12月に入り、寒さが結構厳しくなってきましたが、相変わらずカマスやメッキは釣れ続けていますね。
だいぶ水温低下の傾向も見えており、20度前後あった海水温もこれから落ちてくるものと思われます。
12月ということで冬のカマスシーズンへと入っていくわけですが、私の住む静岡の場合は本来これからが良型(だいたい40cm以上)を狙える時期に突入するのが例年のパターン。
しかし、今年は秋から40cm以上のカマスが釣れるという良く分からない展開だったので、今年はどうなるのやら。
カマスといえど40cmを超えるとかなり引きも強く、厳寒期には40cm後半のカマスをキャッチした思い出もありますね。
40cmを楽に超えてくるような大きいカマスは大体2月~4月位に釣れるので、まだまだこれから!
そんな感じで、これから面白くなってくるであろうカマス釣りに今回も出撃してきました。
12月のカマス釣り。回遊幅が狭くなるパターンを読む
カマスはどういうわけか分からないんですが、水温が高い時ほど広範囲を回遊する印象がある。
だから朝夕にパタパタっと釣れて、日中や夜間は全く釣れない・・・。
っていうようなことが比較的多いんだけど、寒くなってくると朝夕マズメと夜釣りが楽しい。
晩秋~冬・春先のカマスは移動範囲が狭くなりやすく、夜の暗いうちは港の中などにジッとしていることが多い。
だから時合いとしては比較的長くなりやすいが、その分スレたりしやすい傾向があるかな。
豆知識としてはそんな感じなんだけど、今回は日の出前~朝マズメのカマス釣り。
沖に出る単発の波紋
水面にこれといったベイトの姿は見えず、まずはグラスミノーS+メバスタ4gで様子見を。
カラーはオールマイティーに使えるラメ系、カタクチをチョイス。このカラーか「イワシカラー」がお気に入り。
ジグヘッドは浮き上がり難く、引き抵抗がしっかり分かりやすいメバスタ!
カマス狙いではベーシックで、2インチ程度までのワームを使う時は1番よく使うヘッド。
ベビーサーディンなどのピンテールワームでも良いんですが、最近はワームの波動が小さすぎると大きいカマスが減るような感じがするので。
なのでちょっと波動が強めのシャッドテールを入れてみるってわけ。
狙うのは真っ暗な沈み根絡み。
沖にフルキャストし、ボトムまで一旦ワームを沈めたら根掛からないようにレンジキープしてただ巻き・・・。
ちょっとずつ歩いて移動しながら探っていくが、アタリ無し。
潮もチョロチョロと流れているし、1匹位釣れても良いはずなんだけど。
しばらく釣れない時間帯が続いたんですが、根気よく深いレンジを探っていくとようやくバイト。
しかしそれほど強い引き込みが無いので、狙いの40cmカマスではなさそう。
30cm中盤位かな。小さくはないけど大きくもない。
とりあえずボウズ逃れはできたので、あと何匹か釣りたいところ。
その後は再びこれといった反応がない時間が続いたんだけど、ちょっと時間が経つと沖で「ポツーン」という波紋。
真っ暗な場所で地味な波紋はカマスの反応の事が多いんだけど、果たしてこれは何なのか?
表層に魚が浮いているっぽいので、ワームからミノーにチェンジ。
選んだのはジャクソンのピグミーボックス、PYシャローミノー。
結構安くて買いやすいミノーなんだけど、スローな巻きでもしっかり泳いでくれるお気に入りのシャロー系ミノー。
以前は結構お世話になったルアーで、浮いたカマス狙いにも最適。
飛距離的にはギリギリ届いている感じなので、表層をスローな巻き・弱めのトゥイッチで探りを入れる。
数分に1度位、例のポツーン系の波紋が出るので魚はいるはずだが・・・。
しばらく表層を丁寧に探り続けると、ガツンとひったくり系のバイト!
プラグ特有のめっちゃ面白いアタリは気持ちが良い。
これまたサイズは微妙、むしろちょっと小さくなったかな。
プラグで釣れて面白さは有ったのでOKということで。
その後はセイゴの群れに遭遇し、20cm~25cm位のセイゴ・ヒラセイゴを数匹キャッチ。
朝マズメに良型キャッチ
そのまま徐々に周囲が明るくなり始め、朝のゴールデンタイム。
ワームに戻そうかとも考えたが、ワームで釣れるのはいつもの事なのでそのままプラグで。
適当に歩いて移動しつつ、若干カウントダウンを入れてから探っていく。
単発で太いカマス!
時間帯的には今がチャンスなのは間違いない。
PYシャローミノーで探り続けていくと、沖でガツンとバイト!
合わせを入れると一気にドラグが出され、メッキの気配?
この時期になると20cm後半~30cm級のメッキも混ざるので、カマスじゃないかも。
ドラグを出されつつ寄せてくるが、引きの感じ的にはカマスなんだよなぁ。
丁寧に寄せてくると、狙っていた良型カマス。これは非常に肥えている個体だ。
間違いなく質的には今シーズン1番なので、バラさないようにタイミングを計って抜き上げ。
大きさ的には42~43cm位。大きいには大きいけど、特大クラスではない。
しかし、このカマスの身の厚み・幅は間違いなく良い感じ!
写真だと分かりにくいので、手と合わせて比較を・・・
カマスというより、もはやタチウオに近い幅があります。
これは間違いなく上等に脂が乗っている個体なので、干物にしたら最高だろうな。
真冬~春先はこういう太い個体を狙って釣るマニアックなパターンがあったりするんですが、去年は不発。
今年はどうなる事やら?
そんな感じで、ラストに良いカマスをキャッチ出来た所で終了。
友人に釣ったカマスを上げた所、やはり今年で一番の身質だったとの事。かなり脂が乗っていそうだし、身もしまっていて美味しそうでした。
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やっぱりカマス、いるんですね~。
先月良型のカサゴを上げてから、
オフセットワームで根魚狙いを続けていたら、
先週、河口で50センチのマゴチをゲットできました!
まるなかさんの釣り場案内にも書いてありましたが、
サーフじゃなくて河口でも釣れるんですね~。
(底の感じは砂&根岩って感じでしたが)
オフセットがあんなに根掛かりに強いとは、
初めて知りました。これもまるなかさんの記事を
勉強したお陰です。有り難うございます!
カサゴにマゴチ、エソにタチウオ・・少しずつ
ルアーで上げた魚が増えていきます。
そのうちカマスも上げることができるかな~。
さて、夜釣りも寒さが増してきました。
まるなかさんは防寒対策は
どうされていらっしゃいますか?
グローブですが最近3本指カットのモノを買いました。
しかし、指が冷たくて冷たくて・・
とても耐えられません。
5本指のモノを購入し、指先を加工して使おうか悩んでおります。
何か工夫されている事がございましたら、
ぜひご教授下さいませ。。
こんにちは、まるなかです。
カマスはいるにはいますが、例年よりも魚影は薄いので難易度は高めですね〜。その分攻略のしがいはあるので、これはこれで面白いんですが。
ヒラメやマゴチは川の中にも入ってくるくらいなので、ボトム周辺を探ると意外と釣れることがありますね笑
グローブに関しては結局高いものを使っても寒いのは変わらないので、私の場合買うとすれば安いチタンコートのものを買って使いますね!3本指カットのものが1番無難だと思います。
量販店で売っている1000円〜2000円程度のものを毎年買い換えるのがオススメですね。高いやつを買ったとしても、1シーズン使うと縫い目が破れてくるので。