こんにちは、まるなか(@marunakafish)です。
さてさて、今回も青物狙いでライトショアジギングへ行ってきました。
最近あまり様子を見ていなかったポイントのチェックを兼ねての釣行ですね!
時期的に良型のブリが釣れる可能性が高くなってくるはずなんですが、果たしてどんな展開になったのか?
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我慢の展開で突然のヒット!
とりあえず狙いのポイントに到着しましたが、ボイルなどの様子は全くなく、真冬の海という感じですね。
しかし、地形的にこのポイントは真冬でも青物が溜まりやすいはずなので、可能性はあると思うんですが・・・。
あまり潮は流れていない気がするので、先発はメジャークラフトのジグパラショートをチョイス。
ジグパラショートは程よく偏平したボディでスロー~中速までの誘いで使いやすいオールラウンダーで、かなりハイバランスなメタルジグ。
ですので、少し活性が低そうな場面でも、ジグをしっかりとヒラヒラさせて魚に見せることができるというわけですね。
とりあえず潮の状況から見ていきますが、案の定中層~底潮もあまり利いておらず、どこかどんよりとしたコンディション。
こうなってしまうと、少し我慢して投げ続ける忍耐の釣りになる可能性が高いですね。
誘いのパターンとしては、沖の深場はスローなジャークでジグを魚に見せて反応させ、斜面に絡めて食わせることになりそうです。
活性が高ければオープンエリアでシンプルに食ってきますが、この感じだとそれはあまり期待できそうにないです。
中層~ボトム付近のやや深いレンジを丁寧に探りつつ、時々中速までの巻きをコンビネーションさせて釣ります。
釣り開始からしばらくこれといった反応はありませんでしたが、時々潮が横方向に流れたり、止まったりを繰り返していますね。
そこまで潮は早くないんですが、これならワンチャンスあるかも?
潮にジグをうまく当てながら、丁寧にジグパラショートを操作しながら釣っていくと、斜面の上を誘いあげた際に「ゴッ」というバイト!
すかさず合わせを入れて無事フッキングしましたが、これは中々の重量感です。
YouTubeの動画を見てくださっている方は分かると思いますが、基本的に私はドラグをあまり出さずにキャッチするスタイルです。
だいたい5~6kg、80cm台そこそこ位までのブリ系青物であれば、比較的スルスルと寄せてキャッチします。
しかし、今回の魚はかなり重たく、スローな首振りの後に強烈な重たい突込み。
締めこんだドラグがズルズル滑ります。
首を大きく振ったので、大型のマダイかと思ったんですが、その後細かく首を振って横方向に移動するので、ブリと確信。
これはメータークラス、最低でも8kgくらいはありそう。
問題は斜面をどうクリアするかで、険しい斜面の少し深いレンジで食ってきたので、下手にやり取りするとラインが斜面に擦れて切れそう・・・・。
立ち位置を微調整しながら引きを止めて寄せに入りますが、かなり重たいので浮上させるのが結構大変です。
そのまま手前方向にジリジリ寄せたんですが、再び強い突込みがあり、斜面に沿って横方向に引かれる・・・。
かなり嫌な角度で引き込まれたのを感じましたが、ドラグが出されてそのまま「フッ・・・」と軽くなってしまいました。
痛恨の根ズレによるラインブレイクですね。
明らかに良型ブリだったので、これは非常に悔しかったです。
10kgクラスでもおかしくない重量感でした。
噛みあわない展開
ジグパラショートをロストしてしまいましたが、もう1つ予備を持っていたので、再びジグパラショートを使おうか迷いました。
しかし、気分転換もかね、今度はZEAKEのRサーディン40gをチョイス。
ジグパラショートと似ているタイプの平たい形状のジグですが、Rサーディンの方がやや後方重心で平たいので、アクションを与えた時のピラピラ感が強くて波動もやや強め。
Rサーディンに替え、アクションは似たような感じでスローなジャークで誘いを掛け、巻きにスイッチして斜面に絡ませていきます。
案の定連発で反応が出ることはなく、しばらく何もない状態が続いたんですが、今度も斜面の上を巻き上げた後、フォールを入れた瞬間に「カツン」と小さなバイト!
すかさずフッキングを入れたものの掛からず、すぐにまた巻きを入れて誘い上げ、ピタッと止めると追い食い!
もう1度フッキングを入れたんですが、合わせた瞬間に「フッ・・・」とテンションが抜けてラインブレイク・・・。
回収してラインをチェックすると、スパッと切られています。
どうやらサワラに切られたようですね。
今年は全然サワラが釣れなかったんですが、ここにきて接岸してきたか・・・。
ジグパラショートに続いてRサーディンもロストしてしまって気分は少し落ち込みますし、この時期の貴重なバイトを2回もミスしてしまい、精神的なダメージが結構大きかったです。
諦めずに釣り続けて・・・
どうやら平たい系のジグでピラピラさせるのが良さそうなので、ジグは再びジグパラショートをチョイス。
予備を持っておいて良かったですね。
その後も潮は動かない時間が多い中、時々横方向に流れたりして、若干の変化はあります。
ボイルなどは一切ありませんが、ここは丁寧に釣りを続けてワンチャンスをものにするしかありません。
サワラによるラインブレイクからひたすらキャストを続けていると、特に前触れもなく斜面絡みで「ゴッ」という感触!
すかさずフッキングを入れると無事フックアップし、青物の重量感です。
ここまでミスが続いていたので、いつもより少し慎重にやり取りし、見えてきたのはワラサ。
最初に掛けたブリとは重量感が全く違いましたが、この状況では釣れれば何でも嬉しい。
波のタイミングを見てズリ上げ、無事キャッチしました。
冬の1本自体が嬉しいですが、ここまでうまくいかなかったので、とりわけ満足な釣果になりましたね。
反応がかなり乏しい中、丁寧に釣り続けて良かった。
ハイシーズンに釣れる10kgのヒラマサよりも嬉しかったです(笑)
この1匹でかなり満足したので、今回はこれにて撤収することにしました。
今後もまだしばらくは非常に寒くて厳しい時期が続きますが、反応が少ない中の1本を求めて青物釣りに行ってしまうんですよね。
この撃沈とのギリギリの駆け引きが楽しく、夢中になってしまいます!
目をつけていた冬のスポットに魚が居ることも分かったし、良型ブリ・サワラは逃してしまいましたが、大きな収穫になりました。
使用タックル
- ロッド:ジャンプライズ オールウェイク106モンスターバトルリミテッド
- リール:ダイワ 23ソルティガ5000XH
- ライン:シマノ ピットブル8+2号+ シーガー グランドマックス 10号
- ルアー:メジャークラフト ジグパラショート40g、ZEAKE Rサーディン40g