よつあみ G-soulスーパージグマンX8 を実釣インプレッション!

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よつあみ スーパージグマンX8 インプレ

さてさて、今回はPEラインのインプレッションを。

よつあみから発売されている8本編みのPEライン、スーパージグマンX8。

スーパージグマンX8は、どこの釣り具屋さんでも見かけるような超定番ラインの1つ。

価格もそこそこお手頃で、変な癖が無くて誰にでも使い易いのが魅力のラインだ。

詳しい使用感を紹介していくので、PEライン選びの時の参考にどうぞ!

※2020年Xブレイドスーパージグマンx8としてリニューアルしている。




よつあみ スーパージグマンX8の使用感・特性

まずはこのスーパージグマンX8というライン、どのような使用感なのかを簡単にまとめておこう。

  • 号数表記に対する太さ:海外製のPEのように太いことは無い
  • 強度:パッケージ表記の強度までは出ないが、十分強い
  • ハリ・コシ:必要なハリはあるが、全体としてみれば中くらいのハリ・コシ
  • 飛距離:8本編みの中では平均的(十分飛ぶ)
  • 耐久性:この価格帯の中ではまずまず持ちは良い

ザックリと紹介するとこんな感じで、特に「どんなPEラインを選んでいいのか分からない」方に特におすすめな扱いやすいラインになっている。

偏った癖がないスーパージグマンX8をとりあえず使ってみて、そこから自分に合ったPEラインを探していくと良いだろう。

初心者の方からベテランの方まで広く人気があるのは、スーパージグマンX8が使い易いからだね!

号数表示に対する太さ

スーパージグマンX8 太さ

PEラインは同じ号数表示であっても、メーカーによって太さが違ったりする。

特に外国製の安いPEラインは号数表示の割に太く作られていることが多い。

だから強度が強いのは当たり前だし、実際にリールにラインを巻いてみると「表示よりも巻けない・・・・」

なんていうことになる。

よつあみのスーパージグマンをはじめ、よつあみのPEラインは表記通りの太さになっているのが特徴的。

今はそういうラインが国内メーカーを中心に増えてきたが、以前は細いPEラインはよつあみ位なものだった。

スーパージグマンも当然それに当てはまり、号数表示に対して適切な太さで作られているので安心して使えるぞ!

スーパージグマンX8の強度

スーパージグマンX8の1号の強度は最大20LB(約9キロ前後)。

実際にFGノットとPRノットでノットを組み、強度を測定してみるとこのような結果に(各3回連続で測定)。

  • FGノット:結束強度約7.25kg~7.5kg
  • PRノット:結束強度約7.25kg~7.75kg

パッケージ表記の最大強度までは出せなかったが、1号の結束強度で7kg以上出ていればPEラインとしては十分強さが有る。

強度的には高級PEラインと引けを取らないレベルで、信頼して使用できる強度がある。

ハリ・コシの強さ

スーパージグマン 張り コシ

私自身スーパージグマンX8は色んな釣りに使ってきた。

バス釣りなど、淡水の釣り~エギングやショアジギング、さらには船の釣り物まで・・・・。

このラインのハリ・コシの強さについてはちょうど中くらいといった感じ。

ガイド絡みなどが起きにくいハリの強さはあるが、硬いということもなくてスプール馴染みが良い。

一方で微妙な伸びがあり、ショックを程よく吸収してくれるのでルアーの操作や魚とのやり取りが程よくマイルドになる。

硬いPEラインの方が直進性に優れており、感度の面などは優れていることもある。

しかし、慣れていないとバックラッシュしやすかったりするので、スーパージグマンX8位の張りの強さの方が扱いやすさでは上かな!




飛距離・滑りの良さ

スーパージグマンX8 飛距離

スーパージグマンX8は8本編みのPEラインなので、表面は滑らかで滑りが良い。

質感はしっとり系というよりもサラッとしている感じ。

変なコーティングのベタつきや硬さが無いので、ナチュラルな質感が特徴になる。

ルアーの飛距離については、ジグマンの倍以上根がするPEラインなども使い比べてきた私からすると、普通レベル。

そうはいっても4本編みのPEラインとは飛びの次元が違うし、キャスト時の糸鳴りも少ないので使い易さは十分ある。

あくまで8本編みの国産PEラインの中では、平均的な飛距離ってわけ。

耐久性・毛羽立ちにくさ

スーパージグマンX8 耐久性

気になる耐久性だが、「この価格帯のPEラインの中ではしっかり使うことが出来る」という印象。

数日間使用しただけで毛羽立ちが目立ってくるようなことは無く、普通に使えるPEラインだ。

このPEラインよりも高価であっても、すぐに毛羽立つものもあるからね。

しかしハイエンドのPEラインと比べると、持ちの良さは劣るのも事実。

コーティングが剥がれてきてから本格的な劣化が始まる

スーパージグマンの劣化だが、基本的には表面のコーティングが剥がれてきてから劣化が目立つようになってくる。

最初はラインにコシが無くなったような感じになるが、そのまま使い続けていくとラインが白っぽくなってくる。

そうすると毛羽立ちやすくなるのか、ラインの先端から離れた所で毛羽が見られるようになるとそこから一気に劣化が進む。

最終的には全体的に細かい毛羽立ちがみられるようになってしまい、引っ張ると簡単に切れる状態になるのを何度か経験した。

ラインにコシが無くなり、かつ白っぽくなってきたら傷んだ部分をカットして使うように!

スーパージグマンX4とどちらが買いか?

スーパージグマンX8の4本編みバージョンがスーパージグマンX4になる。

価格は4本編みのX4の方が安いが、正直言って使い難いラインなのでおすすめはしない。

4本編みのPEラインは表面がザラザラしていて、ルアーをキャストしたりアクションを与えた時の糸鳴りが明らかにデカい。

4本編みのPEの方が根ズレには強いと言われるが、PEライン自体擦れれば切れやすいのでそこまでのメリットはないと考えている。

余程根ズレしやすい場所なら4本編みのラインでも良いが、全体的にみれば明らかにスーパージグマンX8の方が使い易い。




スーパージグマンX8とウルトラジグマンWX8の違い

スーパージグマンX8に似たラインに、同社のウルトラジグマンWX8というものがある。

スーパージグマンX8 ウルトラジグマンWX8

パッケージ表記の強度はスーパージグマンX8の方が高い位なのに、価格はウルトラジグマンの方が遥かに高級だ。

その質感的には殆ど同じ~若干ウルトラジグマンの方が柔らかいかな?

というふうに感じている。

しかし、最大の違いは耐久性。

使い比べてみると分かるが、毛羽立ちにくさなどの耐久面は圧倒的にウルトラジグマンWX8の方が優れている。

個人的には船の釣りや大型青物を狙ったショアゲームなど、過酷な釣りではウルトラジグマンの方がおすすめ!

毛羽立つスピードは明らかに違うので、高くても長く・信頼して使えるラインが欲しければウルトラジグマンが良いだろう。

他におすすめなPEラインを紹介!

スーパージグマンは癖が無くて扱いやすいラインだが、私が今まで使ってきた中で他にもおすすめなラインがある。

それらを簡単に紹介しておくので、良かったら使い比べて見てね。

サンライン シグロンPEX8

サンライン シグロンPEX8

サンラインから発売されているコスパ系のPEライン、それがシグロンPEX8!

1号200mで1000円台で購入でき、スーパージグマンよりも更に安価だ。

店頭で見かけることが少ないのがネックだが、非常に滑らかでスーパージグマンよりも飛距離は出るくらい。

耐久性も思ったより低くなく、0.3号からあるのでライトゲームやトラウトにも使えるのが良いね!

バリバス アバニジギング10×10マックスパワーPEX8

バリバス アバニジギング10x10 マックスパワーPEX8

スーパージグマンよりも少し高価なラインだが、そこまで高級というわけでもない。

飛距離や表面の滑らかさ、強度などはそこまで変わらないというのが正直な所。

しかし毛羽立ちにくさは明らかに上で、長持ちするのが最大の特徴!

より長持ちするラインが欲しい方におすすめだ。

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