エギングにリーダー無しの直結はアリか?ノットを組む必要性を知ろう

エギング リーダー無しの直結

さてさて、今回はエギングに関するライン講座。

以前質問を受けたことがある「エギングではPEライン直結はダメなのか?」ということについて。

PEラインを使い始めて間もない初心者の方の場合は特に、「PEラインとリーダーを結ぶのがめんどい・・・・」というパターンに陥りやすい。

特に釣り場でショックリーダーから切れてしまった時は確かにそう思うものだ。

しかし、結論から言えば

エギングするならリーダーは絶対に必要だし、釣りの快適性・安心感に大きく影響を与えるから手は抜かない。

というのが私の結論だ。

これはエギングに限らず釣り全般に言えることだけど、ラインは竿やリール以上にこだわるべきで、釣果に直接的な影響を与えるもの。

面倒に思っても必ずノットを結んで釣りをするように!

今回はリーダーの必要性について詳しく紹介していくので、直結のエギングは基本やらないようしよう。

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2019年8月21日



リーダー無しの直結によるデメリット

最初にデメリットを紹介しておくと、大体こんな感じになる。

  1. PEラインの強度が引き出しにくい
  2. ショック吸収性が無に等しい
  3. 根ズレに超弱い
  4. ラインの浮力が高く、風や潮の影響を受けやすくなる

 

気になる点をサクッと挙げてみるとこんな感じかな。

PEラインの強度が引き出しにくい

PEライン 結束強度

PEラインをエギ(スナップ)に直接結ぶと、通常のノットではラインが本来持っている強度を引き出しにくい。

ナイロンやフロロカーボン、エステルといった素材と比較するとPEラインは結び目の強度がどうしても落ちやすい。

パロマーノットなどを使えばある程度の強度は引き出せるが、それでも強度の低下は目立つ。

PEラインは細くて滑りが良いが、欠点として直結で接続すると滑りが良くてすっぽ抜けが発生しやすかったり、結束強度そのものが出し難いのさ。

エギングでは細いラインを使うと感度などの面で大きなメリットがあるが、強度をしっかり引き出すためにもリーダーと正しくノットを組む方が良い。

ショック吸収性が極端に低くなる

エギング 釣果

PEラインは高感度で伸びが少ない。

だから釣りの感度を上げるのに役立つんだけど、逆に言えば「ショックが加わると簡単に切れやすい」という性質がある。

だからやたらと伸びが少なければいいというわけではなく、程よく伸びるリーダーと組み合わせることで感度とショック吸収性のバランスをとる。

伸びが少なければダイレクトな操作感が発揮されやすいが、その分イカがアタックして来た時に身切れを起こしたりしやすい。

また、エギを動かした時の衝撃が手元に強く来るようになるので、人によっては程よくマイルドな操作感の方が好みという方もいる。

伸びが無いということは、エギをシャクった時に根掛かったりしたらラインが伸びず、簡単にラインブレイクしたり最悪の場合はロッドに負荷が集中して折れたり。

PEラインの低伸度な高感度は武器にもなるが、衝撃を吸収するリーダーと組み合わさることでそのメリットがよりうまく引き出せるようになる。

こういった面から見ても、エギングをする時は直結よりもリーダーを結んだ方が良いと言える。

リーダー無しの直結は根ズレに弱い

エギングにも釣り方は色々あるが、最も基本となるスタイルは

  1. エギを着底させる
  2. エギにアクションを加え、上に持ち上げる
  3. エギをフォールさせ、着底後しばらくステイ

 

このような釣り方になる。

エギング リーダー無し 直結 根ズレ

また、エギの構造を見てみると分かるんだけど、エギって頭下がりでフォールしてボトムにつくんだよね。

だからボトム周辺を探るエギングをすると、ラインを結んだ付近を中心にかなり根ズレしやすいという特性がある。

特に手前側の水深が浅くなっている場所などでエギングをすると、あっという間にラインに傷がついていく事も多い。

PEラインは細い原糸が組み合わさってできているから、フロロカーボンやナイロンラインよりも根ズレした時にラインが毛羽立ちやすくて切れやすい。

こういう根ズレに弱い弱点を補うためにも、リーダーは必ず結んで釣りをするように。

エギングで使用するPEラインは1号以下の細い号数が殆どだから、ちょっとでも海底に擦れて傷が入るとあっけなくラインブレイクするから気を付ける事!

ラインの浮力が高く・風などの影響を受けやすい

PEラインは比重が軽く、海水に対して浮く性質がある。

これに対してリーダーに使用されることが多いフロロカーボンラインは高比重で潮への馴染みが良い。

PE直結とリーダー付きのラインシステムでエギをキャストした場合、ラインの漂い方はこんな感じになる。

PEライン直結 リーダー付き ラインの漂い方

リーダー無しの直結の場合、エギから離れた場所のPEラインは浮力によって速やかに浮かび上がる。

一方で比重が大きいショックリーダー付きの場合、リーダー部分の重さで一気に浮かび上がることは無い。

この差は意外と大きいもので、例えばリーダー無しで風が吹いている状況で釣りをしたらどうなるか?

リーダーが接続されていない状態だと、海面に漂うPEラインが長くなる傾向がある。

これによって、風の影響を受けやすくなるんだよね。

また、比重が軽い事で海中を漂うラインもラインの弛みが発生しやすくなる。

だから比重が高いリーダーを適切に使用することで、PEラインの浮力を上手く消して釣りを快適にする効果もあるって事!

※ただし、エギング用のPEラインは一部にサスペンドやシンキングと呼ばれる高比重なアイテムも存在している



エギングに使うリーダー選び

エギングに使用するリーダーの種類について、簡単に紹介しておく。

素材はフロロカーボンラインを選ぶ

フロロカーボンライン ショックリーダー

リーダーに使われる素材は、ナイロンラインとフロロカーボンラインが一般的だ。

この中でエギングに適しているものはどちらかというとフロロカーボンラインになる。

ナイロンラインでも出来ないことは無いが、こだわりが無ければフロロ素材を絶対におすすめする。

高比重で馴染みが良い

先程も少し紹介したように、フロロカーボンラインはナイロン素材よりも高比重で沈み込むのが速い。

これによってPEラインの高すぎる浮力を程よく調整し、潮への馴染みを良くする効果があるぞ。

ナイロンラインもPEラインよりは比重が重いが、フロロよりは明らかに軽いラインになる。

耐久力に優れる

ナイロン素材の特性として、日光に当たったり水につかると素材が分解して劣化していく性質がある。

これに対し、フロロカーボン素材の方がこのような劣化に強く、傷さえ入らなければロングランで使い易い。

もちろんリーダーは毎回結び変えるのがベストだけど、そこまでやりたくないという方はかなり多いとはずだ。

根ズレに強い

ナイロンラインはしなやかで癖が付きにくい性質があるが、表面硬度が低いので傷が入りやすい。

一方でフロロカーボンラインはシャキッとした張り・コシが有って表面が硬めだ。

柔らかいラインと硬いラインを比較した場合、海底の石などに擦れた時にラインに傷が入りやすいのは柔らかいラインだ。

エギングは海底付近を攻めることも非常に多いので、傷に対して強いフロロカーボン素材の方がおすすめ!

おすすめショックリーダー

グランドマックスFX2号

どんなリーダーを選んでいいのか分からないのであれば、私のおすすめはシーガーグランドマックスFXの2号!

使ってみれば分かるが、一般的なフロロカーボンラインよりも明らかに強く・多少傷が入っても粘って持ちこたえてくれる。

強度テストの結果からもその違いは明確に出ており、非常に信頼して使っているぞ。

元々は磯用のハリスだけど、リーダーとしての性能も申し分なし!

渓流のルアーから色んな釣りのリーダーとしてこのラインを使っている。

定価は高いが、半額程で購入できるし60m巻きなのでたっぷり使えるので性能を考えたらむしろお得。

リーダー選びで悩んでいるなら1度使ってみて欲しい。きっと後悔することは無いはず。

PEラインとリーダーを結ぶノットの種類

エギングで使用するPEラインは、ノットを接続する必要があることはこれまで紹介した通りだ。

PEラインとリーダーを接続するノットの種類だが、かなり色んな結び方がある。

結び目の小ささや強度を引き出す事を優先して考えると、おすすめは摩擦系のノット。

摩擦系のノットは練習が必要だが、1度覚えてしまえば他の釣りに応用が利くし強度の面で圧倒的に有利。

実際に私の場合は摩擦系のノットしか使わないくらいなので、これからエギングに挑戦するならぜひ覚えてもらいたい。

個人的に初心者の方におすすめはSCノット、またはFGノットかなぁ。

SCノット

SCノット

エギングで使用するPEライン0.6号位から使用できるノットで、練習が必要が編み込みの作業が楽なノット。

正しく接続すると結束強度は90%以上引き出せ、強度的に問題はない。

欠点を挙げると、

  1. ノットの締め込みが硬い(下手に締め込むと強度が落ちる)
  2. 0.4号などの細いPEラインはすっぽ抜けやすい

という事かな。

私の場合は編み込みに慣れているので後で紹介するFGノットがメインだ。

FGノット

FGノット

摩擦系ノットで一番ベーシックなのがFGノット。

編み込みには練習が必要だが、慣れてしまえば20秒ほどで十分に編み込みが出来るようになる。

FGノットの良さとしては、編み込みの手間がある代わりに「締め込みが楽!」という事。

正しい回数編み込みをすれば、スムーズに締め込みが出来るのでこの点はSCノットよりも優れていると感じる。

0.2号などの細いPEラインでも、正しく結んだFGノットはすっぽ抜けにくい。

PRノット

PRノット

SCノットやFGノットよりも、若干ノットの全長が長くなりやすいのがPRノット。

最大の特徴は「締め込みが不要で、強度が最も引き出せる」ということだ。

摩擦系のノットは結び目が出来ず、PEラインの強度は比較的引き出し易い。

しかし、締め込みの作業でどうしても原糸に傷が付きやすく、若干強度の低下が見られる。

PRノットは締め込みそのものが不要なので、ラインが持っている直線強度をそのまま引き出せる。また、太いPEラインでも締め込みがいらないので楽に結束できるメリットがある。

欠点としては、ノッター(ボビン)と呼ばれるアイテムが必要な事。

PRノット ノッター ボビン

慣れてしまえば簡単に出来るが、練習しないと確実に失敗するノットなのでこの辺りは一長一短。

エギングでも普通に使えるノットだが、どちらかというと普段船で大物釣りなどを楽しむ方が好んで使うことが多いかな!

私の場合、1.5号までのPEラインとリーダーの結束はFGノット。それ以上の太い号数の場合はPRノットを使うようにしている。

 

ざっとまぁこんな感じで今回はおしまい。

とにかく言いたいのは、エギングするなら直結じゃなくてリーダーを結んでね!

っていうこと。

エギを無駄に無くしたりしない為にも、めんどくさがらずにノットを組む癖を付けよう。

それでは、今回はこの辺で。また明日会いましょう!

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