急深サーフ・港湾のヒラメ釣り 釣れるタイミングを知るには?

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近年人気となっているサーフのヒラメ釣りですが、ほぼ間違いなく全員の方が体験しているであろう時合。

突然ヒラメやマゴチが釣れ出して、ある程度時間が経つと釣れなくなる・・・。

どうしてこういう現象が起こるのか、私も疑問に思う時期が続いていました。

最近は釣りに行ける回数も以前より減ってしまいましたが、サーフに通い詰めていた時はほぼ週6程で釣りに出かけていました。

毎日通い込むと色々わかることがあり、徐々に時合の起こるタイミングも読めるようになってきました。

今回はヒラメやマゴチ釣りをするうえで非常に重要な釣果につながる要素、時合いに付いて考えていきましょう!




時合の起こる要素には複数あり、優先順位がある。

魚の捕食スイッチが入り、時合いが起こるのには必ず要素が存在しています。

偶然のタイミングで釣れるということも正直ありますが、これはひたすら投げ続けて1匹を何とか釣り上げるというような釣りになってしまいます。

これでは効率が悪いですが、狙って釣ったのにはならないので面白さも減少してしまいます。

しっかりと狙って魚を釣れるようになるためにも、時合いの起こる比較的主要な要素について順番に見ていきましょう!

何を置いても潮の流れ!

これはヒラメやマゴチを釣る際には最も重要な要素だと感じています。

また、表層から中層の潮の流れというものはそれほど重要ではなく、

とにかく底潮の状態がどうなっているのか?

これにつきます。

海の中は2枚潮、3枚潮等もしょっちゅう起こっていますから、表層の潮と底の潮が違う動きをしていることは日常茶飯事です。

しっかりと基本を習得してしまえば、1度キャストするだけで今が釣れる状態の潮なのか、そうでないのかが分かるようになります!

何を差し置いても、重要なのはまずは潮の流れです。

底潮が綺麗に通ったタイミングで地合いはやってきます。

潮の流れを理解するようになるにはどうしたらいいのか?

もっとも簡単で練習になるのは、とにかく同じルアーを投げ続けることです。

カラーは変えても構いませんが、ルアーの種類はもちろん、重さも変えてはいけません。

私がサーフのヒラメやマゴチ釣りをまともにやりだすようになってから、まずは40gのガン吉で釣りを覚えました。

当時と今のスタイルは全く変わっておらず、釣果の9割以上がガン吉によるものです。

魚の習性は今まで長い歴を経て作られてきたものですから、釣り方の基本がしっかりと身についてしまえばいつになっても魚は釣れるようになるはずですよ!

私の通う静岡サーフに限ったことなのかはわかりませんが、

ルアーを変えなくても釣果は変わらない。

と実感しています。そうでなければ1種類のメタルジグで、10カ月で500枚以上のヒラメやマゴチを釣り上げることはどう考えても不可能だからです。

どこに注意して釣りをするのか?

それでは、同じルアーを使い続けて何に注意して釣りをすればいいのか考えていきましょう?

  1. 着底までの時間
  2. 着底までの糸の引っ張られ方
  3. アクションさせた時のルアーの浮上距離
  4. アクションさせた時のルアーの抵抗
  5. アクションさせた時のルアーの暴れ方
  6. ルアーの流され方
  7. 糸の流され方

大雑把に言うとこういった要素を確認して釣りをするようにしています。

同じルアーを投げ続けることが重要であることに加え、出来るだけ同じ釣り場に通って毎日の変化を感じること。

これも非常に重要となってくるので注意してくださいね。

私はガン吉を非常に良く使っていますが、こういった要素を把握しやすいルアーです。どうしてガン吉を選んだのかはガン吉インプレッションに記載してあるので、参考にしてみてください。

ヒラメ メタルジグ カラーアイマ ガン吉の使い方・徹底インプレ!【青物・ヒラメ・ロックフィッシュ等に】

毎回同じような場所で同じルアーを使い続けていると段々と感覚が研ぎ澄まされていき、徐々にではありますが釣れるときのルアーの感触というものが分かるようになってきます。

本気で潮の流れを身に着けたいなら餌釣りを学ぶ

もし、本気で潮の流れの釣りを理解しようと思ったらおすすめなのが、餌釣りを勉強することです。

特に、テンビンの下にハリスがあって、ダイレクトに餌を動かすことのできない釣りが好ましいです。また、フカセ釣り、渓流釣りなどもおすすめですね!

ルアーばかりやっているとついついダイレクトに操作できる釣りに慣れてしまいます。そうなると、ルアーや仕掛けが普段受けている流れの影響の大きさを知ることができないんですね。

また、そういった流れにどう対応すれば魚の反応が変わるのかも理解することが難しくなります。

ハゼ釣りでもキス釣りでもいいんです。とにかくしっかりと決めた棚を狙い、誘いを掛ける。そして狙った食わせのタイミングで口を使わせて釣っていく。

この練習を何度もすることで、潮の流れとその影響がどのようにルアーや仕掛けに伝わるのかが分かるようになります。

また、潮の流れに応じた糸のコントロールが身についてきます。

私は漁を教わる中でこの重要性をしつこく言われ続けてきましたが、今は非常に納得しています。

私にできたのですから、みなさんも必ずできるようになるはずですよ!




時間による時合

潮の流れと同じくらい重要で大きな要素となるのが、時間による時合の到来です。これはみなさんわかる方も多いと思いますが、簡単には朝夕の時合いですね。

静岡サーフの場合は特に朝。日が出かけている薄暗い時間帯よりも、日が昇ってしばらくしてからの時間に良いタイミングが来ることが多いです。

そして、あまり知られていませんが昼過ぎの時合いも重要ですね!

静岡サーフは夕方の時合いは外れることも多いのですが、昼過ぎは意外と釣れるタイミングがあります。

潮が動いていなくても、どういうわけかスイッチが入るんですね。

他の地域のパターンが詳しくわかりませんが、魚は同じヒラメやマゴチなのですから可能性は十分あると思います。

天気によって時合の出方が変わる!

時間による時合の説明をしていますが、天候により時合の種類が変わる傾向があります。今まで経験してきた感覚で言えば、

晴れの日はわかりやすい短時間の時合いが到来しやすい。

こう実感しています。

良く晴れた日は比較的わかりやすい地合いが来ることが多いのですが、短時間で終わってしまうパターンが多いです。

逆に、曇りや雨の日の時合いは爆発力は弱くなりますが、長い時間続きやすい傾向があるように思います。

この辺は他の要素とも関連してくるので一概には言えませんが傾向はあると思います。

ベイトフィッシュの存在

これはもはや定番中の定番です。
イワシなどをはじめとした、餌となる魚などの存在です。

当然、餌が多い場所にはそれを食べにやってくるヒラメやマゴチの存在する可能性も高くなっては来ます。

しかしこれも注意が必要で、あまり新しいイワシの群れにはまだ捕食者が付いていないパターンがあります。

イワシはたくさんいるのに、まったく追われない状況というものがあるんですね。

こういった時は大抵入ってきたばかりの新しい群れであることがほとんどです。

ある程度の期間、一定の範囲にむれがそんざいしていないとヒラメやマゴチ、青物などに発見されないことも実は良くあるので注意してください。

それを知らずに肉食魚の付いていないイワシの群れを狙い続けても、釣果にはつながらなくなってしまいますからね・・・。

時合の要素は足し算で成り立つ

非常に簡単にですが、時合いの起こる要素について解説していきました。しかし、何度も言いますが一番大切なのは潮の流れです。

急深の静岡サーフの場合になりますが、ベイトフィッシュが全く見えなくても底潮が良い状態であれば、普通に釣果は出ます。

ですので、まずは潮の状態を知り、そこに時間の要素であったり、ベイトフィッシュの有無というものが重なってくれば時合のパワーが大きくなってくる可能性が高まり、釣果に繋がってくるんですね!

私の見解では重要な順に、潮 >>> 時間 ≧ ベイトフィッシュ

という順番になりますかね。

まずは色々な釣りをやってみて、潮の流れさえ読めるようになれば釣果は間違いなく上昇しますし、安定して釣れるようになってきます。

それを理解しやすいのがメタルジグを使って釣りを覚えることだと思うので、皆さんも挑戦してみてください。

一度基本をしっかりと覚えてしまえばずっと使える技になりますからね!

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