こんにちは、まるなか(@marunakafish)です。
さてさて、今回も日課である地磯の青物ゲームへ。
去年からの地道な調査により、各ポイントの潮が効くタイミングや釣れ方の癖などが分かってきているので、今年は超高確率でヒラマサの反応が得られるようになってきましたね!
予報では風が強く吹く予報ですが、ウネリはなさそうなのでヒラマサが釣れる可能性はかなり高いはず。
果たしてどんな釣行になったのか?
激流をシンペンのドリフトで
山を越えてポイントに入りましたが、風速は11m~12mくらいかな。
天気予報よりも風が少し強く、油断していると帽子が一瞬で飛ばされます。
若干追い風寄りの横風で、潮は非常に良く流れていますね。
爆風と激流により、トッププラグで探るのは少し大変そうなので、ここはシンペンで様子を見てみることに。
先発はZEAKEのFFペンシルで。
シンペンはトッププラグやジグが使いにくい、横風や横方向の潮の流れを活かして探ることができるのが良いですよね。
風と潮の流れが反対向きですが、かなり激流になっています。
若干ダウンクロス気味にキャストし、ドリフトさせながらただ巻きメインで釣っていきます。
良い時はカタクチイワシなどのベイトが結構いるポイントですが、今回はベイトが岸近くにいる気配は無し。
15分・20分・30分とキャストを続けますが、青物の反応はありません。
しかし、ここで休憩してしまうと、単独~数匹程度で行動しているヒラマサを取りこぼすことになるので、投げ続けるのがかなり重要。
時々ロッドアクションを入れて誘ったり、変化をつけて釣り続けていると、少し沖の方で単発のボイルが。
すぐにボイルに向かってFFペンシルをキャストしますが、完全無視ですね。
ベイトフィッシュが大きい時のボイルは割と釣れる可能性が高いですが、マイクロベイトを食っている時のヒラマサのボイルを釣るのは非常に困難。
深追いせず、下の方を回遊している魚を狙います。
単発のボイルから少し時間が経った時、ドリフト気味にただ巻きをしていると「ズン」という重みが!
すかさず合わせを入れると中々の突込みがあり、これは完全にヒラマサです。
流れに乗られると厄介なので、PE3号タックルですがしっかりテンションを掛けてやり取り。
一度反転されそうになったものの、しっかり耐えてショートポンピングで一気に寄せてキャッチ。
3kgくらいのそれほど大きくないヒラマサでしたが、ボウズ逃れ成功です。
トッププラグで豪快なバイトも楽しいですが、シンペンやジグに伝わってくる突然の重量感も病みつきになりますね。
ボイルしていた個体よりも少し小さい気がするので、魚自体はポツポツ居るのかな?
すぐにリリースして釣りを再開します。
今回もしっかりヒラマサが釣れたので、気が楽になりました。
再びドリフト気味に流し込み、流れが若干ヨレている場所でターン。
結構流れが強いので、定点でとどめるようにFFペンシルをコントロールしていると、水面直下でレンジキープしていたルアーに「モワン」という波紋が!
次の瞬間、穂先が絞り込まれて再びヒットです!
すぐに合わせを入れてテンションを掛けてフックを貫通させましたが、さっきよりも明らかに重いです。
7kg前後にセットしたドラグが滑りますが、ここでのされるとアウト。
ロッドを起こしてとにかくリールを巻き、魚の頭をこちらに向けます。
運よく流れの芯から外すことに成功し、手前に走ってくる気配を感じたので高速でリールを巻き巻き。
キッチリとラインスラッグを出さずに距離を詰めることに成功し、後は一気ズリ上げ。
良く肥えたヒラマサを追加しました。
5kgチョイ位ありますね★
シンペンのドリフトがパターンにハマりましたね!
流れが緩んでトップゲームにシフト
その後、しばらく反応が無い時間が続き、激流が緩んできました。
流れが緩み過ぎると釣れなくなるポイントですが、ある程度の流れは残っているので、まだチャンスがあるはずです。
ここで、シンペンからトップウォータープラグに変えることにします。
何となくポッパーの方が良さそうな気がしたので、ポップクイーン160をチョイス。
シンペンの場合はダウンクロス気味に探りましたが、トッププラグの場合は流れが良く効くスポットの上流側の実績が高いので、攻め方も変えます。
流れが一番良く効くスポットの上流側にキャストし、リーリングによる連続ポッピングを基本にして釣っていきます。
ゆっくり誘ってしまうと、流れによってラインスラッグが出てアクションしなくなるので、リーリングはハイスピードで。
リールを常に巻きながらロッドをチョンチョンと動かして誘います。
ロッドアクションは一定ではなく、ピッチをイレギュラーに変えて誘うことが多いですね。
ポップクイーンに変えてから30分ほど特に反応がありませんでしたが、ポッパーの気分なのでルアーチェンジは無し。
特にボイルやベイトフィッシュの姿はありませんでしたが、ポップクイーンで探り続けていると、かなり沖の方で「ボシュッ」とバイト!
しかしフッキングせず、落ち着いてそのまま誘いを掛けるとすぐに追い食い。
全身を水面に飛び出すような豪快な本気のバイトで今度はしっかりヒット!
すぐにフッキングを入れてリールを巻いてテンションを掛けますが、魚が手前に向かって疾走しているのが分かる。
一気にリールを高速で巻きますが、ヒラマサの疾走はスピードがあり、少しスラッグが出ました。
このまま下に突っ込まれると根ズレしてブレイクするので、全力でリールを巻いて対応。
運よく根ズレする前にテンションを掛け直すことに成功し、しっかりやり取りします。
かなりスピード感のあるヒラマサで少しヒヤヒヤしましたが、テンションが掛かればこちらのもの。
少しスレンダーな個体でしたが、良いサイズのヒラマサでしたね。
スレンダー系の個体はパワーはやや劣りますが、スピード感がありますな。
その後もしばらくポップクイーンをキャストしたものの、反応は続かず、十分満足できたので今回はこれにて撤収することに。
風と潮の流れの効果で今回も楽しい釣りができました★
去年は短時間釣行でヒラマサが複数釣れることはほとんどありませんでしたが、最近は2匹・3匹とヒラマサが釣れるようになってきましたね。
もう少し水温が下がれば、魚のサイズが上がってくると思います。
今後のヒラマサシーズンが楽しみですね!
使用タックル
- ロッド:ジャンプライズ ツーリミットブルーバトル 102/3
- リール:シマノ 21ツインパワーSW 6000XG
- ライン:シマノ オシア8 3号・よつあみ エックスブレイド オッズポート8号・よつあみ エックスブレイド D-SPECアブソーバー 80LB
- ルアー:ZEAKE FFペンシル125、マリア ラピードF160