7月6日更新分 地磯で良型オオモンハタ狙い

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こんにちは、まるなか(@marunakafish)です。

さてさて、今回も地磯へハードロックフィッシュ狙いへ行ってきました。

既にアカハタやキジハタはそれなりに釣ったので、今日はオオモンハタのポイント調査ですね。
去年発見した良型オオモンハタが狙える砂泥底の地磯があるので、かなり久々の様子見です。

果たしてどんな釣行になったのか?

マイクロサイズのベイトの気配アリ!

今回狙いを定めたオオモンハタポイントですが、最後に来たのは秋のショゴ狙いですね。

だいたい7か月ぶりくらいなので、釣況などは全く不明です。

とりあえずポイントへ到着すると、潮はあんまり動いてないかな・・・。
しかし、水面には4~5cm位のカタクチイワシか何かが居るようで、ザワザワしているのが見えます。

このポイントはイサキやシイラ・ショゴなどの実績もあるので、まずはジグで広範囲をサーチ。

定番の撃投ジグ40gで様子見します。

着底まではフリーフォールでカウント45~50ほどと、中々の深さ。
40~50cmオーバーのオオモンハタはこの水深が深い砂泥底の場所に突然やってきたり、手前の斜面に差してきたりするんですね。

手前の30mくらいは岸から続く岩礁帯になっていて、その沖は砂泥底です。

表層の潮はほとんど動いていないんですが、底潮は妙に重たい感じで2枚潮。
ちょっと釣りにくいですが、扇状にキャストして広角に探ります。

数投ほどしてボトムでエソが釣れたんですが、エソを掛けてリールを巻き巻きしている時、全く関係ないところでベイトフィッシュがピョンピョン飛びました。
岸から30mくらい、ちょうど岩礁帯の斜面との境目ですね。

すぐに撃投ジグをキャストしたものの完全スルーされたので、魚が小さいのかな?

近距離の浅いレンジを探りたいので、ちょっとルアーを変えます。

軽いジグを探したところ、内湾のイサキように購入してあったサムライジグRTGの20gを発見。

すぐに結び変え、カウント10ほど沈めてからのジャカ巻きで探ってみます。
1投目はアタリがありませんでしたが、2投目のジャカ巻き後のフォール中に「ゴッ」とバイトが。

合わせを入れたもののフッキングせず、すぐに高速巻きに変えて距離を離しにかかると、狙い通りの追い食い。

今度はしっかりフッキングしましたが、全然引きが無いですね。
超高活性で浮いていたエソでも掛けたのかと思いましたが、上がってきたのは茶色い魚体。

イサキ

釣れたのは30cm後半ほどのまずまずなサイズのイサキ。
イサキにしては引きが全然なかったので、何が掛かったのか不明でしたね。

イサキの群れが入ってきた可能性もあるので、しばらくジグで探り続けたものの、忘れた頃にかなり沖合の深場で1バイトあったのみで追加できず・・・。

この感じだと青物の気配も無く、回遊魚狙いは期待できそうもないですね。

ジグで探っても釣れる気がしないので、ここはワームにチェンジします。

ワームは先日購入したケイテックのマッドワグ7インチ。
バス用のロングカーリーテールワームですが、ロックフィッシュにも絶対良いはずなんですよね。

フックはオーナーの岩礁メガトンロックの#4/0、シンカーはビフテキシンカーっぽい安いやつの23gですね。

狙うのは斜面の少し沖から手前にかけてになります。
時々沖にロングキャストしてオープンエリアに周ってくるオオモンハタも視野に入れてサーチ。

しっかりボトムまで沈め、ハンドル10~15回転ほどスローに巻きあげ、テンションフォールで落としなおす誘いをメインにして探りを入れていきます。

すぐにベラっぽいアタリがありますが、小さいフグが居るらしく、ワームのテールが細かく千切られていく・・・。

2本ほどワームをダメにしてしまい、スローに探るのはちょっと危険かな。

沖目狙いは完全に捨て、斜面の向こう側にキャストしたらいったんボトムを取り、そこからはボトムを取りなおさずに斜面に沿って巻き上げる作戦に変更します。
ハタがボトムギリギリにいる時は釣れる可能性が減りますが、活性がある程度高くて目線が上向いているオオモンハタなら食ってくるはず。

数投目、キャスト後の着底でフグがワームに触れたような感触を感じたので、フグにやられないようにスピードアップしてリールを巻き巻き・・・。

すると、突然「ゴツン」という良いアタリ!

ワームが長いのでカウンターで瞬間的には合わせず、一瞬だけリールをグリグリ巻いてテンションが急に掛からないようにしてから、巻き合わせ気味にフッキング。
すると、無事魚がヒット&中々の突込み★

斜面に擦れるとアウトな場所なので、ロッドを高く上げてひたすらリールを巻きます。

この重量感は間違いなくハタですね。

ワクワクしながら巻きあげてくると、浮上してきたのは茶色い魚体。

オオモンハタ

やりましたね、狙い通りの良型オオモンハタをキャッチ。
サイズは1kgくらい、長さは43cmってとこかな。

オオモンハタ 釣果

少し巻き合わせ気味にフッキングを入れたので、カンヌキのところに良い具合にフックアップできました。
これなら絶対にバラシは無いです。

ワームを見てみるとテールがフグにやられかけていたので、あそこで早巻きしていなかったら、ワームがダメになって釣れてなかったと思います。

良型のオオモンハタは今シーズン初釣果なので、結構嬉しかったです。

その後もハタ狙いを少し続けましたが、フグにワームをかじられるだけなのでポイントを移動することに。

ポイント移動も苦戦の展開

次にやってきたのも、かなり久々に訪れたオオモンハタが狙えるポイント。
ここはオオモンハタ・キジハタ・アカハタと色々釣れる場所なんですが、釣れる時と釣れない時の差が激しい感じ。

特大サイズは出ないものの、釣れる時は40cm前後の色んなハタが連発するんですが、ダメな時はアタリすらないんですね。

ポイントへ到着すると、沖から潮目が入ってきていて右から左に良い感じに流れています。
ベイトも水面でザワザワしていますな。

魚さえいればかなり高確率で釣れそうな気配がします。

ここはキジハタ・アカハタが釣れる岩礁帯とオオモンハタが釣れる砂泥底の場所がハッキリわかれているんですが、まずは岩礁帯から狙います。

ワームはそのままマッドワグ7インチを使います。

オフセットフックでも根掛かる険しい斜面・大岩があり、狙うのはその周りですね。

ガツガツという岩礁帯に当たる感触を感じつつ、地形変化の落ち込みに対してワームをタイトにフォール・・・。

丁寧にワームを落とし込み、着底を確認してから巻き上げると、「ズドン」と超分かりやすいアタリ。
巻き合わせ気味にフッキングを入れると無事フックアップし、中々良い引きですね。

そこまでの重量感は無いですが、キジハタかアカハタでしょう。

強引なやり取りで険しい斜面を無事クリアし、抜きあげてキャッチ成功。

アカハタ

腹ボテのコンディションが良いアカハタでした。
850~900gほど、ギリ40cm無いくらいですね。

アカハタ

しっかりとカンヌキにフッキング。
ロングワームは食わせてからの合わせが楽しいですね!

幸先良くアカハタが釣れて今回は連発パターンかと思ったんですが、それ以降は全く後が続かず。

オオモンハタエリアを探っても全くアタリが無く、チビフグが湧いていてワームが壊されるだけ・・・。
ジグを投げても青物やイサキの反応も無く、ベイトフィッシュが泳いでいるだけの平和な海でしたね~。

釣果的には満足とまではいきませんでしたが、狙いのオオモンハタも釣れたし、ロングワームのポテンシャルを感じることができたので今回はこれにて撤収です。

去年は居なかった小さなフグが湧いていて厄介でしたが、ワーム自体はもっと大きくても良さそうですな。
40cm前後のハタでも8インチ位のワームでも全然良さそうですし、2kgオーバー・50cm超の大型を狙うなら10インチ以上でも全く問題ないかと。

シンカーを35g~40gほどにすれば、風や潮の影響をある程度抑え込むこともできますし、10インチ以上のワームでもそれなりに使えそうな気がしました。

去年見つけておいた大型のハタが高確率で連発するポイントは、今シーズンになってからはまだ行っていないので、そっちのポイントでもっと大きめのワームを試してみようかな。

サムライジグRTGは、タングステン素材のジグとしてはかなりワイドに動くタイプ。
潮抜けが良くて微波動系のジグが苦手な方にも使いやすいですね!

今回ハタ狙いで活躍してくれたのが、ケイテックのマッドワグ7インチ。
サイズの割にボリューム感はそこまで無いので、30cm台中盤くらいのハタなら全く問題なく掛かるくらいですね。

テールの波動がナチュラルかつそこそこ強いので、小さなワームやシャッドテールワームとは違った存在感・波動でアピールできますな。
瞬間的に強く合わせるのではなく、巻き合わせ気味にフッキングするのがコツですね。

使用タックル

  • ロッド:ジャンプライズオールウェイク109モンスターフィネスリミテッド
  • リール:シマノ 22ステラ4000XG
  • ライン:メジャークラフト 弾丸ブレイドクロスX8 1.5号+サンライン ソルティメイト ツナギートFC7号
  • ルアー:ダイワ サムライジグRTG20g、ケイテック マッドワグ7インチなど

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