るのも1つの方法ですが、魚を強く引き付けるピンスポットがあるポイントではないので、深追いせずにどんどんランガンします。
しばらく釣りを続けていると、沖に沈んでいる大岩の影にライズスティックを落とし込んだ時に「モゾッ」という微妙なアタリが。
メッキっぽくなかったですが、とりあえず合わせを入れると中々の重量感★
途中までは全く引きが無くて上がってきましたが、突然強い突込みでドラグが出ます。
海藻に潜られなければラインが出せるポイントなので特に慌てず、引きを楽しみつつ寄せてくると、上がってきたのはチヌ。
年無しに少し掛けるくらいの結構良いサイズ。
回遊型の個体っぽい綺麗な魚体でコンディションも良好。
ライトゲームタックルなのでロッドはバットから曲がり、引きが楽しいですね。
ゆっくり寄せて足場が低い場所へ誘導してキャッチしようとしたんですが、何の抵抗も無く「ポロッ」とフックが外れてしまいました。
その後10分ほど釣りを続けたものの、状況が良くなりそうな気配が無いので少し移動してみることにしました。
ポイント移動でメッキ入れ食い!
次のポイントも内湾の小磯周り、車で10分ほど移動したエリアですね。
今度もあえて向かい風が吹くエリアをチョイスしました。
ルアーはそのままライズスティックでも良かったんですが、気分転換もかねてローテーション。
秋にチヌ・良型メッキ用に購入してあったクロストリガーを使ってみます。
ライズスティックよりもアクションはやや大きめで、ややスロー気味の誘いに良さそうですな。
ここも水面付近にベイトフィッシュの姿が見えないので、一枚下のレンジを遠投して探っていきます。
若干ラインスラッグを出してスローなトゥイッチでヒラ打ちさせたり、動きにある程度の変化をつけて探りを入れます。
釣り開始5分くらいでファーストバイトが有り、フッキングを入れるとチヌっぽい重量感がありましたが、すぐにフックアウト・・・。
どうやら魚は居るっぽいので、ポイント選び・釣り方は間違っていない様子。
活性自体は上がりきっていないらしく、水面直下を探っても全くアタリは出ず、レンジを入れて魚の目の前にルアーを通すイメージで釣っていくと、フォール中に「コンッ」と鋭いバイト。
今度はしっかりフッキングも決まり、この引きは本命のメッキですな。
尺には届きませんが、20cm台後半のまずまずなメッキですね!
水温が下がってきて魚体は結構冷たいですが、まだまだ引きは強いです。
このポイントも単発で終わるのかと思いつつリリースして次をねらうと、メッキはかなり群れていたのか入れ食いモードに突入!
見える範囲にベイトの気配は無いんですが、キャストするたびにゴツゴツ当たりまくり!!
メッキのサイズが良いので、50mm前後のライトゲーム用プラグより、チヌ用などの60~70mmクラスのルアーにガンガン食ってきて効率よく探れますね。
巻き上げではあまり当たらず、誘ってからのフォール中にバイトが集中するパターンでした。
魚の反応が無くなったら少し歩いてランガンすると、再び群れに当たって入れ食いが続きましたね。
サイズは小さいもので25cm前後、大きい個体でジャスト30cmほどでした。
もっと大きい個体が釣れてもおかしくないはずですが、どういうわけか尺クラスまでしか釣れません。
尺クラスのメッキは今シーズン何匹も釣っているので、35cmクラスなどのデカいメッキが1匹くらい釣れても良さそうなものですが・・・。
20分くらいメッキがずっと入れ食いだったんですが、パタッと反応が無くなりました。
アタリが無くなったら、ボトムギリギリまでクロストリガーを沈めて探ると
オオモンハタ・カサゴが連発。
オオモンハタはここのところの冷え込みで釣れるエリアが少し狭くなってきた印象がありますが、居るところにはまだまだ居ますね。
1匹釣れると何匹か連続して釣れることが多く、「何となくの群れ」を作っているのかな?
そしてオオモンハタを釣り切ると、続いてカサゴが釣れてくるパターンが多いです。
結局今回はこんな感じで、メッキは25匹くらい釣れましたね。
キビナゴやシラスなどのベイトフィッシュが水面付近に固まる気配はありませんでしたが、下のレンジをしっかり探ればメッキが釣れるパターンだったので、少しテクニカルで楽しかったですね!
水面付近を適当に探ればボコボコ釣れるのもそれはそれで癒しになりますが、中層~ボトムを探る釣りには違った楽しさがあります。
シンキングペンシルを使った遠投パターンのメッキゲームは面白いですな。
使用タックル
- ロッド:ダイワ 月下美人EX 68L-T・Q
- リール:シマノ 22ステラC2000SHG
- ライン:DUEL アーマードF+Pro 0.4号、サンライン ブラックストリームプラズマ 1.75号
- ルアー:シマノ ソアレライズショットスティック60Sジェットブースト、ジップベイツ ザブラクロストリガー