ダイワ 18フリームス LT 実釣インプレッション!

記事内に広告を含みます

さて、今回は注目の2018年の新製品である

ダイワ 18フリームスLTのインプレッションをしていこうと思う!

今回私が購入した番手はLT2500S-XHのモデルになります。

サイズ的にはブラックバスや少し強めの根魚、ライトなシーバスゲームなどの他にもちょい投げ釣りなどにも広く使える番手ですね!

今の季節柄からロックフィッシュゲームにて実際に使ってみての感触や思ったことなどを少し詳しくインプレしていきますので、購入を検討中の方は参考にしてみてくださいね(*^^*)

※18フリームスは2021年に21フリームスとしてモデルチェンジしています。
モデルチェンジ後のアイテムレビューは【ダイワ21フリームス徹底インプレッション】を参考にどうぞ。



ダイワ 18フリームス LTシリーズの特徴!

さてさて、2018年からのダイワの小型スピニングリールの新コンセプトであるLTという名をまとったフリームス。

もともと購入するつもりはなかったのですが

釣具店で発売されているのを何となく手に取ったところ、とても質感が良かったので購入してしまいまったのが正直な所。

そんな経緯で入手した18フリームス LTですが、まずはどんな目立つ特徴があるのかをチェックしていきましょうね!

軽くて強い!LTコンセプトの下に開発されたリール

今回の18フリームスから採用されたLTコンセプトですが、どうやらライト&タフを新基準に添えたリールのシリーズになる。

ですから以前のモデルよりも

より軽量に・より耐久性も両立しているとの事。

また、合わせてリールの番手表記が以前のダイワのスピニングリールとは異なっているから要注意!!

小型の番手はそれほど大きな変化はないが、以前の3000番クラスはLT4000番クラスに該当する。

大幅に軽量化

ちなみに2015年モデルのフリームスの場合、2500番のシリーズですと重量が大体

270g前後有った。

これが今回私の購入した2500S-XHの場合は205gの重量。

18フリームスの方が、60g以上も軽くなったというわけ!

ちなみにこの60gの重量の違いですが、

あまり釣りをやらない方が使い比べてみても、その違いが分かるレベルじゃないかな!

少し釣りをやったことのある方なら、10gや20gの違いでもその使い心地の差がわかる方はいると思う。

70g近い軽量化は、相当大きな違いになるというわけだ。

ギア周りの耐久性がUP

リールのギアの耐久性が上がると、もちろん長い時間快適な状態が維持できるようになるので

壊れにくくなったり、良い巻き心地が長く続きやすくなるメリットがある。

それに加えて負荷が掛かった時の巻き上げの快適性。

これもギアの耐久性、つまり硬さが結構重要になってくるんですね。もちろんボディの強さなども影響はしてくるんですが。

ギアが柔らかい場合、魚がヒットしたり引き抵抗の大きい仕掛けを巻いてきたときにリールが少しゆがんだような感じになるものがある。そうなるとスムーズな巻き上げが出来なくなり、釣りをしていてストレスになる(-_-;)

今回のフリームスには

タフデジギアっていう耐久性に優れた強いギアが使われているとのこと。

これによって以前のモデルよりも軽量・かつ高耐久が両立されているようだ。

マグシールド

それに加えてマグシールドという、海水などをリールの内部に入れない為の機能もしっかり装備されてる。

マグシールドは人によって賛否両論がありますが、個人的にはマイナスに影響することはないと思っているのであまり重要視はしていないかな。

つまり今回のフリームスは以前のモデルよりも大幅に軽くなったのに関わらず、タフデジギア+マグシールドで耐久性もUPしているというわけだ。

ねじ込み式のハンドルを標準装備

個人的にかなり大きなフリームスの特徴がこれだと思いますね!

比較的安価なリールの場合

ハンドルが折り畳み式で、持ち手と逆側のハンドルキャップがリールの回転と合わせて回るタイプのものが殆ど。

このキャップが回る方式のリールって、実際に使ってみると

ハンドルが少しガタガタしていてリールを巻くときに違和感を感じてしまったり、使い込んでいってパーツの耐久性が無くなってくるとどんどんガタが大きくなってきてしまうことが良くある。

また、ハンドルがゆがみやすいので魚を掛けてやり取りをしたときにハンドルがグニャグニャと曲がるような感触になってしまい、巻き取りが行いにくいということも良くあります。

これは一度でもねじ込み式のハンドルのリールを使ったことのある方なら誰でも気になってしまうし、

その使い心地の差はとっても大きいもの。

そして最悪なのは

リールを巻いていると、ハンドルが勝手に折りたたまれてしまってリールが巻けなくなるっていう・・・・。

多分この症状に遭遇したことのある方もいるんじゃないかな?

これが18フリームスLTシリーズからは高価なリールに使われている方式である、

ねじ込み式のマシンカットハンドルに変わった!

ハンドルが折りたためなくなるという点はありますが、リールのハンドルをいちいちたたんで保管する人って少ないと思います。

このタイプのハンドルはガタが全くと言っていいほどないので巻き心地も良くなるし、負荷が掛かった状態でもガンガンハンドルを巻くことができます。

これはこのフリームスのとっても大きな良い特徴だと思いますよ!

新型のロングキャストABSスプールを装備

このフリームスから、スプールのエッジ(先端)の形状が少し変わってきました。

以前のダイワはこんな感じのスプールエッジでした。

これが、今回のフリームスになると

2段構えというか、一段段差が増えたような形状へと変更になったというわけ!

このスプールの形状をロングキャストABSというらしいんですが、特徴としては

5%の飛距離アップ

放出されるラインをうまく制御することでバックラッシュの減少。

これを両立しているとの素晴らしい説明が(笑)

これは、実際に私が投げてみての感想を後で記載していきますね!

大径のドラグノブを採用

今回の18フリームスの外観上の違いとして、スプールとともに大きく変更になったのが

ドラグノブの形!

以前のダイワ製のスピニングリールと比較すると、その差は歴然。

シマノっぽさが出たような気がするのは気のせいか?

ドラグ力が大幅にパワーアップ

今回の18フリームスになり、ドラグ値が大幅に上昇している。

私が購入した2500番の場合、モデルに寄りますが最大10kgのドラグ力を確保しているモデルも存在する。

3000番以上のモデルは最大12kgと、小型のスピニングリールでは他のモデルと比較するとかなり強い設定値!

10kgのドラグというと、小型のリールでは掛けることの無いような負荷に値しますから、実用性があるのかは不明。そうはいっても、広い範囲でドラグを設定できるという事にデメリットはないからね(笑)

スプール内部・スプールの支持構造の変化

18フリームスへとフルモデルチェンジを行い、スプールとその支持構造に変化が出ている。

ぶっちゃけてしまうと、コスト削減のような動きがみられる。

この辺りは正直微妙な印象だね(-_-;)

みていくこのあたりは、後で詳しくみていくことにしよう。

ボディ素材の変化

以前のモデルチェンジ前のフリームスの場合、強度重視のメタル素材が使用されていた。

これが18フリームスになり、軽量化を両立させるために強化樹脂へと素材が変更になった。

樹脂というと安っぽい気がするが、実際には剛性感の低下は特に気になっていないので悪くはない感じだ。

続いて、実際に使ってみてのインプレッションをしていきましょう(*^^*)



18フリームスLT 実釣インプレ

巻き心地

結構多くの方が気にすると思われる、リールの巻き心地に関してですね。

これは実際に釣具店で初めて手に取って回してみた時、

なにこれ?この価格でこの巻き心地か!

っていうくらい滑らかなフィーリングですね。

マグシールドを採用していることでしっとりした巻き心地になる傾向はみられますが、ガタの無いねじ込み式のハンドルになったこともかなり大きく貢献していると思われる。

今まで私が使ってきたのはシマノやダイワのハイエンドと呼ばれるちょっと高額なモデルが多かったんですが、

このリールにしたからと言って巻き心地が悪くて気になるというようなことは全くないですね(*^^*)

部屋の中でリールを巻いた時に若干のシュルシュルという音は聞こえますが、実際のフィールドでは全く気になりませんしザラザラやゴロゴロといった異物感は全くなくてスムーズな巻き取りができます。

今回購入したのはエクストラハイギアのモデルになりますが、

巻き出しの感触は若干重さがありますが、特に重たくて気になるというほどではないレベル。

巻き心地が気になる方は釣具店で巻いてみると、価格を超えた巻き心地というのがわかると思いますよ!

一方で軽量になった分、ボディが弱くなってたわみやすくなっているかとも思ったのですが、

魚を掛けて一気に寄せてみてもヘタレるような感じは少なく、ギアの硬度も上がっている為かなめらかでありながらグイグイと魚を寄せることができますね。

ギアの耐久性アップやガタの無いマシンカットハンドルなどの恩恵をかなり感じることができます♪

追記その後フリームスを使い込んでいくと、グリスやギアが馴染んできたためか

巻き心地はワンランク軽くなり、モッサリ感はかなり解消されてきて良い感じです。

追記:負荷をかけた際の巻き心地

その後、このフリームスLTをボートからのキス釣りやロックフィッシュゲーム、おかっぱりのシーバスゲームなどの

少し負荷の掛かる釣りに使用してみた。

ボートからの釣りの場合、仕掛けの重さが重くなり、巻き抵抗が増えることや釣れる魚のサイズも大きくなる。

だからリールのテストにはちょうどいいってわけだ。

少し負荷を掛けて使ってみた感じでは

多少の巻きムラは出るが、特にストレスになるようなものではない。

価格を考えれば十分すぎるレベルといった感じじゃないかな。私の場合、普段はステラやイグジストなども合わせて使っているので、相手が悪いと言えば悪すぎるかな。

だって値段が4倍近く違うんですから(-_-;)

そりゃあそのくらいの差は無いと、ユーザーは納得しないよね。と言っても、フリームスLTは全然使えるレベルになっていると感じるぞ!

★18ステラのインプレッションについては「シマノ18ステラ実釣インプレッション」を、18イグジストについては「ダイワ18イグジスト実釣インプレッション」をご覧ください。

追記:18フリームスのハンドルノブのベアリング追加チューン!

高額なリールのハンドルノブにはベアリングが2つ使用されているんですが、このフリームスにはそれが入っていません。

ノーマルの状態でも別にすごく気になるほどのものではないんですが、今までベアリングが内蔵されていたタイプのハンドルノブを使ってきた方等にはつまんだ時の感触が気になるかもしれません。

ハンドルノブがクルクルと回転する方が気分的にも良いという方は多いのでは?(笑)

そこでステンレスベアリングを2個用意して、プラスチックのブッシュをベアリングに交換すると

ハンドルノブの回転が軽くなって少し快適性が上がるかもしれませんね★

ノブの左右に有ります、黒っぽいプラスチックを740というサイズ(外径7mm、内径4mm、厚さ2mm)のベアリングに交換することが簡単にできます。

ベアリングは釣り具用ものである必要は無くて、ステンレス製の国産ベアリングを選んでおけば安心かつ安価に交換できるのでおすすめですよ!

なお、フリームスLTのハンドルノブのベアリングとラインローラー部のベアリングチューンの方法はこちらに詳しい記載がありますので、よろしければ参考にどうぞ

ダイワ 18フリームス LT ベアリングチューンを詳細解説!

私のフリームスは、この方法でベアリングを2個追加してあります。

ベアリングにはオイルかグリスを必ず挿してから取り付けてくださいね!

そのままで使った場合、非常に錆びやすくなるので気を付けます。

特に気になるほどのものでもなかったんですが、簡単にベアリングを増やせて巻きが軽くなるのでおすすめです。

また、ハンドルノブの形状も好みに合わせて交換ができますから、このあたりも使い方に合わせてカスタムしてみても良いですね(*^^*)

キャストフィーリング

シマノのAR-Cスプールを使用したスピニングリールと比較すると、ダイワのリールは

キャスト時にラインがバタバタと少し暴れやすい。

両社のリールをずっと使い比べてみてそんな印象がずっとありました。

ダイワのリールスプールの方が直径も大き目ですし、形状からして仕方ないのかな~と思っていましたね。

しかし、今回の新型のスプールになると、ラインが放出される際のバタバタ感というものは少し収まっている感じがあります。

スプールのエッジ独特な形状がそうさせているのかはよくわかりませんが、

ラインの出方を良い感じに制御してくれていて無駄なバタツキが減った感触があります。

以前よりもフワッと、かつしっかりとラインの出方を調整してくれている感じがしてとても快適ですね!

ライントラブルも一度もなく、ファーストインプレッションとしては良い感じです♪

PEラインを巻き取った形状も凸凹するというようなことはなくて、綺麗に均一にスプールに巻き取りができています。

エントリーモデルのリールなどはラインが一部に寄ったり、凸凹してしまって綺麗に巻き取りができないものも多くありますから、この点は非常に優秀です♪

追記:その後も目立つライントラブルはなく、快適に釣りが楽しめていますよ(*^^*)

ドラグ

今回のフリームスのドラグですが、ATD(オートマチックドラグシステム)を採用しているとのこと。

実際に魚をヒットさせてゴリゴリとリールを巻く際にドラグが滑る場面もあったんですが、

ベアリングが入っていない分若干の硬さはあるものの、エントリーモデルなどのリールとは全く比べ物にならないくらいスムーズにドラグが効きますね!

ATDになる以前のドラグよりも粘っこいような感じがする印象。滑り出しが軽く、いったんドラグが出だした後も一気にドラグが出ることなく、じりじりと必要な分だけラインが出るという味付けなのかな?

以前のダイワは、出だしが硬くていったんドラグが出ると一気に出る。というような印象があったからね(-_-;)

流石にイグジストやセルテートのような滑り出しの滑らかさには及びませんが、それでもドラグメンテナンスをしていない状態のハイエンドリールよりはドラグは滑らか。

ドラグを引き出された際のムラなどはなくて、実際に釣りをする分には十分なドラグ性能を持っていると感じています。

ただし、ベアリングが入っていないタイプのドラグを使用した場合、水が入ったりグリスが劣化した際はドラグの効きが硬くなりやすいので気を付けます。

少し使い込んでいってドラグの出が悪くなったり、逆にドラグが締まらなくて効かなくなった際は早めにメンテナンスすると良いですね。

私の2500番のフリームスのドラグの内部はこんな感じのシンプルな構造です。

一番左側にある、フェルト製のワッシャーのグリスアップをしたり、場合によってはフェルトを交換すればドラグの効き方が復活するはずです。

ドラグが滑ってしまうような状態で使い続けている方を見かけますが、それは釣果に悪影響が出ますから要注意です。

せっかく魚のアタリが有ってもアワセを入れたらドラグが滑ってしまってフッキングできないなんて言うこともありますから、

ドラグのメンテナンスはしっかり行う癖をつけておいた方が良いですね。

スピニングリール ドラグメンテナンスの基礎基本!

また、今回のLTコンセプトのリールから、ドラグノブの形状も大きく変更になりましたね!

シマノのリールも良く使う私にとってはこれはとっても使いやすくてプラスポイントです。

以前のダイワのリールはドラグノブが小さく、ドラグを調整するのが若干やり難かったりしました。

特にシマノのドラグノブの大きさに慣れていると結構不便でしたね。

見た目的にもシャープな感じになり、15イグジストの正面よりもカッコいいと感じますぞ!!

新型ラインストッパー

今回のフリームスLTからは、ラインストッパーの形状が大きく変更になったみたいです。

今までは3角形のような形状をしたラインストッパーがスプールに装備されていましたが、今回からは台形のラインストッパーになっている。

これまでの普通な形のラインストッパーでもこれといった不満はなく、シマノの意味不明な使いづらいラインストッパーと比べれば全然良いと感じていた。

新型のこの形状のラインストッパーを使ってみると、ホールド力が格段に上がっているのはすぐにわかったかな!

左右の2か所でカチッとラインが止まるというか、しっかりとラインが固定されるのが感触で分かります。

ただし、先端が以前のようにとがっていない為か

雑に作業するとラインが挟めないことがあったかな。

何度かスムーズに挟めるように練習?(笑)したところ、簡単に挟めるようになりました。

若干挟みにくくはなったものの、ラインを保持する能力は大幅に上がっているという印象です。

フリームスLTの欠点

続いて、18フリームスを使ってみて感じた欠点について。

ドラグ・スプールのベアリングが追加できない

今回の18フリームスですが、スプール内部の構造とスプール支持構造の変更により

後付けによるベアリングチューンは不可能になっています。

これはメーカーのコスト削減のためなのかはわかりませんが、パーツが簡略化されてしまったためによるものです。

個人的にこれはマイナスポイントですね(-_-;)

他の部分ではかなり好印象だったので、ここがベアリングチューン出来たらもっとよかったのに・・・。

まとめ

今回はダイワ18フリームスLTのインプレッションをさせていただきました。

実際には1万円台前半~中盤で買える価格のリールになるわけですが、

正直この価格でこの使い心地はお買い得すぎるかな~といった印象だね!

特に好きなメーカーなどは私の場合はありませんから、良いものは良いというし良くないものは悪いと言うようにしている。

フリームスLTをおすすめしたいしたい方は

  • これから釣りをちょっと本格的にやってみたい方
  • 普段はより上級なグレードのリールを使っているけれど、サブ機として使いたい方
  • そこまでお金をつぎ込むまでではないジャンルの釣りに使いたい方

こんな方にはぴったりなんじゃないかな!

率直なところ、私自身大して釣りがうまいわけでもないただの素人ではありますが、普段使っているステラやイグジストからこのフリームスLTに交換したところで

釣果が落ちたりするのか?

と聞かれたら、多分変わらないと思います(笑)

より細いラインでギリギリのやり取りをするというような繊細な釣りをする方には影響があるのかもしれませんが、

一般のアングラーが普通に釣りをして普通に使う分には全く問題の無い性能を持っているリールだと思いますよ!

今回のインプレッションを参考に、購入時のお役に立てれば幸いです。

それでは、今回はこの辺で。

また明日会いましょう!

8 COMMENTS

伊豆の嵐

こんちにわ、いつも参考にさせていただいてます。釣り歴三年目の脱初心者を目指す静岡県民です。書き込みは初めてです。

丁度18フリームスが気になってまして、先日釣具屋で実物も触ってきました。
実機も良い感じでしたが、唯一気になっているのが・・・ラインローラーにベアリングが入っていないという点です。ダイワの18年度版カタログで確認しました。

基本的に低価格帯のリールばかりを使用していましたが、17アルテグラC3000HGを入手しまして、ラインローラーにBBが入る事の性能UPを実感しました。
で、手持ちの安リールにヘッジホッグスタジオのラインローラーBB追加キットを組んでみたところ、これもグリグリ動く様になりました。
シマノC2000(PE0.3使用)では実感が薄い、C3000(ナイロン2.5号)ではそれなり、ダイワレブロス4000(ナイロン6号)では効果が非常に大きく、明らかに巻き取りが軽くなりました。
これは仕掛け重量が大きい=巻き取り抵抗が大きい=ラインローラーの性能差が大きく出る、という事と考えますが、合っていますでしょうか?同様に大きな魚が掛かった場合も性能差が大きく出る?

本題です。
上記の事を踏まえて、18フリームスのラインローラーBB非搭載を鑑みると、メバリング等主体の番手ならば気にせずとも良いけど、ライトショアジギングやフラットフィッシュに使う番手だとイマイチになるのでしょうか?
2000番と4000番クラスの購入を検討してましたので、まるなかさんのご意見をお願いします。

返信する
まるなか大衆鮮魚

こんにちは、まるなかです。
フリームスですが、確かにラインローラーにベアリングは入っていないのがノーマルの状態ですね。
ラインローラーにベアリングが入ることで、巻き取り時に巻き感が軽くなるということは間違いなく有りますね。
ですので、巻きの重さの変化は使う仕掛けの抵抗が大きくなればなるほど差が出るというのは正しいと思いますよ(*^^*)
しかし、注意したいのは軽い仕掛けを使って釣りをする場合こそだと思います。
例えばメバルやアジ、ハゼ釣りなどの小型で軽量な仕掛けを使って釣りをする際、ラインローラーに掛かる抵抗が少ないと、場合によってはラインローラーが回らないということが発生しやすいからですね!
このような場合は糸ヨレが少し酷くなってしまってバックラッシュに繋がることも考えられますしね。

そうなると、トラブルの発生を減らしたり巻き感を軽くするにはラインローラーへのベアリングの追加を考慮することも必要かもしれません。
正直、リールカスタムメーカーのベアリングというのは価格と性能が見合っていないものが多いのではないかと感じています。

実際に釣りをする分には工業用の国産ステンレスベアリングを使えば十分な性能と精度を持っているので、より安価にリールの性能をアップさせることができますよ。
フリームスのラインローラーの構造上、1つベアリングを組み込むことは可能だと思います。
サイズはおそらく630になると思いますから、もしフリームスを購入する際にラインローラーの回転が気になるようであれば、630のベアリングと調整用のシムを1~3枚ほど用意してみてカスタムしても良いでしょうね!
そうすれば気になさっている問題は改善するのではないかと思います。
実際に使ってみた感想としては、価格に対しては十分すぎるくらいの性能を持っていると思いますので、小型魚の釣りから中型魚の釣りまで広く使えるコストパフォーマンスに優れたリールだと思います。
こんな感じでよろしいでしょうかね?

返信する
伊豆の嵐

素早いお返事ありがとうございます!
なるほど、軽い仕掛けにこそ有用・・・そいうえば、C2000にアーマードFの0.3を巻くのに、糸ヨレを警戒してラインローラーBB追加を考えたのが始まりでした。糸ヨレがあまり気にならないレベルになったので忘れてましたwつまりは効果があった?
毎回重いカゴ釣りやブッコミ仕掛けを回収するレブロスが目立って軽くなったので、軽量ジグヘッド使用で実感の薄かったC2000の効果の実感が薄かったんですが、機能してたんだなぁ。

アーマードF、まるなかさんの記事にもありましたが糸グセが強いし、酷い糸ヨレが出ると、真っすぐに修正した所のコーティングが剥がれたので、対応策を取った方が良いと考えまして。それ以外は素晴らしいラインだと思うんで投げ釣り用の1号Fproも追加購入しましたし。

カスタムメーカーのBBは割高ですね・・・しかしBBのサイズとか調整ワッシャーサイズ、スペーサー・・・何もかも分らない初心者&メカ音痴なので、とりあえず組むだけのキットで初めてのカスタムをやってみた次第です。
これから徐々に自力カスタムも出来るようになりたいと思います。
フリームスにラインローラーBBが追加出来るなら、不安点は全て解消・・・というか、マグシールドやコアプロテクトで自己メンテナンスが困難になってしまうより、頻繁にバラしてメンテ、BBは安価な国産ステン製をバシバシ新品に交換して使える方が使い勝手が良いかもしれませんね!
もしまるなかさんがフリームスにラインローラーBBを追加するなら、是非記事にしてくださいね!真似します!

返信する
まるなか大衆鮮魚

アーマードFはコーティングがもう少し強くなれば最高なんですがね~。
コーティングが剥がれても強度が極端に落ちる感じはしませんが、やはり気にはなりますからね(-_-;)
またちょっと部品を揃えてみてカスタムしてみますよ!

返信する
T横浜

こんにちは!
横浜を中心にライトソルト、バスを楽しんでいる者です!
18イグジスト、フリームスのインプレ拝見致しました。
私も考え方は同じでメーカー関係無く良い物は良いと思う偏りの無い考え方に同意です(^-^)
18イグジストはバス、アジメバル用に2500Cと1000の購入を考えていますので、大変参考になりました。
今回のフリームス、私も店頭で触りましたがこの値段でこれ!?と疑う巻き心地に思わず購入しそうになりましたが、18イグジスト購入を控えているので我慢しました。
カルディアも触りましたが、何故か少し巻きが重く??な感じでした。回転させていけば軽くなっていくとは思いますが。
18イグジストもシーバス用にと実機を触りましたが、逆に空転させた時の感じはザラザラ感僅かに感じられ、少し不安になります。精密機械なので完璧な物はないし、使っていく毎に馴染みが出るとは思いますが、初めからこれか。。と少し残念に感じました。私はかなり細かいのか、それとも多少は我慢した方が良いのか悩むところです。
04からステラも使ってきましたが、ステラに関してはザラ感が最初から少ない様な気がします。
主様のイグジストはいかがですか?
私の場合14ステラでも15イグジストでもあった初期症状ですが、ラインローラーの不具合(特にマグシールドラインローラー)はいかがでしょうか?
あと発表時から気になっていたのですが、18モデルになってからドラグ値の数値が5kg10kgという表記になりましたね!あの辺は説明が無いから何とも言えないのですが、あれも気にはなっています。何かご存知でしたら教えてください!
今後も楽しみに拝見させて頂きます!

返信する
まるなか大衆鮮魚

こんにちは、まるなかです。
フリームスは、あの価格であの性能はかなりお買い得ですね(*^^*)
トラブルも今までのところないですし、とても快適に使えていますね♪

私の持っている18イグジストは、巻きも滑らかでノイズは無く、15イグジストまでのダイワのリールとはかなりシルキーさが進化していていい感じです。この巻き心地というのは個人個人によってかなり感覚が違うので何とも言えないですが、個人的には14ステラと遜色なく、ガタの無さでは18イグジストの方が優れている感じもします。
私の釣りのスタイルはあまり細いラインで小さなアタリを取る釣り方ではなく、壊れないことを重点に置いたタックルに負荷をかけて取っていく釣り方なので、こまかなノイズなどに鈍感なだけかもしれないですが(笑)
バス釣りで使うのは4000番のスピニングで、狙うのは2kg以上の魚というような感じですから(-_-;)

私の持っている14ステラは番手を問わず、海で使用したものはもれなくラインローラーの不具合には遭遇しました・・・。
どのみち交換してもダメそうだったので、パーツを取り寄せて過去の2BB仕様のベアリングに交換して使うようにしていました。ですので工業用のステンレスベアリングを使用していましたから、異音がしてもベアリング1個で200円するかしないかぐらいで交換できていたので消耗品と割り切って使っていました。
15イグジストの方は、幸いにもラインローラの不具合は無かったので特にトラブルは無く使えていましたね。

ドラグに関しては15イグジストの効き具合と大きく変わるような印象は無く、出だしが昔のダイワよりも軽くなって出始めてからもしっかりテンションを維持しながらジリジリと粘っこく効く感じです。シマノのドラグの出方に近くなった印象ですが、スムーズさでいったらほんの少しステラの方が上かな~といった感じでしょうか。ですが明確な優劣の差は着かないレベルだと感じます。ドラグの最大値が10kgになっていますが、内部構造に大きな変化は見られないような感じですよね。グリスの種類を変えた影響なのか、あくまで最大値を記載しているだけなのかはわからないですが、そこまで強いテンションを掛けて釣りをするということはほぼないでしょうから、実用ドラグ数値はもう少し小さくなりそうな気がしますね。

返信する
T横浜

早々にご返信ありがとうございます!
やはりラインローラー被害に遭われましたか…(^^;
潮噛みしやすいのですかねえ。
バス用で4000番、しかも2kg以上というのは正直驚きました(゜ロ゜)
どんなタックルを組まれているのかすごく気になります。
私は逆で1000番2000番で魚が小さくてもドラグを出しながら釣るのが好きでして、、ATDになってからドラグで弱らせて釣るのが出来る様になったので、より楽しみが増しました。でもそれが昔から出来ていたのがステラなんですよね、主管ですが、やっと追い付いてきたか!といった感じです。 12イグジストはデザインが好きでしてUTD→ATDにして今も一線で活躍中です。
18イグジストも18ステラも使ってみたいので、発売が楽しみで仕方ありませんw
一つ残念なのが、両方ともに申し合わせたかの様にシルバー基調になった事です。これは好き嫌いの問題で慣れかと思いますが、、。

返信する
まるなか大衆鮮魚

ラインローラーは欠陥パーツでしたね(-_-;)
交換用の部品も高いですし・・・。
ATDになってシマノっぽさが出たような感じでドラグに関しては使いやすくなりましたね!とはいっても、まだシマノの方が若干個人的には好印象ですが。
リールのカラーに関しては、イグジストもステラも少しシンプルになった感じで、好みが分かれそうですよね。イグジストの方はちょうど替えスプールが欲しかったので金色のやつを注文しておきました★

今は時間やら資金的な面から、紹介できる釣りのジャンルが限られていますが、今までにルアーから餌まで岸や船問わず色々やってきましたので今後はもっと色んな釣りの楽しみ方を紹介できればなぁと考えています。
またよろしければお立ち寄りくださいね(*^^*)

返信する

まるなか大衆鮮魚 へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です