【シーバス・ヒラスズキ・青物】タックルハウス K2F122 T:1を徹底インプレ!

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K2Fインプレ 使い方

こんにちは、まるなか(@marunakafish)です。

さてさて、今回はタックルハウスから発売されているK-TENシリーズのミノー、K2F122の特徴や使い方のコツを詳しくインプレしていきます。

基本に忠実なタックルハウスのルアーらしい、ベーシックなリップ付きシャローランナーですね!

見た目や機能的な奇抜さは無いですが、しっかりと信頼して使える使用感・実釣能力を誇ります。

忖度なしにインプレしていくので、ミノー選びの参考にしてもらえたら嬉しく思います。

✔管理人の経験・実績

私の経験・実績としては

  • 釣りのために仕事を辞めて移住
  • 現在は魚釣りで生計を立てています
  • 渓流釣りやタナゴ釣り~ヒラマサ釣りまで、色んな釣りができます
  • 年間釣行数300以上(現在はほぼ365日釣行)
  • メーカーからプロスタッフとしての勧誘あり
  • メーカーの商品開発時に私のタックルインプレッションを活用

こんな感じでほぼ毎日釣行を重ねて釣りを中心に生活していて、実釣実績も残しています。

釣果実績については釣行記やTwitterを見てもらえれば、ほぼ毎日様々な魚を釣っていることが分かると思います(一番更新頻度が高いのはTwitter)。

K2F122T:1のスペック

K2F122
  • 全長:122mm
  • 重量:20g
  • フック:#2

K2F122T:1は、12cmクラス20gというベーシックなサイズ・比重のフローティングミノー。

強度重視の2フックシステムを搭載しているので、負荷を掛ける釣り方にもしっかり対応できるのが嬉しいところ。

私の場合は磯のヒラスズキゲームをメインに使っていますが、青物やマダイなどもキャッチしています。

なお、K2Fシリーズには青物やランカーシーバス対応の162や142のラインナップもあり、状況に応じたローテーションが可能。

K2F122T:1を「サクッと」インプレ!

K2F ヒラスズキ

K2F122の使用感について、まずは簡単にまとめておきます。

  • 飛距離:平均
  • レンジ:1m弱くらいまでを探りやすい
  • アクション:明滅を伴うウォブンロール。弱く水流を受けた時のアクションが秀逸!
  • 使い方:ただ巻き・ドリフト・ジャークなど
  • 適したシチュエーションなど:シーバス・ヒラスズキ・マダイ・青物など

ざっくりインプレするとこんな感じですね。

私の場合は食わせのヒラスズキゲームでの使用がメインなので、スローな使い方がほとんどです。
しかし、バランスが非常に良いミノーなので、青物狙いなどにも十分対応できますね!

飛距離

マグネット式重心移動搭載

K2F122は、T-TENシリーズの特徴であるマグネット固定式の重心移動システムを採用しています。

この重心移動が入ることで悪条件下での使用感も良くなっているんですが、マグネットの強さがちょうどいい具合なんですね。

フルキャストする際には特に気になることは無いんですが、ピンスポットを狙い撃つショートキャストを多用する場合、固定力が強すぎるものはウェイトが上手く動かず、使いにくいことがあります。

このような細かい点においても、タックルハウスらしい使い勝手の良さが活きていますね!

磯際のちょっとした流れの変化などを軽いキャストで狙うヒラスズキゲームで使っても、しっかりウェイトが動いてくれることで、狙うピンポイントにルアーを入れやすいです。

実際の飛距離

実際に私がK2F122を10フィート後半のシーバスロッド+PE1.5号のタックルでキャストすると、無風時でだいたい50m台後半、60mにわずかに届かないくらいの飛距離ですね。

投げやすさとしては、固定重心のミノーよりは明らかに飛びますが、最近のよく飛ぶミノーと比較すると数メートルほど遠投性能は落ちます。
ですので、飛距離をかなり重視したい場面では、他のミノーにローテーションすることもあります。

しかし、そこまで遠投が必要な場所でなければ、特にストレスなく使えるだけの飛びは確保できていますね。

レンジ

私が使用しているK2F122T:1のレンジですが、だいたい1m弱くらいまでの深さを泳がせやすいです。

K2F リップ

リップ形状は細身でやや長め。

リップ付きのミノーらしく程よく潮を掴んで潜行するので、リップレスミノーよりも海面を滑りにくかったり、悪条件下での使用感は安定しています。

レンジをあまり入れたくない方は、リップを少し削るチューニングもおすすめですね!

K2Fのアクション・使い方

ただ巻き

K2F122T:1のアクションですが、スローなただ巻き操作した時の絶妙なスイミングアクションが私のお気に入り。

アクションレスポンスは良く、軽い払い出す潮に乗せたり、スローなリーリングにもしっかり反応してくれるミノーです。

デッドスローでスイミングさせると、ややゆったりめのピッチのローリング主体の動きでヒラヒラと軽快に動きます。

K2F ボディ形状

K2F122はフラットサイド気味なボディ形状をしていて、デッドスローでロールさせた時に非常に良い感じの明滅を発生させるんですね。

このややピッチが遅めの柔らかいローリングアクションは食わせ能力が高く、狙いのピンスポットから良型ヒラスズキを引き出したい時など、かなり役立っています。

スローから徐々に巻き速度を上げていくとウォブリングが混じるようになり、軽快な波動が穂先に伝わってきます。
操作感自体はやや軽めなくらいで、引き重り感などは感じません。

一定速度のただ巻きでもOKですが、シーバスやヒラスズキを狙う時は可変リトリーブもおすすめです。

デッドスローでユラユラとローリングさせつつ、若干巻きを速くしてウォブルを強めに入れてみたり、逆にスローダウンして微波動スイミングをコンビネーションさせたり・・・。

流れのヨレやかけあがりの斜面・障害物周りなど、狙いたいピンスポットの周りでアクションを微妙に変えて誘いを掛けるパターンはかなり高実績!

K2F マダイ

かなり荒れた状況下、少し沖目にある根回りをスローに巻いて良型マダイをキャッチ。
この日は10kgオーバーのブリのヒットもあったり、五目釣りになりました。

ドリフト

活性が低いシーバスやヒラスズキを狙う時は、ドリフトで誘うのも超効果的。

私が良く使う誘いのパターンとしては、

  1. 風下・潮下に向かってキャスト
  2. 着水したらリーリングを行い・ウェイトを前方に動かしてレンジを入れる
  3. ルアーがギリギリ動くかどうかのテンションをキープして流し込む
  4. 狙いのスポットにルアーが入ったら少しテンションを掛け、ローリングアクションで泳がせて誘いを掛ける
  5. 再び流す

こんな感じの繰り返しが基本系です。

メインはロッドアクションを与えない使い方ですが、少しリアクションバイトを意識する時は、誘いをローリングアクションではなく、ロッドを1~2回ほど煽るのもおすすめですね。

K2F ヒラスズキ

払い出しが効くピンスポットにK2Fを流し込み、軽くテンションを掛けて一点に留めながらロールさせると、良型ヒラスズキが一撃。
4kgオーバーの良型でした。

ジャーク

青物狙いやデイゲームのシーバス狙いで使用する場合は、ロッドアクションを使ってイレギュラーなアクションで誘うのもおすすめ。

K2F122はジャーキングで使用すると、かなり鋭く左右にスライドしながらの平打ちを発生させます。
操作感は軽いので、払い出す潮の中や長時間の操作でも疲れにくいのもメリット。

フラットサイド気味のボディによるフラッシングは、魚を興奮させてリアクションバイトを誘いやすいです。

適したシチュエーションなど

K2F122T:1はオールラウンドに使えるベーシックなミノーなので、特にターゲットやシチュエーションを問わずに使える汎用性があります。

中規模以上の河口域や港湾~サーフ・磯など、どこでも安定した使用感を発揮しますね。

ターゲットとしては、中型以上のシーバスやヒラスズキ・ヒラメ・マダイ・青物などがメインになりますが、イワシやキビナゴにつくイサキの実績も非常に高いですね。

イサキ K2F 釣果

デッドスローの巻きやドリフトによる食わせ能力が高く、磯で使うと良型イサキがガンガンアタックしてきます。

なお、潮掴み自体はそこまで強くないので、凪~やや荒れくらいの状況で使いやすいです。

激しく荒れている時は、ミッドダイバー系のミノーに変えて対応しています。

ローテーション・使い分け

シーバスやヒラスズキを狙う時におすすめなローテーション例を紹介すると、

  • K2F122T:1:オールラウンド
  • サスケ120裂波:潮掴みを軽くしたり、スローにアクションさせた時のローリングのピッチを速くしたい
  • TKLM120:アクションピッチをスローに・ヌルヌルさせたい。潮を纏うようにドリフトさせたい

こんな感じで、リップレスミノーのアイマサスケ裂波(インプレはこちら)や、同じくタックルハウスのTKLM(インプレはこちら)とローテーションするのが好きですね。

ヒラスズキ 釣果 TKLM

どのミノーも実績十分で使いやすいので、状況に合わせたローテーションの参考にしてみてください。

フックセッティング

K2Fシリーズは大型魚対応の2フック仕様になっていますが、K2F122には中軸のST-46#2が標準搭載になっています。

K2F フック

フックサイズ的には良いんですが、軸自体が少し細めなので、磯でヒラスズキやマダイ・青物などを狙うとなると、フックが伸びる可能性があるので要注意。

大型魚を抜きあげたりガチンコファイトするのであれば、ワンランクパワーのあるSTX-58やFangs63に変えることをおすすめします。

私の場合はPE2号をメインに使い、大型のヒラスズキやマダイ・ゲストでヒットする青物などとやり取りするので、フックは全て交換して使っていますね。

まとめ!

K2F ヒラスズキ

今回はタックルハウスのK2F122T:1のインプレをしました。

  • 重心移動システム搭載だが、飛距離はそこそこ
  • スローで巻いた時のローリング・フラッシングが非常に良い!
  • ただ巻きやドリフトをメインに、ロッドアクションで鋭いダートを見せる
  • 操作感は軽快でアクションレスポンスは良好
  • 状況に応じでフック強化もおすすめ

要点をまとめるとこんな感じ。

見た目的には目新しさはありませんが、時代が変わっても信頼して使い続けられるおすすめミノーです!

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