ジャンプライズ ララペン165Fを徹底インプレ!

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ララペン165F インプレ

こんにちは、まるなか(@marunakafish)です。

さてさて、今回はジャンプライズから発売されているララペン165Fの特徴や使い方などを詳しくインプレしていきます。

ララペンはいくつかのサイズがある中で、165Fは中・大型青物狙いのスタンダード的な存在でしょうか。
私は磯のヒラマサ狙いで使用していますが、ベイトフィッシュの種類を問わずに使うことができて、ブリ系青物の釣果も良い具合に出せています。

忖度なしにインプレしていくので、ダイビングペンシル選びの参考にしてもらえたら嬉しく思います。

✔管理人の経験・実績

私の経験・実績としては

  • 釣りのために仕事を辞めて移住、現在は魚釣りで生計を立てています
  • 年間釣行数300以上(現在はほぼ365日釣行)
  • 渓流釣りやタナゴ釣り~ヒラマサ釣りまで、ジャンル問わず様々な釣りができます
  • シーズン中は毎日のように地磯へ行ってヒラマサを釣っています
  • メーカーからプロスタッフとしての勧誘あり
  • メーカーの商品開発時に私のタックルインプレッションを活用

こんな感じでほぼ毎日釣行を重ねて釣りを中心に生活していて、実釣実績も残しています。

釣果実績については、釣行記やYouTubeTwitterを見てもらえれば、ほぼ毎日様々な魚を釣っていることが分かると思います(一番更新頻度が高いのはTwitter)。

ララペン165Fのスペック

ララペン
  • 全長:165mm
  • 重量:53g(フック無し)
  • フック:フック別売(#1/0~#2/0トリプルフック推奨)

ララペン165Fはフックが装備されていないので、自分で用意する必要があるので要注意ですね。

重量は本体のみで53gと、それほどヘビーではないので、キャストを繰り返しても比較的疲れにくい印象です。

ララペン165Fを「サクッと」インプレ!

ヒラマサ

ララペン165Fの使用感について、簡単にまとめておきます。

  • 飛距離:やや優秀
  • 浮き姿勢:縦浮き
  • アクション:キビキビ感が強く、明滅が明確に出る
  • 使い方:一般的なジャーク、ショートピッチジャーク。ハイレスポンスに動く
  • 適したシチュエーションなど:滑らかなウネウネ系ではなく、トリッキーで鋭角なアクション。自発的なイレギュラーアクション+スプラッシュによる音と飛沫でアピールしてくれる

ざっくりまとめるとこんな感じですね。

ダイビングペンシルとしては比較的アピール力が高く、ナチュラルな動きでは捕食スイッチが入らないパターンで特に強い印象があります。

飛距離

ララペンは、シンプルな固定重心仕様のダイビングペンシルです。
重心移動は入っていませんが、飛行姿勢の安定性や振り抜き感はまずまず優秀な印象です。

発売から少し時間が経つダイビングペンシルになり、よりスリムなものや重心移動が入っているものと比較すると、遠投性能という点ではやや劣るように思えます。
しかし、実釣時における使い勝手の悪さは特に目立たず、地磯のヒラマサゲームにおいては特に不満なく扱えています。

ボディがややフラットサイド気味で高さも若干あるので、その辺りが空気抵抗の大きさに少し影響しているのかもしれません。

なお、実際に私がララペン165FをPE5号+10フィート前半のHクラスの青物用ロッドでキャストすると、無風時でだいたい60m~60m台前半ほどの飛距離が平均といったところ。

よく飛ぶものは65m~60m台後半くらい飛ぶので、遠投性能はまずまずですね。

浮き姿勢

ララペン165Fは後方寄りの重心設計なので、垂直に近い縦浮きになります。

ララペン165F 浮き姿勢

浮き姿勢はアクションにも影響しますが、安定感はそこそこに、トリッキーな動きを意識した作りになっているダイビングペンシルですね。

ララペン165Fのアクション・使い方

一般的なジャーク

ララペンの使い方ですが、基本となるのは他のダイビングペンシルと同様、ほうきを掃くようなジャークですね。

ララペン165Fはレスポンス良く動き出してくれるので、入力時のロッド・リーリングはそこまで強くする必要は無いと思います。
強くアクションを与えすぎると、水を弾くようなアクションが強調されすぎてしまうことがあるので、私の場合は比較的ソフトに・優しく操作することが多いです。

なお、スイミングアクションはヌルヌル系の柔らかなタイプではなく、フラットサイド気味のボディの明滅を活かした鋭角な動き。
どちらかというと、パタパタ・ピラピラするような感じで、ボディをフラッシングさせながら水面直下を泳ぎます。

ララペン165F ボディ形状

ボディはフラットな感じで、スイミングした時に光を強く反射します。

なお、ララペンシリーズはイレギュラーなアクションが程よくオートマチックに混じり、やや直進的に水面を滑るような挙動を見せたり、スプラッシュによる音と飛沫で青物の捕食スイッチを入れるのが得意。

かなり荒れ気味の時は少しコントロールが難しくなるので、凪~やや荒れぐらいのコンディションでの使用がおすすめかな!

ショートジャーク

ララペンのキレのあるアクション+スプラッシュを伴うイレギュラーアクションは、ショートピッチの誘いとの相性も中々いいですね。

穂先を軽くちょこんと下方向に動かしながらクイックにリールを巻き、水面直下に入れたらすぐに浮上させ、縦方向の細かい動きで誘いを掛けます。
イメージとしては、ルアーの移動距離は1m~2mくらいで、ブリブリとスイムさせると見切られて食いきらないような状況だったり、少し荒れていて大きめの波をかわしたい時に出番が多いです。

チョコチョコと細かく誘ってから逃がすように少しゆったりめにジャークしたり、変化で食わせるのもおすすめです!

ヒラマサ メーターオーバー 10kg

少し波気立つ状況、ララペン165Fを優しく操作してメーター20に迫る大型のヒラマサをキャッチ。
11kgクラスの良型でしたね!

適したシチュエーションなど

ララペン165Fは、だいたいPE3号~5号クラスを中心とした、中・大型青物狙いでベーシックに使えます。

4kg前後以上のブリやヒラマサ狙いをはじめ、大型のシイラなどにも十分使えるスペック。

165mmという大きさは、難易度が上がりやすい小型のカタクチイワシやキビナゴに着くパターンにもある程度対応しやすく、ベイトフィッシュの種類を問わずに対応しやすいですね。

フック

ララペン フック

ララペン165Fのフックですが、私の場合はフロントシングル・リアをダブル仕様にして使っています。

フックは自作していますが、フックセッティングとしては

  • フロント:シングルクダコ#4/0×1
  • リア:シングルクダコ#2/0または#3/0×2

だいたいこれくらいが目安ですね。

フックを軽くした方が水面をジャバジャバ泳いでくれますが、やや安定感が低くなります。
好みや足場高さ・有れ具などに応じて微調整すると良いですね。

まとめ!

ワラサ

今回はジャンプライズのララペン165Fのインプレをしました。

  • 飛距離はやや優秀なくらい。カッ飛びとまではいかないが、不満はなく使える
  • ボディの明滅が強めに出る
  • トリッキーで切れ味鋭いアクションが特徴的。イレギュラーに水面を滑り、スプラッシュが出る
  • あまり長いピッチで動かすことはなく、ショート~ミドルの誘いで使うことが多い

要点をまとめるとこんな感じですね。

ハイレスポンスでキビキビ動くタイプのダイビングペンシルを探している方におすすめです!

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