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時合いの要素② 潮の流れ
次に、時間と比較すると運の要素も出てくるのが潮の流れ。
潮の流れについては、
まずアオリイカの潜んでいる海底付近の潮が動いている事。
これがまずアオリイカの活性に左右しますね。
潮がずっと動きづ付けている時はアオリイカの活性もある程度高い状態が続きやすく、連発はしなくてもポツポツと釣れ続く傾向があります。
潮が流れる、止まるには潮時表が目安にはなるもののその通りにはいかなりので注意が必要です。
例えば、この日は大潮で満潮の時刻と干潮の時刻、そして潮位の差がどれくらいあるのかを潮時表から把握することはできます。
この日は潮時表の上では朝の5時と夕方の16時半頃に満潮の潮止まりをむかえますよね。
しかし、実際に釣りに行くとこの通りに潮が流れるのか?
となると、そうはいかない場合も多いです。
特に、地形的に変化のない場所。例えば岬やワンド、入り組んだ地形等が無くて水深の変化も余り無いような所など。
こういった場所は潮時表通りに潮が動かない場合も良くあります。
満潮の潮止まりなのにガンガン激流になっていたり、潮位の変化が少ない小潮なのに激流・・・・。
逆に大潮なのに全然潮が動かない。
そんなことも良くありますから、潮の流れ方を完全に把握するのは釣り場で実際に確認してみないとわからないことの方が多いです。
最大のチャンスは潮の流れが変わった時!
そして、潮がある程度流れていることはイカの活性を左右すると解説しましたが、もっとも大きなチャンスでイカが釣れやすいのは
潮の流れ方に変化が出たタイミング。
これは最もアタリが良く出て、実際に釣果も集中しています。
初めは良くわからずに適当に投げ続けていると釣れたエギングですが、ある程度通い込むと
今潮の流れが変わった。これは来るな・・・。
と予想して釣りを行い、実際に釣れることが非常に多くなってきました。そうなれば釣果も伸びますし、
何よりも釣れちゃった。から、狙って釣った!
へと変わっていくので、釣りがもっともっと面白くなってくる♪
潮の流れが読めるようになると、どんどん釣れるようになってきます(*^^*)
具体的に、潮があまり流れない状態が続いていた時は
潮が流れ始めた時。
逆に、潮がある程度の時間流れている時は
潮が緩んだり止まった時。
こういった時に少し集中して、丁寧に釣ってみるとかなりの確率でイカからのコンタクトがありましたよ!
潮の流れを読むために
そして、その
釣れる潮の流れになった時や潮の流れの変化。
これを知るには、まず釣れた時の潮の流れ具合をしっかり把握すること。
潮の流れる方向、エギの沈み方、シャクった時の重さなどをしっかりと体に覚えておく。
これがスタート地点ですね。
実際これらを覚えておくと、次に釣れた時の条件などもどんどんと重ねていくと
かなりの共通点があることに気が付くはずです!
ですからエギの種類もできるだけ変えないように、交換するのはカラーをメインにすると良いですね。
エギの種類が変われば沈む速さやシャクリの抵抗など、全てが変わってしまうので
潮の流れをより繊細に把握できるようにいなるまでが大変になります。
私の場合は使うエギは2種類と決めて釣りをしていますが、
それでも毎回のように釣れるようにはなれたのでエギングにおいてそこまでエギによる差はない。
という風に割り切って考えてみて、自分の信じることのできるエギととことん仲良くなってみてください。
そうなれば、エギが釣れる潮になったことを自然と教えてくれるようになるはずです。
時合いの要素③ ベイトフィッシュ
そして、3つ目に上げられるのがベイトフィシュの要素。
しかし、オカッパリから釣りをする場合、水面付近にベイトフィッシュがが回遊していれば目視によって確認できます。
しかし、ある程度沖合いや水深のある場所を回遊している時、実際にイワシなどがいるにも関わらず目で見て判断することは不可能です。
フォールしていくエギに小魚が触れるような、コツコツとした感触などが伝わってくれば話は別ですが。
そうなると、時間や潮の流れの要素と比較すると、ちょっと把握するのが難しいので個人的にはあまり重要視はしていませんね(-_-;)
ベイトが回遊してくれば、当然アオリイカもそれを追って回遊してくることは多いですし、活性も高くなるのでエギを抱く可能性も高まります。
個人的に、ベイトフィッシュが確認できた際は割とアオリイカが連発で乗ってくることが多い様な気がします。
ベイトの群れにはアオリイカも複数で付いていることが多いことが理由なのかもしれません。
ベイトが回遊している日は2投連続で釣れたり、短い時間帯に急にアタリが頻発することがあります。
イワシの回遊などが確認できた場合は、複数釣果を上げるチャンスかも!
時合い・回遊の要素は掛け算!
私が他のジャンルの釣りでも重要視していることですが、
魚の良く釣れるタイミングって、大体複数の条件が重なった時!
ほぼ間違いなくこれに該当しますね。
例えば、夕マズメによく釣れる釣り場で釣りをした場合。
夕暮れの時間に潮の流れが変化してイワシが回遊してきた・・・・。
こんな時は釣れる要素がかなり合わさってきているわけですから釣れる可能性というものは実際かなり高くなります!
私がここ最近エギングを楽しむ際もこれはかなり当てはまっていまして、
ナイトエギングなのでベイトフィッシュの回遊はあまり確認することができず、不明なことも多いですが
夕暮れの日が沈んでからしばらくした時間帯。
この時に潮の流れに変化が出さえすれば、そのタイミングでアオリイカの反応がとても高い確率で出ていて、釣果も集中しています(*^^*)
こういったことが、何度も同じ釣り場に足を運びデータを取り続けているとどんどん分かるようになってきます。
これさえ1度わかってしまえば、今後その釣り場で釣果を上げることはイージーになっていくはず。
1度把握してしまえば今後もずっと使える、とても貴重な釣りの引き出しの1つとなっていくわけですね!
時合いが複数無いとき。
時合いが複数絡んでくると、釣果の出る可能背は高まります。
しかし、実際に釣りをしているとそういった場面ばかりではないですよね。
例えば、時間帯は良いけど潮が動いていない時など。
こういった場面の場合、釣果が出る可能性自体はありますが
連発したり狙って釣ることは難しい・・・。
こんな場面が多いですね。
そうなってくると、ある程度の時間投げ続けているとポロッと単発で釣れたり。
こういう展開になることが多いです。
そして、釣れる要素が0になってしまうとかなり釣果を上げるのは難しいです。
例えば、あまり釣れない時間帯に潮も動かない、ベイトの気配もない・・・。
こういった状況下の場合、私の場合はランガンしてテンポよく探る釣り方等をすることが多くなります。
釣れる要素が無いのに1か所で粘ってみても、アオリイカの活性は上がることは少ないでしょうし回遊してくる可能性も低いですからね!
そして釣れる要素が出てくる気配が無い時は、帰宅して飯食って風呂入って寝る!
これに限りますね(笑)
釣れない条件の時に釣り続けても苦痛なだけですから。
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まとめ
今回はアオリイカエギングの時合いの要素や考え方などについて、私なりに普段考えていることを書いてみました。
この考え方はエギングのみならず、当然他の釣り方にも考えられることですので、ぜひ取り入れてみて実践してみてください。
釣りは運のように見えて、実は運じゃない。
色々と試行錯誤して考えて釣りをしてみると、明らかに効率よく魚が釣れるようになりますし、釣果も安定してくると思います。
そして、自分で狙いすまして狙い取りに魚が釣れてくれればメチャメチャ嬉しいですよね。
そして色んなジャンルの釣りに挑戦してみて、他の魚種に考え方を当てはめてみたりすると、もっと釣りの引き出しが増えて釣りがどんどん上手になりますからね!
今回の記事を参考に、
もっと釣れるようになって、狙って釣る楽しさ。
これを味わってもらえたらなぁと思います(*^^*)
それでは、良い釣りを!