ライトソルトアジング五目 濁りを攻略する為のポイント!

記事内に広告を含みます

今日はマズメの短時間勝負の釣りへ、清水港へライトソルトゲームに行ってきました。先日ずっと停滞していた台風が過ぎ去り、台風による雨の濁りとゴミの影響が懸念される中での釣行となりました。

最近釣果の聞いていなかったアジが釣れるかどうか気になっていました。

アジはあまり濁りがきつすぎると釣果を出すのが難しくなりますが、雨が降ってからの日数的に程よい濁りになっているのではないかと予測しての釣行です。

また、台風や低気圧の通過は海の状況を一変させるので、どのような状況になっているのかわからないので少し釣りに行くのが楽しみでした♪

状況としては濁りの影響もあり、浮きゴミが非常に多く、うまくポイントを選ばないと釣りをするのにストレスがたまる状況でしたが、うまく濁りの力を借りることで釣果を上げることができました!




濁りの広がる状況をどう攻略するのか?

一般的に濁りが入っていると良いとされるのがシーバスやクロダイなどですが、アジ等も濁りをうまく使うと釣果を伸ばせることも多いです。

それでは、濁りの攻略方法を見ていきましょう!

濁りが広がる時はシャローがアツくなる!

海中に濁りが広がった状態では、視界が悪くなるのが影響するためか、澄潮の時よりも魚のレンジが浅くなる傾向があります。

私の場合、濁りが入っている時は深場を捨て、水深1m前後のシャローエリアを重点的に狙って行くことが多いです。

また、濁りの効いている際は味やニオイによるアピールも非常に効果が大きくなるので、ガルプやエコギアアクアなどの効果が強く発揮されることも多いです。

今回も水深が1m~1.5m程のシャローエリアへエントリーすると、早速魚の反応が返ってきました。

比較的深場が隣接している場所で釣れることの多いムツからスタートです。

正直狙って釣れる魚ではないので、まぐれの要素が強いと思います。

もう少し型が良くなってくると塩焼きなどで非常に美味しく頂けますが、小さかったのでリリースです。

時折イワシかボラッコと思われる小魚が回遊しており、小さなライズが発生します。

セイゴやメバルのような感じではないので何かと思いキャストを繰り返しますが、アタリはあるもののフックアップしません。

そこで、ワームのボリュームを落として探りなおすと無事ヒットしました!

少し小型ですが、本命のアジをゲット。アジは濁りが入っていても比較的釣果の望めるターゲットになります!

場合によっては河川の中などにも入って来ることがあります。

また、アジは基本的に真っ暗な場所よりも多少なりとも何かしら光源のある場所を回遊することが多いです。

しかし、潮が澄んでいる時は光量が強すぎても釣れにくくなることが多いので注意が必要なんですね。あまり光量が強いと、岸壁や船の影などにタイトにつくことが多いです。

しかし、濁りが入って来ると状況が変わることが多く、比較的強い光が直接海中に当たる場所でも積極的に捕食するようになることがあります。

今回も普段は明るさが合わない為か、あまりアジの釣果が出ない場所での釣果になりました。

本命のアジが釣れたので少し余裕ができましたが、同じ場所で釣りを続けると4匹のアジを追加することに成功しました。

アジの回遊は見られることがとりあえず分かったところで、次は沈み根周りの調査へ行ってみることに。

沈み根周りも基本的にはシャローを攻める

私が普段狙う沈み根はいくつかあるのですが、潮が澄んでいる時は場合によっては水深10m程までの場所を探ります。

しかし、濁りが入っている時に深い場所の沈み根を攻めてみてもあまり良い結果になったことはあまりありません。

ですので、今回は水深2m程の場所の沈み根に狙いを定め、底ギリギリを通す作戦にしました。

ポイントへ到着すると、かなりひどい量のゴミが手前を浮遊しているので、長い距離を引くことができそうにありません。ですので、キャストしてカーブフォールでまずは食わせるように意識し、5m程リトリーブしたらすぐに回収作業になります。

ゴミのせいで満足に釣りをするのが少し難しいポイントですが、しっかり沈み根の上を丁寧に通してくるとすぐにアタリが出ます。

20cm後半の良いサイズのカサゴでした♪カサゴは濁りがあってもあまり釣果は変わらないことが多いですね。

これで3種類魚が揃ったので、どこまで釣れるのか試してみることにします。

とりあえず、波気の少ない岸壁沿いを探ってみるとすぐに小さなアタリが有り、狙い通り・・・

ネンブツダイをゲット(笑)

ここでは夏メバルを実は狙ってみたのですが反応がありません。少し濁りがメバルにとってはきついのか、それとも季節が進みすぎたのか・・・。

徐々に潮位も良い感じになってきたところで、潮のぶつかる場所へ少し移動します。

ポイントを移動してみると、良い感じに濁りが広がっており、潮もほどよく動いていて見た限りでは釣れそうな雰囲気です。

しばらく様子を見ていると、時々派手なライズが発生します。如何にも釣れそうなライズなので、ルアーをペンシルベイトに交換し、高速ドッグウォークで見切られないように探ってみると水面が炸裂!

かなり元気に引き込み、私の柔らかいライトソルトロッドでは非常に楽しむことができました。

ライトソルトロッドでは十分に楽しめるサイズのヒラセイゴでした。ヒラセイゴは水深が浅く、潮通しの良い砂利底や根周りに多いですね。この辺はヒラスズキと同様ですね!

これで5種類の魚が釣れましたが、もう少し釣れそうな魚がいるのでまた場所を変えてみます。

次に選んだのは蛎殻底の駆け上がりが絡む場所です。水深は1m程の浅い場所です。

ここまで、ジグヘッドは2gを使用してきましたが、根掛かる可能性が高いので0.9gに変更します。ワームはガルプベビーサーディンを使用し、ニオイと味の力で魚を引っ張ります。

水深が浅いので着水後すぐにリトリーブを開始します。少しでも沈めてしまうと蛎殻にスタックしてしまうような場所なので、水面直下を探るイメージですね。

すると、数投目でひったくられるアタリ!

予想通りのパターンで食ってきたので非常にうれしいヒットです。

濁りの海の定番、チヌですね!

サイズも数釣りがメインになるこの時期としては良型でした!これで6種類の魚を揃えることにしたので今回の釣りはおしまいにすることに。

今回は濁りの影響を考慮してシャローメインの釣りになりましたが、シャローの釣りは魚がポイントに入っていれば比較的すぐに反応が返ってくることが多いです。ですので、反応があれば少し粘って釣りをしますが、反応がなければすぐに移動した方が釣果に結びつきます。

シーバスやチヌ以外にも、アジ等も多少の濁りはプラスに作用することが多いので、濁りがあるからと言って諦める必要はありませんよ!

濁った時はシャローを中心に、比較的光量が強い場所などを絡めて狙ってみると面白い釣りができることが多いので、試してみてはいかがでしょうか?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です