さてさて、今回はナマズのルアー釣りに使うリール選びについて。
どんな点に注目すれば使いやすいアイテムが選べるのか、そのチェックポイントを実釣経験に基づいて紹介していくぞ。
身近なフィールドで豪快な水面炸裂ゲームが楽しめるナマズゲーム。適切なリール選びに必要な知識を身に付けておこう!
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ナマズ釣りに使うリール選びの要点!
まずはどんなリールがナマズのルアー釣りに向いているのか?
チェックポイントを簡単にまとめておこう。
- リールの大きさ・糸巻き量:最低14LB100m以上巻けるものを選ぶ
- リールのギア比:好みもあるが、おすすめはハイギアのリール
- 価格帯:長く使うなら、耐久性のある実売20000円位の物がおすすめ
私がナマズ釣りに使うリールを選ぶ際、チェックしている事は大体こんな感じ。
ナマズ釣りは繊細で細かいテクニックを駆使するという事は少ない。壊れない耐久性と、ある程度太いラインを必要分キッチリ巻けるラインキャパが重要だぞ!
ナマズ釣りに適したリールのサイズ、糸巻き量
リールを選ぶ際にかなり重要となる糸巻き量について。
ナマズ釣りでは細いラインを使う事は少なく、最低でも14LB以上の強度のあるラインを使用する場合が殆ど。
開けた場所~少しカバーが絡んだ場所でもオールラウンドに使用するとなると、16LBや20LBクラスのラインを使う事になる。
だからリールを選ぶ際は、
最低でもナイロンライン14LBが100m巻けるもの。
少し余裕を持たせるなら16LB100m、または20LB100m巻けるものなら安心だ。
私の場合は足場の高い場所や草の生えているポイントで釣りをすることも多いので、20LB以上のラインを巻くことが多い。だから20LBラインが100m巻けるリールを使ってナマズ釣りを楽しんでいるぞ。
ナマズ釣りに適したリールのギア比
次にチェックしておきたいのがリールのギア比。言い換えれば巻き取りの速さだ。
リールのギア比が高いものはハイギアと呼ばれるんだけど、ハイギアリールはハンドルを1回転させた時のラインの巻き取り量が速い。
だからルアーを早く巻き取るのが得意だ。
一方でギア比が低めのものはノーマルギアやローギアと呼ばれ、巻き取りが遅い代わりに巻き感が軽く、重たいルアーでも軽快に巻くことが出来る。
ナマズ釣りは流れの有る河川がフィールドになることも多く、流れのある場所では1早く糸ふけを取ってルアーの泳ぎ出しを早くするのが重要。
だから個人的におすすめなのは巻き取りの速いハイギア!
ギア比でいったら7前後がおすすめで、8を超えてくるとちょっと巻き取りの重さが気になりやすいかな。
ナマズ釣りはオールドタックルと言い、年代物のタックルで釣りを楽しむ方もいる。古いリールはローギアのリールが多く、実釣面では巻き取りが遅くて釣りの手返しが悪くなる場合もある。
こだわりが無いのであれば、巻き取りの速いハイギアリールを選んでおけばOK。
耐久性のあるリールを選ぶ
ナマズ釣りはブラックバス釣りよりも比較的重量のあるルアーを使う事が多い。
安価なベイトリールは耐久性が低くく、巻き抵抗の強いルアーを使い続けていると巻き心地が悪くなったりしやすい。
だからある程度長く使うならそれなりの価格帯のリールを選んだ方が良いと思う。
ある程度の価格帯のリールの方がルアーの飛距離も伸びるし、バックラッシュも発生し難くなってストレスのない釣りが展開しやすい。長く使えるからかえって安上がりになることも多いしね!
個人的におすすめはシマノかダイワの日本製のベイトリール。
実売価格で20000円位のものを購入しておけば実釣面での性能も十分で、長く使う事が出来る。シマノならスコーピオン、ダイワならタトゥーラクラス以上を選んで大切に使うのがおすすめ!
ナマズ釣りにおすすめなリール
最後に「私が実際にナマズ釣りに使っている」おすすめリールを紹介しておく。
どれも使い勝手が良く、買って後悔するものはないだろう。
※私は右巻きリールを使っているので、表示は右巻きモデルになる。
左巻きのリールはダイワの場合「L」が番手表記の末尾に入り、シマノの左巻きリールはリールサイズを表す数字の末尾が「1」になる。
〈ダイワの場合〉
- ダイワ 19タトゥーラTW 100SH:右巻き
- ダイワ 19タトゥーラTW 100SHL:左巻き
〈シマノの場合〉
- シマノ 19スコーピオンMGL 100HG:右巻き
- シマノ 19スコーピオンMGL 101HG:左巻き
ダイワ 19タトゥーラTW 100SH
実売価格15000円前後で購入でき、この価格帯の中では非常に実釣性能にも優れているおすすめリール!
これから本格的にナマズ釣りに挑戦する方~既にタックルを持っている方のセカンドタックルとしても、誰にでも使い易い!
ハイエンド機種と比べても見劣りしない飛距離は非常に魅力的で、特にアンダーハンドキャストの時の低い弾道でルアーを入れていくのは快感だ。
とにかくよく飛ぶリールで、この価格帯では今まで使ってきたリールの中でも1番飛ぶ印象。
ラインの放出性能が非常に高く、10g以上のルアーなら快適に・バックラッシュを抑えて釣りが出来ている。
巻き心地の点は上級機種に劣る部分があるが、実釣時に気になるレベルではない。
シマノ 19スコーピオンMGL 150HG
タトゥーラよりも価格はちょっと高め、大体2万円前後で購入できるリールになる。
ブレーキシステムがシマノの場合は遠心ブレーキになり、ダイワのマグネット式と比べると調整が若干面倒かもしれない。
しかし、設定がハマった時の飛距離の伸びは非常に気持ちが良く、特にキャスト後半のルアーの伸びは抜群に良い!
また、巻き心地の点でシマノのリールの方がしっとりしていて滑らかな特徴があるかな!
実釣性能+巻き感などにもある程度こだわりたい方におすすめ!
シマノ カルカッタコンクエスト200HG
私まるなかのナマズゲーム用リールの主力機として、ずっと使い続けてきている。
ラインキャパや耐久性など、実釣面での不満はないハイエンドリール。
ナマズ以外にもシーバスゲームなどに使っても何ら問題なく、かなり負荷を掛けても巻き心地が悪くなったりすることはない。
良いタックルを長く使いたいなら、やっぱりコンクエスト!
金属ボディの重厚感・剛性感は使っていて気持ちがいい。
まとめ!
ナマズ釣りに使うリール選び・私が実際に使っているおすすめアイテムはこんな感じですね。
重要なのは、まずは使うラインをしっかり巻ける糸巻き量があることと、すぐに壊れない耐久性ですね。
最近のリールはかなり進化しているので、2万円前後のリールになってくると、4万・5万するような購入リールと大差なく使えます。
ある程度長く使うのであれば、そこそこなグレードのリールを選ぶことをおすすめします。
ナマズ釣りに必要な基礎知識や、タックル選びについて知りたい方は【ナマズ釣り初心者講座】を参考にどうぞ。
より詳しい解説や、実際に私が使っているおすすめアイテム解説記事の紹介などもあり、ナマズ釣り全般を深く知ることができます。
全て筆者の経験・実績に基づいており、釣果アップやアイテム選びの役に立ててもらえたら幸いです。
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初めまして。僕も静岡人で最近ナマズにハマってしまいました。
さっそくですがナジーバグの耐久性について教えて頂きたいのですが、いかがなものでしょうか?購入を検討していますが感覚的にはいずれ壊れてしまいそうな気がしますが……
メーカーに忖度無しでお答え頂けたら有り難いです。
お願いしますm(_ _)m
こんにちは、まるなかです。
キャタピーなどのカップ系ルアーもいつかは壊れるので、ナジーバグも当然いつかは壊れます。
私の場合はミスキャストでぶつけたりすることはほとんどありませんが、
15本くらい釣った感じでは壊れる気配はありません。
私としては必要な耐久性は確保されていると思います。