さてさて、今回はメジャークラフトから発売されているナマズロッド
「セルヴァ キャットフィッシュモデル」
このロッドの使用感をインプレッションしていこうかなと!
セルヴァは1万円台中盤で購入でき、コスパ抜群なナマズ系怪魚用ロッド♪
ナマズロッドで1万円台の物って意外と少ないのでこの機会に購入し、魚を掛けて使用感のチェックをしてきましたぞ。
価格に対しては十分高性能でバリバリ使えるロッドになっており、ナマズ用ロッドを初めて買う方にもおすすめできる。
価格もお手頃で使い易いロッドを探している方へ、少しでも参考になったら嬉しい。
メジャークラフトセルヴァ ナマズモデルをサクッとインプレ!
まずは、このセルヴァナマズモデルの使用感を簡単に紹介しておこう。
なお、私が購入したのは「SVC-692MH/CAT」というモデルになり、オープンエリア~ちょっとしたブッシュがあるポイントまでを1本でカバーする為にチョイスした。
- ロッドのアクション:癖のないレギュラーテーパーだが、若干先調子寄り
- パワー:MHパワーらしさがあり、カバー周りでナマズを掛けても余裕でキャッチできる
- 重量感:怪魚系グラスロッドなので軽くはない。これより長いと重さが気になる感じ
- ガイドセッティング:小口径のガイドセッティング。PEライン向きか
使用感を簡単に紹介するとこんな感じかな。
ここからは各項目についてもう少し詳しくレビューしていこう。
※なお、ナマズロッドは他のアイテムも使用し、比較インプレをしています。別に詳しい記事があるので、良かったらそちらも参考にどうぞ!
セルヴァのロッドアクション・特性
セルヴァのナマズモデルのアクション、ブランクスの特性としては
「グラスらしいダルさは無く、思ったよりもシャキッとしている」
というのがファーストインプレッション。
Mパワーのバスロッドと比較するとこんな感じで、かなり太く出来ているのが分かると思う。
実際に振った感じもバット部分はかなりパワフルで、ビヨンビヨンしたようなグラス感は気にならない。
一方でティップ部分は必要なしなやかさが確保されており、1/2oz~3/4oz前後ナマズ釣りでは良く使われるウェイトのルアーを引くとティップは程よく入ってくれる。
なのでルアーのアクションの挙動もしっかり分かり、硬くて使いにくいということは全くない。
むしろだるさが無いので低弾道でルアーをポイントに打ち込んだりするのが楽だし、合わせを入れてからのやり取りも楽にできる感じ♪
これで1万円台中盤なら十分すぎるだろう。
なお、アクション自体はレギュラーだが若干穂先がしなやかに出来ており、魚がヒットすると胴までしっかり曲がってくれる。
ロッドのパワー
私が購入したのは若干硬めのMHというパワークラス。
キャストのしやすさを考えると1/2oz以上が扱いやすい感じはあるが、10g前後のルアーでもキャスト自体は普通にできる。
先程紹介したように、程よいティップのしなやかさはあるが、バットパワーは確かに強い。
ちょっと足場が高かったり、ブッシュの周りや奥に打ち込む釣りをしても余裕で主導権をとってやり取りできる。
70クラスまでは普通に抜き上げで対応でき、足場が悪いフィールドにも十分対応可能だ。
ナマズよりも重たいライギョがヒットしても、ゴリ巻きで寄せて抜き上げで対応できるくらいの強さが有る。
他社のナマズロッドと比較した場合、同じパワー表記だったらセルヴァの方がよりパワフルで強く出来ていると感じる。
魚がヒットすれば綺麗に曲がり込むが、非常にムッチリ感があるので竿が弱いと感じることは全く無しだ。
ロッドの重量感
セルヴァはフルグラスロッドなので軽くはない。
むしろ「重いロッド」に分類されると思う。
他社のナマズロッドと比べると重量感があるし、怪魚系のロッドの仕上げになっている為かバットパワーがかなり強いので、他のナマズロッドよりも厚巻きのブランクスになっているのかもしれない。
私が購入したのは69の長さだが、これよりも長いと1日ロッドを振り続けると疲れると思う。
普段カーボンロッドを使うことが多い私だったが、セルヴァを持つと最初はちょっと重さが気になった。何度か釣行するうちになれたので気にならなくなったけど。
これよりも長い74MHというモデルもあるが、個人的には重さが気になると思う。
余程長さが必要でなければ、69MHまでにしておいた方が良いんじゃないかな。
なお、2ピースモデルの69MHで自重を計測したら225g程あったのでやっぱり重いね。
長さが6フィート台なのでまだいいが、これで7フィートを越えてきたら1日持っていると間違いなく疲れると思う。
怪魚系のフルグラスロッドなので仕方がないのかもしれないが、セルヴァの唯一の欠点はこの重さかな~。
その引き換えにバットパワーはめちゃ強く、抜き上げなども楽々出来るのでこれはギブ&テイクなのかも。
このアクション・パワーで100g大後半だったら超楽なはずだけど、価格が価格なので仕方ないか・・・・。
小口径のガイドセッティング
セルヴァは薄型のS-Sicを使用したダブルフットガイドのセッティング。
ロッドの特性に対してはかなり小口径のガイドセッティングになっていると感じる。
ナイロンやフロロカーボンラインにも対応するが、ガイドセッティングを見るとどちらかと言えばPEライン向きな感じか。
ガイドが小さくて軽くなっている分、振った時のシャープ感が増しているのでよりシャキッとした仕上がりになっているのかもしれない。
ライントラブルについては全くなく、ガイドへの絡みなども発生していないので全く不満は無し。
モデルの使い分け
セルヴァ(ベイトモデル)には66ML、66M、69MH、74MHというモデルがある。
1本でオールラウンドに対応するなら66M、もしくは69MHが良いと思う。
足場が悪い場所やカバー周りを重点的に狙うことが少ないなら66M、私のように足場が高い水路や伸びたアシ周りなどをタイトに狙うなら69MHで良いだろう。
セルヴァ自体はかなり強く出来ているので、多少のカバーであってもパワー自体は66Mで何とかなると思うので、あとはロッドの長さが必要かどうかで選べば大丈夫。
セルヴァナマズモデルのインプレまとめ!
大体こんな感じでセルヴァのインプレはおしまい。
適度なしなやかさとバットパワーは十分あり、大型のナマズをカバー周りで掛けても楽々やり取りできる仕上がり。
気になる点としてはその重量で、6フィート台のモデルなら重くてどうしようもないということは無いが、74のモデルは間違いなく重いと思う。
それでも総合的にみれば、1万円台で購入できてガンガン使えるナマズを中心とした怪魚ロッドとしては十分な性能があると感じる。
価格はそれなりで性能と耐久性を備えたロッドが欲しいという方におすすめ!
おすすめナマズロッドの比較もあるよ!
今回紹介したセルヴァ以外も、ナマズロッドを実際に使用した比較インプレもあります。
詳しくは【ナマズロッドを実釣比較 おすすめアイテム・選び方徹底解説】をご覧ください。
それでは、今回はこの辺で。また明日会いましょう!
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