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こんにちは、まるなか(@marunakafish)です。
さてさて、今回はかなり久しぶりに内湾の小磯周りの様子見へ。
狙いは特に決まっていませんが、ボトム周辺を叩いてみて、カサゴやチヌなどが釣れたらいいかなぁと。
時期的にかなり透明度が高く、チヌは警戒心MAXでデイゲームで釣るのはかなり困難な気がしますが、果たしてどんな釣行になったのか?
流入河川周りのシャロー狙い
とりあえず最初は流入河川のある周辺を狙ってみることにしました。
暖かい時期はチヌやカサゴ・小型のオオモンハタやキジハタの実績があります。
かなり冷え込む朝マズメが終わったくらいの時間からスタートしますが、気温が低い為か海面がモヤモヤしていて曇っています。
ここは手前の水深が2m~3m前後なので、3gのダイワ月下美人ダーティンジグヘッドSS+デュアルビームのセッティングで様子見。
私が良く使っているデルタマジックと比較すると、ダーティンジグヘッドの方が操作感はやや軽めで、アクションさせた時の浮き上がりが良い感じ。
後は巻きで使った時のアクションは最小限に震えますね。
ワームをボトムまで落とし込み、そこから2~3回ほどのダート&フォールで誘いを掛けていきます。
良い時は1投目から反応があるポイントのはずですが、少し潮位が低いためかしばらくアタリ無し・・・。
粘っても釣れるような場所ではないので、どんどん歩いて少し深く掘れているスポットなど、地形変化を重点的にランガン。
しばらく歩き回っていると、ワームの後方で数匹の魚がチェイス。
しかしワームを食いきらずに見切られました・・・。
トリプルフックで掛けた方が良さそうだったので必要以上にワームで探りはせずにルアーローテーション。
先日試しに買ってみたアビーミノー38SFをチョイス。
このミノーはプリプリ動くクランクベイト的な要素も併せ持っていて、巻きや細かいシェイク気味の誘いで良い感じに動きます。
流れが少し効いているので、流れに乗せながら細かいロッド操作を与え、先ほどチェイスがあった付近でステイさせるような感じで細かく誘ってみます。
しばらく誘いを掛けるとコツンとバイトが有って無事フッキング。
魚は大きくなさそうですが、上がってきたのは
可愛いセイゴでした。
セイゴは結構群れているようで、その後も2匹連続で釣れたものの、サイズが伸びなさそうなので深追いはせず。
とりあえずボウズ逃れに成功はしましたが、ちょっと魚影が薄くて難しい釣りになりそうな予感。
岩礁帯のシャロー狙い
このポイントに見切りをつけ、次はもう少しボトムがゴツゴツしている岩礁帯の周りを狙ってみることにしました。
手前には3~4cm位の小さなキビナゴかカタクチイワシっぽいベイトの群れが多数。
ブリやサワラが居てもおかしくはない場所ですが、ボイルは全くないので青物の気配は無し。
少し歩いて様子を見てみると・・・
少し分かりにくいですが、手前の岩の所と中央やや右に見えているのはマトウダイ。
サイズは30cm台後半~40cmクラス。
どうやらシャローのベイトフィッシュを狙ってマトウダイが差してきているらしく、10匹くらいは目視できました。
静岡ではこんな様子は見たことが無かったのでかなり新鮮ですね。
時々目の前を通るベイトをフラフラっと追いかけるそぶりも見せていて、「これはもらったな・・・」と思いました。
早速ワームやミノーを投げてマトウダイ連発を期待したんですが
めっちゃスレててスルー・・・
どうやら常に餌が食べられる状態らしく、ルアーを投げても時々チラ見する程度で釣れる気配が無い。
管理釣り場の激スレのトラウトのような状態です。
こういう魚を何とかして釣るようなのはあまり好きではないので、少し狙ってみて見切ることに。
タイミングに当たればボコボコ釣れるんでしょうけど、晴天無風の澄潮ではルアーで釣るのは無理な感じでしたね。
活き餌を泳がせれば釣れそうでした。
マトウダイは諦め、ランガン気味に小磯を歩いていきますが、時々数匹のチヌの群れが見えましたね。
しかし、チヌも時合いではないらしく、ルアーの着水音や水面にラインが落ちただけで一目散に散ってしまう感じ・・・。
食っている餌も動物系ではなく、海藻類を食べているような気がしました。
この感じだとチヌを釣るのも難しそうなので、かけあがりの向こう側の少し深くなった場所を狙うことに。
チヌ・小型ロックフィッシュ用に以前買ったものの使っていなかった根掛かり軽減ジグヘッドの10g+フリリグシュリンプで探ってみます。
狙うのはこんな感じで、細かくゴツゴツした岩礁帯のかけあがりより向こう側。
沖にワームをしっかり遠投して深場まで沈め、まずはズル引きメインで探ります。
カサゴをメインに、運が良ければ沖に落ちているチヌが釣れるはず。
暖かい時期ならすぐに反応がある場所のはずなんですが、どういうわけか掛けられないような小さいアタリが数回あっただけで全然ダメ・・・。
オオモンハタやキジハタはまだしも、カサゴは居るはずなんだけど。
ベイトフィッシュの気配も濃厚だし、微妙に何かがズレているのかな?
そこで、ボトムズル引きからハンドル4~6回転ほどの誘い上げによる小刻みなリフト&フォールにシフト。
穂先はハンドル1/2回転くらいにつき1回入れる感じで、縦にワームを揺すりながら持ち上げていきます。
ちょうどヒラメを釣るような感じですね。
ボトムから少し上のレンジまでワームを持ち上げることを意識して探ってみると、さっきまでとは反応がうって変わってすぐに重たい感じのバイト。
本命のカサゴが釣れました。
カサゴ=ボトムという印象がありますが、この地域のカサゴはミノーやシンペン・バイブレーションにガンガン食ってきたり、小魚系ベイトを追っている時は想像以上にアグレッシブだったことを思い出しました。
パターンさえ分かってしまえばこちらのもので、ボトムズル引きはせずに、縦に誘いを掛けていくと、数投に1回くらいのペースでアタリが出始めました。
ちょっとしつこく引くなぁと思ったら・・・
久しぶりにオオモンハタが釣れました。
ガチンコタックルで釣るには小さいハタですが、ライトタックルで釣るなら十分面白いです。
その後もカサゴを中心に半分入れ食いに近い状態が続き、
小さいながらも今年初のキジハタも釣れました。
カサゴは20cm台前半くらいがアベレージですが、時々大きいのが混じりました。
尺カサゴとまではいきませんが、26~27cm位までの個体が結構釣れて楽しかったです。
根掛かり軽減ジグヘッドは1度強めにスタックしてロストしそうになりましたが、1時間半ほどボトムを探ってロストは無し。
フリリグシュリンプもかなりモチモチした素材で耐久性があり、使用したのは2本だけでした。
水温が低い為か、フグやベラのアタリもかなり少なく、釣りは快適にできましたね!
結局今回はこんな感じで、マトウダイは釣れずに残念でしたが、ロックフィッシュに癒されて楽しめました。
今年も夏になったら磯に出かけ、2kgオーバーのアカハタやオオモンハタ・キジハタとガチンコバトルがしたくなってきました。
内湾の小磯はこれからもう少し暖かくなればチヌやアオリイカが良くなるはずなので、それまでもう少しの我慢かな。
しばらくは磯のヒラマサ・アジング・メバリングなどをメインに、たまにはこういうデイゲームの緩い釣りもやっていきます★
根掛かり軽減ジグヘッドは思った以上に引っ掛かりにくく、フックも簡単に交換できて使いやすいヘッドですね。
チヌやライトなロックフィッシュゲームに良い感じ!
フリリグシュリンプは魚のバイトが有ってもワームが千切れにくく、耐久性に優れた微波動系ワーム。
今回は時期・時間が悪くて釣れませんでしたが、暖かくなってきたらチヌ狙いで活躍してもらいます!
使用タックル
- ロッド:ジャクソン オーシャンゲートLGMIX 74L-K ST
- リール:シマノ 22ステラC3000XG
- ライン:バリバス マックスパワーPE X8 0.6号、サンライン ブラックストリームプラズマ3号
- ルアー:ダイワ 月下美人デュアルビーム、フィッシュアロー フリリグシュリンプなど