9月4日更新分 灼熱・渋い地磯で我慢のハードロック・青物ゲーム

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こんにちは、まるなか(@marunakafish)です。

さてさて、今回も恒例の地磯釣行へ行ってきました。
今回は急深な磯でライトな青物ゲームをメインに、適当にオオモンハタなども狙うプランですね。

台風通過後は全体的に微妙な釣況が続いているので苦戦が予想されますが、果たしてどんな展開に?

ベイトの気配が薄い海

駐車スペースから20分ほど歩いてポイントに到着しましたが、かなり暑いので少し磯を歩くだけで汗が噴き出してきますな。
この時期の磯は、魚よりも暑さ・湿度との戦いですよね。

海の状態としては、浮遊ゴミが少し多めですが、ギリギリ何とかなるレベル+若干の赤潮。
見た感じ潮はあまり動いていないかな・・・。

深いポイントなので、ジグで様子を見てみることにします。

先発は撃投ジグレベルの40gで。

ボトムまでのカウントは45くらい、潮が利いている時は50以上掛かるので、これは厳しい気がするな・・・。
潮がスカスカしていて、ジグに水圧が乗ってきません。

こうなると雑に釣りをしても釣れる可能性はほとんど無いので、ボトム付近を丁寧に探り、ジッとしている青物やイサキ・オオモンハタを狙ってみます。

15分・20分・30分と時間が経過しますが、チェイスやバイトは全くなし。
エソなどの外道のアタリもないので、これは完全にヤバいやつです。

釣り開始からこれといった収穫もなく、「これは見切って移動した方が良いかな?」と思った頃に深いレンジでコツンとバイト。

合わせを入れるとそこそこな抵抗がありましたが、重量感はあまりない感触。

貴重な魚なのでゆっくり・丁寧に寄せてくると、釣れたのはイサキ。
40cmチョイ位のまずまずな型ですが、フックは口先にちょこんと掛かっているだけ。

波のタイミングを見て抜き上げを敢行しましたが、嫌な予感が的中して口切れしてオートリリース。
貴重な魚だったので、ちょっと残念でしたね。

イサキは釣れる時は連発することもあるので集中してボトム付近を探ったものの、その後はまた完全ノーバイトタイム。

このままジグを投げても釣れる気がしないので、ワームに替えてランガン気味に釣りをすることに。

手前の斜面・大岩絡みで一発!

潮の状況は良くないし、台風通過後はロックフィッシュの釣況は微妙な感じなので、底物狙いも苦戦が予想されます。

何を使おうか迷いましたが、シルエットの大きさとスローなフォールでしっかり見せられるベローズギルの3.8インチをチョイス。

沖の方は比較的オープン、手前に斜面があるポイントなので、ヘッドは根魚玉スピンの28gを使います。

できるだけスローに・丁寧に誘いつつ、ブレードによる集魚効果で効率を上げて釣っていきます。

釣れる時はエソなどの外道がかなり当たるポイントのはずなんですが、今回は外道を含めてワームに当たってくる魚がほとんど居ません。
やはりコンディションが悪いのが影響しているんですかね。

本命のアタリもないまま、灼熱の地磯をランガンしていきます。

割と実績が高かった急深な斜面のあるエリアは完全ノーバイトで終了。
徐々に遠浅になっているエリアに入ります。

浅めの場所でもオオモンハタは多少実績があるものの、サイズが落ちやすい傾向があります。

少しワンド状になっている浅い場所へと進んでいくと、チョロチョロとベイトの姿が見えてきました。
それほど魚は濃くないですが、おそらくキビナゴですね。

これまではこれといった生命感が無かったので、少し期待ができるかな?

やや遠浅気味のポイントの中に、少し大きい岩が岸から20mくらいの場所に沈んでいるスポットに到着。
このピンは過去にクエなども釣っています。

ジグヘッドなので根掛からないように注意しつつ、岩をなめるように沖からワームを引いてきます。

大岩に沿ってワームをリトリーブで持ち上げ、かなり手前にワームが寄ってきた時に「ガコン」という衝撃。

すかさずフッキングを入れると、中々の重量感が。
結構鋭く引く感じで、締めこんだドラグが1瞬出されました。

しっかりロッドを立て込んで大岩の方に入られないように注意しつつ、全力でリールを巻き巻き。

近距離で食ってきたので結構ギリギリのやり取りになりましたが、無事浮上させることができましたね。

引きの感触的にクエかと思いましたが、釣れたのは・・・

オオモンハタ

全体的に赤っぽいオオモンハタでした。
体高があって良いコンディション、1kg後半ほどの良型。
長さは48cmとかそれくらいでしょう。

正直かなり厳しい状況なので、このポイントでは撃沈の可能性を感じていました。
そんな中でもまずまずな魚が釣れて良かったです。

ベローズギルやブルフラットのようなギル系ワームは、なぜかハタにも良く効くんですよね。
これまでも他のワームに食ってこない状況で「ポロッ」と急に魚が釣れたり、助けられる場面がありました。

とりあえず最低限の釣果が出て気分的にだいぶ楽になりました。

その後はまた苦戦の時間が続きましたが、しばらく釣り歩いて

チビモンハタ

漁港サイズのチビモンハタをキャッチ。
ワームのボリューム的に魚の口にギリギリ入るくらいですが、ワームが結構大きくてもハタは普通に釣れるんですよね。

これ以上ワームを使っても釣果は伸びそうにないし、少し風が吹いてきたので青物狙い変更します。

青物は完全単発・・・

風で海面が程よくパチャパチャしてきたので、青物の活性が上がることに期待します。

さっきまでジグを投げて全然釣れる気配が無かったので、次はプラグで。

デュエル(DUEL) ハードコア モンスターショット 110mm F1208 【ネコポス配送可】

ここは中型のシイラなどの実績もあるポイントなので、モンスターショット110で沖目を中心に探ってみましょう。

着水後はだいたいカウント15~30くらい沈めて中層をメインに狙います。

魚の活性は高くないはずなので、メインはスローな軽いジャーク&フォールによる縦の動きでジックリ誘います。
11cm程度のプラグならイサキなども食ってくるので、それらも釣れたらラッキーな感じ。

しかし、案の定しばらくアタリは無い状態が続き、沖の方でナブラやボイルも全く出ませんね・・・。
台風前は結構沖でシイラやワラサっぽいボイルが見えたりしたんですが。

モンスターショットに替えてから1時間弱くらい何もない状態が続き、「そろそろ撤退しようかな・・・」と思い始めた頃、水平フォールからの巻き上げて「コツン」とバイト。
アワセを入れると多少の引きがありますが、重さはあまりないですね。

イサキかと思いましたが、イサキよりも諦めが悪くて引きが継続します。
バラさないように少し慎重に寄せてくると・・・

モンスターショット110 青物

ショゴが釣れましたね。
決して大きくはありませんが、貴重な魚なので嬉しかったですな。

本来はこの時期になると1kg前後のショゴの割合が増えてくるはずですが、今年は全国的にサイズが小さいのかな?
釣れ始めも遅かったので、1か月くらい後ろにズレそうな気もしますね。

もう少し大きかったら刺身・フライ用に持ち帰りたかったところですが、少し小さいのでリリースしました。

その後釣りを再開して追加を期待しましたが、これといった反応は無かったのでこれにて撤収することに。

台風が2つ発生した時は「台風後がチャンスじゃね?」と期待していましたが、今回の台風は完全に逆効果でしたね・・・。
魚が沖の方に離れてしまったし、水温が落ちた影響で赤潮&クラゲ大量発生。
定置網にも魚が全然入らない状態らしいので、海が完全に落ち着いてからがまた勝負かなぁ。

狙って魚を釣るのが中々難しい状況なので、しばらくは試練になりそうです。

使用タックル

ギル型ワームはロックフィッシュの反応も非常に良いですね。
サイズ表記の割に大きく見えますが、しっかり折れ曲がるワームなのでフッキングは割と安定しています。

デュエル(DUEL) ハードコア モンスターショット 110mm F1208 【ネコポス配送可】

困った時のモンスターショット。
青物狙いのヘビーシンキングペンシルでは、一番良く使っているシリーズですね!

  • ロッド:ジャンプライズ ツーリミット105モンスターバトル
  • リール:シマノ 22ステラ4000XG
  • ライン:ゴーセン アンサージギングPEX8 1.5号+ DUEL 魚に見えないピンクフロロ船ハリス8号
  • ルアー:DUEL ハードコアモンスターショット110、オーナー 撃投ジグレベル40g、ジークラック ベローズギル3.8インチ

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