ここはヒラメが釣れる場所なのか?私が実践する釣り場開拓と見切りのタイミングとは

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ヒラメ 場所 見切り

こんにちは、まるなか(@marunakafish)です。

さてさて、今回は恒例の「ヒラメが釣れない・初心者のための基礎講座」を。

 

今日のテーマはヒラメ釣りでポイントを開拓する時、「この場所はヒラメが釣れる場所なのかどうか?」という判断のつけ方について。

これはシンプルだけど実際にはかなり重要な問題で、自分の中である程度の判断基準を作っておかないと、ズルズルと釣れない負のスパイラルに入る原因にもなる。

 

ここでは今まで1000枚以上のヒラメ・マゴチをキャッチし、散々ヒラメ釣りを経験してきた私の判断ポイントを紹介する。

ヒラメ釣りのポイント開拓をする時の参考になったらうれしく思う。

 

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ヒラメが釣れる場所かどうかを見極める時のポイント

まずは私が実際の釣行で意識している点について、基本的な部分をいくつか紹介していこう。

ヒラメの活性が上がる条件がある程度整っているか?

ヒラメ 開拓 条件

ヒラメが釣れる場所を開拓する際、その場所のポテンシャル把握に最も重要だと考えているのがコレ。

 

ポイント開拓をする時、ヒラメがある程度釣りやすい条件が整っているかどうかというのは間違いなく大切だよね。

例えば、日中で潮の通りが悪い状況下で釣行した場合、たとえその場所にヒラメが居たとしても口を使う可能性は低くなる。

 

これでは釣り場の魚影やポテンシャルは正しく把握することはできない。

整った条件下で何度か釣行する

ヒラメ釣りは時合い的な要素がかなり強い釣りになり、ある程度の魚影と釣りやすい条件がそろっていれば、正直言ってよほど間違ったことをしなければ釣果を上げやすいターゲットだ。

だからポイント開拓をする時はその条件にある程度当てはまったタイミングで釣行したい。

 

少し具体的に解説すると、

  • 酷く底荒れしていないこと
  • 朝・夕マズメの時間帯(個人的には朝マズメがベスト)
  • 潮がある程度通っている
  • 低気圧通過後はある程度日数が経過している

 

これらの条件を見ていくことになる。

 

この中で優先したい条件としては「朝・夕マズメに釣行する」という時間的な要素になる。

ヒラメ マズメ

時間的な要素は毎日必ず訪れるものなので、これを外さない手はない。

他の要素に関しては運やタイミングによって左右されるものも多く、確実性に欠ける。

 

私の場合は「朝・夕マズメ+潮が通っている」という条件を1つの目安にしてポイント開拓をすることが多いかな。

これを満たす条件下で反応がなければ、そのポイントはいったん「ヒラメが釣れる可能性が低い場所」として判断することが多い。

場所の可能性を見切るまでの回数

それじゃあ条件に合致している状況下での「1回の釣行で」釣り場の良し悪しを判断するかというと、そうではない。

魚釣りには人間にはわからない不確定な要素が発生することもあり、絶対釣れる条件なのに「どういうわけか魚の活性が全く上がらない」ことがあるからだ。

 

だからある程度ヒラメの活性が高くなる条件を満たした中で、2回~3回程度はその場所に釣行した方が良いと考えている。

実際に私だったら釣れる条件に合致しているのに、3回連続でヒラメの反応がなかったらそのポイントは見切るだろう。

ヒラメが釣れる場所は変化する

ここまでで紹介した通り、ヒラメが釣れる場所を開拓するときは

  • ヒラメが釣れやすい条件がある程度揃っていること
  • その条件下で2回~3回ほどは釣行する

 

これらがチェックポイントになるが、一度見切った場所だからといってずっとヒラメが釣れないわけではないから気を付けたい。

季節的な要素の影響

ヒラメ 釣果

ヒラメは季節によってある程度「釣りやすい・釣れにくい」が変化する魚だ。

これは魚影の濃さももちろんだが、特定の時期になるとヒラメが釣れやすい場所があったりするから気を付けたい。

 

基本的に春や秋のヒラメ釣りハイシーズンは比較的後半にヒラメが散る傾向があり、ポイント開拓の成功確率は高くなりやすい。

一方でヒラメを釣るのが難しくなる冬~春先や真夏はどうか?

 

ヒラメ釣りの難易度が上がる時期の場合、ヒラメは特定の場所に集まったりする。

少し具体的に紹介するなら、夏場は水深が浅いサーフよりもドン深サーフや港湾部など。

ヒラメ 時期 ポイント

一方で厳寒期のヒラメ釣りの場合は、春先の重要なベイトフィッシュであるハク(ボラの幼魚)やチアユなどが集まりやすい場所がアツかったり。

 

だからポイント開拓に訪れた場所が季節限定の場所だったりすると、少し厄介になる。

釣り場開拓の精度を上げるなら時間を空けて再調査

ある程度連続して釣り場に訪れてヒラメが釣れなかった場合、その場所のポテンシャルをより正確に把握するのであれば、時期を変えて再エントリーするのも良い。

例えば、春に釣行してダメだったポイントであっても、水温が上昇した夏に釣行したらヒラメが釣れたりすることだってあるからね。

 

私の場合「この場所はヒラメが釣れそうな地形をしているな」と思った時は、最初の方で紹介したようにまずは2~3回ほど連続で釣行してみる。

その後時間を空けて季節が進んでから再び釣行し、その場所が時期的なポイントの可能性はないか探ってみる。

 

時間と労力は確かに必要になるが、これくらい丹念にポイント開拓をすれば釣り場の引き出しがどんどん増えていくぞ。



ヒラメ釣りが上達しない人のパターン

残念ながら、ヒラメ釣りがいつまでたっても上達しない方は存在する。

情報にやたら左右される人

私が住む静岡も当てはまるが、釣れている情報が入るとその場所にこぞって出かける人達はかなり多い。

確かにヒラメ釣り初心者の方は仕方ないかもしれないが、ある程度ヒラメが釣ったことがあるなら、この行動から次のレベルへ行った方が絶対に良い。

 

手っ取り早く・確実に魚を釣りたい気持ちはわからなくはないが、この繰り返しをしていても自分の引き出しはなかなか増えていかない。

釣りもスポーツも仕事もそうだが、最終的に上達する人は自分で考え、あれこれ試してみる習慣がある。

 

ヒラメ釣りの場所選びもこれに当てはまり、ヒラメが釣れた経験を基に、似たような条件の場所をあちこち探してみると良い。

そうすると思いがけない発見があったり、自分なりのポイント開拓パターンが出来ていくのでどんどんヒラメが釣れるようになっていくはず。

たとえ釣り場開拓に失敗したとしても、釣れないということが分かっただけでも十分な収穫だからね。

釣れない時こそ実は楽しい

ヒラメ 釣れない時 楽しい

ヒラメ釣りに挑戦し、2~3回くらいの釣行ですぐにやめてしまう方も結構いる。

そしてしばらく間が空いて「釣れてる情報」が入ると、またヒラメ釣りに何度か出かける。

しかし、また釣れない・・・。

 

こういう負のスパイラルに入ると、どの釣りでも魚が釣れるようにはならない。

ヒラメ釣りはタイミングの要素がある程度大きいので、他の釣りに浮気する前に立て続けに釣行を続けた方が「釣れるタイミング」に遭遇しやすいのは間違いない。

 

魚釣りは正しく努力を続けると、だんだん狙って魚が釣れるようになっていく。

そのままさらに経験を積むと、魚が釣れてもあまり感動しなくなる(笑)

 

私は以前ほぼ毎日ヒラメ釣りに出かけ続けていたが、今思えば一番楽しかったのはヒラメがあまり釣れず、勝手もよくわかっていなかった時だ。

私の場合は淡水~船釣りまでいろんな経験をしているが、他の釣りも全く同じ。

 

一番楽しいのは初心者~少しわかり始めたくらいの時で、このあまり釣れない時を「どれだけ楽しむことができるようになるのか?」というのがかなり重要。

その地域全体で誰もヒラメが釣れなかったら仕方ない部分もあるが、誰かが釣っているのであれば、どこかに攻略の方法があるはず。

 

それを見つけるために、釣れない時を自分なりに楽しむことができるようになったら、今後確実に釣りが上達していくはずだ。

自分には釣れなくても周りに釣れている人がいるなら、自分にはもっと魚が釣れるようになる可能性があるってこと。

そしたら何となくポジティブになれるよね。

 

私は琵琶湖のバス釣りを習得するために、琵琶湖までの往復約700kmを通い続けていた時期がある。

ヒラメ 釣れない 特徴

その時は釣れない条件をハッキリさせるため、「あえて」その条件下では釣れない場所で釣りをやったりしたこともある。

当然その時はボウズを食らうんだけど、釣れないことがはっきり分かれば次回以降に活かせるからね。

そういう積み重ねを続けていたら、バス釣りも含めて色んな釣りがどんどん上達しました。

 

多分わざわざこんなことをするのは私くらいだと思いますが、今となってはいい思い出です(笑)

 

魚釣りが上手になりたいと本気で思うのであれば、地道な努力はやはり必要だね。

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